土曜プレミアム・人志松本のすべらない話【M1王者錦鯉&澤部&ロンブー亮初参戦】[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

土曜プレミアム・人志松本のすべらない話【M1王者錦鯉&澤部&ロンブー亮初参戦】[字]

話芸の祭典開幕!劇団ひとり&麒麟川島MC芸人達が揃いぶみ!粗品の突然の結婚報告に松本は!?初登場!ロンブー亮あの騒動時を初告白&ハライチ澤部の超大作

番組内容
1月29日(土)に放送される37回大会は、コロナ感染再拡大に配慮し、新しい試みとして前後半の2部制での開催となる。前半に出場するのは、川島明(麒麟)、劇団ひとり、せいや(霜降り明星)、粗品(霜降り明星)、兵動大樹(矢野・兵動)。後半に出場するのは、小籔千豊、澤部佑(ハライチ)、田村亮(ロンドンブーツ1号2号)、森田哲矢(さらば青春の光)、渡辺隆(錦鯉)。
番組内容2
なお、松本人志、千原ジュニア、宮川大輔の3人は前後半ともに出場する。また、サイコロで★マークが出た際に登場するニューフェイス芸人として野村尚平(令和喜多みな実)、空道太郎(ラフ次元)も出場する。出場者の中で番組初出場となるのは、澤部、田村、森田、渡辺、野村、空の6人。
番組内容3
松本、千原、宮川らの話芸はもちろん「先日の『M-1グランプリ』を含め、これまでの人生の中で1番緊張しました」と語った渡辺をはじめとした初出場組が、どんな“すべらない話”を披露するのかにも注目が集まる。

話芸に秀でた猛者たちが集い、真剣勝負を繰り広げる“お笑い総合格闘技”『人志松本のすべらない話』をお見逃しなく!
出演者
松本人志 
千原ジュニア、宮川大輔 

川島明(麒麟)、劇団ひとり、小籔千豊、澤部佑(ハライチ/初出場)、せいや(霜降り明星)、粗品(霜降り明星)、田村亮(ロンドンブーツ1号2号/初出場)、兵動大樹(矢野・兵動)、森田哲矢(さらば青春の光/初出場)、渡辺隆(錦鯉/初出場) 

【ニューフェイス芸人】
野村尚平(令和喜多みな実/初出場)、空道太郎(ラフ次元/初出場)
スタッフ
【制作】
フジテレビ 第二制作部

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ

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  1. ジュニア
  2. ホント
  3. 粗品
  4. 澤部
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  14. 最後
  15. 小籔
  16. お願い
  17. 一回
  18. 先代
  19. 全然
  20. 一同

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

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(松本)いきま~す。

渡辺さん。

はい。 え~。

僕 2020年の 12月まで
アルバイトしてたんですけれども。

アルバイト先が 青果市場で
野菜の仕分けをするっていう

アルバイトをしてたんですよ。

そこで バイトしてるときに
トラックのドライバーさんが

ドローンを飛ばすっていうのが
めちゃくちゃ はやってたんです。

(渡辺)結構 でかめのドローンを
何人かで 飛ばしてる。

トラック仲間の間で。
(渡辺)トラック仲間で ドローンを。

めちゃくちゃ うまいんですよ。
僕の周り くるくるって回って

めちゃくちゃ 空高くいって

急降下して
ぴたって止めるとか。

すごい技術なんですよ。

それに 感化されたのか
分かんないんすけど

僕の 野菜の仕分けの同僚の
70歳の おじいちゃんが

ドローン買うって
言いだしたんですね。

買ってきたんですよ
ドローン。

トラックドライバーさんの
ドローンは

結構 でかめのやつなんですけど

その おじいちゃん 買ってきたの
拳大のドローンだったんですね。

でも ちゃんと飛ぶんですよ。

コントローラーに
自分のスマホを さして

ちゃんと カメラも見えるみたいな
感じのやつ 買ってきて

すごいなと思って。

おじいちゃんも 得意げに…。

「うまくなったからよ
見てくれよ」っつって。

「お前の前で ぴたっと
止めるからな」っつって

飛ばしてきて 思いっ切り
バーンって当たったりとか

全然 うまくないんすよ。

空 高くの 上空の映像
見せるからっつって

ブイーンって高く飛ばして

「ほら 見てみろ」って
上空の映像 見せてくれて。

すごいっすね
ちゃんと カメラ うつるんですね。

「これな ズームもできるんだよ」
って スマホ 触ったときに

おじいちゃんのスマホから
エロ動画 流れてきちゃって。

変なとこ 触っちゃったのか
エッチな動画 流れてきちゃって。

おじいちゃん 慌てて
それ 止めようとして

スマホ いろんなとこ
触ってたら

ドローン
いなくなっちゃったんですよ。

ドローン どっか
いっちゃったんです。

哀愁のある話やな。

やっぱ おじいちゃんも
見るんやな。 そういう動画をね。

そうですね。

見るし 恥ずかしいんやな。

(渡辺)めちゃくちゃ 速かった。

皆さんが 持っている 絶対に
すべらない話を

していただきたく…。

(宮川)僕 中学校2年のときの
話なんですけど。

こんな でっかいクッキーを…。

[べしゃ~る

べしゃ~れば

べしゃ~るとき]

[呵呵大笑 表裏一体]

[お笑い界の総合格闘技
『人志松本のすべらない話 2022』]

[お笑い界を席巻する
すべらなーい話の達人13名が

こよい集結]

[前半 後半 二段重ねで
べしゃり倒す]

[もちろんのろん

こよい 語るお話は…]

『人志松本のすべらない話』

というわけで 今年も

素晴らしいメンバーが
揃いました。

今回は このコロナの感染
再拡大に配慮しまして

2022年 こちら

前半 後半 2部制で
行いたいと思います。

メンバー 紹介しましょう。

まずは 5年ぶりの出演…。

もう 今やね
名監督と 呼ばしていただきます。

ありがとうございます。

でも 5年ぶりって
言うじゃないですか。

5年って
結構な月日じゃないですか。

今回 出るにあたって
何 話そうかなって

色々 考えるじゃないですか。

5年じゃ あんま エピソード
増えないっすね。

(ひとり)やっぱ 初期のアルバムが
いいなって…。

(ジュニア)
霜降り明星のお二人で~す!

(せいや)お願いしま~す!
(粗品)お願いします。

コンビ…。

珍しいよね 意外と。 コンビで
この番組 一緒に出るって。

真ん前すぎて
やりにくいんですけど。

粗品が 一番 笑ってなかったら
話 飛びそうなんすけど。

コンビ同時に
評価 下げるってことも あり得る。

(粗品)何で そんなん言う…。
(せいや)何で!?

コンビ スベったら どうなんの?
(粗品)上げていきましょうよ。

せいや… この間 何かで…
何でしたっけ?

オンラインの
『すべらない話』というのを

われわれで
やらせていただいたときに

いろんな話
むちゃくちゃある中で

群 抜いて 一番 面白くて MVS。
(せいや)ありがとうございます。

めちゃくちゃ
期待しちゃいますけど。

ハードル すごいですね。

ちょっと待ってください。
群は抜いてないっすよ。

(ジュニア)すごかった。
8馬身差ぐらい…。

そんなに!?
一番 ケツ 誰やったん?

(せいや)うわ~。
すいません 大輔さん。

(宮川)何でやねん。
おもろかったやろ。

メークさんの おっぱい
当たる当たらへんの…。

ええわ。 もう ええねん。

(ジュニア)さいころは
8面体となっております。

★が3つ入っておりまして
★が出た場合は

松本さん 大輔 俺。

もしくは
まだ しゃべっていない方とか。

そして 椅子が 一つ
空いております。

お茶の間の皆さんは まだ あまり
もしかしたら

知らないかも分かりませんが

すべらない話を持っているという
ニューフェイス

2人 待機しております。

たぶん 松本さんは まったく

知らないような
方なんじゃないかと。

(ジュニア)では いきましょう。

いきますか。

一発目 いきますよ。
(一同)お願いします。

★が出たら 誰がいくかっていう
とこも ありますけどもね。

川島。
(川島)はい。

3カ月ぐらい前に 久しぶりに
旅番組 いきまして。

2年間 こういう状況なんで
プライベートでも

泊まって 遊びに行くなんてことも
してませんし。

気心知れた後輩2人と
山形の方に 行きますみたいな。

1泊で
おいしいもん 食べるみたいな。

プライベートでも やってなかったから
すごい 楽しみにして

行かせてもらったんですけど。

昼間は 絶景を ちょっと見たり
乗馬を させてもらったり。

夜になったら
100年目ぐらいな旅館に…。

老舗の旅館に
連れてってもらって。

絶景露天風呂みたいな所。

3人で 「わ~ ええな
こんなん 久しぶりやな」

みたいな感じで
「最高やな これ」みたいな。

やっぱ メインは 旅番組なんで
夜のご飯なんですよ。

夜のご飯も 最初から
お造りとかが 出てきたり

ちょっと ええもんが並んで。

お酒なんかも ありがたく
頂きながら

楽しいね
また こんなんできる日が

帰ってきたら ええね
みたいなこと 言って。

その旅館のメインディッシュが
すき焼きなんです。

山形ですから 米沢牛。

最高級の米沢牛の すき焼き。

これが 一人 一個。 これぐらいの
お鍋で固形燃料があって。

ぐつぐつ 煮立ったら
開けていただいてみたいな。

開けて
僕 見たことなかったんですけど

ホンマに 光り輝くようなお肉。

自分の顔が ちょっと
映ってるぐらい

すごい奇麗な
お肉やったんですよ。

こんなん 見たことないですと。

しかも すき焼きやから…。

僕 京都の人間なんで…
砂糖とか しょうゆで味付けして

割り下で ぐつぐつ
煮込んでるやつかと思ったら

ホント 透明で すっごい奇麗で。
料理長みたいな人が

「一回だけ
下のお野菜と くるっと交ぜて

お召し上がりください」みたいな。

えっ? 本場 米沢って
すき焼き こんな感じなんや。

肉の味だけで 勝負するんや
と思って

交ぜて 食べたら
ホントに 肉の味だけ。

脂身の 甘~い感じがして
こんなん 食べたことないなと。

ホンマに うまい肉って

だしとか すき焼きの割り下とか
使わへんねんな。

それ 食べて うわ うまいな
うまいっすねみたいなことで

盛り上がって
また ハイボールとか 頂いて。

今後 どうする? 5年後
こういうとこ また来れるように

また 頑張ろうよみたいな感じで。

1時間ぐらい 宴会 3人でして。

「はい OKです」みたいになって。

よかったな 最高やったな~
っつったら

料理長の人が ふわ~って来て
「あの… すいません」と。

「すき焼きの だし

全部 入れ忘れてました」と。

全部! 何にも
入れてなかったんですって。

まったく だしも何も
入ってない状態で。

ただの肉と お野菜。

僕は 持ち上げて光ってるから
何も 言いだせなくて。

うわ 奇麗ですねとか
言うてるから

向こうも 「うわ~」って
なってるけど。

「一回だけ 交ぜてください」

野菜と肉の位置
入れ替わっただけなんです。

それで 「すいません。
できたら もう一回

急いで 作り直させてください」

「もう カメラで撮ってるから
インサートだけ 撮り直します」

出てきたお肉が 真っ黒けで。

むちゃくちゃ 割り下に
漬かったやつが 出てきて。

せっかくやし 食べたら
100倍 うまかったです。

気持ちで だまされてんねんな。

気持ちで。
本場の肉やって感じで。

なかなか
言いだせなかったという。

恥ずかしかったです だいぶ。
素晴らしいお話でございました。

次 いきま~す。

まあ こういうこと
ありますよ。

これは もう これぐらいは
ありますから しょうがないです。

ちょっと前に 営業がありまして

メンバーが 僕らと中川家さんと
8.6秒バズーカー。

一世を風靡しました
ラッスンゴレライ。

ラッスンゴレライって
すごい ブームになった。

その3組で 関東の とある所
営業やったんですよ。

なかなか 8.6秒バズーカーと
共演しないから

袖 行って どんなこと
やってんのかなと思ったら

ラッスンゴレライ
やってるんですけど

照明が すごいんすよ。

♬「ラッスンゴレライ
ラッスンゴレライ」

赤とか 黄の光が
ババババババ~ン なってて

後ろからも ファッファッファッ
なってて

すごい 進化させてるなと。
飽きさせない努力というか。

お客さんも 「フゥ~ッ!」
みたいに 盛り上がってて

すごい フェスみたいな。
500人ぐらいのキャパですが

「うわ~」 盛り上がってて。

彼らなりに 関西で
もう一回 盛り上げて

進化させたやつを
今 作って

すごい 全国とかで
盛り上げてんねんなと思って。

10分ぐらい ピカピカ~。

♬「ラッスンゴレライ」みたいな
感じで やってて。

帰ってきて 転換のときに

何か すごいね クラブみたいに
なってたやんって言ったら

はまやねんっていう…
太ってる方が

知らないですと。

いつもどおり ネタやってたら

照明 勝手に
ピカピカピカって 出されて

赤とか白とか黄色とかの
やられて

僕ら 普通にネタやってんのに

勝手に照明さんが
アドリブでやってると。

めちゃくちゃ恥ずかしくて。

バババババ~。 10分間 何も
いじらんと やったけど

お客さんも それで
「フゥ~」とか言うてるから

止められず
取りあえず やりましたみたいな。

照明さんのアドリブやったん?
今のってなって。

僕らの出ばやし 流れたから
ああ そうなん? つって

普通に 「はい どうも~」
僕が 「麒麟です」ってやったら

白のフラッシュが
ブワンッ!って たかれたんです。

恥ずかしい 恥ずかしい
ってなって。

麒麟です。
ブワンッ!ってなったんです。

いやいやいやってなって。

お客さんも 「フォ~ッ!」
みたいになってるんです。

そっから 僕らも ボケたり
田村がツッコむたびに

赤の照明 ブワンッ!って。

いらんいらんってなって。

ずーっと 畳みかけのところとかも
赤 青 赤 青みたいな。

せめぎ合いで
勝手にやってるんすよ。

誰も頼んでないのに
何 これってなって。

10分間 お客さん
盛り上がったし

取りあえず ええわと思って。

帰ってきたら 中川家さんの
礼二さんが 「何なん これ?」と。

いや 僕らも 言ってません。

こんなことやれって
言ってないんです。

「何やねん? これ」って
言いながら出てきて

中川家さんのテンポが
すごい速いから

俺 さぞかし これ
どえらいこと

なるんちゃうかなと思って。
中川家さん ばーって出てったら

中川家までいったら

しっとり 青のピンスポで
ジャズみたいな照明…。

そこまでいけば ジャズなんだ。

あったかい光
ぼわ~んとしたまま

しっとり 15分 やられて
帰ってきたという。

まったく 僕らが
リクエストしてないのに。

ちょっと 遊ばれてる感じも
するけどな。

向こうは よかれと思って
やってくれたんでしょうけど。

これ 続かないように
したいんですけどね。

しょうがないっすよね
続く分にはね。

ひとり。
(ひとり)はい。

僕 数年前に

ハリウッド映画の
出演のオファーが来たんですよ。

すごい うれしいじゃないですか。

そしたら マネジャーが

オーディションを受けてくれって
言うんですよね。

ちょっと待ってと。
出演のオファーなのに

何で オーディションを
受けるのって言ったら

実は 結構 ハリウッドって
そういうことが多いんですって。

オファーなんだけど
形式的にオーディションを受ける。

それによって 契約内容が
変わるんです。

結構な 大御所の人でも
そのオーディションを受ける。

そういう形式になってるんです
って言うから 分かったっつって。

ハリウッド映画だから
英語のせりふなんで

それを 一生懸命 練習して

外国のプロデューサー
ディレクターの前で

お芝居を やったんですよ。

そしたら 結果的に
僕 その形式的なオーディションに

落ちました。
(宮川)嘘。

≪珍しい。

形式的なオーディションは
落ちるんです。

イメージが合わないって
言われました。

オファーすんなよって
思いましたけど。

ちゃんと イメージ
調べとけよって…。

僕も びっくりしたんですけど。

NSCより 落ちひんよな
その状況ね。

いきまーす。

じゃあ
ジュニアさん いきますか。

あの この間
この歯が欠けて

歯医者さん 行ったんです。
ほんなら 「これ 欠けてるから

歯 くり抜いて そこに
新しい歯 入れましょう」と。

歯って 時間もかかるし
高いやん。

そうですか。 でも それが 一番
いいと思います。 お願いしますと。

今年中には ちゃんと 完了すると
思いますみたいなことで。

仮歯 やってもうて。
やっと 歯 できました。

じゃ つけましょうって いって

個室の… いつも 昔から
行かせてもろうてる歯医者さん。

「じゃあ 仮歯 取って

新しい歯 できましたんで
つけますね」

「カラ~ン」っつって…。

落としはって。
えっ? えっ?

「すいません すいません」
とか 言うて

歯医者さんが 捜して。

助手の女の人 2人 来はって
「先生 どこですか?」

「いや 音はしたんだけど」
とか言うて

捜しだしはるんですよ。

「すいません ジュニアさん」

「年に2回ぐらい
こういうことが あるんです」

「神隠しにあったような…
いや~」とか言うて。

全然 出てけえへんわけ。

俺も 座っててもな 思うて
俺も おりて

4人で捜すねんけど
全然 ないんすよ。

先生も 「あ~ お忙しい方なのに

何で ジュニアさんのときに
これが当たるんだ」とか言うて。

棚 動かしたり
器具 よけたりして。

まったくなんです。 20分。
(一同)え~っ!?

4人がかりで 20分。 個室で。

ほんなら 俺の座ってた椅子の
土台のとこに あったんすよ。

ほんで あ~ 先生
ありました! っつったら

「ジュニアさん これ
夏のお客さんのやつです」

うわ~。

その人 どうしてんねん。

もう それ 入れてもらえ。
夏のお客さんのやつ。

結局 出てきてないねや。
(ジュニア)出てきてない。

また 新しいので 作り直して。

ジュニアのは
冬のお客さんのときに…。

(川島)タイムラグ あんねやろ。

何で そんなことなるかね。
ホントに。

粗品。
(粗品)はい。

僕 5年半
同棲してる彼女がいるんですよ。

♬~ ぜんぶがぜんぶ 全然違うから

♬~ いいところも
(遥)なんで片付けないの?

♬~ 悪いところも
(優人)こっちだって毎日毎日起こして…

♬~ そうだからこそ

迎えに来たよ。
♬~ 二人で歩む

♬~ この毎日が 楽しいんだな

♬~ ゆっくり行こう
<ひとのときを、想う。 JT>

粗品。
(粗品)はい。

僕 5年半
同棲してる彼女がいるんですよ。

おお~。
それやのに

僕 まだ童貞なんですよ。

あっ そう…。
そうですよ。

まあ 結構
意味 分からんじゃないすか。

まあ その 物理的にっていう
話なんですけど

僕 股間が ちょっと
カントン包茎っていう

結構 ひどい包茎で

カントン包茎の中でも
重度の ヤバいやつなんですよ。

すごいんですよ。
そういう行為をしようとしたら

痛くて できないんですよ。

絶対に手術がいる
手術しないと できない。

で 僕 童貞なんですよ。

まあ その
そんな 僕なんですけど

あの… さっき… えっと…。

結婚しまして。
(一同)えっ!?

ちょっと待って。
≪さっき?

さっき 僕 結婚したんですよ。

ごめん ちょっと
まだ 分かれへん。

(粗品)今日の 12時ぐらいに

役所に 婚姻届
提出しに行って

僕 今 既婚者に…。

マジで!?
(ジュニア)おめでとう。

すごいな。
もちろん せいやは 知ってた?

僕は 知ってました。

(粗品)一応 人に話すのは
もちろん初めて。

さっきのことやから。

その さっき 婚姻届を
提出したときの話なんですけど。

ホンマ 今日 大変で 婚姻届って
もちろん 初めて書くんですけど

証人の欄って
あるじゃないすか。

夫になる者の情報 書いて
妻になる者の情報 書いて

本人以外の家族とか友達に
署名みたいな感じですかね

名前と住所 書いてもらうとこ
2枠 あって

一個は 奥さんのお母さんに
書いてもらって

もう一個 僕 せいやに
書いてもらったんですよ。

1週間前ぐらいに
目の前で書いてもらったんですよ。

本当に 字が汚くて。 せいやの。

もともと 字 めちゃくちゃ
汚いんすけど

獄中の手記ぐらい 何か
訴えかける…。

(せいや)そんなに汚かった?
(粗品)まあかって思いながら。

感情 入りすぎたやつの
字みたいなやつな。

獄中手記やん。

でも 書いてくれて ほんで
これも 相方の味かと思って

僕は それを受け取って
ありがとうって言って。

僕は ホンマに 『すべらない話』の
収録日に

どうしても
入籍したかったんですよ。

どうせやったら。
(川島)なるほどね。

今日 出しに行こうって思って

役所 行こうぜって
なったんですけど

婚姻届 どこ捜しても
ないんですよ。

(一同)えっ?

(粗品)どこ 捜しても なくて。

せいやに証人 書いてもらった
フルで記入したやつが

どこにも なかったんすよ。

婚姻届 なくしちゃって
もう パニック なって。

今日 絶対 出したいって
気持ちはあるし

でも 時間ない どうしよう
どうしようと思って。

家じゅう
ひっくり返したんですけど

どこにも ないんですよ マジで。

だから これ 家にあるかどうかも
そもそも 分からん婚姻届を

捜すよりは 書き直した方が
ええかもなと思って。

僕 予備の婚姻届は 何個か
あったんで 書き直したんですよ。

僕のやつと 彼女やつ 書いて
で 証人のとこなんすけど

もともと 書いてくれてた
彼女の母親は

実家にいて
もう 書いてもらえない。

2枠 埋めないと
いけないんですよ。

一瞬 せいやも よぎったんですよ。

せいやに 書き直してもらおうと
思ったんですけど

どうしても 獄中の手記が
頭 入ってて

せいやは 一回 ええかって
なったんすよ 僕ん中で。

僕 結構 パニックになって
携帯で 連絡先

「あ」から順番に 知り合いの芸人に
電話 かけまくったんすよ。

誰でもええから 電話してたら
一発目に

石橋(四千頭身)が
つながったんですよ。

四千の石橋が つながって
今 何してる?って言ったら

「今 家 いますけど」って。

今から 行っていい? って言って。
「いいですけど 何でですか?」

また 言うわ
住所 教えてって言って。

家から 20分ぐらいの
とこやったんですけど

車 乗って 石橋の家まで
ブーンって行って

その車中で
石橋より前に電話してた

アイロンヘッドのナポリさん
っていう人が いるんですけど。

毛利さんやったんすけど 元。
ナポリさんになって。 改名して。

(粗品)変な人だけど
まあええかと思って

ナポリさんに電話して
「お~ 粗品 どうした?」って。

ナポリさん!
今 どこに いますか?

「家 おるけど」
今から 行って いいですか?

「ええけど」みたいなんで
石橋の家 行って 署名もらって

その後 ナポリさんの家 行って
署名 もらったんですよ。

何とか いけて
よかった 間に合ったって言って

12時前ぐらいです。

車 乗って 役所に それ持って
一息 つきながら 乗ってて

フルで記入した婚姻届
もう一回 見てたんですよ。

ほんなら ん!?
って思って。

知ってる人は
知ってると思うんですけど

四千頭身の石橋と
アイロンヘッドのナポリさん

童貞なんすよ。

ああ…。
(粗品)いや…

証人 童貞 大丈夫かな…。

≪大丈夫や。
(粗品)待て 待て 待て。

待ってくれ。

ほんで 夫になる人間
ササキ ナオト 僕ですわ。

童貞 大丈夫か? これ。

受理されへんのちゃうん?
って思ったんすよ。

効力ある?って思って。

その一枚の婚姻届に
載せれる 童貞の数の限界?

3? たぶん
ギネス記録やと思うんですけど。

3は すごいじゃないですか。

きっしょい書類やでって
思いながら

ドキドキしながら 一人で
提出しに行って

受理されまして。

だから このたび
結婚しました。

(一同)おめでとう!
(拍手)

指輪 してる。
(ジュニア)すごいね。

≪すごいやん。
(粗品)さっき 結婚してきました。

すごいね。 おめでとう。
(拍手)

すいません。

俺は ちなみに…
書いてもろうたけど。

≪松本さんに。
(ジュニア)たぶんやけど

せいやより 字 汚かった。

(せいや)えっ!?
(粗品)松本さんも!?

獄中の手記。

いきます。

せいや。

せいや。
そうですね。

最近 芸人で 結構 ラップの仕事
みたいの はやってて。

僕も フリースタイルラップの
トーナメント 決めるみたいな

お仕事が 来たんですよ。

やっぱ 怖いじゃないですか。
急に 当日 行って

ビート かかって アドリブで
即興で 何か言うって

あんま ないじゃないですか。
だから 練習しとかななんて…。

マネジャーに タカモリ君って
いるんですけど

タカモリ君が ヒップホップとか
好きっていうの 知ってたんで

楽屋で
練習せえへんかみたいな。

タカモリ君は
「いや そんなん 無理ですよ」

言っても 一般の会社員なんで。

でも ホンマに 気にせえへんから
本気で ディスってくれ。

全然 ホンマ…
練習しときたいからって言って。

ホンマに 対戦相手やと思って
やるからっつって。

「やってみます 分かりました」

僕が ♬「YO YO YO」

♬「タカモリ君 すまんな
練習相手になってくれて」

♬「でも 本気で来いよ」

♬「俺も この仕事で ホントに
ラップの… つけたいし」

♬「もっと どんどん
上に いきたいんだよ」

みたいなラップ
仕掛けたんすよ。

何か ちょっと えっ… みたいな
なるんかなと思ったら

タカモリ君が ばちって
スイッチ 入って

目 くってなって

♬「お前は まず 靴が汚い」

♬「汚すぎるから
話 入ってこないんだよ」

めっちゃ レゲエやったんすよ。
すごい レゲエやなと。

靴 汚い。
(せいや)ラガラガラガって…。

頭 真っ白んなって。
すごい レゲエやんって…。

担当マネジャーが
すごいレゲエで。

パーンって 頭 飛んだんです。
靴が 好き…。

♬「靴が汚い 靴も ベロが
いつも入ってる あれ」

♬「いつ 出すんや
靴の履き方 知ってんの?」

すごいなと思って。
頭 真っ白んなって。

僕のターン おお~って…
僕から 誘ってるんで。

おお~っつって。
♬「YO お前 すげえな」

♬「お前 レゲエ 好きなの
知らなかったよ」

ホンマに
レゲエ 好きなんでしょう。

♬「タカモリ君 でも ホント
俺 上に ここから 行きたいから」

♬「ホントに スケジュール管理も
頼むぜ」

♬「先輩にも好かれて
霜降り明星 もっと いこうぜ」

って返したら

♬「そんなことより
お前は 靴 汚い」

どんだけ 汚い。
俺 どんだけ 靴 汚い。

そんな 靴 汚かった?
≪腹立つ。

(せいや)靴… そんな 汚ないんす。

そんな 汚ないんです。
そんなイメージはないよ。

それは ステージ上の
そのイメージはないけど

普段は そうなのかな。
(せいや)違うんです。

でも 即興で言っとるから
たぶん マジなんです。

♬「靴 汚い。
お前 靴って洗えんの?」

♬「それ 洗い方 知ってんの?」

「知ってんの?」も 腹立つ。
♬「知ってんの?」っていう。

それ 何やねん?
♬「知ってんの?」って。

一回 止めて さすがに。
ちょっと 待ってって。

俺 そんな 靴 汚い?

僕から 誘っといて
あれですけど。

せやな。
練習とはいえ。

俺 そんな 靴 汚いかな?

「すいません 本気で
いかせてもらいました」

ホンマなんや。

楽屋に 粗品も
おったんすけど

粗品も作業してて
「ちょっと ごめん」

「靴のラップ 気になりすぎて
作業 ならん」と。

「頼むから 靴 やめてくれ」

「練習すんのいいけど
靴 やめて」

タカモリ君 先攻で…。

♬「イエーイ! 言ってやる
お前は芸人として」

♬「ちっちゃいから もっと
説得力つけた方が いいと思う」

僕のターン。
♬「その説得力は 年取って」

♬「キャリア 積み重ねていったら
できるもんだからな~」

次 タカモリ君 2ターン目。

ほんなら
♬「説得力…」

言葉 詰まって
やっぱ 即興やから。

くーって 顔 めっちゃ 赤なって
くー…。

「ごめんなさい!」
♬「やっぱり 靴が気になる」

どんだけ 靴 気になんねん。

そんな 靴 気になる。
(ジュニア)お前の靴 見たいわ。

(せいや)俺 そのラップから
現場で 靴 見られるの

めっちゃ 緊張するんです。

靴 見てるやん。

タカモリ君 色々 思てんねやろな。

われわれのこととかも
色々 たぶん 思てんねやろな。

怖いわ タカモリ君に会うの。
靴とレゲエが好きなマネジャー。

いきます。

(一同)うわ~。 多いな。

(一同)うわ~。 多いな。

はい。 あの… 最近
加湿器を買いまして

迷うじゃないですか 毎年
何 買うたらええねんとか

何式とか あったんすけど

6万ぐらいの
ドイツの加湿器

これを ネットで見て。

ドイツの オペラとか歌ってる
歌手が使ってますみたいな。

一応 喉も商売道具やから

こんなんが 一番ええわと思って
買わしてもろたんすよ。

これぐらいの大きさで
水だけ入れて

中に付属の液体を入れて

それが いいやつですみたいな。

出てるか 出てへんか
分かれへんけど そのまま寝て

8時間ぐらい寝て
朝 仕事 行こう 思ったら

妻に言う 「おはよう」が

「おはよう」って
めっちゃええ声やったんですよ。

めちゃくちゃ
効いてるわと思って

何? これ。
「何? これ」も ええ声なんすよ。

すごい 調子ええわと思って。

番組とかを やるんですけど

「何とかのコーナー」みたいな
伸びるんすよ。

めちゃくちゃええやん これ
と思って。

その後 漫才 出番で
ホントに ずっと 喉が

「はあ~」みたいな感じで
開いてんすよ。

こんなに変わるんだと。

一晩で
こんな変わるんやと思って。

なかなか 加湿器で 6万って
高いけど 最高やわと思って。

また その晩 仕事 終わって
シャワー 浴びて 寝るときに

水 足しとこうと思って
タンクを ばかって開けたら

1ミリも 減ってなかったんすよ。

あれ? っと思って
ぱっと裏見たら

コンセント 挿す前の
新品やから

ビニール袋 まだ
かぶった状態やったんですよ。

俺 実力で めちゃくちゃ
頑張ってた。

だから…。

米沢牛のやつや。
米沢牛のやつや。

(川島)ずっと プラシーボ効果で。
洗脳されやすいんや。

まったく 減ってなかった。

すごい 影響されやすい。
気持ちで いけるタイプなんや。

危ないですね。

短いお話で。

いやいやいや 川島が
すごい 当たってしまいましてね

申し訳ないんですけどね。

次 いきたいと思います。

兵動。 兵ちゃん。

(兵動)はい。

先輩で 大阪キッズの
藤田さんって方がいて

昔 コンビで やられてて
今 お一人になられて。

僕の先輩なんすけど
ものすごい天然の人で。

アルバイトなさってて。

自転車の撤去のアルバイト
行って

現場が 自分ちの最寄りの駅で

自分の自転車
撤去していくみたいな。

そういう感じの 天然な方で。

しゃべり方も ホンマに

「ああ 兵やん あれやな」
っていうような しゃべり方。

口元が緩いので いつも

「あ~ あ~」って言うて

よだれが 常に落ちるんです。

一回 僕 車 乗って

兄さん 助手席
乗せようとしたときに

「ごめんな 兵やん 乗るわ
あ~」 言うて

よだれ 落ちてるの
分かったんです。

昼間 うわ~ってなって。
さ~って 落ちたんです。

落ちたんが たまたま 車に
俺のシートに付くかな 思うたら

手 出してる 兄さんの ここに
ポチャンって落ちたんす。

よだれが。 その瞬間
むちゃくちゃ 晴れてる空 見て

「兵やん 降ってきたで」
って言われたんです。

もう しゃあないなっていう
ぐらい天然な兄さんなんですけど。

(兵動)一回 その兄さんと

滝修行っていうんで
行ったんですね。

僕 何年か連続で 滝修行
プライベートで行って

滝に 打たれに行くっていうのを
やってたときがあって

一回 藤田さんが
付き合ってくれはったんです。

すごい 寒くて
滝が ばーって ある所に

突っ込んでいって。
チェーンが あるんですけど

チェーン 持って
ダーッ 滝に なってるとこに

グーってなって お坊さんが
お経 読んでいただいてる間

ずっと 耐えて
終わったら 出てくる。

ホンマに 一歩目
水に入っただけで

心臓 ばくばくばく…
ってなって

過呼吸 なるぐらい
すごい修行で。

藤田さんと一緒に行ったときに
滝に 突入するときに

願い事を言うて 行く。

僕は 何度か 行ってるので
藤田さん 初めてやったから

これ 願い事 言うて 行くんです。

考えといた方が
いいですって言うて

「分かった 考えとくわ」 言うて。

入って 2人とも
が~ なってて

藤田さん 次ですよって言うて
「いってきます」 言うて

「健康で ケガもなく
幸せに暮らせますように~」

言うて 滝に
突っ込んでいったんすね。

ばーっ 持って
ぐーっ 耐えてはるんです。

お坊さんが ぐー お経 読んで
お経 終わって

「出てきなさい」みたいになって
「あ~い」 言うて 一歩目

つる~ん 滑って

岩場に 頭から
ジャーマンみたいに

ダーってなって

「あ~ あ~」って
なったときに

怖ってなって。

2秒で 突き放されてる
思うたんです。 神様に。

だって お願い事 言って
終わり直後に

トゥルーン ダーンってなって
「あ~」 言うてるときに

怖ってなって
ちょっとだけ 笑うてもうて

もう あかんやんってなって
大丈夫ですかって言うたら

「大丈夫 全然 いけるよ」
言うて

結局 大きいケガも
なかったんです。

大丈夫でしたね すいません。

上がって 体 拭いて
次 護摩行がある。

護摩行いうのは
自分の願い事を書いて

火を ばーってなってる所に入れて
拝んでいただく。

終わったら お札をもらう。

それも 参加して 終わって
もう 帰りましょうか。

帰ってるときに お坊さんが…。
僕 毎年 行ってたんで。

「兵動さんは あれですね」
めっちゃ優しい お坊さん。

「こういうふうに
プライベートでも

こういう修行をなされるのは
ホントに すごいことですよ」

諭していただいて。
2人で 帰ってて。

ぱって見たら
古札 入れるとこ あったんです。

言うたら もう 終わったやつを。

僕 去年も来てたんで 去年のを
納めに行こうと思って。

すいません。 ちょっと
去年のがあるんでって

お坊さんに 言うて 行って
「どうぞ どうぞ」って言って。

僕 そこ行って
去年のお札を 入れたんです。

それを 藤田さんが見てて
そういうしきたりや思うて

今 もろうたお札を
バーン 入れたんです。

その瞬間 お坊さんが
「何してんねん!」って

めっちゃキレたんです。

「お~」 言うてたお坊さんが
「何してんねん!」

腹 ちぎれるほど 笑うたっす。

すごい方が
いますよね。

いや~ すべらんね。

面白いな。

じゃ 僕 いっときましょうかね。
(ジュニア)お願いします。

いや~ すべらんね。
面白いな。

じゃ 僕 いっときましょうかね。
(ジュニア)お願いします。

大阪で お仕事あって
大阪 行って

大阪のホテルで一泊して

次の日のお昼も
大阪で仕事やったんですよ。

2時半入りぐらいかな?

だから せっかく 大阪 来たし
後輩もいたんで

ちょっと早めに起きてというか
ランチでもして

ランチ食べたら ちょうどいい
ぐらいの時間なんちゃうっつって。

あえて お店も決めずに
道頓堀辺りを ぶらぶらしながら

どこがいいかなと思ってたら

こぢんまりとしてるけども
趣のある

ふぐ屋さんがあって

「ランチ あります」みたいなのが
あるから

ふぐランチな…
何か ええかもな。

のれんが まだ かかってなかった。

聞いてみようかと思って
ガラガラガラ…。

すいません。 まだ ちょっと
早いですか? って言ったら

「あっ 松本さん!」

「あ~ ちょっ…
でも 大丈夫ですよ」

まあ たぶん そうなるやろなと
思って やったんですけど。

(ジュニア)言わんで よろしいねん。

すいませ~んって言って。
こうやってるからな。

2人ですっつって。

でも お店はね ホント
テーブル5席…

6席 なかったと思うんですけど
その感じで

当然 お客さん
誰もいないですよね。

「こちら どうぞ」って言って。

店主さんね
俺と 同年代ぐらいかな。

「いらっしゃいませ」っつって

「あれですか 松本さん
ここのお店

誰か 何か 芸人さんに
ご紹介いただいてとかですか?」

いや 違うんですよ
たまたま ホントに

前 通って ぶらぶらしてたら

吸い寄せられるような感じで
来ちゃいました。

「うわ~ ありがとうございます」

このお店 長いんですか?

「はい もうあの… ホントに
先代が頑張っていただいて

先代から 受け継ぐ形で
やらせていただいてます」

めちゃめちゃ
ええ場所ですもんね。

「それも ホントに 先代が

店やるなら 絶対 ここがいい
って言って

ホント 先代が頑張って
お店 守ってくれて

その先代の気持ちを
受け継いで

僕 ホント このお店

絶対 守っていきたいなと
思ってるんです」

すごい 何か こう
真面目だけども

燃える闘志のあるというかね

すごい人やなと思いながら。

当然 出てくるふぐも
すごい おいしくて

後輩が 「ここのお店
当たりですね」 言うから

ふぐ屋で当たりとか言うな。

楽しいな。

後輩が トイレ 行った。
たぶん そんときやったと思う。

また 店主さんが来て

「松本さん
ちょっとだけ いいですか?」

「話 させていただいて」
どうしたんすか?

「あの… 先代は ホントに
松本さんのことが 大好きで

よく 松本さんのこと
この人は 面白い

この人は すごいって
ホント よく言ってたんです」

「その 先代が言ってた
その先代が まるで

松本さんに それが
伝わったかのように

松本さんが 今日 このお店に
来てくれるっていうのは

あの 何か… 先代が
導いてくれたというか

運命的なものを
勝手に感じてしまいました」

「もう それだけ
話 したかっただけなんです」

「すいません」みたいな。

いやいや 僕も 光栄ですって。

こっからは
俺の推測なんですけど

そっから 2組ぐらい
お客さん 来てたんですよ。

でも そんな広いお店ではないし

たぶん 「予約で 今日は
いっぱいです」って言って

2組ぐらいね たぶん
俺のためにというか

断ってる感じがしたので

ちょっと 早めに 出ようか?

じゃないと
お客にも お店にも

迷惑になるかもしれんから
って言って。

すいません ちょっと 僕ら
もう そろそろ お仕事なんで

今日 ホント おいしかったです
ありがとうございました。

お愛想してくださいっつったら
大将が

「え~ マジですか!?
あと30分ぐらいしたら

先代 来るんですけどね」

えっ?

≪あれ?
えっ?

ああ… そうなんですか。

ああ そうなんですね。

うわ~ 残念ですね。

でも ちょっと 仕事あるんで…。

おいしかったです。
ぜひ また 来ます。

ガラガラガラ… ピシャン。

生きとんけ~!

生きとんけ。
生きとんけ!

しかも
フットワーク 軽いな おい。

結構 すぐ来るな。
≪近場の先代。

何やったん あれ。
(川島)「先代が導いた」みたいな。

ちょっと 目 潤んでたような気が
したのよね 俺も。

熱くなってきて。

後で考えたら 確かに
一回も死んだなんて言うてない。

プラトーン並みに 生きとんかい!

そんなお話でございました。

ひとり。
(ひとり)はい。

以前 自分が卒業した中学校から
連絡が来まして

創立何十周年かの
式典があるから

それの サプライズゲストで…。

ひとり。
(ひとり)はい。

以前 自分が卒業した中学校から
連絡が来まして

創立何十周年かの
式典があるから

それの サプライズゲストで
出てくれないかと言われたんで

もちろん 行かせていただきます
ってことで

その式典ときに 当日
サプライズなんで

体育館の裏から入って
舞台袖で 待ってたんですよ。

司会者の方が
「この学校の卒業生の中には

のちのち テレビに出て
有名になった方がいます」

「そして 今日は その方が
特別に…」って言ったら

そこの もう 在校生が

「うわ~っ!」

特に女子が
「キャー!」って。

これ ちょっと
盛り上がりすぎだなと。

ふと気が付いたんすけど
僕の中学校の卒業生

嵐の相葉君も いるんですよ。

(一同)ヤバい。 ヤバい。 怖…。

完全に そっちなんすよね。

僕が 出てったら 案の定
「そっちか」みたいな。

「確か こいつも そうだったね」
みたいになって。

まあ それは それで
お笑いにしてね

相葉君だと思ったんじゃないの
みたいな感じでやって。

持ち時間が
10分ぐらいだったから

何 話そうかなと思って。

せっかくだから 僕が 人生で
感じたこと 思ったこと

その中学生たち
今後 役に立つようなこと

結構 真面目に きっちり話して。

最後
僕が 色々 話したけど

10年後 20年後
今度 ここの舞台で話してるのは

君たちの中の誰かですよ。

(一同)おお~。

(ひとり)決まったなと思ったら
静かな会場の中から

パチ パチ…。

向こうから パチ パチ…。

あっ これ 映画で
よく見るやつ! と思ったら

パチ パチのまんま 終わってた。

(ジュニア)2人に響いた。
(せいや)短っ!

全然 盛り上がんない。

静かな中
ありがとうございました。

(せいや)始まらんかった。

(ジュニア)決まったのにな。

ひとりが ふたりに響いてん。

たまたま 数カ月後 ロケで
その母校 行ったんですよ。

そしたら
掲示板みたいなのに

「劇団ひとりさんが
以前 来てくれました」みたいな

写真 張ってあったんすけど

僕の目ん玉に
画びょう 刺さってました。

二度と 行くな。
かわいそう。

(ひとり)二度と 行かないです。
二度と 行くなよ。

(せいや)犯罪のやつや。

前半戦は これを
ラストにしましょう。

最後 いきま~す。

粗品。
(粗品)はい。

今日 結婚したんですけど

正直 1年ぐらい前から
何やったら

次 もし 『すべらない話』に
出れるときがあったら

その収録日に結婚したいなって
何となく考えてたんです。

ていうのも 理由 2個あって

1個は 5年半 同棲してて
正直 きっかけもないというか

結婚って何のきっかけで
したらええんかなってのが

分からんくて
何か 背中 押されるような

ちょっと この期間に
ぎゅっといこうみたいな

きっかけがあった方が
よかったってのと

もう一個は 変な意味じゃなくて

普通に 僕 この番組
めちゃくちゃ好きで

子供のときからも見てるし
憧れの番組ですし

ひいては 松本さんに
何でしょう この…

できるだけ 面白い形で
耳に入れたかった。 結婚の話も。

特に 僕らの世代の若手とかって

「自分ら ダウンタウンのなんか
見てへんやろ」とか。

「世代が育ってきてんやろ」とかも
言われること あるんですけど

全然 そんなことなくて

ばりばり
松本さん 浜田さん世代で。

そういうのもあって 何か
『すべらない』 もし 決まったら

出演 決まったら 話したいな
ってのは思ってたんです。

タイミング的には いつ結婚しても
よくて。 5年半で。

ほんで このオファーが
12月ぐらいには決定して

ちゃんと。
そこで あっ 来たって思って

よし じゃ 結婚しようと思って

彼女にも
ちゃんとプロポーズして。

相談したんですよ
彼女に 一応。

入籍日… 言ったら
結婚記念日じゃないすか。

この『すべらない話』って番組の

収録日にしたいと
思ってんねんけど

ええかな? って言ったら
「全然ええよ」と。

「好きにやったら ええやん。
一番 面白い形で やったら」

言ってくれて
優しいなと思って。

でも 一個だけ
当たり前の話なんですけど

テレビで結婚の話 するからには
例えば 何か

私たち家族に危害が及ぶような

何か 危ない話とか
分かんないすけど

悪いこと 言うとか
人を さげすむとか

そういうのは
やめようねみたいな。

そりゃ もちろん そうやな。

あと やっぱ 結婚って
おめでたいことなんで

できるだけ
縁起悪いようなことも

控えていこうね。

そりゃそうやな。
みたいに言ってたんですよ。

今日 さっき結婚して
一回 落ち着いたときに

iPhoneで カレンダー
見たんですけど

今日 死ぬほど仏滅でした。

死ぬほど?

仏滅に 強弱ないねん。

松本さんのせいで 僕
仏滅に結婚させられました。

お前 それ 調べとけよ。

松本さん 僕の人生
返してくださいよ。

いやいやいや…。

何で仏滅に結婚せな駄目なんすか。
結構 大事やで。

そうですよ。 どうするんすか。

1年で 一番最後の仏滅ですから。
今日。 大仏滅の日に。

それ お前が悪いわ。
(粗品)松本さんのせいですよ。

届けに行ったとき
ガラガラやったやろ。

誰もいなかったですよ。

(せいや)調べろよ。
(粗品)やめてください。

[続いて後半戦は
初登場が4人と

何ともフレッシュな
『すべらない話』]

フレッシュ フレッシュ。

まずは 紹介しましょう。
ロンブー 田村 亮さんで~す。

お願いします。 お願いします。

ちょっと
緊張が半端ないっすね。 本当に。

こう見えて 亮さん 流ちょうに
しゃべるんすよ。 こういうとき。

本当に ちょっと マジで

横で見てて
もともと緊張してたのが

どんどん どんどん 倍増して
真っ白になってる感じです。

よろしくお願いします。
(亮)お願いします。

(ジュニア)そして M-1チャンピオンに
お越しいただきました。

よろしくお願いします。
ありがとうございます。

言われへんかったら
日産の人みたい。

ホントに M-1 優勝してから
何か 全て だまされてる気がして。

僕ら M-1とかも
話術じゃなくて

相方の顔と動きで 取ったんで。
≪そんなことない…。

どうしても われわれ
期待値は 上がっちゃいますよ。

(渡辺)今日
頑張らさせていただきます。

よろしくお願いします。

1発目。

え~ これは やっぱ 大輔。

(宮川)分かりました。

えっと ええと…。

春ぐらいですかね 去年の。

あの… 釣りが好きなんで

千葉の野池に
釣り 行ってたんですよ。

ブラックバス 釣ってて
ずっと やってたら

だんだん おなか 痛くなってきて。

山ん中やったんですけど

トイレ行くのも コンビニ行くのも
間に合わへんなと思って。

ずっと やってたら ものすごい
痛くなってきたんで

もう ちょっと…
野ぐそ しようと思って。

車から
トイレットペーパー 取って

場所 探したんですけど

場所が こういう
山道みたいなとこやったんすよ。

どこでしよう 思うて
でも 垂れるしなと思って

まあ ええか
人 来おへんか 思うて

こういうカーブの
ここら辺で…。

もう… もう 無理やったんすよ。

もう…。
分かるよ。

もう 無理やったんで
しゃあない思うて

そこで ガー やったんすよ。

助かったな 思うてんけど
ずっと おなか痛くて。

痛い 痛い… あ~
言うて ずっと やってたんすよ。

ほんなら 向こうの方から

「そっち行ったら あかん」
みたいな。

「そっち行った あかんよ
もう…」 言うて

散歩の… 落ち葉の パサ パサ
っていうのが聞こえてきて

ちょっと 待ってくれと。

向こうから 散歩の人 来はる
思うて。

こう カーブで
ここ 山なんすよ。

分かります? こういうカーブ。

こうやってて
うわっ ちょっと待ってと。

向こうから パサパサって
音も近づいてくるんすよ。

ほんで
「行ったら あかんよ そっち」

みたいな 言うてはる。
おばちゃんが。

パサパサパサって聞こえて
うわっ これ どうしようかなと。

でも もう ここで パンツ
上げることも できなかった。

どうしようかな 思って
こう 行ったら

パサパサって
近づいてきた 足音が。

パサパサ~って来たら
ひょこって 顔 出たら

ヤギやったんすよ 白い。

ヤギ!? と思って。

てっきり 犬や思うてたんで。

ヤギが こう来て
ヤギ!? と思って。

ヤギは 「メェェ~」 言うて。
言うやろ。

びっくりしよったんでしょうね。
「グァッ」 言うて。

こう行ったら 次 おばちゃんが
「行ったら あかんよ」 言うて

こっち 来はったんですよ。

カーブ 曲がったとこ
俺も うんこ してんですよ。

まだ 立てなかったんですよ。

どうしようかなと思って
おばちゃんと 目 合うたときに

ヘァ~ッ! って
言うたったんすよ。 おばちゃんに。

(一同)ハハハハ…。

分かります?
分からん。

おばちゃん 曲がってきた。
(宮川)おばちゃん 曲がってきた。

おばちゃんが はってなったときに
もう どうしようもなかったんで

ヘァ~ッ!

ホンマに分からん。
ホンマに分からん。

(宮川)すいませんも おかしいし。

(ジュニア)すいませんやろ。

おばちゃんの庭で やってたら
すいませんですよ。

すいませんしか ないやろ。
不愉快な思いさせて。

汚いもん見せて すいません。

会釈とか 何か あるよ。

その中から 選んだんが 何やて?

ヘァ~ッ!
(一同)ハハハハ…。

聞いたことない音。

ほな 何事もなかったように
おばちゃん そのまま

後ろ すーって行ったんすよ。

向こうで また
「メェ~」って聞こえて。

(ジュニア)めちゃくちゃ
怖かったんやで。

曲がったら 突然
野ぐそしてるやつに

何て 言うたっけ?

ヘァ~ッ!
何回 やらすんですか。

引き出しに あったな。
その「ヘァ~ッ」が。

俺 ないわ。

ガー 開けても
「ヘァ~ッ」は ないわ。

もう ★ 来たら
もう やめてください。

何で?

ああ すいません。

(ジュニア)★ 来て 大輔って
言われたら 何て言う?

ヘァ~ッ!

(澤部)最強っすね。

1音で 終わらせられるの?

何で おばはんにやったやつ
俺に やんねん。

さあ それでは いきます。

渡辺さん。
はい。

私 SMAという
Sony Music Artistsという

事務所に所属してまして
いる芸人が

ハリウッドザコシショウ
バイきんぐ

アキラ100% コウメ太夫。

ハゲと 裸と 白塗りしか
まず 売れてない。

その事務所の先輩の バイきんぐの
西村さんという方がですね…。

皆さん そこそこ ご存じだと
思うんですけど あの方を。

ちょっと 頭 おかしい。
変人っぽいよね。

ちょっと 変人なんですよ。

バイきんぐの単独ライブの
リハーサルで

マイク つけたまま
トイレに行っちゃって

ホールで ブババババって

大便の音を
ホール中に響かせたり。

あと 野球で 足の腱を
伸ばしてしまいまして。

足の腱には レバーが効くって
聞いたらしいんですよ。

その日に
レバー 2kg 食って

痛風 出ちゃったりとか。

ちょっと 頭 おかしい。
考えたら 分かりそうな…。

食べ過ぎたらなるっていうの
だいたい 分かると思うんです。

その人 ちょっと
頭 おかしいの極みで

こうなったのかなって話が
ありまして。

野良猫って 死んだ姿を

人に見せないって
いうじゃないですか。

その 死んだ姿を人に見せない
野良猫が

西村さんちの玄関の前で
死んでたんですよ。

まあ ないことや。
まあ ないですよね。

それは ホントに
びっくりしました。

ホントに 頭 おかしいんだなと
思いました。

いきます。

(亮)あの… 僕は
例のことがありまして

『FRIDAY』がありまして
そこから やっぱり

色々 話
聞かれたりするんすけど

自分の話は できる。
家族の話とか。

だけど 人の話って なかなか
そんときにあった話 できない…。

逆に 皆さんに 今日 これ
話していいかの判断も含め

してみようかなっていう話が
ありまして。

入江の話なんですけど
元カラテカの入江が。

例の 記事が出たときに

入江は やっぱり
解雇になりまして。

それで われわれんとこに
連絡が来て 「すいません」と。

「僕のせいで こんなことに
なってしまいました」

「僕が こんなことに 巻き込んで」
って 泣きながら

電話 かかってきたんです。

僕らも
この後 どうなっていくか

僕らは まだ
謹慎もなってない状態のときです。

それで どうなっていくか
分かれへんけど

入江は 泣いてて 「ホントに
申し訳ない」っていうのを

みんなに 電話してるから
大丈夫かどうか分かれへんけど

お前のせいだけ 違うから。
そんなに気にすんな。

っていうような電話が
そういうのが

毎日 毎日
かかってくるわけですよ。

もう あいつは へこんで
「自分のせいで」って。

だけど しゃあないよ。
ってなって

初めて その記事が出てから
2週間後ぐらいに

初めて みんなで会うっていう
タイミングやったんですよ。

そんときには いろんな
続報みたいなんがあって

どんどん 話が
でっかくなってって。

その間も 入江は 電話して
「すいません また 僕のせいで」

って 泣きながら 電話があって。

そこで 初めて 入江と
会うわけなんすけど。

そんときに 僕も 今後
どうなっていくか分からないんで

もう 一歩も 外には出てなくて
初めて 出るような感じです。

出て 入江と会うわけなんすけど

入江 開口一番に
「すいませんでした」と。

泣きそうな顔で
しゃべってるんすけど

何か ちょっと違うんすよ。

まあ こんなこともあったから
心労で 痩せたのかなと思って。

痩せたん違うな 何やろうと思って
ようよう 見たら

パーマ かけてるんです。

パーマ…
パーマ かけてるんです。

僕ら 一歩も
外 出てないですよ。

パーマ かけてるってなって。

俺 嘘だと思って
幻だと思って。

だけど ホントに涙目なんです。
「すいません」って。

だけど
やっぱ ようよう見たら

パーマ かけてる。
どう見ても パーマ かけてる。

見間違いじゃない。

入江 お前 パーマかけた?
って聞いたら…。

言うたったんや。
はい。 そんなわけないと

思うじゃないですか。
そしたら 「はい かけました」と。

えっ 何で?
ってなるじゃないですか。

何で? っつったら
あいつは すごい反省してるので

こんな先輩とかに いっぱい
迷惑をかけた自分

自分が
すごい嫌だったんですって。

こんな自分を変えたいと。

こんな自分を どうやって
変えんねんと思って

出した答えが
パーマ あてる。

まあ アホやからな。

(亮)嘘だと思って。
アホやから。

「すいませんでした!
すいませんでした!」

って言うんですけど
パーマが ふわっふわ ふわっふわ。

(亮)だけど ホントに
それだけは

これを いじってる側みたいに
なるから

言うて いいのかなって…。
いやいや…。

いいよ 全然。
(亮)入江も 今 ちゃんと

清掃業やって ちゃんと
やってるから 大丈夫かと思って

話させてもらったんです。

いきま~す。

森田。
(森田)え~っとですね。

6年前ぐらいの話なんですけど
僕 合コンに行くのが

大好きでして

東京 来てからは 特に

合コンに
行かせていただいてるんすけど。

その日は 売れてない芸人
3人ぐらいで

女の子 3:3で
飲めるってなって

渋谷で 3:3で

11時ぐらいから 夜の
飲みだすってなって。

朝までコースかなみたいな感じで。

行ったら 1人 女の子が
結構 高飛車な女の子で

テレビ 出てる 出てないで
芸人を判断してくる。

「テレビ 出てんの?」みたいな。

テレビは そんな 出てないです。
「ああ そうなんだ」みたいな。

そっから テンション
下がるみたいな。

他の2人は いい子やから
まだ 飲めるかとか思ってたけど

ちょいちょい そいつが
何ていうんすか

テレビ 出てないことを
いじってくるみたいな。

「こんなとこ 来てる暇
あったらさ

ネタ 作って テレビ出た方が
いいんじゃないの?」

みたいなこと 言ってくる。
うっとうしいなと思いながらも

一応 その飲み会中に
LINEグループでも作るかって

全員 LINEを交換して

また そっから飲めるかと思ったら
その女の子が

「あっ 私 もう帰る。 私たち」
って言いだして。

夜中の3時ぐらいに
女の子3人が

そいつ リーダーみたいな
感じやから

タクシーで 帰ってったんすよ。

うわ 帰ってったでと思って
どうするってなって。

僕ら 夜中の3時に
渋谷 放り出されて

路頭に迷うというか ずっと
センター街とかを ふらふら。

何なん あの女みたいな。
でも ああいうやつを

見返すために 俺ら
頑張りたいっすねみたいな話を

してたら
急に カメラが ばーって来て

「すいません。
『とくダネ!』です」って。

「『とくダネ!』のスタッフです」
って言って。

「今しがた 清原さんが
逮捕されたんですけど

どう思いますか?」 みたいな。

俺 ゴシップも好きやから

ゴシッパーが
呼び寄せたんかなと思って

どう思いますかって言われて

何となく知ってたから
その情報も

まあね 薬ね
やってたみたいっすよね。

結構 意気揚々と
しゃべったんすよ。

ほんなら その5時間後の
『とくダネ!』で

「渋谷を歩く
30代男性3人組」っつって…。

ねえ 清原さん 薬ね
やってたみたいっすね~とか

言ったやつが 『とくダネ!』で
ドーンって流れたんすよ。

ほんなら 昨日 帰った女が
LINE パーンって来て

「テレビ 出てんじゃん!」
っつってきて。

5時間で 見返せた。

いやいや… いやいや…。

(ジュニア)出方が違うから。

でも すぐ入れてきたから。
「テレビ 出てんじゃん!」

人の 変なふんどしやから。

結構なテンションで
入れてきたから。

≪喜んでくれたんや。
(森田)喜んでくれました。

じゃあ いきま~す。

そろそろ。
(ジュニア)ニューフェイス。

ごっつ気になるわ。

それでは
すべらないニューフェイスに

登場していただきましょう。
どうぞ。

[『すべらない話 2022』
ニューフェイス]

[令和喜多みな実

野村 尚平!]

[令和喜多みな実
尚平 野村!]

令和喜多みな実の野村君です。
お願いします。

松本さんは初めて?

初めてよね?
(野村)初めましてです。

だって 東京の人なのか
大阪の人なのか…。

(野村)大阪吉本で ナポリの同期。

童貞 ナポリの?
(野村)はい。

じゃあ すいません。
早速ですけども お願いします。

僕 漫才コンビ 令和喜多みな実
14年やってるんですけど

漫才の他に 執筆活動も
少しさせていただいてまして

短編小説ですとか

自分で 劇団 立ち上げて
脚本 書いて。

劇団コケコッコーって
ふざけた名前なんですけど

それこそ
新喜劇の座員の方ですとか

いろんな芸人さんだけで
構成して

大会に出て
賞を頂いた機会がありまして

で そのご縁で
朝ドラのオファーを頂きまして。

それだけでも 親孝行やなって
喜んでたんですけど

台本が届いたら
最終回までの3週間

ほぼほぼ出していただく
大切な役で。

で それが ついこの前まで
やってた 『おちょやん』という

杉咲 花さんが
ヒロインを務められてる。

で そこで 杉咲 花さん演じる
竹井 千代さんという

喜劇女優さんが 戦争が終わった後
ラジオドラマの世界で 花 咲かすと。

そこで 僕は NHK制作局の
ディレクターという役どころで

お世話になってたんですけど。

何がすごいって セットですとか
小道具が とにかく。

実際 昭和が舞台なんで
ラジオをとる撮影のシーンでも

昭和の初期に使われてた
実際のマイクとか。

で 僕も フロアディレクター
現場で 指示を出す役やったんで

ヘッドホン これも 昭和に
実際 使ってたやつですって

音響さんから
大切なやつを お借りして。

で つけないといけないんですけど
これが 木製なんですよ。

木で できてて
真っ茶色の カシの木みたいな

かたいやつで
つけて分かったんですけど

めちゃくちゃ痛いんですよ。
ちょっとは移動できるんですけど

当時の日本人のかたに
合わせてるんで

どうやっても痛いんですよ。
これ 無理やなと 撮影 臨むの。

どうしようかなと
思ったんですけど

片耳だけ
僕 ずらしてみたんですよ。

何か っぽいなと。

ものまねの審査員の人とかも
やってはるし。

これ
ぎりぎり いけるかなと思って。

で リハーサル 終わって
言われなかったんで

これでいけるわっていうので
撮影 臨んだんですけど。

一番大切なシーンが

ラジオドラマが
お話の中で人気を博して

1時間の
スペシャル番組になります。

で もう みんなが
よかったってなってたところで

生瀬 勝久さん演じる
長澤先生という作家さんが

盲腸で倒れられた。 台本が
生放送 間に合わないんじゃないか。

でも 結局 僕が 下っ端で 走って
奔走して

先生が言った言葉を
口述筆記で書いて

何とか 台本 本番 間に合いました
で 緊張の生放送 5分間

もう ストップ かけずに
一連で お芝居やって

OKですっていう
すごい緊迫感のあるシーン。

いざ 本番ってなったら
バーっていう けたたましい

映画館の上映のサイレンみたいな
…が鳴るんですね。

それ 鳴ると 本番っていうので

さっきまで談笑してた
役者さんたちも

もう くって 一瞬でスイッチ入る。
もう 脂汗 出る瞬間なんです。

で 僕は スタンバイして
で 本番 用意 バーって鳴って

そっから はいって言ったら
もう 始まるんです お芝居。

バーの後に
演出助手の若い男性が

僕 目がけて
走ってきはったんですよ。

これって だいたい トラブルで
何か 衣装 忘れてるとか。

僕 ヘッドホン バレたって思って
めちゃくちゃテンパったんですよ。

怒られると思って。
で その演出助手の方が

僕 桜庭って役やったんですけど

桜庭さん よければ
最後 泣いてくださいっつって。

(野村)確かに そういうシーンでは
あるんですけど

台本にないですし リハーサルでも
そんなん なかったし

で もう みんな 笑ってはるんです
急に言われてるし。

あの子 芸人でしょ
大丈夫? みたいな。

でも 言われた手前…
で バーって また鳴って

始まっちゃったんですよ。
5分間 プロの役者さんたちが

もう 1回も ストップかけずに
芝居やって

はい OKですってなって
よかったのシーンで

僕が泣いて 終わりなんで。

僕が泣けないで NG出たら
もう 前があかんってなるから

どうしよう思うて ずっと 僕
頭の中で 色々 考えて。

でも お芝居で泣けないと
嘘になるから

長澤先生の
あの病室での一幕とか

竹井 千代さん 杉咲 花さんが
ものすごい苦労人で

やっとの思いで
このスペシャル番組が成功とか

ずっと考えて
OKですってなった瞬間

僕 つーって 涙 出たんですよ。

役者さんたちも
アドリブで すごいから

桜庭さん 何 泣いてはるんですか
って もう センター 連れられて

で もう 杉咲 花さんも
何 泣いてはるんですか 桜庭さん。

OKです!
現実のOK 出て。

拍手 起きたんですよ。
「よう 泣けたな」

「ありがとうございます!」

「はい じゃあ
カメラ位置 変えます」

(野村)忘れてて 朝ドラ
壁があって こう撮ってはったら

次 この壁のセット
バコーン 外して

別の位置 取って カメラの位置
変えてっていうの やるんですよ。

僕 4回
泣かなあかんくなったんですよ。

≪うわ~。

(野村)で 2回目も 言うてる間に
壁のセットなんか 2~3分で。

役者さんたち プロやから
すぐスタンバイして。

で 始まって
また5分 ずっと芝居やって。

滞りないんですよ。
で また 僕 泣かなあかんから

一生懸命 長澤先生のこととか
苦労 思い出して 何とか 泣けて。

「はい OKです。 位置 変えます」
また2分ぐらい。

で また 5分
ば~って 芝居 続いて

どうしよう思うて もう ないから
とにかく 身内の不幸とかで

何か 泣かなあかん。

ここは
もう 嘘ついても しゃあない。

ほんで 何とか 泣けて
「はい ラスト 4回目 いきます」

4回目までいったら
役者さんたちもピークで

めちゃくちゃいい
お芝居なんですよ。

これ いよいよ 邪魔できへん。

でも 3回目で
身内 全員 死んだし

もう いよいよ
ないぞってなって

もう無理や思うて
泣かなあかん場面 きたから

僕 そっと ヘッドホン
両耳 つけて

万力だけで 涙 流したんです。

痛い 痛い 痛い…。

万力って お前。

ガンいう カシの木の この。

万力具合?

オンエア 見たら
1回目が使われてました。

すごいな。
何か 引き込まれた。

いや~ 素晴らしい。
野村君でした!

大したもんやな。
見事に やってのけたね。

(少女)大坂さんと話した。

それは 世界を変える情熱だった。

(大坂)私は テニスプレイヤー。

でもそれは 私のすべてではない。

テニスは 私の情熱。

自分を表現できるし

テニスとともに生きていける私は 幸せだ。

でも テニスがすべてではない。

はっとした。

世界をよりよくすることにも
同じくらいの情熱がある。

幸せではない人や 不公平なことを見て

沈黙する人がいようと

私は黙っていることはできない。

私の情熱を スポーツを愛する人たちに

そして 世界中の人たちに届けたい。

きっと 理想は 現実になる。

世界を 元気に。 くらしを 理想に。

亮 2回 きちゃいましたけど。
(亮)はい。

子供の話。
息子が 2人 いるんですけど

次男が 小学校3年のときの話で。

息子が通ってた小学校が
毎日 日記 書かないといけない。

夏休みとかだけじゃないんです。
小学校1年から。

1年のときは 絵日記とかありで
3年ぐらいから ちゃんと文だけ。

これ 毎日って
なかなか大変じゃないですか。

何かあったら
ちょっと

今までの生活と
違うことやってあげたら

書きやすいかなと思って

いろんなとこ 連れていくように
なってたんですけど。

あるとき
2日間 空くってなったので

ここ 何か 動けるなってなったとき
子供たちは 春休みだったんです。

(亮)奥さんは
息子の学校の行事で

何か 参加しないといけないのが
あるから 3人でしか動けない。

だけど これはこれで

男3人で 泊まりに行くのって
初めてなんで これは行こう。

じゃあ 何しようかなと
思ったときに

自分が結婚してから
おかんと おとんの

僕からしたら
おじいちゃんの方の

お墓参りとか
行ってなかったんですよね。

息子からすると
ひいおじいちゃん。

その場所が 長崎の有明っつって

ちょっと 市内とかじゃなくて
結構 田舎なんですよ。

これは 普段 いっても
東京育ちの子やから

そういうような田舎とか
連れていったら

書くことも
いっぱいあるやろうなと思って

福岡空港から
わざわざ レンタカーを借りて。

長崎から
ホントは行けばいいんやけど

書くことを
増やしてあげようと思って

初めてのことを
いっぱい やろうと思って

福岡空港から レンタカーを借りて
まずは ムツゴロウを見に行こう。

ムツゴロウ 見に行って
ほんで

そっから 長崎の…
車で行けるんやけど

わざわざ 福岡の方に回って
フェリーで渡ると。

車で
フェリーで渡るのも初めてやろう。

フェリー 乗ったら
カモメが寄ってきて

餌を こうやって あげたり。
これは いいなと。

子供からすると 楽しい楽しいって
ワクワクなって

ほんで 着いて

親父の弟さんとこの家に
泊まるんですけど

そこに 親戚が
めちゃめちゃ いるんですよ。

普段 だから 兄貴のところとか
行っても 少ないから

初めて こんなに 俺が
テレビ 出るようになってから

挨拶 行くから
どんどん 人 集まってきて。

ほんで 子供たちも えっ こんなに
自分に親戚いたの? っつって

びっくりして。

それで どんどん 集まって
15人ぐらい集まって

ここで
ご飯を食べてたんですよね。

ご飯を食べてたら
だけど 子供からすると

すごい大人に
そんなに囲まれることないから

ちょっと おどおどしながら
だけど 初めての経験で

ワクワクしながら やってたら

みんなで お酒 飲めや 飲めやで

酒盛りが
始まっていったんですけど

そこにいる おばさんが 1人
納屋があって

納屋に 食材がなくなったから
取りに行くわと行って

外で 何となく…
こっち側 騒いでるんですよ。

そしたら
キャーっていう声がして。

ほんで 別に
そんなに気にしてなかったんです。

こっち側で 亮 飲めや。

お前ら 息子も 芸能人なるんか?
とか言われながら

やってたんですけど どうやら
そのおばさんが戻ってきて

ごにょごにょ ごにょごにょ
しゃべってるんです。

警察が どうのこうの。
えっ 何やろうってなったら

さっきの 話 聞いてったら
キャーっていうのが

車に知らない人がいて
ばっと逃げてった。

要は
車上荒らしが出てたんですよ。

車上荒らしが出て それで
自分の財布がなくなってるから

警察に電話すると。

ってなって
そこから 警察が来るわけです。

パトカー2台 来て

ほんで ビニール袋の靴 履いた人と
ポンポンって 鑑識の人たちが来て

そこで息子たちは
警察が来たと。

そして そこに
15人いるじゃないですか。

15人いる人の
みんな 指紋 採っていくんです。

指紋 採ってって
誰が この車に乗ってた

誰の可能性があるかっていうのを
減らしていくわけですよね。

で 息子とかも
「この車 乗ったか?」

送ってもらったから
乗ってるんですよ。

そしたら
こう 指紋を 全部 採って。

それで 財布だけがなくなって
大した額じゃなかったんです。

僕の中では これ どれを
日記で書くの? という。

いっぱい過ぎて
これ どうなんねん? と思うて

ほんで 僕は もう
次の日 楽しみにしてて 見たら

「ムツゴロウ 見た」
お~。

「ほんで カモメに 餌あげた」

「フェリーで 車 乗って
親戚 こんだけ いっぱい」

色々 書いてて
最後の1行で

「とてもスリリングな夜だった」

書かないんだ!? 隠すんだ。

やっぱ 警察とか絡んでるから
小3は 何か 書いたらあかんと。

(ジュニア)賢いな。

でも 先生 どう理解してええか
分かれへんよね。

カモメが凶暴やったんかなとか。

不思議な文末ですよね。
なるほど。 いや 面白かった。

もうちょっと
いかしていただきます。

(ジュニア)どうしましょう。

これじゃあ 僕 軽く
いかしてもらっていいですか。

あの~ 軽いやつなんですけど

前に通ってたジムに
よく会う おっさんがいて

高重量 上げるタイプの
おっさんなんですけど

何か 重いの上げるときに…
分かるんですよ。

やっぱり 筋トレは ホントに
しんどいじゃないですか。

で 高重量 上げる おっさんはね
いっつもね

「ん~ テスッ!」

寝るときも 「ん~ テスッ!」

まあ この人の がっと この
力 入れるときの圧力が

「テスッ! テスッ!」っていう。

今 あんまり 駄目なんですけどね
ジムで 大きい声 出したら。

数年前なんで
「テスッ! テスッ!」

すごいな この人って
思ってたんです。

で あるとき シャワールームで
一緒になったときに

トリートメントするときも

「テスッ!」って言うてた。
こういう人なんや。

(澤部)力どうこうじゃないんだ。

「テスッ! テスッ!」

「テスッ!!」
(澤部)動作全て。

迷惑やな。

もうちょっと いきます。

あっ 澤部。
(澤部)はい。

皆さん 個室ビデオっていうのは
ご存じですか?

あっ 澤部。
(澤部)はい。

皆さん 個室ビデオっていうのは
ご存じですか?

はい。
(澤部)個室ビデオ…。

男性の方は
知ってるかもしれないですけど

知らない人に説明しますと

お店で。 入ると
かごが置いてあるんですね。

で かご 取って そうすると
店内 ぶわ~って DVDが

大量に並んでまして
いろんなDVDがあるんです。

もちろん 映画とか
お笑いのDVDとか アニメとか。

ただ ちょっとだけ
セクシーなのが 多く並んでるという。

ほぼというか。

ほぼセクシーなのが
ば~っと並んでて。

6本ぐらい選んで
で レジ 持ってくと

個室 紹介されて 案内されて
で 防音の個室で

そういうDVD 見れるみたいな
お店で そういうシステムで。

二十歳ぐらいから ずっと 今も

すごい通わせて
お世話になってるんですけども。

そんぐらい ずっと通ってると
だんだん 常連認定といいますか。

いつもどおり 普通に
DVD 選んで レジ 持ってくと

通常だったら

どのお部屋のタイプにしますか?
みたいな質問が来るんです。

僕は いつも 禁煙フラットマットを
頼んでるんですね。

≪言い慣れてるな。

(澤部)禁煙フラットマットで
って言うんですけど

ある日 持ってったら

「禁煙フラットマットで
よろしいですね?」

もう分かってくれたんだ
俺の好み 全部。

これからは じゃあ 俺は もう
答える必要 ないんだ。

すごい常連だ
うれしいってなって。

さらに その上があるんですね。

それから また しばらく たって
いつもどおり DVD 選んで

で レジ 持ってったら
研修中みたいな。

新人の子だったんです レジが
若い男の子で。

で あ~ あ~ あわわみたいな。

で DVDも バーコード
ピッ ピッ やるだけなんですけど

それも 何か
あ~ あ~ あわわみたいな。

すいません 先輩みたいな。
で 先輩の人 来て

どうたらこうたらみたいな。

大丈夫かな?
この子って思ってたら

その若い研修中の男の子が

あ~ 禁煙フラットマットで
よろしいですよね? って

言ってきたんです 俺に。

あ~ これ すごいことだぞって。

レジ業務もままならない新人が
レジを習得する前に

澤部が来たら
禁煙フラットマットって言えっていう

それだけ頭に入ってるんですね
その子は。

ここまで きたかと。
すごい域まで きたな 俺。

で これ さらに上り詰めてくと
すごいんですけど 優遇が。

たまに
すごい混んでるときがあって

昼休み サラリーマンの方とか
すごいんですよ。

お部屋が
もうパンパンですみたいな。

で そうすると レジ 行くと
かご 渡すと 番号札 渡されて

で その番号 呼ばれたら

部屋 案内されるみたいな
感じなんですけど。

ある日 行ったら
もう パンパンで。

あ~ そうか。 で おじさんも
番号札 もらってるから

これ 結構 並ぶんだなみたいな。
でも しょうがない いいやっつって

DVD 普通に選んでたら
店員さんが す~って。

俺が DVD 選んでるとき
俺の後ろを 店員さんが す~って。

俺のかごに 番号札 ストンって
入れてってくれたんです。

それ だから
本来 DVD 選んでるときも

いったら 他のお客さんが
どんどん入ってきますから

番号
どんどん遅れてくはずなんです。

ただ 俺の顔 見た時点で

早めに 澤部さん どうぞで
番号札 ストンって入れてくれた。

俺 もう ここまで きたかって。

個室 行って ここまで きたか
みたいな うれしくなっちゃって。

すごいな。
こんな優遇される日がきたか

二十歳から通ってみたいな。

で その後も ずっと
俺は通い続けるんです

行きつけの個室ビデオに。

で また おんなじように
DVDあるんで カウンター持ってって。

そしたら いつもだったら
ごゆっくりどうぞみたいな。

かご 渡されて ごゆっくりどうぞ
って送り出してくれるんですけど

その日は ゴニョゴニョゴニョって いつもと
違うことを 言ってるんですよね。

俺は もう ごゆっくりどうぞ
ごゆっくりだと思ってるから

最初 聞き取れなかったんですけど
ゴニョゴニョゴニョって。

ちゃんと聞いたら

「来週の土曜日で 閉店になります」

は~!!

俺のオアシスが
来週の土曜日で 閉店になる…。

うわ~とは さすがに
そのおじさん店員の前で

言えないけど 動揺しちゃって
あっ そうですか…。

あっ そうですか…。

で 個室 行って

ヤッバい!
来週 土曜で閉店だ! って。

すぐ スケジュール 確認して

やっぱ 行くなら
最終日 行きたいから。

最終日
そりゃ 顔 出したいから。

最終日 行けるかなと思ったら
仕事で行けないかっつって。

前日 何とか 行けるってなって
これは 前日でも 顔 出して

ありがとうございましたって
言おうって思って。

で 前日に 個室ビデオ 行って。

その日は 何なら いつもより
入念に DVD 選んで

6本を
30分ぐらい かけて 選んで

よし これで 最後 この店の
最後 6本 これだっつって

で 持ってって
で ピッピッ ピッピッ

おじさんが カウンターに
1人いて やってくれてて。

そしたら ピッピッ ピッピッ
やってるときに

カウンターの奥から
もう1人 おじさん 出てきて

その ピッピッ やってる
おじさんの横に すっと立って。

こんなことないな。
で ぱって見たら

こっちの DVDが
いっぱい並んでる棚の奥から

もう1人 店員さんが
すって来て

俺の横に ぴたっと立って。

で 囲まれた。
何だ これと思ってたら

3人一斉に

「今まで
ありがとうございました!!」

はっ!

常連だから

こんな 今 シフトで入ってる
3人全員 集まってくれて

挨拶してくれて。

すごい感動しちゃって
うわ! みたいな。

こんな
みんな 感謝してくれてるんだ。

俺も ありがとうございます
みたいな。

かご もらいながら
ありがとうございますっつって

で 俺 個室 行こうと思って
背中 向けて。 そしたら 3人が

俺の その背中に向かって
また おっきい声で

「またのご来店
お待ちしております!!」

もう またなんて ないのに。
みんな 分かってる。

もう だって
あしたで閉店だから。

俺が来ることも
もう おそらく ないでしょ。

閉店なのに
またのご来店っていう 粋な挨拶。

ぐ~って うるうるってなって
個室 行って

泣きながら
セクシービデオ 見るっていう。

(澤部)あんな体験は
もう 最初で最後。

(ジュニア)すてきな話やな。

ちょっと すてきな話ですね。
ごめんなさい。

ひとりに 映画化してほしい。
(澤部)ホントですね。

めちゃくちゃ
う~ってなっちゃって。

(小籔)断られるわ。
引き受けはるか。

でも 分かるよね。 関係ないもんな
そこは 人と人との出会いやから。

うわ すごいな~。

じゃあ また 次のオアシスを
探さないとね。

いきま~す。

いい話 聞いて。

こやびんで。
(小籔)ありがとうございます。

吉本は
5年前か 10年ぐらい前から

何ていうんですかね
そういう担当の人に

スケジュール 取られて
って言うと あれですけど

何日 小籔さん
新喜劇の合間時間 下さい

言われて 来たら 小冊子 渡されて
コンプライアンスですみたいな

説明を
受けるようになったんですね。

まあ SNS テレビを
写真 撮ったら 駄目ですよとか。

何か リツイートを変にすると

罪に問われることもありますよ
みたいな。

なるほど。

ないと思いますが クスリとか
薬物はやめていただいて。

あ~。

で 18歳の高校生と

そういうことになりますと
罪になります。

まあ ええ年したおっさんやったら
だいたい 知ってることを

くどくどと説明されるわけです。

まあ でも 最初やから
しゃあないなと思うんですけど

それが
毎年あったりするんですよ。

1年で忘れてるわけないし。

で もし 知ってても
やるときはやるというか

やったらあかんけど
何ていうんですかね。

知らんから やってまうことでは
ないというかね。

意味ないよなって
ずっと思ってたんですけど。

で あるとき 桑原師匠という
80 超えた

新喜劇の中で一番偉い方と

「おう 久しぶりに
昼 ご飯 行こうか」とか

言っていただいて
「ありがとうございます」

で 1回目の舞台 終わって
「行きましょう」とかって言ったら

社員の人が ばっと来て
「桑原師匠 ちょっと」みたいな。

ほんなら 「小籔 すまん。
俺 忘れてたわ」

「15分ぐらい待っとってくれるか」
みたいな。

「何ですの?」
「コンプライアンスの説明が」みたいな。

こんな年寄り いらんやろ。
意味ないやん。

80 超えとんねん。
SNS やってへんし

クスリも ちゃうやつ やってんねん
正規のやつ。

正規のやつ やってるし

もう 18の高校生と
このじじいが 何かあったら

それは すてきな恋の物語やん
それは。

世間も怒らへんわ そんなもん。

映画化なるぐらいの
すてきな話になるわ。

もうええわ 言うて。

そんなん 意味ないでしょ
桑原師匠にやってもみたいな。

でも この社員の人も
上から言われてるから

「いや もう これは しないと」
桑原師匠も

「もう 言うな 言うな
15分ぐらい待っててくれ」

で 待って。 帰ってきたら
小さい小冊子 持って。

ほな 行きましょう 言うて
和食のご飯屋さん 行ってたんです。

他の話
ば~っとしてたんですけど

食べてる最中に いうても
いつも 一緒におるから

話すこともないから
黙ってたんですけど

シーンとし過ぎてるなと思って

「桑原師匠 コンプライアンス
どうでしたか?」っつったら

「何や それ」って言うたんです。

ほら 見てみい
説明しても 意味ないやろ。

じじいに説明するな
っていう話です。

ただの悪口やけどな。
意味ない!

あんな御大には 説明しなくて
いいんじゃないかという。

もちろん そうなんですけど
何か 悪口 多めな感じが…。

いきま~す。

あっ 澤部。

12月に 結婚記念日ありまして。

で 妻に どうする?

2人で ご飯でも行く?
みたいな話になり

「何 食べたい?」
「すし 食べたい」ってなって。

子供 うち 3人おりまして
なかなか 3人いると

いいおすし屋さん
あんま行けないので

ちょっと いいおすし屋さん
探して 予約して

で 当日は うちの親に
子供 預けて

で 行こうかってなって。

いいおすし屋さん
あんまり経験ないんですけど

カウンター 8席。
で 18時からだったんですけど

一斉に始まるんですね
他のお客さん 全員 8名 揃って

そこから みんな 同時に
コース スタートするみたいな。

うわ そんな感じなんだみたいな。
で 18時に行って

一斉に始まって
始めさせていただきますみたいな。

大将が まずは これをっつって
何か 葉巻 渡されて。

≪葉巻?
(澤部)葉巻。

葉巻 渡されたってなって 俺。

いいすし屋って
においとか あれだよな。

でも 葉巻 渡された! って。

いいすし屋だから
逆に あれかな?

口を スモーキーにさせて
その後 白身 食うと

うまいですよ的なやつが
あんのかなって。

お召し上がりください
みたいになって

うちの妻は
パクパク食ってるから

いいの? 食べてって思って
食べたら ネギトロなんです 中。

でも 周り 真っ黒で ノリで
四方を くるまれてるんですよ。

断面がなく 四角い 細長い
ホントに 黒い棒だから

ホントに 俺 葉巻だと思って。
めちゃくちゃ うまいんです それ。

すげえ店だねみたいな 妻と。

その後も 何か
白身のあぶったやつの上に

刻んだネギが載ってて

刻んだネギは
1回 乾燥させてますみたいな。

はあ~って。
それ 切って 乾燥させんだ。

そうすると 香りが
ちょっと弱くなってみたいな。

なるほど。 で 次
フグの刺し お造りみたいな。

2切れぐらい。 それの下に
漬物とか野菜があって。

それを くるんで
お召し上がりくださいみたいな。

食べて おいしいけど

ポン酢とか しょうゆは
いらないのかな? って

ちょっと思ったんですよね。

そしたら 他のお客さんが
ポン酢とかって

これ いらないですかね?
みたいに聞いたんですよ。

そしたら 大将が ポン酢の味に
なっちゃうんですよねって。

あっぶねえ。
危ねえ 聞くとこだった 俺も。

もうちょいで聞くとこだったな。

そんなのが ずっと続いて

妻と 会話も弾み
楽しくやってて

最後の方 おわんみたいな。

あら汁みたいなのが
最後の方 出てきて。

そしたら それも
今まで出てきたお魚で

だしを取って作った
おわんですみたいな。

何か ストーリーになって
すごいなみたいな。

それも めちゃくちゃ うまくて。
すごいねみたいな。

一番最後
卵焼き 出しますみたいな。

卵焼きっつって

大将いるカウンターの奥に
のれんがあって

その奥に
ちょっと厨房があるみたいな。

その のれんが ふわって
女将さんみたいな人が

卵焼き
2個 持ってくるんですけど

そこに
ろうそくが刺さってるんですよ。

大将が 「おめでとうございます」

あっ えっ! 結婚記念…。
でも 俺 言ってないぞ。

俺は言ってない 結婚記念日なんて
一言も言ってない。

じゃあ 妻が あれか
俺が トイレのときとかに

言ったのかなって。
「言った?」っつったら

「言ってない」って。
え~って。

その 何か 分かんないですけど
大将の 何か…。

たまに あるんですよね
いい店だと

夫婦の会話とかを聞いて

お祝いですよねみたいので
やってくれたのか。

すごいねって。
味もいい 雰囲気もいい

店員さんも
途中で 声かけてくれて

緊張してるのを
リラックスさせてくれたし

サプライズも

いったら 他のお客さんは
先にいなくなってるんですよ。

帰られてるんですよ。
その後に やってくれてるから

そういう配慮も
もう完璧だねって。

すごい店だったね
お会計 お願いしますっつって

カードで お願いしますっつって。

で やってるときに 大将が

うちのこと どこで
知ったんですか? みたいな。

ネットで調べて
いいお店だっていうことで

予約させてもらいました
っつったら

ああ ご紹介かと思いました
みたいな。

誰か来るんですか? っつったら

はい 菊地 亜美さんが よくって
言われて。

あ~って。

(小籔)何がや。 何がや。
(ジュニア)何がやねん。

(小籔)何がや。
(ジュニア)何がやねん。

あ~って。
(小籔)何がや。

よくないよ。

別にいいんですけど
あ~って。

よくないよ。

大将も バラエティーとかで
俺が共演して

紹介してくれたんだろうなと
思って

菊地 亜美って
言ったんでしょうけど

何か あ~って。
あ~ そうですかって言ってたら

あとって 大将が。
お~。

あと ジャンポケ 斉藤さんも
よくって言われて

あ~。
(小籔)おい。

言わなきゃいいのに。
≪言ってええよ。

これ 別に 誰も悪くない
大将 もちろん あれだし

菊地 亜美も
ジャンポケ 斉藤も 誰も…。

俺が悪いんです。
勝手に そう受け取った。

ただ 何か…。

(小籔)
最後 そこの配慮が ちょっとな。

ちょっとだけ点数が下がっちゃう。

今後 俺の名前 もしかしたら
出す可能性もありますよね。

他の芸人さんとかタレントさんが
初めて行ったときに。

だから たぶん 俺の名前 言っても
点数は下がるから…。

歌舞伎役者さんとか…。
(澤部)そうです そうです。

小説家の方とかだったら
ぐんって上がるけど

菊地 亜美だと
やっぱ ぐんって…。

言った!

言わずに我慢してたのに 言った!

それは気を付けた方がいいという
警告の話です。

もうちょっとだけ
やりたいと思います。

(ジュニア)どうでしょう?
あのね もう1人おられますんで。

それでは すべらないニューフェイスに
登場してもらいましょう。

どうぞ!

[『すべらない話 2022』
ニューフェイス

ラフ次元 空 道太郎]

[『すべらない話 2022』
ニューフェイス

ラフ次元 空 道太郎]

[ラフ次元 道太郎 空!]

[芸歴16年の苦労人]

[なにわの しゃべくり漫才師が
『すべらない話』に降臨]

おはようございます。
当然 初めましてですけどもね。

初めまして。
(ジュニア)あらためて 紹介しましょう。

(ジュニア)ラフ次元 空君です!

ありがとうございます。

大輔も知らない?
僕 知らないですね。

(空)ほぼ 皆さん…
小籔さんとだけ…。

(小籔)もちろん。
大阪の劇場とかでは

ラフ次元って みんな 知ってます。
NGKも出てるもんな。

ちょっと期待したいと思います。

僕 今 結婚してまして
2年前の話なんですけれども。

僕 神社とかお寺に行くのが
すごい好きで

で 奈良県に

一生に1回だけ使える
お守りっていうのが売ってまして

これ 人生の
ホンマ ピンチのときに

1回だけ開封したら
助けてくれるっていう

1回しか使えない
お守りっていうのがあって

これ ええなと思って
買ったんですよ。

で その買った1週間後に

僕 関西の ちっちゃい 漫才の
賞レースの決勝戦 残ってまして

その賞レース前夜に
ネタ合わせをしてたら

LINEが入りまして

で ぱっと見たら
奥さんからなんですよ。

で 奥さんから
お前 これ 何やねんって

1文だけ来てて 見たら
動画が送られてきて

その動画は
僕のスマホの LINE画面を

奥さんが 自分のスマホで
撮った動画が

送られてきたんですよ。
ちょっと そのとき 僕

女の子の友達と
LINEをしてまして

それが 何か
盛り上がってまいまして

最後 女の子が 会いたいっていう
ハートのスタンプが 送ってきて

で 僕が それに
ミートゥーって返して

そこで終わってたんです。

で これ
しゃれにならんなと思って

これ ネタ合わせどころやないわ
と思って 相方に

ごめん 片頭痛 出てるわって
嘘ついて 家 帰りまして

で 家 帰ったら
奥さん もう ぶち切れで

お前 浮気してるやないか!
ってなって

違うんだよ ホンマ 友達やねん
って言ったら

スマホ 貸せっつって
床に たたきつけられて

たまたま 家の隅にあった
ゴルフクラブで

スマホ シャンってなって
バキバキになったんですよ。

で もう 離婚や! って言って
家の鍵 取られて

荷物まとめて 出ていけ! って
背中 蹴られまして

もう 取りあえず 目につく
次の日 着なあかん衣装とか

かばん
ぱんぱんに詰めてるときに

ぱっと そのお守りが
目に入ったんですよ。

これも 何か 入れとこうと思って
入れて 家 飛び出して

最悪やと思って 家の近くの
カプセルホテルに入りまして。

僕も もう パニックで

スマホもバキバキで
どうしようもないから

これ 開けるしかないわと思って
お守り 開けたんですよ。

何か 巻物が入ってて
ホンマ お願いします。

何とか…
何とか 収めてください

助けてくださいみたいな気持ちで
お祈りして

そのまま もう まったく寝れず
朝になったんですよ。

で もう 取りあえず
劇場 行かなあかんから

ぱんぱんの荷物で 劇場 行って

で 寝てないし
飯も食べてないし

ご飯屋さん 入ろうと思って
劇場の近くの定食屋 入ったら

たまたま
メッセンジャーの黒田さんと

スーパーマラドーナの武智さんが
ご飯 食べてはったんですよ。

で 僕 黒田さんとは
初対面やったんですけど

「何や 後輩か
一緒に食べようや」って言われて

「すいません」って言って

「何や その荷物
今日 引っ越すんか」って言われて

「ちょっと 家 追い出されまして」
って言って。

「大変やったな」
「今日 賞レースなんですよ」

「えっ!
お前 今日 夜 どこ泊まんねん」

「いや 何も 考えてないです」
って言ったら

たまたま 黒田さんの奥さんが
今日 実家 帰ってるから

「よかったら うち 泊まるか?」
って。

「いいですか?」

「取りあえず 賞 頑張ってこい」
って言って 決勝戦 出て

僕 もう ネタ中も
家族のことしか考えれんくて

全然
集中できひんかったんですけど

何か それがよかったのか
優勝できまして

その賞金とトロフィーみたいの
持って帰って

で 黒田さんちに行って

「優勝できました」
「えっ!」

「お前 山あり谷ありやな」言うて

「これから
頑張っていかなあかんやろ」

「こんなときにな
夫婦のしょうもないことで

そんな もめんな お前。
情けない」って言って

何か ぱっと 小筆を取りまして
紙に さらさらさらって。

畳んで 「これ 奥さんに
手紙 書いたから」

「えっ!」

「これな お前
あした 朝一で帰って

賞金と… 全部 渡して
で もう これ 切り札で

俺からの手紙 渡せ」

「お前 読むなよ」

「こういうのが 奥さんに
絶対 効くから」って言われて。

「ありがとうございます!」
「今日は もう寝よう」

「俺 寝てるけど
あしたの朝 気にせんで

出ていってくれたらええから」

「ありがとうございます」って言って
泊まらせてもらって

で 朝 家に帰って 土下座して
ホンマ 許してくれと。

賞金も 優勝したって
全部 渡して おさめてくれ。

ここやと思って 黒田さんの手紙。

あと 黒田さんから 手紙も
預かってるからって渡して

で 奥さんが開いたら
何か 不思議そうな顔して

ずっと 固まってるんですよ。
どうしたんやろうと思ったら

黒田さん 写経とかを
書きはるんですけど

達筆過ぎて 一文字も
読めなかったんですよ 手紙が。

何や 分からへんって言われて

僕 見ても ミミズみたいな字で
全然 読まれへんくて

「許す」みたいな字だけ見えたから
許したってくれみたいなこと

書いてるんちゃう? って言って
奥さんが 何とか それで

もう せんといてなって言って
許してもらえたんですよ。

お守りの力 すごいなと思ってたら
黒田さんから 電話かかってきて

「黒田さん 何とか
仲直りできました」って言ったら

「そんなことよりな お前
うちの布団 畳んで 帰ったやろ」

「あっ はい。
出るとき 畳んで帰りました」

「今 ちょうど
奥さん 帰ってきて

あんた 女 連れ込んだやろって
うちが 今度 もめとるわ!」

だから みんな
こんなんで もめるんやな。

切り替わったんですよ。

(小籔)夫婦の しょうもないことで
もめんな 言うてた人がな。

思いっ切り もめてた。
めちゃくちゃ 弁解に行きました。

そのお札 すごいな。
(空)いや ホンマに すごくて。

何か 神がかり的な。

じゃあ われわれも
1回 まだ使えるんや。

(空)使えるはずです。
これを使わずに

人生 終えれたら
ベストですって言われまして。

へえ~ 面白い。

(ジュニア)ということで
ラフ次元 空君でした。

ありがとうございました!

黒田って そんなええやつなん?

(ジュニア)
俺の知ってる黒田ではない。

変わった。
変わった?

年を重ねて 変わっていった。

どんどん いきます。

★ どうかな?

ちょっと ジュニアさんの話
聞いてみたいかな。

そうですか。
はい。

俺 家 建物が
めちゃめちゃ好きなんですよ。

というのは
父親が設計士っていうのも

たぶん あると思うんですけど。

だから 人の家とか すごい
見させてもらったりしてるんです。

で コジマジック。

収納王子 コジマジックさんが
家を建てたと。

ジュニアさん そんな好きやったら
ぜひ見に来てくださいっつって

俺 見に行かせてもらった。

もう そのマジックが
ふんだんに取り入れられた一軒家。

(ジュニア)収納御殿。

例えば 「ジュニアさん
この階段の一番下の部分は

デッドスペースで これ
ふさいでると もったいないです」

「だから コジマジック御殿では」
っつって ここ あいてて

何やっていったら
お掃除ロボットの基地になってる。

ほんなら 表に
リビングにも出ないし

勝手に ここに戻ってくれるし。
「すごいな!」とか言って。

洗面台 行ったら
「バスタオル どうされてますか?」

開けて バスタオルが入ってる。

上から使って 洗って
ほんで また これを 上に戻すと。

全然 循環しないと バスタオルが。

だからって言って 閉じたまま
ここに 穴があいてて

手 突っ込んだら バスタオルが
取れるようになってるから

洗ったやつが
だんだん こう 順繰り 順繰り。

「すごいな!
マジック 効いてるね」

ウオークインクローゼット
服が かかってる。

お父さんの服が かかってる
横の柱にだけ

細い
カッチャンっていう扉があって

えっ 何これっつって
意外と ここが

カッチャンってやったら
15cmぐらいの幅で

ネクタイ ベルトかけ。

うわ~ 収納されてるっていう
そういうノウハウを持って

いろんな人の設計から携わって
やってんねんって。

っていうのを聞き付けた
ある番組の テレビ局のスタッフが

有名人が 家を建てるから

設計の段階から
コジマジックが入って

いろんなところに
マジックを効かせて

それを ずっと
ドキュメント 撮って

それを
オンエアしましょうって。

家が完成しました!
ってなったのが

有村 昆の家で

その企画自体が
収納されてしまった。

≪収納なのか…。
(ジュニア)マジックが すごいねん!

テープごと収納された。
やっちゃったからね。

(小籔)強い魔法でしたね。

相手の魔法の方が強かった。

ありがとうございます。

すべらんね。

じゃあ ラスト
もう1発 いきます。

いくよ。

渡辺さん。
(渡辺)はい。

M-1チャンピオンが
最後 締めてくれます。

僕が中学生のときに

おじいちゃんが
亡くなったんですけれども

そのときに まだ 学校に行ってて
呼び出しがあって

おじいちゃんが亡くなったから

お父さんと一緒に
病院 行きなさいって

言われたんです 職員室で。

で うちの父が迎えに来てて
車で

おじいちゃんの入院してる病院に
向かったんですけど

おじいちゃん 亡くなったんだ
みたいな話 してて

昔 おじいちゃんの頭に

死んだカブトムシ
接着剤でくっつけて

怒られたなとか

おじいちゃんの金庫 蹴ったら
開いたなとか

思い出話とか そういうのを
ずっと してて 病院に着いて

おじいちゃん
ベッドの上で横になってて

その上に
白いシーツ かかってたんですよ。

いろんな思い出話 してて
神妙になりつつ

お父さんと2人で

最後に 顔 見るかっつって
シーツ ぱって めくったら

おじいちゃん
うつぶせだったんです。

≪嘘でしょ。

嘘でしょ。

(渡辺)おじいちゃん
うつぶせだった。

そんなん嫌やな。

何か 体を清めるか何かの途中で
僕らが来ちゃって

元に戻さずに
かけちゃったみたいな。

びっくりするわ。
もう ちゃんとして!

えっ! ってなるよね。
(渡辺)えっ! ってなりました。

(森田)顔 見てやってください
じゃないですね。

そうよね。 すごいな。

ということで
皆さん お疲れさまでした。

それでは MVSを 松本さんから
発表していただきたいと思います。

(ジュニア)松本さん お願いします。
はい。

[今夜の
最優秀 すべらない話は

誰の どの話?]

MVSは…。

澤部の 個室ビデオの話!

やった!
ありがとうございます。

ありがとうございます!

やった! うれしい!

あらためて 澤部さん
いかがでしょうか?

いや~
めちゃくちゃ うれしいですね!

行きつけの 個室ビデオは
もう なくなってしまってるんで

もう1店舗あるんです
よく行くとこが。

そこに ちょっと
飾りたいなと思いますけど。

(ジュニア)松本さん 選考理由は?

めちゃくちゃ悩みましたよ 今回。

ホントに もう めちゃくちゃ
いっぱい あった中で

まあ 澤部が ちょっと…。

澤部 もう1個 おすしのも
よかったんですよ。

だから いずれにしても
もう 澤部だっていうことで。

(ひとり)松本さん 言ってたけど
映画 いいんですか? ホントに。

「個室ビデオキッド」っていうのを。
(澤部)ぜひ!

「常連だよ バカヤロー」っていう。

いけるわ。 お願いします。

その作品も
個室ビデオに置けるしな。

(ひとり)そうですね!
ウィンウィンですね。

ニューフェイスの2人も
よかったですね。

そうなんですよ。
ありがとうございます。

でも 今回
ホント レベル高かったです。

どうも 皆さん
ありがとうございました。

ということで
『人志松本のすべらない話』でした。

澤部!
≪おめでとうございます。

粗品も おめでとう!
(粗品)ありがとうございます。

(今田)1本目のネタ終わりは
これは取ったな。

(さんま)オズワルドが
優勝候補やったやんか。

Source: https://dnptxt.com/feed/

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