出典:EPGの番組情報
関ジャム 完全燃SHOW プロが選ぶ2021年の年間マイベスト10曲後半戦![字]
先週に続き、売れっ子プロデューサーが選ぶ2021年のマイベスト10曲!今週はついにBEST4!藤井風のアレンジも手がけるYaffleが初参加!
◇番組内容
過去には大ブレイク前のあいみょんやヒゲダン、King Gnu、miletなどネクストブレイクが期待される新星を紹介してきた恒例の人気企画「プロが選ぶ年間マイベスト10曲2021」音楽P・蔦谷好位置といしわたり淳治に加え、藤井風のアレンジを手がけるYaffleも初参加。今週はついに第1位を含むBEST4を発表!先週は19歳の次世代ラッパー・LEX、総再生数10億回を突破したVaundy、逆にYouTubeの再生数約200回のTina Moonなどを紹介。
◇番組内容2
現在、配信中の前半戦からスタジオや視聴者の期待に応えるかのように珠玉の裏切りを連発した「プロが選ぶ年間マイベスト10曲」後半戦で発表される上位4位には、すでに大人気を博しているアーティストたちの楽曲も食い込むなど、さらに波乱のランキング結果に!蔦谷も「特に名曲がめちゃくちゃ多かった気がします」という2021年、3人の選者たちが堂々の第1位に選ぶのはいったい誰の名曲なのか!?
◇出演者
関ジャニ∞
支配人:古田新太
アーティストゲスト:蔦谷好位置、いしわたり淳治、Yaffle
トークゲスト:高橋茂雄(サバンナ)、宮澤エマ
◇おしらせ
☆見逃し配信はTELASAとTVerで「関ジャム」で検索!!先週の前半戦のランキングも配信中!☆番組Twitter
https://twitter.com/kanjam_tvasahi☆番組ホームページ
https://www.tv-asahi.co.jp/kanjam/ジャンル :
バラエティ – お笑い・コメディ
バラエティ – 音楽バラエティ
バラエティ – その他
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ワードクラウド
キーワード出現数ベスト20
- 村上
- 蔦谷
- 横山
- 本当
- 丸山
- 大倉
- マイベスト
- Yaffle
- 高橋
- サビ
- 意味
- 音楽
- Yaffle
- 歌詞
- 結構
- キーボード
- ラララ
- 宮澤
- イントロ
- キー
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
僕は 本当に感動しました。
今夜の『関ジャム』は
プロが選んだ
2021年 マイベスト10 後半戦。
これまで プロの目利きで
ヒゲダン 米津 miletなど
さまざまなアーティストが
1位に名を連ねた
この企画。
果たして
2021年の
第1位に
選ばれるのは
どんな
曲なのか?
まずは
いしわたりの第4位。
♬~
今夜の『関ジャム』は…。
2021年の
マイベスト10。
いしわたりの
第4位。
この曲について
いしわたりは…。
♬~「だらしない身体」
♬~「嫌われ方や 慕われ方や
叱り方とか」
いしわたりが注目したのは
サビの歌詞。
(横山)「キャッチーやな」
(大倉)「いいね」
(横山)「めちゃくちゃ
ポジティブになるな これ」
何か ものを言う時に
強く言うっていうのが
ヒップホップマナーの
1つの特徴だと思うんですけど
もう少し こう
TPOに合わせて
歯に衣を
オシャレに着せられた方が
やっぱ 格好いいよなっていう事を
改めて感じますよね。
うまい言い換えだなと思って。
続いて
いしわたりの
第3位は…。
この曲について
いしわたりは…。
(丸山)「あっ めっちゃ流れてたな
そういえば」
アメリカでは 以前から
女優として知られていたが
今年 リリースしたデビュー曲
『drivers license』が
世界的大ヒットとなり
10億回再生を記録した 18歳。
では
(横山)「歌の表現力
すごいな この方」
(横山)「才能の塊やな」
(大倉)「すげえ」
改めて考えると
(いしわたり)っていう事は
音楽と車って すごく
本来 相性がいいんだと
思うんですよね。
だから こう
恋愛と車とが こう
音楽の中に入っている この曲が
ドンって売れたのは
なんか そういう要素も
あるのかなと思って。
(高橋)へえー!
(いしわたり)もう1つ 新しいのが
大体 車の出てくる曲って
飛ばすとか
ハイウェーを走ってるとか
っていう事が
多かったと思うんですけど
この 徐行してる
初心者の運転
っていうところに
着目したのも
なんか
すごく新しく
感じたんですよね 僕は。
(村上)確かにな。
こんな車の出方あったんだ
っていう衝撃を
僕は 受けたんですよね。
(丸山)すごい視点だな。
続いて
いしわたりの
第2位は…。
1998年 15歳でメジャーデビュー。
これまでにアルバム10枚を発表。
日本を代表する女性アーティスト。
この曲について
いしわたりは…。
(古田)「あっ!」
(丸山)「あっ!」
♬~「Pink blood」
いしわたりが注目したのは
冒頭の歌詞。
♬~「Pink blood
Pink blood」
(宮澤)「格好いい」
(大倉)「説得力」
以上 いしわたりのマイベスト
4位から2位でした。
宇多田さんのすごいのは
どんどん 日本語が
増えてきてる
っていう事なんですよね。
だから すごい
日本語っていうものを
もう一度 価値を
再構築してるじゃないけど…。
見直されて…。
そういう感じを…。
覚悟みたいなのを
僕は やっぱ 感じるんですよね。
(安田)そうですよね。 英語で
はめれちゃうんですもんね。
本来だったら その方が
100倍 楽だと思います。
絶対 歌詞
読みたくなるじゃないですか。
宇多田さんの場合って…
耳なじみが良くても
もういいやって曲とかって
あると思うんですけど
宇多田さんの曲だったら
絶対 意味深なはずだから
歌詞も絶対 調べてみようって
思いますもんね。
(村上)いや これはね…。
なんか 名言集みたいに
なってるんですよ この曲…。
(村上)学校の先生では
絶対 教えられない事ですからね。
昨年 3人がそろって
マイベスト10に挙げた
藤井風の
アレンジを手掛ける
注目の音楽プロデューサー
Yaffle。
そんな彼の
第4位は…。
(高橋)「知ってる曲なのかな?」
この曲について
Yaffleは…。
(宮澤)「これ 格好良かったもんな」
(安田)「格好良かったですね」
♬~「1人は大変 でも安定
複雑な関係」
この曲は
人気ドラマの
主題歌として
MPCプレイヤー
STUTSが
プロデュースを
手掛け
メイン・ボーカルを
松たか子
そして 5人の
実力派ラッパーを
フィーチャリングに
迎えているのだが…。
そのバージョンは
8つあり
Yaffleの
チョイスは
5人のラッパーが
参加した
『Remix』。
続いて Yaffleの
第3位は…。
この曲について
Yaffleは…。
♬~
(横山)「格好いい」
Awichは
2020年 メジャーデビューした
沖縄県出身の女性ラッパー。
この曲では JP THE WAVY
YZERR
2人の人気若手ラッパーを迎え
プロデュースは
ヒップホップクルー
YENTOWNの
Chaki Zuluが務めた。
♬~「焦りも全部
光に変えてみせる」
(横山)「うわっ すげえ!」
(村上)「ええー!」
(丸山)「かっけえな これ」
♬~「Alexにオーダーして
作ってもらってるこのDrip」
いわゆる 昔の
クラシックヒップホップみたいなのの
レールじゃないとこから
いっぱい出てきてるんで。
その成熟さが すごく なんか
印象的な年だったなっていう…。
(村上)なるほどね。
(Yaffle)別に 要は
ヒップホップ 好きで…。
続いて Yaffleの
第2位は…。
この曲について
Yaffleは…。
♬~「声を放って」
(横山)「アイナちゃん?」
♬~「きっと君に」
Aoは
BiSHのアイナ・ジ・エンドと
蔦谷が昨年の1位に選んだ
ROTH BART BARON
三船雅也によるユニット。
(古田)
「アイナちゃん 出てくるわな」
その2人なのに
まるで大勢いるかのように
聞こえる声に注目。
以上
Yaffleのマイベスト10
4位から2位でした。
(村上)さあ
という結果でございました。
ギターの
フェンダーだ ギブソンだ
違い わかりますか? って
言われても わからないけど
この人と この人の声の違い
わかりますか? って言われたら
わかるじゃないですか。
この声の違いは みんな。
だから 人間の耳は
一番 声に敏感なんですよね。
なるほど。
(Yaffle)その中で
2人のバランスが
あんまり似てると
スペースが狭くなるんですよ。
色とか 絵とか 物と同じで
ちょっと… 完全に違いすぎても
バラバラに聞こえちゃうし
完全に同じだと 今度 同じ人が…
っていうか 何回も
多重録音してるとかいう風に
聞こえちゃうんですけど
この2人の声色のずれ方が
微妙に こう…。
録音で。
(村上)あえて狙っていっても?
そうなんですよ。
結構 いろんな人が
多分 チャレンジしてて。
まあ すごく古い例では
QUEENとか
まさにそうですけど。
結構 門外不出っていうか…。
多分 いろんなアーティストが
いろいろ それぞれ 自分で
自分の声を
こういう風に多重録音するとか
ちょっと 低い声 入れてみるとか
ささやいてみるとか
なんか いろいろな事を工夫して
広がってるんですみたいな。
みんな 持ってる…
結構 持ってたりするんですけど
この曲に関しても
すごい なんか…。
(Yaffle)そこを
引っ張っていく事によって
ドラムとか 別に バンドとかは
ついていくっていうか…。
(村上)へえー!
この聴き方はできないですね!
2021年の
マイベスト10。
蔦谷の
第4位は…。
2021年の
マイベスト10。
蔦谷の
第4位は…。
この曲について 蔦谷は…。
(宮澤)「あっ!」
(大倉)「すごい」
(高橋)「おおー!」
(丸山)「そこか!」
蔦谷が4位に選出したのは
Yaffleも
同じく4位に挙げた
STUTS & 松たか子
with 3exes
『Presence』の全作品。
これは だから 楽曲も
もちろん良かったんですけど
やっぱり この企画自体が
非常に面白かったと思って。
なんか テレビって
もう 結構
見なくなっちゃってる人も
増えてきてるじゃないですか。
刺激が多くて やっぱり…。
例えば Netflixとかで
「イントロをスキップ」とかって
やっちゃうぐらい もう…。
この間… Yaffle君が
先週 言ってくれたように
本当に 隙間を
どんどん省いていって
余白がないものが…
どんどん刺激を求めてる中で
テレビで これだけワクワクする。
毎週
来週どうなるんだろう? って
思わせて。
それに しかも
ラッパーが参加して。
で トッププロデューサーの
STUTS君が
更に 最高の劇伴の
坂東君の曲を
サンプリングして使う
っていうのは もう 本当に
これは あらゆる層が
たまらなかったと思うんですよ。
ドラマ好きも
松たか子さんのファンも
俳優のファンも
ヒップホップのファンも。
このドラマの劇伴を担当してる
坂東祐大君って
米津さんとかのも
参加して…。
ポップスのフィールドも
やってますけど
メインは 現代音楽の
もう バキバキの
アーティスティックな方向の
作曲家さんなので。
その人が作った劇伴に対して
STUTS君が
ストリートのアイコンとしての
ヒップホップを そこにぶつけて
そこに いろんなラッパーを
呼んでいくっていう…
作品も そうだし。
STUTS君の曲は
基本的にフロウっていうか
始めがあって終わりがあって
そこに流れてるから
意味があるような音楽
っていうんですかね。
だから 語尾を切り取るとかいう
感じの音楽じゃないんですよね。
(村上)はい はい はい。
(Yaffle)…っていうのも
すごく素晴らしいなと思って
むちゃくちゃ聴いてました。
続いて 蔦谷の
第3位は…。
この曲について 蔦谷は…。
♬~
いしわたりが5位に挙げた
Vaundyの別曲を
3位に選出。
とうとう こちらもかぶりましたね
Vaundyさんは。
かぶりましたね。
(村上)ねえ!
ちゃう曲が入ったっていうのが…。
(村上)そうなんですよ。
結局はね
2曲入ってるわけですから。
もう
ずっと売れてるんですけどね。
(村上)更なるね きっと 認知…。
だから 先週 淳治君が言ってた事
すごくわかるんですよね。
今まで とにかく
得体が知れない感じが
するんですよ 僕からすると。
才能の塊なんだけど
恐らく すごく
ロジカルにやってる感じがして。
狙ったものを
バン! って作ってる感じがして。
すごくなんでもできるから
何が
本当のVaundyなんだろう
っていうのが
わからなかったんだけど
そういうところも
全て乗り越えてきて
俺の もう
ど真ん中のやつがきたんで
最高! すげえ! と思って。
しかも大学生でしょ?
(蔦谷)ですね。
大学の授業は 疎かに
しといてほしいよな せめて。
(村上)どこかできないとこをね…。
(蔦谷)Twitter見たら
レポート提出したとか
書いてますよ なんか。
すごい頑張ってるみたいですよ。
(丸山)疎かにしろよ。
続いて 蔦谷の
第2位は…。
この曲について 蔦谷は…。
(高橋)「誰かわからん」
♬~「聞こえない」
男女ツインボーカルの
3人グループ。
昨年 日本レコード大賞
優秀作品賞。
更に
第72回『NHK紅白歌合戦』への
初出場を果たし 話題となった。
♬~「記憶の中 滲んでく」
(横山)「めっちゃ聴いたな この曲」
(宮澤)「ハモリが
格好いい」
以上 蔦谷のマイベスト
4位から2位でした。
本当 まあ…
典型的なJ-POPですね。
頭の方は ちょっと複雑なコードは
使ってるとはいえ
典型的な曲なんですよ。
でも 全くそう聴かせない感じは
やっぱり
(蔦谷)ただ こういう曲って
昔から 結構あって。 だから…。
♬~「タラタ タンタンターン」
♬~「タララ ララ ララ ラララ」
これが 4 5 6 3っていう
進行なんですけど。
♬~「私は ラララ ラララ」
これ すごく似てるんですよ 実は。
これ コード進行も一緒だし
使ってる楽器も
ドラム ベース ギターに
ウーリッツァー…。
『あいのうた』はウーリッツァーと
ストリングス。
すごく似てるんだけど
刻み方も違うし
メロディーラインも
ちょっと違って。
サウンドのアプローチは
ちゃんと 2020年代のサウンドに
アップデートされていて。
そういった点で
こういうメロディーって やっぱり
日本人に普遍的なもので
今の世代でも ちゃんと こう…
今の装いにしてあげれば
ヒットするんだなっていうのが
わかって。
純粋に日本の歌謡曲として
めちゃくちゃ
いい曲だなと思いましたね。
(村上)うわー いいですね!
続いて 1位の発表の前に
『関ジャム』メンバーが
昨年 最も聴いた曲を紹介。
まず 村上のヘビロテ曲は
「NEOかわいい」が
コンセプトの
ガールズバンドの
この1曲。
(宮澤)「可愛い!」
今で言う なんでしょうね
チルミュージックじゃ
ないですけど。
でも なんか こう
先鋭的といいますかね。
なんか このバランス感って
なんなんやろうな…。
ほんで また 女性4人で
これするのかっていうとこに
ちょっと 引っ張られて。
リリース自体は
2012年だが
昨年 大倉が
最も聴いたのが…。
(蔦谷)「ああ いい曲だな これは」
よう聴いてましたね。
ブルーノ・マーズが
なんか ちょっと
出てきてたじゃないですか。
聴き直してたんで…
これだけじゃないですけど
ずっと… ずっと聴いてましたね。
続いて
丸山のヘビロテ曲は…。
♬~「さ さしみ屋
てんぷらまーさん」
(大倉)「マルっぽいな」
きいやま商店は
沖縄 石垣島出身の
従兄弟 兄弟で結成された
エンタメバンド。
(村上)蔦谷さんはね
ご存じなかった?
「あ」から「ん」まで 歌の中で…。
だから 携帯で見るじゃないですか
歌詞を。
そしたら 左側だけ見たら 全部
「あいうえお かきくけこ…
わをん」までいってるんですよ。
(村上)なるほど なるほど。
(丸山)でも これ 今
のんびり言ってるじゃないですか。
後半
間に合わへんくなってきて…
テンポ
めちゃくちゃ上がるんですよ。
(村上)そういう遊び心…。
(丸山)そう すごい適当な事を
なんか バーって言いながら
最後 また BPM戻って…。
ハハハハ…! それ 笑えるな。
めっちゃおもろいやん。
いよいよ このあと
3人が本気で選んだ第1位を発表。
(村上)さあ まずは
いしわたりさんの1位。
さあ これは どういった点で…。
(いしわたり)素直に
2021年といえば これでしょ
っていう気持ちで選びました。
いしわたり淳治が選ぶ
2021年のマイベスト10
第1位は…。
(古田)「みんな 若いな」
この曲について
いしわたりは
久々に生まれた
(高橋)「そうか。
だって 流行語にもね…」
(宮澤)「そうだよね」
(大倉)「日本中が “うっさい
うっさい” 言うとったもん」
♬~
(丸山)「すごいよな」
(村上)『うっせぇわ』
いしわたりさんは。
そうですね。
やっぱり お笑い芸人さんの
歌ネタみたいなものから…
「そんなの関係ねえ!」とか。
(村上)はやりのワードであったり。
「なんでだろう」とか なんか
歌ネタからは 結構 こう
流行語は生まれるけれど
なんで プロが作った音楽からは
一切 出てこないんだろう?
っていうのは
僕は ずっと気になっていて。
それを 誰かが扉を開けてほしいな
っていうのは
ずっと 作詞家やっていく中で
思っていて。
シンプルに プロが作った音楽が
世の中にドーンって出て
流行語になっていく
っていう様子を見たのって
もう 何十年ぶりなんじゃないかと
思うんですよね。
そういう意味でも
ちょっとポップだったんじゃ
ないかなと思うんですよ。
音楽って そういう力もあるので
そういうところが 僕は
すごく高く評価したというか
もう 気に入った
ポイントだったんですよね。
初参戦で ここまで
まだ あまり知られていない
楽曲を含め
ご覧のようなランキングを
挙げてきたYaffleだが
2021年の第1位に
選んだ曲については…。
完璧な曲と絶賛。
それが…。
(高橋)
「完璧が出たんですか?」
♬~「初めてのルーブルは
なんてことはなかったわ」
♬~「初めてあなたを見た」
いしわたりが2位に挙げた
宇多田ヒカルの別曲を
1位に選出。
(大倉)「鳴ってない」
(古田)「急に少なくなった」
(大倉)「なんか ベーシスト
代わったみたいな」
(横山)「すげえな」
(横山)「やっぱ
宇多田ヒカルさん すげえな」
「何年すごい? この人」
(拍手)
(村上)はあ… 宇多田さんですか。
2010年代後半ぐらいから こう
まあ J-POPで言うところの
サビみたいなところが
一番 音圧が低いっていうか
一番 そこで
盛り上がらないっていうのが
トレンドとしてあって。
この曲は 多分
あえて… サビがどこかって
あえて言えば
多分 その…
「Oh oh oh oh…」って入るところ。
そこの部分が
多分 サビだと思うんですけど
そこが 1回
スカッとなってるんですよね。
そこは だから ちょっと
それっぽいなっていうか
今っぽいなって感じるところで
緊張と緩和の 緊張は そこで
1回 クッて落ちるんで
おっ! って こう… サビの頭で。
緩和は どこで回収するか
っていうと そのあとに
歌が終わったあととか
サビの2回し目ぐらいで
1回 ドーンって こう
でっかいベースとかが鳴って
回収っていうか
イエーイって感じに
回収するっていうのが
そのトレンドだったんですけど
この曲は それで…。
サブベース鳴ってるんですけど
薄いんですよね めちゃくちゃ。
めちゃくちゃちっちゃく
「ウー」って鳴ってて
なんか ずっと
今までの曲 聴いてたんで
鳴ってると錯覚してて
普通に聴いてて。
そしたら 2Aっていうか
2番の頭のところで いきなり
それまでで一番でっかいベースが
ボーンって鳴って。
うわー! って思って。
でも その時は
そのトリックに気付いてないんで
なんか 普通に なんで やたら
この2Aのベース
格好良く聞こえるんだろう? って
ずっと思ってたんですけど…。
よくよく こう
つついて聴いてみたら
そうか そうか… だから 力点が
サビの後半にあると思わせて
実は それ ミスリードで
本当の曲の力点のところは
2番の頭のとこに
ゴーンってついてるから…。
でも 確かに ビックリしますね
Yaffle君の説明を聞くと。
あの 2Aの
急に ムーブみたいな
ベース出てきた時に
ドキッとしますもんね。
確かに すごいな 宇多田さんって。
本当 ずっと いますもんね。
続いては これまで
数々の名曲を挙げてきた
蔦谷だが…。
2021年が めちゃくちゃ
名曲が多かった気が…。
そんな中から選んだ
2021年のマイベスト 第1位は…。
この曲について 蔦谷は…。
まずは イントロに注目して
どうぞ。
♬~
(丸山)「あれ?」
(横山)「えっ?」
♬~
(村上)「完璧なんや…」
(拍手)
(高橋)なるほど。
(村上)
ヒゲダンからですか 蔦谷さん。
もう 蔦谷 またヒゲダンかよって
思われるかもしれないですけど
もう ちょっと… 本当に
すごいなと思いました この曲は。
(村上)外せない?
(蔦谷)はい。 そうですね
『アポトーシス』っていうのは
さっき 説明にもありましたけど
プログラム細胞死って事で
歌詞の中にもあるように
来年 また
美しい葉っぱを咲かせるために
落ち葉になって
枯れていくとか
オタマジャクシが
カエルになる時に
尻尾を 自ら殺して
大人になっていくとか
そういう意味らしいんですよ。
その意味を知ったうえで
このイントロの
フレーズなんですけど。
♬~(キーボード)
(蔦谷)すごいキレイな
フレーズですよね。
ただ このイントロの音色が
すごく不思議な音だったと
思いません?
最初 この『アポトーシス』って
僕 全く意味わからず
あっ なんか 変な音だなと思って
聴いたんですけど
その意味を知ったうえで聴くと
細胞の… 顕微鏡でのぞいた時の
なんか 不思議な映像とか
あとは その お母さんの体の中の
エコー写真で
子どもが動いてるような風にも
見えるし
すごく神秘的に聞こえたんです。
その理由は この音色に
まず あると思うんですけど。
これが なんか 最初 聴いた時
二胡かなんかかな?
シンセでもないし
声… ボイスサンプルかなんかか?
でも なんだ? と思って
聡君に聞いたんですよ。
どうやってやってるの?
っつって。 そしたら やっぱり
ボイスサンプルを
コンピューターで魔改造して
世の中に全くない音を
作ったらしいんですね。
(村上)へえー! 生み出したんだ。
(蔦谷)そうですね。
それで これは
キーは ずっと Aのワンコード。
その中で 音階を
やってるだけなんですけど。
♬~(キーボード)
(蔦谷)この中に
実は 何かが隠されていて。
♬~(キーボード)
(蔦谷)
ラ ソ ファ ミ レ ド シ ラ。
音階を下がっていってるんですよ。
キラキラキラッと下がっていって
新しい命が
舞い降りてくるような感じに
僕は聞こえたんです。
落ち葉が散っていくようにも
聞こえるし
すごく神秘的な音階に
聞こえたんですね
それを知ったうえで聴くと。
(横山)「本当だ」
(大倉)
「うわっ ホンマや 不思議な音」
おおー!
(大倉)へえー!
(村上)最後…。
そうですね
これ ピアノだけでやれば
普通にキレイな
メロディーなんですけど
あの音色でやる意味が
絶対あったと思うんですよ。
このイントロを経てですよ
Aメロにいくんですけど。
♬~「ラララララ」
ラ シ ド… Aメロの始まり。
ラ シ ド。
3つ階段 上りました 音階。
♬~(キーボード)
(蔦谷)ここは
跳躍してるから別として
ラ シ ドって
まず 3つ上ってますよね。
じゃあ 次 Bメロの頭は
どうなのかっていうと…。
♬~(キーボード)
(蔦谷)レ ミ ファ ソ ラ シ。
今度 3つ… 更に3つ足して
6つ上ったんですよ。
3つ上ってるんだけど
キーは 実は転調していて
3つ下がってるんですよ。
さっき… Aメジャーから
F♯メジャーに
3つ下がって…
キーは3つ下がって
こっちは3つ足されてる。
じゃあ 更に サビになったら
どうなるかっていうと…。
♬~(キーボード)
(蔦谷)ソ ラ シ ド
レ ミ ファ ソ ラ…。
1 2 3 4 5 6 7 8 9。
また 3つ足されてるんですよ。
これが まるで…。
(蔦谷)2人の人生…
年齢を重ねたかのように聞こえる。
怖いな…。
(蔦谷)更に ここ キーは
更に また
3つ下がってるんですよ。
これ 3度
下に転調するっていうのは
ジャズで
よくある転調なんですけど。
比較的 ポップスに組み込むのは
難しい転調なんですけど
それを いとも簡単に
この曲の中でやっていて。
最初は Aメジャー
そして F♯メジャー
最後は E♭メジャーに
いってるんですけど
その中で キーは
3度ずつ下がりながら
ずっと 音階は
少しずつ足されていくのが
この… まるで
生死の対比のようにも感じるし
男女の このパートナーとの
対比のようにも感じるし。
人生で いろいろ起こる
喜怒哀楽だったり
そんなところを 歌詞とともに
音楽で表現してるように
僕は感じたんです。
(村上)うわー…!
怖い。 逆に…。
(蔦谷)これで 更に
また 階段があるんですよ。
♬~「ラー ラー
ラララ ラーララー」
ここから…。
♬~「タララララ
タララ ラララ ララーラ」
♬~「タララ ラララ」
今度は和声で階段になるんですよ。
メロディーじゃなくて。
ラ ソ ラ シ ド レ ミ
っていくんですよ。
最後に
ドーンと解決するんですけど。
希望があふれる音で
解決するんですけど。
このね 作曲の技法っていうのは
1年かけて 本当に
壊れそうなものを 精巧なものを
丁寧に 丁寧に
美しいものを作り続けた感じが
めちゃくちゃ伝わるんですよ。
(高橋)へえー!
(蔦谷)今は 例えば
毎月シングルリリースとか
3週間に1曲リリースとか
っていうのがトレンドで
リリースのスピードが
どんどん速くなっていく中で
1年かけて これだけ…
しかも 6分半あるんです この曲。
みんな
3分以内の曲を作る時代の中
めちゃくちゃ抗っていると
思うんですよ 実は。
そういう意味で
このヒゲダンの曲の中でも
実は 再生数は
結構 低いんですけど
それでも彼は この曲を
作りたかったっていう気持ちが
本当 芸術家としての
その心意気にも感動したし
ヒゲダンのメンバーの持つ
音楽的な力強さとか優しさとか
いろんなものを感じて 僕は
本当に感動しました これは。
もう 1位に選ばざるを得ないです
これは。
じゃあ 皆さん
また ちょっと 1年…。
来年…。
(一同 笑い)
そして 次週…。
ギターレジェンド
Charが登場。
(拍手と歓声)
あの有名曲を
ギターで超絶アレンジ。
♬~(ギター)
レアって事ですよね。
さあ という事で
全てのランキングが
出そろいましたけれど
横山さん いかがでしょう?
(横山)こんだけ バラけたんって
初めてぐらいじゃないですか?
なんか もうちょっと
かぶりあったようなイメージ…。
(村上)そうですね 歴代で言うと。
(横山)だから やっぱり
皆さん おっしゃってたとおり
2021年が すげえ豊作やったんやな
っていうのが わかりましたね。
さあ Yaffleさんは?
もう 僕はね
普段 あんまり この話
人に聞いてもらえないので
うれしかったです…。
(高橋)ハハハハ…!
(Yaffle)大体 もう 1分ぐらいで
みんな眠たそうになってくるので。
(村上)そうですか?
じゃあ 皆さん
また ちょっと 1年…。
大変だとは思いますけれども。
来年 スケジュール
空いてないんだよね 俺たちね。
(一同 笑い)
(村上)今から 押さえに
かかりますから スタッフが。
確か スキー行くんだよね。
今週も見逃し配信中。
周りの方にもオススメを。
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