徹子の部屋 野々村真&俊恵夫妻[解][字] …の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

徹子の部屋 野々村真&俊恵夫妻[解][字]

~コロナ重症化で集中治療室にも…その時 家族は~野々村真さん&俊恵さん夫妻が今日のゲストです。

◇ゲスト
黒柳さんとは35年以上の付き合い、野々村真さんが妻・野々村俊恵さんと登場。
◇番組内容
野々村さんは昨年の夏、コロナに感染。発症から1週間でガリガリに痩せ細り、一時は「重症者リスト」に登録され集中治療室に入るほど症状が重かったという。当時の緊迫した様子や、家族はどう対処していたのか、その詳細に迫る。死に直面し、精神的にも不安定だった野々村さんの心の拠り所は家族であり、またひたすら励ましてくれた医療現場の人々だったと涙ながらに語る。ほか、今年結婚28年目を迎える夫妻の交際当時の話も。
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)

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  20. 週間

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

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(黒柳)今日は
私とお付き合いの長い方が

ご夫婦でお越しくださいました。

野々村真さんと
奥様の俊恵さんです。

よくいらしてくださいました。
どうぞ こちらへ。

はい。 どうも すいません。
ご夫婦での出演は初めてで…。

勇気のある… ちょっと
肩を抱いてみましたけど

やっぱり
かなり抵抗力がありましたね。

すいません。
よろしくお願い致します。

昨年は
真さんがコロナにかかって

死への恐怖にも直面しましたと。
色々 お話を伺います。

ようこそ おいでくださいました。
どうも ありがとうございます。

野々村真さんと
奥様の俊恵さんです。 どうも。

俊恵さん しばらくでしたね。
お久しぶりです もう 本当に。

でも テレビでは
いつも拝見させて頂いてます。

ありがとうございます。

でも あれでしたよね。
真さんは去年7月の…

コロナに
本当にかかったんですってね。

びっくりしちゃった。
本当に 自分も まさか

コロナに感染して

こんなに重症化するとは
思わなかったんで。

もう 本当に その節は
黒柳さんたちに

ご心配おかけして
本当に すみませんでした。

クイズ 一緒にやってるのにね
来れないっていうから

「どうしたの?」って言ったら
いや コロナにかかったって。

なんか 非常に命も危険なぐらい
危なかったんですってね。

そうですね。 もう 本当に
死を覚悟するぐらいの

状況になってたっていうのを
本人も我に戻ってから…

そういう状況が続いてた事も
知らなかったんで。

じゃあ それは また あとで

お話 伺わせて頂きます。
はい。

ご夫婦でのご出演は
初めてという事で。

真さんは8回目だそうですよ。

最初はね いいとも青年隊の時
だったんですってね

来てくださったのね。
いいとも青年隊の時に来た時は

僕は何事も話す事ができず
終わっていったんで。

人気絶頂の頃でしたね。
はい。

でも その時 もう交際も 同棲も
始まってたとかって。

びっくりしたんだけど。
本当に コソッと… すいません。

同棲というかね
付き合っていまして。

まあ アイドルだったもんですから
表立って行動できなかったんで

裏でコソコソと… はい。
ねえ。 すごいね。

そうですね。
気が付かなかったんでね。

でも 黒柳さんに
実は交際していますという…。

そうそうそう。
ちょっと 皆さんに見て頂きます。

「どうも おめでとうございます。
よかったですよね」

「本当ですね。
なんとなく もう… ようやく…」

「その愛を
育てていらっしゃいまして

ここへ来て まあ

ご結婚の発表を
なさったんですよね」

「やっぱり ずっと 11年間
一緒に住んでると…」

「あっ 暮らしてたの? ずっと?」
「あっ…」

「ずっと… 今 “住んでると”
って言った…。 あら?」

「あっ もう 早速…」
「あなた そんなに…」

「ずっと… そんな住んでたの?
それは知らなかった 私」

「ウソついて すいませんでした」
「住んでたの? ずっと」

「はい。 10年…」
「10年?」

「すごい。 じゃあ あなたが ほら

私たち みんなで
インドへ行くという時に

“朝の飛行機 早いですから
成田へ泊まってください”

って言われて 私も あなたも
ホテルに泊まったじゃない」

「あの時に俊恵さんがいらしてて
一緒に晩ご飯 食べたじゃない」

「ありがとうございました
あの時は」

「その時に“お友達です”って言って
あなたがご紹介してくだすって」

「多分 そういうお友達だろうと
思ったけども」

「さっき… 一緒に住んでるって
知らなかったの」

「驚いちゃうんじゃないかな
っていう…」

「なんか 若い2人がね 結婚前に
そんな事しちゃいけないって

また お叱りがあるんじゃないかと
思ったんで…」

「そんな事は言いませんけれど。
真相は こうだ」

「『いいとも!』の時から?」
「はい」

「そんなに長く?」
「はい」

はい。 すいません。 そういう事が
あったんですね あの時。

俊恵さんは一緒に ご飯
あの時 食べたの 覚えてる?

覚えてます 覚えてます。
そしたら 黒柳さんが一番最初に

「この方ね」って。
「しゃぶしゃぶの食べ方を

知らないのよ」っておっしゃって。

で えっ? 何を言ってるのかな?
と思ったら

しゃぶしゃぶ
昔 真ん中に湯気が出るように…。

ええ。 筒みたいな…。
筒になってる…。

そこに 「しゃぶしゃぶのお肉を
この方 つけたのよ」って。

そう。 全部 ベタベタ
この方がつけたの。

そういうつもりじゃ…。
振ったら ついちゃったんですよ。

ジューッていって 「あなた
焼き肉じゃないのよ」って言って。

それから
「じゃあ 器 持ってきなさい」

「私が ちゃんと
しゃぶしゃぶしてあげるから」

って言って
ゴマダレとポン酢ダレを

2つ こういうふうに持ちながら
そこに黒柳さんが入れてくれた

っていうね 食べ物を。 はい。
そうです。

その話を聞いて 私 衝撃でした。
そう。 でも…

まあね どういう事があるか
わかんないからね。

そうそう。
海外でね 色々あるとか…。

でも まあ
結婚なさってからですね

この方はね 恐妻家である

それから お小遣いは
月2万円だか3万円。

はい。 3万円。
なんか ちゃんと 色んな事

理由があるんですってね。
本当に そうなの?

そうです。
お小遣い3万円っていうのは

すごく有名なお話なんですけども。

一番最初は
3000円からスタートしたんですよ。

まだ 本当に 二十歳の頃
3000円を持って

お仕事とかに行くと
必ず 落としてくるんです。

3000円丸ごと… お財布ごと。

落としてくる?
落としてくるんです。

落としてくるのにも気付かず
毎日 帰ってきて

「あれ? お財布がない」って
毎回 落としてくるので。

落としてくるの?
そうなんです。

変わって…。
どういう所で落としてくるの?

財布が勝手に
落ちていくんですよね。

わからないんです。
でも その頃は

奥様の方が
収入が多かったんですって?

そう。
そうですね。

一番最初に同棲し始めた時は

私が一人暮らしを始めた日に
主人が傘だけ持って…

傘だけ持って
「こんにちは」って遊びにきて

そのまんま ずーっと もう
住み続けたんですね。

すごいわね。
この頃ですね。 この…。

あっ そうです そうです。
2人でコソッとお忍び旅行に…。

蓼科かな…。
蓼科?

蓼科高原に行った時の…
ペンションに泊まりにね。

ええ。 あっ これも…。
これは ちょっと 初めて…。

これ 初めての…。
海外旅行。

どこ行ったの? これ。
これはサイパンに行きました。

ただ まあ 3万円っていうのは
ちょうどいい額なのかなって。

遊ぶ事もできないし なかなか。

うまい事やられたなと…。
その3万円も最初…

3000円から3万円に
アップしたんですけれども。

今度は新幹線とか乗って

移動してたんですね
色んな番組とかで。

そうしたら 新幹線に乗って

お財布を入れているんだけれども
寝てしまって。

そしたら
必ず スリに遭うんですよ。

フフフフ…。 本当?

それで 3万円 抜かれて
財布を戻されて…。

帰ってきて
財布の中身がないっていうのが

もう 本当に
1カ月に2回ぐらい続いて。

フフフフ…。
でも 今

黒柳さんにお話ししながら
気付いたんですけども

実は盗まれてなかったのかな。
もしかするとね。

もしかしたら。
だって 寝ててもさ

お財布 引っ張って取るのって
大変だもの 動いたりして。

それで お金だけ取って
また返すっていうような事って

そう何回もないわよね。
あっ じゃあ やっぱり… ウソ?

いやいや ここでウソって…。
お小遣いがもらいたくて

ウソついてた?
ちゃんと打ち合わせの時に

そういう話をしてくれれば…
動揺するじゃないか。 ちょっと…。

そんな事ないですよ。 ちゃんと…
ちゃんと すられました。

「ちゃんと すられた」って
おかしいけど。

おかしいけど ちゃんと 多分
取られちゃったと思います。

そういう感じで…。
どうですかね。

でも その間には
お子さん 2人 生まれて。

可愛いのよ またね
このお子さんが 2人。

まだ もっと小さい 本当
生まれたばかりの時に…。

そう。 香音ちゃん。
クイズ番組の時の

本番前にね
前室で抱いて頂いたら…

黒柳さん そのまま 本当

スタジオまで
連れていってもらって。

観覧するお客様の前に
抱いて披露してくださって。

いや それだけで もう…。
今 何歳ぐらいになったの?

二十歳… 21になりました。
ええー! この子が?

この娘は21で

息子は… 年子なんで
今年 二十歳になります。

もう そんなに
大きくなったの?

これ 息子です。
すごいわね。 可愛いわね。

どっちも
俳優になってないの?

もう 息子はね ずっと
野球を一筋で…。

ふーん。
高校生の時から

親元を離れて
寮で生活をして

大学生になった今も
野球を続けて地方にいます。

香音さんは奇麗になりました?
そうですね。

小学校の3年生ぐらいから
芸能界に ちょっと憧れて。

で モデルさんのお仕事をしたい
っていって

今 ちょうど
雑誌の『non-no』さんの

モデルさんをやってます。

心配は心配ですけどね。
やっぱり 芸能界…

同じ道に入ってきたな
っていう事で。

先輩たちに ご挨拶は
しっかりしろという事だけ…。

やっぱり 普通の親と一緒ですね。
なるほど。

頑張れと言うしかなかったですね。

さて 仲のいい家族を襲った
コロナの恐怖という事でですね

去年の7月30日にコロナ発症…。

ワクチンは どうだったんですか?

あと… 実は あと2日後に

ワクチンを打つ
予定だったんですよ 1回目の。

その2日前に熱が上がって
高熱になって

そして 息苦しくなって
そのまま もう

部屋で苦しい状態が ずーっと
丸々1週間近く 続くんですけど。

もう 驚いた事に… だから

呼吸が どんどん どんどん
どんどん どんどん

あっという間に
苦しくなっていくんですね。

どうですか? ご覧になってて
奥様 それを。

ただ 私たちが
診てあげられないので

本人が どういう状況かが
全くわからなくて。

もう 病院に入ってからの事?
いや 病院ではない…。

自宅なんですけれども。
お家でも?

はい。 お家で
1階に主人のお部屋があるので

そこで…
いわゆる そこに監禁状態。

で 私は
2階で生活をしている感じで

ほとんど接触…
ほぼ接触がなくて。

接触しないでくださいって
言われたの?

はい。
ええー。

携帯のLINEで
「飲み物をください」っていう…。

家の中で携帯でやり取りして。

で 私が経口飲料水っていうのを
お部屋の前に届けて…

もちろん マスクして 手袋して
お部屋の前に置いて

また 部屋に…
2階に上がっていって

パパに電話をして 「置いたよ
お部屋の前に」って言うと

取りに出て
自分で部屋で飲んでるっていう。

食事が全く取れなかったので

本当にゼリーとか
そういうのしか。

入院っていうのは
どうだったんですか?

なかなか入院が
その当時はできなくて

血中酸素濃度っていうのが

下がる事があったんで
下がると危ないっていう事で

連絡して 来て頂く事になって。

区が持っている救急隊が
こう 僕を迎えにきてくれて

それで 入院するっていう事…
手続きが取れたんですけど。

で 私は2階の窓から
主人が出ていく後ろ姿を

ずっと見てるしかできなくて。
あら。

その姿が 本当にガリガリに痩せた
おじいちゃんだったんです。

もう ヨボヨボしながら乗って…。

えっ これ 本当にパパなの?
って思いながら…。

窓 開けて
しゃべる事もできないので

2階の窓から ずーっと…。

そんなにひどくなっちゃうもの?
もう だから 経口飲料水…

そういう水分しか取ってないんで。
何日間ぐらい?

1週間です。
あっ そう。

それだけなんで 栄養は。
栄養…

入ってるんだと思いますけど
少なからず。

本当にガリガリに痩せていて。

で そのあと
私 部屋に行ったんですね。

消毒とか
色々しなくちゃいけないと思って。

そしたら 自分で飲んだ
飲み物のペットボトルを

ゴミ袋に入れてたりとか
自分が着ていたお洋服とかを

またビニール袋に入れて
くくって

で ちゃんと準備して
出ていったから

もう 切なくて切なくて…。
そうですよね。

でも その時
そのパジャマも捨てられ…。

そうなんです。
もう 行ったあとに

主人が残していった全てが
もし 何かあった時に

これが 最後の着ていた
お洋服になるかもしれない

と思ったら 捨てられなくて
ずっと持っていて。

退院して お家に帰ってくるまで
絶対持っていようと思って

ずーっと取ってました。
なるほどね。

でも お食事も
危機だったんですって?

食事も… はい。 厳しかったです。

入院してからなんですけど
マスクを…

マスクって こう しながら…。
酸素マスク?

酸素マスクをしながら
食べなきゃいけないんで。

そして 食べてる時
外さなきゃいけないんで。

食べていると
血中酸素濃度が

グーッと下がるんですよ。
うわー 怖い。

だから 食べる事すら
命懸けなんですよ。

すごいわね。
はい。

トイレにも当然…。
だから トイレに行く時は

必ず 看護師さんの方を

ナースコールで
呼ばなきゃいけないし。

だけど 毎回 毎回…
毎回 完全防御して

それを一回 着たら また捨てて
もう一回 着直してっていう…

そういうふうに
呼ぶ度に着替えて

入ってこられて
それをついて…。

でも 一緒についていかないと
駄目らしいんです。

トイレで血中酸素濃度が落ちて
亡くなる人もいるんですって。

だから そういうのが心配なんで

絶対 ナースコールで
呼んでください

トイレに行きたい時は。
でも 本当 その時が とにかく…

24時間態勢で とにかく過酷な…

本当に 治療と
そして 看護してますんで。

本当に だから 申し訳なくて。

だから トイレを
我慢したくなっちゃうんですよ

呼ぶのが
かわいそうになっちゃって。

でも それは
絶対しないでくださいと。

それはそれで危なくなるんでって。

だから そういうのも
葛藤が色々ありながら

入院生活が もう
2週間 3週間ですか。

3週間?
3週間 続きました。

相当 長いわね。
そうですね。

奥様は病院から
どんなふうに聞いて…

どのぐらい悪いって
聞いていらしたの?

最初は 本当に入院した時は
これで やっと安心して

回復に向かうんだなと
思っていたら

何日か経ってから 朝 電話が来て

「もう ご主人様は

重症者リストに
登録しました」って。

「ちょっと これからは大変です」
っていうお電話頂いて。

えっ? って。 重症者リスト?

よくなっていってるんじゃないの
っていうのもあって

そこから もう
転がり落ちるように

ひどくなって
で 集中治療室に行って。

その間 奥様は
全然 病院に行かれないの?

全く行けないし
本人と連絡を取る手段というのが

本当に
LINEだけだったんですよ。

で 家族全員
みんな バラバラの所に…

娘もパパが入院したっていうので
全然 別で

ホテルを借りて
ずっと住んでいたので。

みんな お互い違う所から
パパに励ましのLINEを

毎日 毎日 何回も 何回も
送るんですけど

なかなか もう
既読がつかない日とかもあって。

そうなってくると
既読もつかない…。

読んでないんだっていう…。
読んでもないんだっていう…。

心配で心配で。

そういう状況に
なってたんだなんてね。

本当に ICUに運ばれた時は
もうろうとしてて。

看護師さんとお医者様が
急げ急げみたいな事を話して

すごくバタバタしてる…

慌ただしい状況になったのを
覚えてるので。

あっ もう 俺 やばいのかなって。
その時に もしかしたら

俺 死んじゃうのかな
っていうのを思って

そのまま
記憶がなくなったなっていう…。

で 記憶が戻ったのは
そのICUの中なんですけど。

次の日だったのかな?

その時は 僕は もう
記憶はないんですけど

彼女には先生の方から 峠だって
言われたっていうんですよ。

そう…。
峠が結構 ずっと長く続いていて

もう いつになったら
この峠は越せるんだろうって。

本当に朝になるのが怖かったです。
そんなに悪かったの。

一時期 そのぐらいになって。
我に返ったのは

本当に ICUから出て
ちょっとして やっと…。

でも 記憶が戻ったとしても

なかなか手が…
勝手に動かせないものですから。

こっちに3本の管が付いてて
こっちに2本の管が付いてて

5本 両手で入ってるんです 管が。
うわー。

そこに治療薬が常に入ってて。

で こっちには
2本なんですけど…。

ちょっと忘れましたけど。
1本は採血。

採血を取るだけの管が
1本 付いてるんですよ。

だから 常に その状況が
ずっと続いてるわけですよ。

だから これで… 最後は
これで食事もする時もあったんで。

大変ね。 何回も泣いたんだって?
泣きました。

やっぱり もう
駄目かっていうのがあったんで。

なんか もう 色んな気持ちが…
かなり起伏が もう…。

すごくハイに
明るくなってる時もあるけど

なんか すごくさみしくなる時は
思い詰めちゃったりするんですよ。

とにかく 1人でしかいないんで。
誰にも話もできない。

時に やっぱり 看護師さんが
たわいのない話をしてくれる。

もう… 家族の写真 それこそ

ワンちゃんが…
今 飼ってるんですけど。

「可愛いワンちゃん
飼ってるんですね」って。

「いやー うちも飼ってましてね。
本当ね でも ワンちゃんって

なんで あんなにね
癒やされるんでしょうね」って…。

本当 そんな話をしただけでも
うれしそうに自分が話してるのを

今 思うと
それほど つらいっていうか

楽しい事が何もない状況を

1人で ずっと耐えてたんだなって
思うわけですよ。

それすら 全部 看護師さんは
受けなきゃいけない。

大変ね。
大変な職業だな

っていうふうに僕は思って。

退院する時に
初めて その自分の部屋から…

ずっと隔離されてる状況から
出ていくんですけど。

そしたら
ナースステーションの中に

小さいけど
軽く仮眠を取るじゃないけど…。

なんか…。
簡易ベッドみたいな?

簡易ベッドみたいなものを
一つ 置いて。

そこで 多分 24時間態勢で

ちょっとだけ横になって
休んで… 仮眠を取ったり。

他にも部屋はあるって
おっしゃってましたけど。

すぐで飛んでいけるように
そこのナースステーションの中に

ベッドを用意してるのを
見かけたんで

うわー 本当に
医療従事者の方々には感謝の…。

だから
それで 最後は退院する時に

入院してたら それなりに
助けてもらえるわけだから

一番安心だと思ったら
看護師さんが

「いやいやいや なるべく早く
退院した方がいいんです」。

「そして 身内の方々と一緒に
今までどおりに過ごした方が

回復力が早いんですよ」って。
あっ そう…。

「やっぱり 違うんです」って。

帰った日 本当に
家族の顔を見て…。

それで なんか みんな

「本当 パパ よかったね
パパ よかったね」っていうのを

見て 聞いてるだけで

どんどん どんどん なんか
うれしくて

元気が湧いてくるんですよね
今でも。

本当 すごい 今でも 本当に

家族って すげえなと
思いましたね。

本当に病院では すごい…

精神状態が
すごく不安定な事が続いたけど

一切 家族の顔を見た瞬間に
それがなくなって。

頑張ろうしか もう なくて。

それからは もう
どんどん どんどん元気に…

回復力が早くて もっともっと…。
そして 自分で家族のために

頑張ろうっていう気持ちが
湧いてくるし。

よかったですよね
でも あなた よくなってね。

そんなひどいと思わなかったから。
本当ですね。

実は 今日 俊恵さんが
お手紙を書いて

持ってきてくださって。
お願いしたんで。

はい。
なんですか?

急に… えっ?
ちょっと やめてよ 本当に。

私がお願いしてね ちょっと…。

久しくお手紙なんて
書いた事もなかったんですけど。

ちょっと やめてください もう。
読ませて頂きます。

どうも ありがとうございました。

こちらこそ
よろしくお願い致します。

お聞きになって 真さん
お手紙 いかがでした?

いや もう 本当に…。

こうやって生きていられてるのも
本当に…。

たくさんの方々に
本当に お力を頂いたのと

やっぱり 家族があったからこそ

こうやって
また 元気に頑張ろうって…。

そして 頑張ってこれているのかな
と思いますし…。

ごめんなさいね。
ちょっと 颯太っていうのは…。

颯太っていうのは
ワンちゃんです。

それこそ 今 新しい家族で
今 1人 こうやって…。

こんなんです 黒柳さん。
あら 可愛い。

このね 颯太に癒やされてね
もう 本当ね…。

今 一番の僕の相棒ですね。
そう。 可愛い。

パパの事を一番大好きな…。
あっ そうなの?

車が遠くから帰ってくる時でも
パパの車だって わかると

そわそわ そわそわ
ずっと待ってるんです。

あっ 本当。 可愛いわね。

神様が まだ
あなたは やる事があると

おっしゃっているような気が
したんですってね。

もう そう思います。
そのためにも感謝して 頑張って

これからも また
芸能界 一つでも まだ

僕に仕事を頂けるなら
頑張っていこうかなと。

家族のためにも
頑張っていかなきゃと思ってます。

でも 奥さんも本当に
元気になって…。

今 まだ
リハビリやってるんですか?

そうなんです。
まだ 吸引 入れてるんですけど

まだまだ続けないと
いけないみたいなんで。

肺を丈夫にさせるの?
そうですね。

あのままになっちゃったらね
大変でしたよね 今頃ね。

本当に よかったです。
おめでとうございました。

黒柳さん また今後
よろしくお願い致します。

『徹子の部屋』は

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