徹子の部屋　奈美悦子[字]…の番組内容解析まとめ

出典：EPGの番組情報

徹子の部屋　奈美悦子[字]

～７１歳！結婚１５年…夫と円満の秘訣は“家庭内別居”～奈美悦子さんが今日のゲストです。

◇ゲスト
５６歳で熟年結婚したことが当時話題に！現在７１歳の奈美悦子さんがゲスト。今日は、奈美さんの明るく楽しいトークをお楽しみに！
◇番組内容
夫婦円満の秘訣は一軒家の２階と３階で家庭内別居生活を送ること。でも朝、夫が起きて来ないと心配になるので、７０代になったら同じ部屋で寝ようと思っていたが、その計画が頓挫し…!?朝晩、夫婦で愛犬の散歩をするのが日課。愛犬クッキーは保護犬で出会った時はやせ細っていたが、今はすっかり見違えるほど。そんな愛犬への不満は寝るのがいつも夫の部屋で!?また２年前、４０年以上我慢してきた外反母趾の手術をした経緯も語る。
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組ＨＰ
　http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー／教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字（字幕）

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キーワード出現数ベスト20

1. 主人
2. 奇麗
3. 全部
4. フフフフ
5. 可愛
6. 手術
7. 全然
8. 部屋
9. クッキー
10. 自分
11. ハハハハ
12. 一緒
13. 外反母趾
14. 今日
15. 相当
16. 大丈夫
17. 本当
18. コーヒー
19. 写真
20. 保護犬

解析用ソース（見逃した方はネタバレ注意）

(黒柳)56歳の時 この方と

３度目の結婚で話題になった方が

今日のお客様です｡

それから15年
現在 71歳の奈美悦子さんです｡

どうぞ こちらへ｡

２年前 40年来の悩みだった
ある手術をなさって

今 こんなに
軽やかにいらっしゃいますけども｡

よろしくお願い致します｡
よろしくお願いします｡

どうも しばらくでございました｡
しばらくでした｡

あなた スタイル
全然変わらないのね｡

いや やっぱり 変わっていますね｡
いやいや…｡

変わっていますけど
変わってないようなふりして…｡

でも 全然変わっていない｡
ありがとうございます｡

すごくいい格好｡
ありがとうございます｡

みんなに そう言われるでしょ？
いや でも まあ

｢太らないわね｣っていうのは
言われますけど｡

なるべく食事で

コントロールするようには
しています｡ はい｡

偉い｡ でも まあね

お奇麗で お売りになった方だから
やっぱりね｡

大昔…｡ ハハハ…｡
大昔 踊ってましたんで｡

｢どうしちゃったんですか？｣って
言われると困るもんね｡

ちょっと そうですね｡ はい｡

で 56歳の時に
１歳年上の並川博さんという

カメラマンの方｡
はい｡

世田谷のリチャード･ギアと
いわれている方と

ご結婚あそばしたんです｡
はい｡

それから
15年という事でございます｡

『徹子の部屋』に
ご出演になったんですよ｡

ちょっと その時のＶＴＲを
拝見させて頂きます｡

今のご主人です｡

｢なかなか お願いしても
出て頂けなかったんです｣

｢でも よかった 出て頂けてね｣
｢そうなんですよ｣

｢あなたが こういう いい方と
ご一緒だったら

安心できるって みんなが｣
｢ありがとうございます｣

｢この方 一緒にいて
面白いですか？｣

｢この方は
ずっと こういう方ですから｣

｢ずっと１人で…｣

｢なんか言ってます｣
｢しゃべっていらっしゃいます｣

フフフフ…｡ 失礼な｡
ハハハハ…｡ 面白い｡

でも 大体
独り言みたいなものですね｡

なんか言っても
｢ふん｣とか ｢はあ｣とか

｢うん｣ぐらいしかないので
返事が｡

大体 私がしゃべって… はい｡

でも
夫婦円満の秘訣っていうものは

一軒家の２階と３階で…｡
そうです｡

家庭内別居生活を送るのが
もう 一番の…｡

長く家庭内別居生活していますね｡
はい｡

結婚15年？
そうですね｡

ずっと家庭内別居です｡
お互い 70代になって？

そう｡ 70になったら
一緒の部屋にしましょうって｡

でないと もしかして 朝…｡

彼が３階で
私 ２階にいるんですけど

もし下りてこなくて
もし亡くなっていたら

やっぱり 警察 呼んだり
色々した時に

えっ 奥さんは何してたんですか？
っていう事になって

私が疑われるから｡

だから 70になったら
一緒の部屋で寝ましょうって｡

そしたら なんかあった時に
夜中に｢大丈夫？｣とか言えるから

そうしましょうって
言っていたんですけども

やっぱり 別々です 今も｡

フフ…｡ どうしたんですか？
うちは ワンコちゃん いるので

ワンコを連れて
よく旅行に行くんですけど｡

その時 旅行に行くと どうしても
同じお部屋になりますよね｡

寝室が一緒なんですよ｡
そうすると なんかね

人が寝ようと思った時に
バンッと電気をつけたりとか｡

で とろとろっと寝た頃に
また パンッと明るくなって

どうしたんだろうと思って
夜中にトイレに行ったりとか

すごくね 目が覚めるの｡

だから すごく疲れるんです
同じ部屋だと｡

やっぱり 別がいい｡
いびき かいたんだって？

そうなんです｡ お互い…｡

｢すごい いびき かくから
目が覚める｣って言ったら

｢君の方が すごかった｣って
言われて｡

｢私は かいてない｣って…｡
フフフフ…｡

２人とも かいてますけど｡
そうなの｡

だから 別々の方がいいんですか｡

別々の方が平和ですね｡
好きなタイミングで寝られて

自分で起きたいと思えば
起きられたりとか

すごい楽ですね｡
そう思いますね｡

そして これからが…
今日 皆さん 大変ですよ｡

２年前 20代から ずっと
40年以上 我慢していらした

外反母趾の手術をなさったんです｡
そうなんです｡

私 あなたが
手術なすったっていうから

どんなのかなと思ったら
外反母趾って聞いた時には

うんと驚きましたね｡

あれは 手術できないものだと
思っていたんで｡

私も ずっと… 手術できる
っていうのは聞いてたんですが

昔は 片っぽを切って
リハビリやって

３～４カ月経ったら
もう片っぽをやってで

ものすごい大変だっていうふうに
聞いてたんですが

色々調べたら 最近は 両足一緒に
同時にバンッとできて

３日目に退院するんですよ｡
本当｡

明くる日から歩くんですよ｡
それで ものすごい回復も早くて｡

だから 思い切って
やろうと思って やりました｡

あのね 外反母趾って 皆さん

わからない方いらっしゃるかも
しれないんですけどね

足の指がですね…｡
足の指… 親指が｡

今 見せなくていいの｡ 今 だって
外反母趾じゃないでしょ？

今 奇麗です｡ フフフフ…｡

あっ 外反母趾の写真がある…｡
はい｡ あります｡

ちょっと 写真 見せて｡
うわー すごい｡

上が そうなんです｡
上が外反母趾ですね｡

そうなんです｡
親指がね… 問題はですね

だんだん内側に
曲がってきちゃうんですよね｡

そうなんですよ｡
それで あそこの所に

三角形に出っ張っちゃうから
そこが すごく痛くなって｡

痛くて 靴も合わないし…｡
杉村春子先生なんかね

靴なんかね
あそこの所 丸く開けてね

そこに
ちょっと 花なんかつけてね

痛くないように
していらっしゃいましたよ｡

で あの出っ張りは
相当 出っ張っていますね｡

そうなんです｡
ですから 靴を選ぶ時も

なんか 流行とか
今 流行っているとか

奇麗とか かっこいいじゃなくて
柔らかい生地｡

革が柔らかいものとか｡
当たっても痛くないように｡

で あなたなんか
踊ったりなんかなさるから｡

ハイヒールで踊ったりすると…｡
そうなんですよ｡

すごいですよね｡
もう 本当に ちょっと

かっこいいブーツなんか
冬 履いている時は

もう なんか ブーツ履いて
｢はい 写真 撮ります｣とかいって

撮ってても
涙が出てくるぐらい痛くて｡

あっ 痛いの｡
頭も痛くなってきて｡

ブーツでも？
ブーツでも｡

それで
お買い物に行こうと思っても…｡

バーゲンだから
お買い物に行こうと思っても

ちょっと行ったら お茶 飲んで
ちょっと行ったら お茶 飲んで

休憩ばっかりして｡
で もうちょっと先だけど

やっぱり やめて帰ろうと
思うぐらい もう 足が痛くて｡

そのぐらいひどかったの｡
相当ひどいですよね｡ それで…｡

下は 手術のあと…｡
下は 手術のあとで

すごく奇麗にできたんですけど｡

グンッて中に入れて伸ばしたら
ものすごく

前の方 行っちゃうぐらい
長くなっちゃう｡

そうなんですよね｡
でも 靴のサイズを

いつも大きめに履いていたので…
痛いので｡

そこにコットンを入れたりして
大きめを履いていたので

なんか 手術したら 割と…
足が サイズが小さくなりました｡

フフフフ…｡ そうよね｡
はい｡

それで その手術は まず

同時にできるという事で｡
そう｡ 両方同時に｡

でも 同時に…
全身麻酔なんですって？

そうだったんです｡
その麻酔が怖かったんですよ｡

なんか 目 覚めなかったら
どうしようと…｡

でも 大丈夫だったの？
はい｡ 大丈夫だった…

ちゃんと 目 覚めてます｡
大丈夫でした｡

ただ ３日間ぐらいの入院だよって
言われてたんだけども

４日目ぐらいから
リハビリっていうのか

ちょっと
色々やるのかなと思ったら…｡

明くる朝に コンコンコンって
男の人が２人 入ってきて

｢なんですか？｣って 私…｡
｢はい｡ 立ってください｣｡

いや 昨日
切ったばっかりなんですけど｡

｢立ってください｣｡
この人たち 何？ と思って｡

鬼だと思ったんですって？

鬼だと思いましたよ｡ 立って
｢じゃあ 歩きましょうか｣って｡

どうやって歩くんですか？
みたいな｡

ものすごい傷があって
まだ 傷がうずいてる… 痛いのに｡

そこ 取ったわけでしょ？
そこに体重かかったら

傷が裂けるんじゃないかと思って
怖いのに

｢はい｡ 大丈夫ですから
歩いてください｣とか言われて

歩いて｡
そしたら 少し歩けたんですね｡

そしたら じゃあ 今日は
このぐらいにしておきましょうと｡

で 明くる日に来たら 今度
階段みたいなのを持ってきて｡

階段をポンッと部屋に置いて
｢この階段を上がってください｣｡

｢上がったり
下りたりしてください｣って｡

この人たち やっぱり 鬼だと…｡
ハハ…｡

ねえ｡ 痛いよね｡
痛かったです｡

でも 早く歩いた方が
早く回復するからって言われて｡

で もう ３日目には
｢はい｡ 退院です｣って言われて

帰ってきました｡
へえー｡

それで まっすぐになりました？
なりました｡ すごい奇麗な足に｡

もっと早くやればよかったと
思うぐらい｡

そんなぐらい？ あら すごい｡

今は だって 好きな靴 履けるし
ヒール履いても痛くないし｡

あっ そう｡
はい｡ うれしいです｡

すごい｡
まあ 奇麗なおみ足だこと｡

71歳の現在 このプロポーション｡
ハハハハ…｡

ライブでドレス姿も
ご披露になる｡

そうなんです｡ 年に一度だけ
ちっちゃなライブ会場で

歌を歌わせて頂いてるんですけど｡
わあー 奇麗｡

はい｡ こういうドレスを着て｡
お奇麗｡

あっ そう｡ すごい｡
年に一回 毎年 秋に…

10月に 一回だけ
ライブやりたいって言って

わがまま聞いてもらって
今 やってもらっています｡

でも 奈美さん なんでしたか？

病気におなりになって｡
2004年ですか？

そうですね｡
掌蹠膿疱症性骨関節炎っていう｡

すごいでしょ？
はい｡

掌蹠膿疱症性骨関節炎
というもので それを…｡

ものすごい…
漢字10個 並ぶんですけど｡

もう すごいんですよ｡
漢字10個 並ぶ｡

自己免疫疾患ですね｡

リウマチの方とか 膠原病の方と
同じような感じですね｡

免疫が…｡
あっ そうなの｡

なんか 運動は…｡
そうなんですね｡

ちょっと 骨が変形したりも
してきているので

自転車も駄目です｡

小さい時からやっている
乗馬も駄目です｡

とにかく 車だけは しっかりと

シートベルトを締めたら
まあ いいですっていう形で｡

バイクも乗るんですけど
バイクも乗っちゃいけません｡

とにかく 安静にしている事しか
ないというか

あまり激しい運動も
しちゃいけないので｡

だから 太っても
ダイエットできないので｡

運動したり
腹筋とかできないので

なるべく食事療法で
太らないように

毎日 気をつけてる
っていう感じです｡

すごい｡ あっ これ 食事？

はい｡ 私が作った朝ご飯ですね｡
朝食です｡

随分 あなた 丁寧に
朝ご飯 召し上がるのね｡

そうですね｡ なんか 色んなものを
ちょこちょこのせて

目で楽しいみたいな感じと
あと 雑穀のご飯と…｡

塩ジャケと…｡
塩ジャケと卵焼きと

あと 右端が
すくい豆腐みたいな感じで

ちょっと 大葉を入れたりして｡

左側が前日の残りの肉じゃがを…
ハハハ…｡ 食べて｡

あとは ちょこちょこ お漬物とか
らっきょうがあったり

自分で漬けてる
ぬかみそ漬けがあったり｡

ちょっと おひたしみたいなものを
インゲンで作ったり…｡

それで このご飯は
一膳 全部 召し上がると｡

そうですね｡ これ
意外と大きく映ってますけど

ちっちゃめのお茶碗で…
そうですね｡

このぐらいは しっかり
朝は頂きます｡

夜は 炭水化物は
食べないんですけども

朝は しっかりと…｡
そうじゃないとね 本当にね｡

でも ご主人は九州男児で

以前は一切 家事はしない｡
もう 全然…｡

なんにもしなかったんだけど｡
なんにもしないです｡

あなたのご病気以降
おやりになるんですって？

そうなんです｡
結構 夜 ご飯 作ってくれたり｡

なんか こういうのも全部…｡
こんなの？

私がやるよりも 全然
見た目 奇麗なんですよ｡

からすみパスタ？
からすみのパスタを作ってくれたり

あと ビシソワーズみたいな
じゃがいもの冷たい…｡

あら｡ これ なあに？
これ カボス蕎麦で｡

お蕎麦をゆでて

で カボスを いっぱい入れて
おダシを取って…｡

これ おいしかったです｡
おいしそうね｡

おいしかった さっぱりしてて｡
カボスが上にのっかっているの…｡

そうなんです｡
いっぱいのせてもらって｡

で 食べる時は どかすの？
どかして お蕎麦だけ食べて｡

でも すごいさっぱりして
おいしかったです｡

これは ひよこ豆のカレーを
一から全部…｡

すごい｡
作ってくれるんですよ｡

市販のカレールーとかじゃなくて
一から全部 色んなもの…

ガラムマサラとか
コリアンダーとか

クミンシードとか
色々使って 全部 作ってくれて｡

それで ナンを焼いて｡
ナンも お焼きになるの？

あと トマトのサラダとか
ちょっと青いものとか…｡

相当 あなたのご主人は
本式ですね｡

大好きみたいですね｡

それで 奇麗なのが好きみたいで｡
だから 私が ちょっと…｡

あっ 彼が これ作る…
今日 これなんかは

｢チキンのローズマリーで焼くよ｣
って言うから お皿を出したら

｢それじゃないんだけど｣って
言われて

違うお皿をバンッと置いて｡

真っ白なお皿で 絵を描くように
奇麗にやりたい…｡

おいしそう｡
おいしかったです｡

おいしかった？
はい｡ でも 作ってもらうのに

下ごしらえも私だし
テーブルセッティングも私だし

洗い物も私なので うちでは
コック長って呼んでます｡

ハハハハ…｡
でも コック長には

すごくお上手 お上手って言う事に
しているんだって？

｢わあー うれしい｣とか
｢すごいおいしい｣とか もう…｡

また作ってほしいから｡
フフフ…｡ そりゃ そうですよね｡

｢もう 最高｣とか言いながら｡

｢私 なんて幸せなんだろう｣って
言いながら食べてます｡

褒めて褒めて作って頂くのが
いいんだって？

はい｡ フフフフ…｡
でも 仲がいいのね｡

そうですね｡ 年も近いし…
一つしか違わないし

なんか 本当
お友達っていう感じですね｡

いいですよね｡ でもね
そういう方が旦那様にいらしてね｡

そうですね｡ でも お友達からは
老老介護って言われてますけど｡

朝と晩に
夫婦で犬の散歩をするのが日課だ｡

今日も５時半ぐらいから
犬の散歩…｡

ええー｡ そんな早く？
暑いので

早めに行ってあげないと
かわいそうなので｡

あっ 犬が｡
はい｡ 犬がかわいそうなので｡

この犬は保護犬なんですって？
保護犬です｡

以前 来た時に この子の写真を

出させてもらったんですけど｡
そうですよね｡

あら｡ この時ね｡
そう｡ だから…｡

徹子さんが
｢あらまあ 貧相な子ね｣って｡

痩せて…｡
あらー｡

そう｡ 保護犬で
うちに来た日が こんな…｡

今 こんな奇麗になった…｡
違う子みたいでしょ？

違う 違う｡
毛がワーッとね 奇麗に…｡

やっぱり ちょっと
さっきのを もう一回

見せて頂いていいかしら？
見納めに｡

本当にガリガリで
かわいそうなぐらい痩せていて｡

あと ぜんそくを持っていて
左目を失明しているんですね｡

あらー｡
はい｡

それで うまく鼻水が出ないで
目からポトポト落ちるっていう…｡

あら かわいそう｡

定期的に病院 行ったり 色々して｡
今は もう すごく元気ですけど｡

やっぱり 左目は
もう見えないので…｡

あっ そうなの｡ でも この子は

クッキーと
呼んでらっしゃるそうですけど｡

自分の名前は
｢可愛い｣というのだと思って…｡

私が１日に100回ぐらい
｢可愛い 可愛い｣って言うんで

｢可愛い｣って言うと
ん？ 僕の事ですか？ みたいな｡

もう ｢可愛い｣っていうのと

うちの主人は
｢いい子だねー｣って言って｡

いい子と可愛いと
クッキーと

３つ 名前あって｡
これも もうね…

もう すごいんです 主人｡
私にはなんとかかんとかで

｢手洗ったの？ どうしたの？
なんとか｣って言うくせに

｢ああー
クッキー君でちゅか｣って｡

ええー｡
もうね めちゃめちゃ

甘やかしていますね｡
あっ そうなの｡

だから 過保護犬です 今｡
過保護犬｡ 溺愛｡

クッキーのおやつも
手作りなんですって？

主人が胸肉を買ってきて｡

なんか それも
とてもいい胸肉を買ってきて｡

あっ 今日は 胸肉のお料理
してくれるんだと思ったら

そうじゃなくて｡
それを ちょっと

半分 こう… なんだろう｡

冷凍庫に入れておいて
半分 凍らせて

シャッシャッ シャッシャッと
こう 細く切って｡

こうやって干して…
ドライの機械があるので

これで 全部 手作りの
チキンジャーキーを作って｡

９時間ぐらいかかるんですって？
これが｡

そう｡ ９時間ぐらい…
ちょっと量が多いと

10時間かかるんです｡ ハハハハ…｡
相当 おかしいわね｡

でも 一度 こっそり味付けして
食べてみたの？

おいしそうに見えたので

ちょっと 塩コショウをかけて
食べたら

ビールのアテに
ちょうどいいくらいの…｡

ハハハハ…｡
そうなの？

でも クッキーの世話は
ほぼ 奈美さんが担当｡

なのに 寝る時は
ご主人と寝るんだって？

そうなんです｡
私が全部 ウンチ拾ったり

オシッコの処理したり
色々やっているのに…｡

掃除機かけて こうやって奇麗に
いつも ベッドもしているのに

｢おやすみ｡ 寝るよ｣って言ったら

サーッと３階に
上がって行っちゃうんです

振り向きもせず 私を｡
フフフフ…｡

どういう事なのっていう感じ｡

ご主人の方 行っちゃうの？
そう｡

私は だから 掃除をしてくれて
トイレの処理をして

ご飯をくれるおばさんだと
思っているみたい｡

でも たまに 迎えに行って
一緒に寝ようっていうと

来る事は来るんだって？
１回 来るんです｡

｢クッキー｣って呼ぶと
はーいって

一応 しょうがないから
嫌々ついてきて

２階に下りてきて
｢おいで おいで｣って

ベッドに乗せて
｢寝ようね｣って言ったら

サーッと下りて｡

開けろ 開けろ 開けろって｡
ドア 開けろ 開けろって｡

開けたら
ダーッと３階に上がって｡

なんなの？ この子っていう｡
フフフフ…｡

今まで飼っていたワンちゃんは…

ずっと
ゴールデンレトリバーとか

大きいワンちゃんは
私としか寝なかったんですよ｡

絶対 私で｡
主人が｢寝よう｣って言っても

いや 聞こえません
みたいなふりして

必ず 私の足元で
寝てくれていたのに

この子だけはね
なんか 主人なんです｡

ご主人が好きなの？
大好きです｡

だから どこか旅行に行って
それこそ泊まっても…

同じ部屋で泊まって
ベッド別々だとしたら

必ず 主人の方の
足元で寝ています｡

フフ…｡ 相当だわね｡
そうなんですよ｡

なんなんでしょう？
でも あなたは ご主人の

３階のお部屋っていうのには

もう 入らない事に
しているんだけど

一回 チラッと見たら
なんか 全然…｡

そう｡ あのね 主人は３階にいて

私 なるべく…
部屋に入るのは悪いから

携帯で｢なんとかですよ｣とか
｢ご飯 何時頃ですよ｣とか

｢なんとか どうします？｣
って やるのが 携帯 時々

音楽を大きくかけていて
聞こえない時があるらしくて｡

でも ちょっと呼ばなきゃいけない
用事があったので

トントントンってドアを開けて
｢失礼します｣ってパッと開けたら

あれ？ 喫茶店？
みたいな感じになっている｡

あれ？ どうなって… カフェ？
みたいな感じになっているんです｡

もう 私の知らないものが
どんどん増えていて｡

今 コーヒーに
凝っていらっしゃるんです｡

だから コーヒーを
焙煎するのとか

機械がいっぱいあって

何に使うか
わからないけど｡

毎日 新しいのが
届いているんです｡

荷物が届くの？
届くんですよ｡

でも わからないんですよ｡
なんなのか聞くのが怖い…｡

また どんどん増えていくから
｢それ 何 買ったの？｣とか

｢なんですか？｣っていうのが

怖くなるぐらい…｡
それで あれで買っちゃうから…

なんて言うの？
テレビで買っちゃうから｡

そう｡ 通販で買ったり
あと 携帯でね

こう なんか 色々買ったりとか
しているんですよ｡

でも すごい…
だから コーヒーの豆も凝って｡

｢グラムいくらのなんとか産の
なんとかだ｣って買ってくるんで

私が飲ませてもらえるんだと
思ったら

自分が３階で飲んでて｡
でも たまに

月に１回ぐらい
｢コーヒー いれたよ｣って言って

持ってきてくれる時が
あるんですよ｡

私 ワーッと すごい喜んで｡
うわ うれしいと思って

喜んで ｢ありがとうございます｣
って言っても

また１カ月ぐらい
何もないんですけどね｡

１カ月半ぐらい経ったら また…｡
どうなの？ それって｡

自分で やっぱり 音楽…
好きな音楽を聴きながら

３階でゆっくりと
好きなコーヒーを飲みながら…｡

用がある時は ２階に
下りていらっしゃいます｡

ハハハハ…｡
相当おかしいね でもね｡

それで ご飯 食べて…
夜ご飯も食べて

｢じゃあね｣って言って
｢おやすみ｣とか言って

早めに
上にいらっしゃるんですよ｡

下手したら ８時頃に
上に上がっていらっしゃる｡

そしたら ずっと
私一人じゃないですか｡

それから 私が ゆっくりと
ビールを１人で飲んだり…｡

ビール飲んだりして｡
クッキーのジャーキーに

塩コショウをかけて
つまみにしたり｡

そうやって
ゆっくりとお酒を飲んで

私の時間っていう感じ｡
それは その方が またいい？

そう｡ でも たまに10時とか11時に
忘れ物したとか なんか言って

リビングまで下りてこられると
時々 ドキッとするんですよね｡

隠したりなんかしてね｡

お酒とか飲んでるのを
隠したりして｡

フフフフ…｡ あっ そう｡

でも なんか そういう…
上の方がね どうなっているのか

知らない方が幸せって思う時も

あるんですって？
外階段もあって

１階から直接３階まで上がれる
階段もあるので

私の部屋とか リビングとか
通らないで 直接 上がれるので

誰が来ていても わからないし｡

｢じゃあ おやすみ｣って言いながら
出かけているかもしれないし｡

なんにも わからないけど
わからない事の方が幸せです｡

そうね｡ そう思う｡
知っちゃうと面倒くさいから｡

もう 全然 全然 何も…｡
で 長く結婚するのには

それが一番いいかもしれませんね｡
もう 十分 大人ですから

何していても
ご自由にっていう感じ｡

すごいね｡
でも そこまでいくのには

随分かかったでしょ？
そうですね｡ そうですね｡

最初の頃は キーキー
ピリピリしていましたけど｡

そうですよね｡
もうもう… この年になると

とにかく 朝 おはようって
元気に生きて

下りてきてくれればいい
っていう感じです｡

そうですか｡ わかりました｡
ちょっと コマーシャルいきます｡

奈美悦子さんの趣味は
マスキングテープアートという…｡

フフフフ…｡

マスキングテープ
というものがあって｡

マスキングテープって オシャレな
可愛いの いっぱいあるんですね

色んな種類｡
それを こう ちぎって

絵を描いた上に
どんどん どんどん

こう 重ねていって
ワンコを… 犬を作ってる｡

犬を作るのね あなたね｡

あの下の塊の黒いのが
うちのクッキーちゃんですね｡

じゃあ 私
あなたが お作りになった…｡

これはブルドッグですかね？
これ フレンチブルかな？

お友達のワンコなんですけど｡
可愛いわね｡

でも こんなに いっぱい
色んな模様があるのに

全然ね 問題にならない｡
なんか 白っぽいのとか

黒っぽいのとか茶色っぽいのを
全部 こう 分けて｡

それで こう 写真を見ながら
貼っていくんですけど｡

上手｡
私… これ プードルなんですけど｡

同じようには
やっぱり できなくて｡

｢同じのを作って｣って
お友達に頼まれるんですけども｡

やっぱり マスキングテープの
模様が全部 違うので

同じようなのは
できないんですけど ２つと｡

可愛い｡
これが うちの子です｡

クッキー君 作りました｡

保護犬のボランティアも
していらっしゃるんですって？

ですから これを… これは全部
自分の趣味なんですけど

全て差し上げて…
保護犬の協会に差し上げて

そこで 売って
医療費にしたりとか

例えば それを売って
餌代にしたりとか

そういうのに
使ってもらっているので｡

全部 差し上げちゃうんです｡

だから
全然 家にたまっていなくて｡

全部 できたら あげちゃうので｡
あっ これ Ｔシャツも作ったの？

はい｡ Ｔシャツで
これ プリントをして

このＴシャツを売って｡

なんだかね 模様が…
逆にあった方が

なんか いいみたいね｡
面白いですね｡

犬なのに この辺に猫がいたりとか
ここにハートがあったりとか｡

水たまりがあったりとか｡
そう｡ 可愛い｡

こんな事ができるのね｡
そうなんです｡

だから 10枚ぐらいたまったら
差し上げて

10枚ぐらいたまったら
差し上げているので

全然 家になくて｡
でも あなた

こういうのが
お好きなんでしょうね きっとね｡

なんか 前も…
以前 出して頂いた…｡

随分 前のやつ
陶芸もやっていましたし｡

あっ そうでしたよね｡

なんか コツコツと１人でやる事が
割と好きなんですね｡

これも マスキングテープアートっていうのが
あるよっていうのを知った時に

これで
犬が作れないかなと思って

何回も失敗しながら
絵を描いて 上から足して｡

遠くから見ると
ちゃんと犬に見えるんだけど

近く 見たら なんだかわからない
みたいな失敗したりして｡

あっ そう｡ これ やっぱり 初めに
デッサンみたいなのするの？

はい｡ 最初は犬の下絵を描いて｡

模様が いいあんばいの所に
来るようになると

こういうふうに…｡

いっぱい模様があるんだけど
ちゃんとね 犬に見える｡

これ すごい｡
ありがとうございます｡

でも これでもって
ボランティアできるんだったら

随分いいわね｡
そうなんです｡

これがね 医療費になったり

餌代になったりするっていうので
使ってもらえるのは

ありがたいと思います｡
本当に そうですよね｡

で 70代の目標っていうのは
何かあります？

なんか こんなに長く
お仕事させて頂けるとも

思っていなかったし｡
70なんて 若い時 全然…｡

なんだろう？
想像もしなかったし｡

自分のおばあちゃまとか
母とか見ていると

70代って もう
立派なおばあちゃまだったので｡

もう すっごい
おばあちゃまになったんだな

っていう自覚はあります
やっぱり｡ こう… なんだろう？

髪の毛の質も変わってきたりとか

肌質が変わってきたりとか
食べる好みも変わったりとか

皮膚感が変わったりとか
どんどん どんどん

こうやって老いていくんだなって｡
フフフフ…｡

でも あなた
はっきりしていらっしゃいますよ｡

そうですか？
大丈夫｡

というか しっかりは してなきゃ
いけないなと思っていますね｡

そうね｡ ご主人に
何か お願いはありますか？

そうですね｡ あんまり
ほとんど しゃべらない人なので

もう少し 優しく
しゃべってほしいです｡

なんか しゃべる時は
命令なんですよ｡

そうなの？
｢お茶｣とかね ｢ご飯｣とかね｡

だから もうちょっと うちの
クッキー君にしゃべるみたいに

｢ご飯にちまちゅか｣とか
｢おいちいでちゅか｣とか

｢ねんね ちまちゅか｣とか
優しくしてほしいです｡

優しく話しかけてもらいたい｡
話しかけてほしい｡

九州男児だから厳しいんです｡
フフフフ…｡

そういうふうに
おっしゃっていますよ ご主人｡

それじゃ どうも
ありがとうございました｡

『徹子の部屋』は

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