出典:EPGの番組情報
情熱大陸【ピアニスト/角野隼斗▽クラシックの枠に留まらない、26歳が探す音楽】[字]
『ショパン国際ピアノコンクール』出演のため、現地で練習の合間もジャズライブ、ラジオ収録や動画配信をおこなう音楽のジャンルに縛られない“ニュータイプ”が向かう未来
番組内容
数々のコンクールで受賞歴をもち、2018年に国内最大級のピアノコンクールである『ピティナ・ピアノコンペティション』で特級グランプリを受賞して以来、本格的に角野隼斗は音楽活動を開始した。『Cateen(かてぃん)』名義で、登録者数77万人を超える人気YouTuber。東京大学大学院では工学研究者、ジャズの聖地『ブルーノート東京』でデビューを果たしたアーティスト…どれも26歳の彼の一面である。
番組内容2
今年、世界三大コンクールの一つである『ショパン国際ピアノコンクール』へ向けポーランド、ワルシャワへ飛び立つ角野。練習漬けの日々を送っているかと思いきや、コンサート出演、ジャズライブ、ラジオ収録や動画配信など…様々な音楽活動へと挑戦。 「僕はクラシックの演奏家になりたいわけじゃない。一発でこれはこの人だとわかるようなモノを作る人間になりたい」 音楽のジャンルに縛られないアーティストが向かうのは!?
プロフィール
【ピアニスト/角野隼斗】 1995年、千葉県出身。2018年、東京大学大学院在学中にピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ、及び文部科学大臣賞、スタインウェイ賞を受賞し、本格的に音楽活動を始める。2020年12月に1stフルアルバム「HAYATOSM」をリリースし、オリコンデイリーアルバムランキング8位を獲得。国内だけでなく海外でも広く演奏活動を行う。
プロフィール2
また、“Cateen(かてぃん)”名義で自ら作編曲および演奏した動画をYouTubeにて投稿し、チャンネル登録者数は77万人を超え、なお増え続けている。(※2021年7月時点)
制作
【製作著作】MBS(毎日放送)
公式HP
【番組HP】 http://www.mbs.jp/jounetsu/
関連公式URL
【ツイッター】@jounetsu 番組の感想に#jounetsuをつけてください! http://twitter.com/jounetsu 【フェイスブック】 番組公式ページへの「いいね!」もぜひ! http://www.facebook.com/jounetsutairiku 【インスタグラム】 フォロー宜しくお願いします! https://www.instagram.com/jounetsu_tairiku/
おことわり
番組の内容と放送時間は、変更になる場合があります。ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
音楽 – クラシック・オペラ
福祉 – 文字(字幕)
テキストマイニング結果
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- YouTubeチャンネル
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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
<人生は一度しかない>
<与えられ 磨きつつある才能を
ピアニスト・角野隼斗は
思うがままに
突き詰めたいと考えている>
<ネットによるライブ配信も
その一つ>
<何から何まで1人でやる>
<ところが…>
(女性)えっ えっ?
(角野)ハハハハハ
(スタッフ)あっ そうすか
ホントに
<幸い スタジオで
カメラを借りることができた>
そう これは ベートーヴェンです
<10年前に始めた
YouTubeチャンネル>
<月に1回程度のライブ配信に加え
頻繁に クラシック
Jポップ アニメのテーマなど
多彩な楽曲をアップしている>
♬~
<従来の枠には収まらない
アーティスト>
<活躍の場は幅広い>
<ホールで クラシックファンを
うならせるかと思えば…>
<ライブハウス・ブルーノート東京に集まった
ジャズ好きたちを
心地よく酔わせてみせる>
<時には 「ゆず」のバックで
存在感を光らせ…>
♬「『帰ろう』『帰りたくない』
でも通り過ぎてゆく」
<パーソナリティーを務める
ラジオ番組でも
ご覧のとおり…>
って言っちゃ変ですけど…
<ボーダーレスな活動も異色なら
最終学歴は 東大大学院>
<ピアニストにならなければ
音楽の研究者に
なっていたかもしれない>
<例えば…>
自然に転調するには どうすれば
いいかなっていうのを
ちょっと
いろいろ考えていたメモですね
(スタッフ)数学?
こう… こういうふうに
転調だと しやすいとかすると
で ここに対して…
<持てる力を どこまで伸ばせるか>
♬~「情熱大陸」
<常識を軽やかに超えてゆく
26歳が
新しい時代の到来を告げている>
♬~
<東京・六本木に現れた
角野隼斗は
この日
クラシックピアニストの顔をしていた>
<舞台には ショパンと同時代に
作られたというピアノ・エラール>
<ショパンは
大好きなアーティストだ>
<しかも エラールの響きには
独特の柔らかさがある>
<何よりも
音色を気にかける角野には
貴重な体験となる
コンサートだった>
はい
<楽屋に入ると
先ほど 私たちが撮影した映像を
見せてほしいと言いだした>
(スタッフ)今… 今見ます?
ありがとうございます いい?
音 出ます?
これ今
ちょっと ちっちゃいんですけど
<どうやら 自分が弾いたフレーズを
確認したかったらしい>
<即興のメロディーを
繰り返し再生しては
コードとともに
譜面に起こしてゆく>
<本番まで
あと2時間というのに
一旦 何かがひらめくと
止まらなくなってしまう>
♬~
<この時 角野は
作曲の手がかりをつかまえていた>
♬~
そういう いいものが
たまたま出てくる可能性
っていうのは
いろんな時に あったりするから
そのチャンスを逃さないように
しておくっていう 自分の中で
…って感じですかね
≪(司会)角野さん どうぞ
お願いします
<エラールでの演奏は
やはりショパン>
♬~
<別の日は 自宅で
YouTuberの顔をのぞかせた>
♬~
「エヴァ」ですね…
(スタッフ)へぇ~
<絶対音感を持つ角野には
耳コピなど 朝飯前>
<お気に入りの楽曲に
オリジナリティーを発揮して
アレンジを施してゆく>
<アップするのは
自身の演奏動画>
<身繕いを済ませると
カメラをセットして
収録が始まった>
♬~
<何度か撮影を繰り返し
全ての音をミックスしていく>
<編集ソフトの扱いもお手の物だ>
<ピアノ教室を主宰していた
母のそばで
気が付けば鍵盤と遊んでいた>
<小学4年で 日本最大級の
ピアノコンクールに出場すると
高校1年生以下の部で
見事 金賞に輝く>
♬~
<名門進学校・開成中学に入学>
<クラシックから離れた時期も
あった>
<東大大学院で 音声情報処理を
研究するかたわら
再び
真剣にピアノに向かい始める>
<研究者かピアニストか>
<両親が
進路に口出しすることは
なかったそうだ>
<実家には
今でも しばしば足を運ぶ>
ただいま
(スタッフ)失礼します
<母・美智子さんのピアノ教室は
今も 自宅のリビングで
続けられていた>
<そこには グランドピアノが2台>
<ちなみに 妹は
東京藝大大学院で
やはりピアノを専攻している>
2台になったのは最近です
ごく最近 僕が出ていったあと
(スタッフ)ふ~ん…
それまでは1台で
そうですね
(スタッフ)へぇ~
(スタッフ)ピアノが こんな
あるとこなんですね やっぱ
10の1 聴いて
(美智子さん)ん?
10の1
<YouTubeで
クラシックを弾いた時は
母の意見を聞くことも…>
うん
いいでしょ? いいじゃん いい
いい? いい
いいと思う?
そっち?
そっち
結構 中学生ぐらい… に
一旦 クラシックに
興味なくなったもんね
そうね
第一波が そこだったから…
それまで文化祭…
開成の時 中学とか高校は
もう バンド
そうですね
ドラマーだったので
見に行くと 何か 上半身裸で
そうなんですよ それでもう
すごい音量で 狭い教室の中で
(スタッフ)その時 どういう感情
なんですか? お母さん
いや~ びっくりしましたけどね
ちょっと耳が痛い みたいな…
でも 楽しそうでしたね
その時もね
<この夏
角野は 意外な挑戦を控えていた>
おはようございます
(女性)おはようございます
お世話になります
はい おはようございます
おはようございます
<金子勝子さんは
多くのピアニストを育ててきた
名伯楽>
<角野も
6歳から指導を受けている>
♬~
そう ちょっと…
もっと
<レッスンは なんと
今年開かれるショパンコンクールに向けた
準備だった>
<周囲を驚かせたチャレンジも
分からないではないと 金子さん>
<なぜなら 彼のポテンシャルが
爆発する瞬間に
何度も立ち会ってきたから>
何か
弾かせてもらえる機会があって
そこで 弾いてるのを見て
そのオーラがね すばらしかった
ものすごく うれしそうに
弾いてるんですよね
で この人は もう
ピアノのほうをやったら
すごい すばらしく
なるんじゃないかなと思って
で…
そしたら 「やります」って
言うわけですよ ホホホ…
それでもう とにかく…
(スタッフ)それ 練習のし過ぎ?
練習で
ふだん やったことない練習
してたと思いますよ ハハハ…
<ピアニストになろうと決めた
その演奏>
♬~
♬~
<沸き上がる
演奏の喜びが
進路の悩みを
吹き飛ばした>
(スタッフ)おはようございます
おはようございます
<5年に1度の
ショパンコンクールは
去年 延期され 今回が6年ぶり>
<この日は
国際的に活躍するピアニスト
吉田友昭さんの教えを
乞うた>
<折に触れて
アドバイスをもらっている>
(吉田さん)そうね
♬~
…あんまりなかったよね
結構 こう あっ みたいな…
みたいな 何か こう…
えっ? 自信? 何 自信って
自信ないなんて そりゃ…
♬~
そんな ないよ お前に
あ~…
(吉田さん)そうだよ
あんまり 解釈は… 本番はさ
分かってます
そこは…
でも だから…
(吉田さん)そう 俺も そう思った
それは? 記念に?
なんですけど
まぁ ただ その 何か こう…
(吉田さん)はい
でも 俺なんてもう
それしか考えてないよ
そうですよね
(吉田さん)そう
<もちろん 挑むからには全力で…>
<あえて険しいハードルを
設定した理由は
自分を追い込み
演奏技術を更に高めることに
あったのかもしれない>
今の自分の
スキルセットというか
持っているものを考えた時に
クラシックのスキルは
ある程度あって
で そこに 即興演奏ができる
っていうスキルがあって
で ジャズも
ちょっと勉強してて
で あとは YouTubeやってるから
そのYouTubeで鍛えた
発想力みたいのもある
で まぁ だから
オリジナリティーをどんどん磨く
っていう部分なんですけど
自分が持っているものが そうで
で それを どう生かしたら
一番オリジナルになるか
っていうのを
突き詰めるっていう作業
(スタッフ)そうすると どうなった時に
ゴールなんですかね?
ゴール… アーティストとしての
ゴールですか?
(スタッフ)自分が満足できる
「俺 やった」とか
「ここまで やりたいことやれたぜ」
ってなる時…
そうなってしまった時は
怖いですよね 逆に
<ショパンコンクールは
ポーランドで開かれる>
<出発前に
大事なコンサートが控えていた>
<演奏は ショパンばかり9曲>
<このステージで
今の到達点を
確かめるつもりだろうか>
(男性)お願いします
(拍手)
<才気あふれるピアニストには
大胆さと繊細さが同居している>
♬~
♬~
♬~
<13日後 自分にしか弾けない
ショパンをひっ堤げて
角野は飛行機に乗った>
ワルシャワは
思ったより暑いですね
今 30度ぐらい
あるんじゃないですか
日本より涼しいかと
思ってたけど
広々としてて きれいですね
<首都・ワルシャワから
車で4時間>
<角野は 今
一人 湖畔の街にいる>
今 僕が滞在している
練習場所です
向こうのほうには…
それはそれは もう…
♬~
<本番を目前にして
角野隼斗が思うこと>
勝ち負けに こだわらないとかは
あんまり言いたくないんですけど
でも 勝ちだけに
こだわりたくもなくって
まぁ 正直 僕は今まで 何か
コンクールに出る意味とか 自分は
本当に出るべきなのかとか
いろいろ ゴチャゴチャ
考えてたんですけど
そんなことよりも 今は
ただただ いい演奏がしたいです
<音楽への愛に満ちた演奏を
聴く人の心に届けたい…>
<本番は あさってだ>
<常識を変える鰻が ここにある>
<未公開シーンは
YouTubeチャンネルで>
<型破りの技が生み出す
蒲焼きの極意>
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