あしたも晴れ!人生レシピ「新しい友だち、作りませんか?」[解][字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

あしたも晴れ!人生レシピ「新しい友だち、作りませんか?」[解][字]

中高年から新しい友だちが欲しい!友だちつくりのきっかけは身近なところにあるかもしれません。せっかくのご縁を大切に育むコツもお伝えします。

詳細情報
番組内容
「これから同世代の友だちは難しい」と思っていませんか?中高年からの友だちは、人生後半戦を豊かにしてくれるかもしれません。地域でオンラインで教室で、一歩踏み出して友だちを作った女性をご紹介。82歳で太極拳、83歳で健康マージャンを始めた素敵な90歳女性の友だち作りの極意とは?
出演者
【ゲスト】小島慶子,【講師】聖路加国際病院精神腫瘍科部長…保坂隆,【司会】賀来千香子,小澤康喬,【語り】堀内賢雄

ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – 健康・医療
情報/ワイドショー – グルメ・料理

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キーワード出現数ベスト20

  1. 自分
  2. 大崎
  3. お友だち
  4. 相手
  5. 三嶋
  6. 参加
  7. 散歩
  8. 関係
  9. 気持
  10. 人生
  11. 地域
  12. お願い
  13. 時間
  14. 太極拳
  15. オンライン交流
  16. ソーシャルサポート
  17. 家族
  18. 会話
  19. 感謝
  20. 近所

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

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人生半ばを過ぎ…

今回は これから始める友だち作りの
ヒントをお伝えします。

市民レポーターとして打ち合わせ中の
こちらの女性。

かつては引きこもりがちな暮らしを
してきました。

そんな暮らしが一変した
きっかけは市の広報誌。

外に出て 人と関わる中で
新たな友だちを作りました。

82歳で太極拳を始めた 90歳の女性。

新しい場所に飛び込み 世代が異なる
友だちとの交流を日々 楽しんでいます。

麻雀も 83歳で再開。

一回り年下のご近所さんとも お友だちに。

友だち作りは オンラインでも。
その様子を取材しました。

大人の友だち作りや
友情の育て方について考えます。

♬~

「あしたも晴れ!人生レシピ」
今回のテーマは 友だち作りです。

賀来さんは人生半ばの今ですね

新しい友だちが欲しいなと
感じることありますか?

親友と呼べる人がいるので
安心というか 満足してたんです。

ある時ですね 携帯の移行で ちょっと
分からなくなって困ってた時に

知り合いの方の知り合いの人が
助けに来てくれると。

その方と お友だちになれて
泊まりに行ったりとか あと…。

今はね ごはんも食べたりとか。

お友だちになれるのって
時間とか年月じゃなくて

こうやって
こういう大人になってからでも

できるんだなと思ってね
うれしかったんです。

私 最後に友だちができたの
いつだろう?と思っちゃいます。

そもそも友だち どうやって
作るんだっけ?ということが

ちょっと疑問なほどなんですけれども。

では今回のゲストをご紹介しましょう。

エッセイストでタレントの
小島慶子さんです。

よろしくお願いします。
よろしくお願いします。

小島さんは 40代になってから
よいお友だちができて

ということですけれども 新しい
関係作りって どうされてるんですか?

30代って 友だちが
すごく減ったんですよね。

子育てで忙しくて 何か仕事と子育てで。

そのあと 40代になって
うち 2拠点家族なので

私は日本で1人で働いて
家族は オーストラリアにいるので。

そうすると1人でいると「あれ? 夜ごはん
誰かと食べたいな」とか思うようになって。

それで仕事で気の合う人とか

あとは たまたま つながった
昔の友だちとの縁を

ちょっとずつ復活させていったら あれ?
40代 今までで一番 友だちが多いかも。

すごい。
どうするんですか?

新しい友だちというのは
ご自身から声をかける?

でも何かね 私の友だちの定義が
もしかしたら私は友だちだと思ってても

向こうは知り合いだったりとか。
そんなことないんじゃないですか。

本当に。 何か ちょっとハードルが
低いのかもしれないんですけど。

「あ~ 楽しいな。 この人と
もう1回 話したいな」って思うと

もう私の中では「お友だちフォルダ」に
入ってしまうので。

「大好きだ。 友だちだ」と思うと
勝手に何か 幸せになれるので。

いいことですよね。
そうですね。

後ほど また詳しく伺えればと思います。
お願いします。

では 新たな友だち作りを始めた方の
ケース見てまいりましょう。

きっかけは
身近な地域の情報だったそうです。

山梨県甲府市。

市役所にやって来たのは
市内に暮らす三嶋利奈さんです。

こんにちは。 今日は お願いします。
こんにちは。 よろしくお願いします。

三嶋さんは広報誌の市民レポーター。

この日は 次の回の取材テーマの
打ち合わせです。

三嶋さんは市民レポーターに応募
今年4月から取材活動をしています。

市内のイベントや 新スポットなど
あちこちに出かけています。

そんな三嶋さん 7年前は家に
引きこもりがちな生活をしていました。

当時 27歳。

結婚を機に 東京から 知り合いの
いない土地に移り住んだからです。

そのころは夫と2人だけの暮らし。

日中は家事が済むと テレビを見るだけ。

夫の勤務は不規則で忙しく ゆっくり
会話をする時間も取れませんでした。

ある時 主人と会話してて
会話が うまくいかないな

言葉が上手に出ないなって感じたことが
何回かあったんですね。

そういう変化から「あれ? 私 ちょっと
おかしいな」なんて感じたりもして。

寂しさから 東京の友人のSNSを
チェックすると

一層 孤独感が強くなりました。

孤独感に気付いてからは

SNSで友人が 誰々と遊んだよという
投稿を見るだけでも

「ここに私も交ざれたのにな」なんて
悲しく思ったりってことも結構 多くて。

沈みがちな生活が半年ほど続いた頃

ふと 目にした市の広報誌が
暮らしに変化をもたらします。

そこに ボランティアを募集する記事が
載っていまして…

三嶋さんが興味を持ったのは

ホタルの保護活動をする
地元住民のボランティア団体。

団体は生息数が減ったホタルを増やそうと
30年以上 活動を続けています。

会長 おはようございます。
おはよう。

三嶋さんが参加し始めて6年になります。

この日は会長の山田さんと

ホタルの幼虫の餌になる巻き貝
カワニナを取ります。

はい お願いします。
はい。

三嶋さんは カワニナ取りをはじめ
幼虫の世話をするなど

積極的に活動しています。

今では大切なメンバーです。

ホタルのことについては人一倍
頑張ってやって頂いて

小学生なんかにも指導して頂いてですね…

自然の中で人と関わり
三嶋さんの気持ちに変化が起きました。

そこで もっと外に出ようと始めたのが
散歩。 すると…。

散歩をしていくことで近所の方に

「こんにちは」とか挨拶できるように
なっただけでも よかったなと思いますね。

散歩がてら ちょっとした会話が
できるのも楽しみに。

すみません こんにちは。

焼けたばっかだからね やけどしんやね。

ありがとうございます。

気さくなご主人の人柄で すぐに
打ち解けることができたそうです。

ハロー ハロー。 元気?
元気。

ハロー ハロー 挨拶。

こちらは台湾料理店のおかみさん。

オープン前から散歩で通りかかり
親しくなりました。

人との触れ合いで明るさを取り戻した
三嶋さんは飲食店でのアルバイトも経験。

職場では お互いの家を行き来する
友だちを作ることができました。

山梨に来た当初は夫と2人でしたが
現在は4人家族。

家族や友だちと
充実した日々を過ごしています。

ちょっと想像 もう つかないです。

これが きっかけで自分が外に出れた
というのもありますし

そこから いろんなことが
広がっていったので…

よかったですよね。 何か地域に
居場所ができるという感じですよね。

ちょっと ふさぎ込みな
お気持ちだったと思うんですけど

ご自分で切り開かれましたよね
その一歩を。

やっぱり地域で友だちができると
地域の暮らしが広がるし

深まるんだなという印象を受けましたね。

では ここで専門家に加わって頂きます。
精神科医の保坂 隆さんです。

よろしくお願いします。
どうぞ よろしくお願いします。

保坂さんは今のVTRについては
どんなふうなことを感じられましたか?

とにかく三嶋さんは
ゼロからの出発なんですよね。

それから たぶん気分が ふさいでいて

広報誌が きっかけで
ボランティアを始めて

どんどん どんどん地域に溶け込んでいく
という

理想形なんではないかな
というふうに驚きました。

友だち作りといいますと 子どもの頃は
例えば同じクラスだとか

同じクラブだとかいうのが
きっかけになりますけど

大人になると一つ 地域というのが
入り口になってくるんでしょうかね?

地域に お友だちができると
これからできる お友だちは

たぶん 一生のお友だちだと思うんです。
中高年になるとですね。

ですから死ぬまでのお友だちの可能性が
あるということで

身近に そういう知り合いの方が
たくさん いらっしゃるというのは

とても安心に つながると思うんですよね。

医学的にですね こういうふうに
みんなが集まっていると

とても いいんだぞということが
だんだん分かってきたんですけれども

ソーシャルサポートという言葉を今日は
使って 説明したいと思うんですけれども。

保坂さんが挙げた
ソーシャルサポートは3つ。

1つ目は情緒的サポート。

話をして ほっとしたり
いやしてくれる存在です。

2つ目は情報的サポート。
役立つ情報を教えてくれる存在です。

そして3つ目は手段的サポート。

病院に送ってくれるなど
実際に手助けをしてくれる存在です。

保坂さんによると特に
このサポートが重要なんだそうです。

実は これから我々は こういう
手段的ソーシャルサポートに

なってくださるようなお友だちを
作っていけばいいと思うんですね。

これは全く お互いさまのことなので
今度 お友だちに会った時に

「こういうことがあったら
お互い助け合おうね」とか

「これから もしあったら そういう関係に
なろうね」ということを

契約というと ちょっと
堅いんですけれども

そういうお約束をすると この
手段的ソーシャルサポートというのは

これから先 たくさん
作れるんではないかなと思います。

去年 私 ちょっと過労で倒れた時に
倒れて 入院したらですね

思いがけず ふだん 何か仕事絡みの話を
している人たちが 次から次へとですね

コロナなんで お見舞いには
来られないんですけど 何でしょう

病院に付け届けをしてくださって
何か みんな優しいと思って

私も この彼女たちが過労で倒れた時には
駆けつけようとかって思いました。

お互いさまですよね。
はい。

例えば このソーシャルサポートの
ある人のほうが

やはり病気になる率は少ない。

例えば がん患者さんの研究が
一番 多いんですけれども

がん患者さんの中でソーシャルサポートが
多い人は長生きするとか

という研究があるぐらいに 意外なぐらい
このソーシャルサポートというのは

健康とか生命とかにも関係するような

そういうパワフルな感じだと
思うんですね。

私 今年 50歳で。
50歳。

これぐらいの中高年って 改めて
友だち作りを考える時期なんですかね?

はい。 50代って すごく不思議な年だなと
僕は思ってるんですけれども

50歳になってくると なぜか どこからか
同窓会の知らせが来るんです。

不思議なんですよ これが。

恐らく今まで育児で大変だった人が
ちょっと楽になったとか

仕事で いっぱい いっぱいだった人が
ちょっと楽になったとか

いろんな意味で 50代というのは
ちょっと ほっとする年代かな

というふうに思うんですね。

同窓会というのは とても面白いのは
小学校の自分って どうだったんだ?

中学の自分って どうだったんだ?
高校は?という形で

だんだん つなげていくと
点と点が つながっていって

自分が 50歳になるまでの人生って
どうだったのかということを

ちょうど振り返るのに いいんですよね。

僕 「自分史を作る10年間」って
呼んでるんですけれども

舞台でいうと第1幕が終わって
そして第2幕が始まる

この幕間の時間のような気がして

人によって 差はあるんでしょうけども

数年間から10年間ぐらいの間
なんですけれども

この間に自分の人生を振り返って

そして これからは
こういう生き方をしていこうという

ここの幕間は
とても重要だと思うんですね。

ここで友だちの価値とかをまた考えたり
必要性を考えたりとかですね

新しい友だちを作るんじゃないかなとも
思いますね。

幕間の時間の これまでの友だちと
新しい友だちと きっと いますよね。

それぞれ どんな意味合いが?

恐らく お若い時の友だちというのは
女性だと どうですか?

「ママ友」なんて名前が
あるぐらいにですね

子どもさんを中心にした
お友だちというのは

多いんではないかなと思うんですね。

ところが子どもさんが大きくなって
離れていった時が 50代だとすると

これから先は
子どもを介した友だちではなくて

自分個人が友だちを作っていく
という意味なんですね。

ですから ここでできた
友だちというのは

ここから先 ずっと続くんじゃないかな
というのは そういう意味なんです。

いい話だなと思って。 希望が持てるなと。

何かね 20代までって友だちと一緒に

人生の階段を上ってた感じが
したんですけど

30代 何か人生の選択肢が分かれて
だんだん環境 違っちゃったり

価値観 違ってきちゃったりして。

子育て忙しくなって
仕事も忙しくなって

お友だちが減っちゃって寂しいなって
思ってたんですね。

何か 大人になってから作るのって

難しいんだろうなと
思ってたんですけど。 これからです。

でも友だちの定義が 自分と相手で
違ったら どうしよう。

オーストラリアの家族に会いに行く時って
空港から家までが 電車とかがないので

タクシーに乗るしかないんですね。

近所のドライバーさんが大抵
迎えに来てくれるわけですよ。

電話すると タクシー会社に。
大体 同じ運転手さんが来るんで。

その方 気さくな方で
「僕の子どもだよ」とかいって

「君んちの子ども
この間より背が伸びたね」とか

「そうなんですよ」とかって言ってね。

いろいろ 家族の話をしながら
空港まで乗せてってくださるんです。

何か 3回目か4回目に
空港で私を降ろしてくださった時に

最後に
「僕たち もう古い友だちみたいだね」って。

「またね」って言ってくださって
すごい うれしくて 私。

それをね 私はね
友だちだと思っちゃうんですけど。

そうすると何か
幸せになったりするんですけどね。

それも友だちでいいのかな?
いいと思います。 すてき すてき。

賀来さんは どうですか? 友だちって
どういう人が友だちだなというふうに?

近所のスーパーで仲良くなった人とかいて
「あ~」とかって言って

「何だ ここんとこ来てないから心配
してたのよ」みたいに言われただけで

何かね もう うれしいんですよ
それだけで。

私も何か その人 コロナにかかっちゃって
「大丈夫?」とか

「無理しないでよ」とか
「スーパー冷えるじゃない」みたいな

そういう ちょっとした会話で
うれしいですよね。

でも賀来さんは スーパーで じゃあ
知らない人と雑談されるんですね。

そう。
向こうの方 びっくりしませんか?

「えっ 賀来千香子さんですよね?」
みたいになりませんか?

全然。 私 スーパーの人と
わりと仲良くなるんですよ 本当に。

「あ~」とか言って その人を探して
その人のレジのとこ行っちゃったりとか。

友だちだと思えるって
確かに心が温かくなりますよね。

そういうふうに温かく思われてる気持ちを
自分が察知したほうが

幸せになっていきますよね。

さあ では次に参りましょう。

続いては いかにも現代的な

オンラインでの友だち作りを
取材しました。

これは友だち作りのオンライン交流会
「みんぐる」のホームページです。

「みんぐる」とは みんなで
歓談をするという意味です。

今年11月から無料でサービスを開始。
18歳以上なら参加できます。

運営をしているのはオンラインの交流会を
手がけてきたNPO法人です。

代表の森田麻美子さんに
サービスを始めた理由を聞きました。

初めて参加する 京都在住の
ゆりかもめさん 64歳 独身です。

働きながら介護をしていた母親を亡くし

1人の時間を寂しく感じるように
なったのです。

リラックスして話ができるのではと
オンライン交流を選びました。

そして交流会当日です。

この日 参加したのは 12人。
平均年齢は およそ50歳です。

ディレクターも参加し
話を聞かせて頂きました。

京都から参加した ゆりかもめさんも
自己紹介をしました。

今回は初回ということで自己紹介を中心に
1時間ほどで交流会は終了しました。

参加した ゆりかもめさんに
感想を聞きました。

何か コロナ禍でね ちょっと やっぱり
人に会えなくて寂しい時代がね

ずっと続いてるけど ああいう形でね
新しくっていうのは いいですね。

ゆりかもめさんに オンライン交流の
感想を伺いましたところ

自分と同じように 参加者の中に
介護経験のある方がいらっしゃるので

もっと話したいと思ったと。

これからも オンライン交流を
続けていきたいということでした。

ここから新しい友だちにね
つながると いいなと思いますよね。

第1回目は皆さん やっぱり緊張しながら
自己紹介をしていますよね。

中には介護経験者も いらっしゃるし

早期退職者も
いらっしゃるしということで

いろんな方たちが
集まってるんですけれども

恐らく第2回目以降になると

在宅で介護をしている人たちだけが
集まりましょうとか

退職した人が集まりましょうとか
そういうふうな形で均一な集団に

だんだん なっていくと その中では
ものすごく共感性が高まる

というふうに なっていくんですね。

これは医療の中でも
日常的に行われていて

グループ療法という名前に
なるんですけれども

例えばですけれども
乳がんの患者さんという共通点があって

乳がんの患者さんだけが数人 集まって
みんなで話をするというと

やはり その気持ち分かる
その痛み分かるということで

非常に他者の気持ちが分かって

自分だったら こうしているということを
教え合ったりという

そういうふうな集団が できてくるんで
こういう集団に入ってると

やはりQOLが高まるという研究が
たくさん あるんですね。

関係を深めるというか
友だちとして いい発展を遂げていく

何か ヒントみたいなのってのは
ございますか?

2つくらいあると
思ってるんですけども

1つ目は深入りしすぎないというのが
大事だと思うんです。

これ 中学生の時の友だち関係とは
ちょっと違うんだぞと。

だから けんかしたり 相手の言動に
イライラしたり 振り回されたり

そういうふうな近い距離感には
ならないように

深入りしないというのが
1つ目だと思うんですね。

2つ目は これは相手のことをリスペクト
するということが とても大事で

やはり相手が同じ状況の中で
どのように考えて

どのように行動しているのか
ということについて学ばせて頂くという。

心理学では モデリング
というんですけれども

ある人が やっている考えや行為を
自分も まねてみよう 取り入れてみよう

というふうな効果があると思うんですね。

ですから深入りはしない
感情的にはならないというのが1つ目。

2つ目は リスペクトして
相手から学ばせて頂くということが

長続きするには それが
コツになるんじゃないかなと思います。

みんな 人生いろいろ変化するので

関係って近くなったり遠くなったり
するもんだと思うんですよね。

遠くなった時に 昔 若い時の私
絶望しちゃってたんですよ 何か。

仲よしだと思ってたのに
こんなに私たち違ってしまった。

残念だなとかって。
友だち失ったとかって思ってた。

でも再会してみると お互い人生で

あまりにも
いろいろなことが あったために

昔の人間関係とは違って
新しく出会え直せて

また いい感じで おつきあいできたり
することが あるんですよね。

この距離感がね 縮まる時もあったり
遠くなることもあったり

あと 深さでいうと 深くなったり
浅くなったりというね。

横と縦の柔軟性のようなものをね
おっしゃってるような気がするんですね。

テーマごとっていうと あれですけど
例えば 私 古墳とか好きなんですけどね。

やたら メッセージで盛り上がる
お友だちとかね。

いいですね。

はい。 あと全然違う
ジェンダー関連の社会課題について

すごい物知りで いろいろ いろんなことを
教えてくれるお友だちとか

何かね テーマごとに お友だちが
確かに違ってたりします。

そのほうが楽しいなという気はしますね。

これだったら あの人に
話してみようかなとか

これだったら あの人と
見に行きたいなとかね。

やっぱり小島さんは 10代の時と違って
いろんな面をどんどん育んできたから

それぞれの面で
おつきあいする人たちが

どんどん変わってきてるんだと
思うんですね。

すごくいい友だち作りを
してきたんじゃないかなと思います。

オンライン交流に少し戻りたいと
思いますけど 全く知らない方とですね

出会うオンライン交流ですから
注意して頂きたい点もあります。

ITジャーナリストの高橋暁子さんに
伺いました。

また 会がですね 目的に合っているか
ということですとか

あと勧誘などではないかということにも
どうぞ皆さん ご注意ください。

さあ それでは最後に
新しい居場所を作り

90歳の今も新しい友だちを作っている
という方を取材しました。

おはようございます。

大崎博子さん 90歳。

毎朝7時 散歩に出るのが日課です。

78歳で始めたSNSは独り暮らしの工夫や
楽しみのツイートが人気。

暮らしぶりをつづった本も出版。

幅広い世代から注目されています。

90歳の今も
新しい友だちを増やしている大崎さん。

そのきっかけとなっているのは
散歩での出会いなんだそうです。

こう 何回か顔を… 歩いてて
顔見知りというか

顔を知ってるようになると

お互い 会釈するようになるんですよ
会った時に。 そのうち…

散歩仲間に教えてもらったのが太極拳。
8年前から続けています。

おはようございます。

こちらは野球ファンのお仲間。

大崎さんから声をかけます。
そして こんな友だちも。

太極拳は雨の日と日曜以外は
欠かさず参加しています。

大崎さん 体の動かし方も お見事。
流れるようです。

ちなみに この日は 90歳になる仲間の
誕生日を祝いました。

おめでとうございます。

太極拳を通じて 世代の違う友だちができ
健康の秘けつにも なっているそうです。

太極拳のあとは友だちとの散歩。

これも楽しみの一つです。

早速 大崎さんも写真をパチリ。

早速 19万人のフォロワーに
富士山の画像を添えてツイート。

大崎さんはSNSでの
コミュニケーションも楽しんでいます。

さて 散歩再開と思いきや 皆さん
おしゃべりで立ち止まってます。

友だちと軽口をたたいて楽しむ大崎さん。

心がけているのは相手への感謝の気持ち。

大崎さんに対して 90歳という感覚を
お年 聞いて 初めて

あ~ そうだなと思うけど…

大崎さんは独り暮らし。

一人娘は ロンドンで
家族と暮らしています。

かつては子育てをしながら化粧品販売
結婚式場の衣装係など

さまざまな職場で 70歳まで働きました。

やっと好きなことをして暮らそうと思った
やさき 胃がんに。

幸い 手術で治すことができました。

毎週水曜日も出向く場所があります。

60歳以上が対象の健康麻雀教室です。

麻雀を再開したのは 83歳の時でした。

始まると顔つきが真剣そのもの。

かつて楽しんでいたそうです。

私 自分で分かるから時々。
脳トレになってるもん。

ここでも友だちができました。

知り合って初めて
ご近所さんと分かったそうです。

そうじゃなかったら なれない なれない。

大崎さん…

今日も太極拳に行く。
行けば 人としゃべれる。

また そのあとに
親しい人と歩くことができる。

いいですね。

何か 私 あと 40年あるんですけど
90歳まで。

新しい90歳のイメージを 大崎さんに
与えて頂いたので 希望が湧きました。

保坂先生が おっしゃった
相手をリスペクトしてらっしゃるって。

大崎さんのVTRを見てて驚いたのは
感謝なんですよね。 相手に感謝してる。

大崎さんの言葉ですと
「友だちになってくださっている」とか

「頂いている」とか そういう言い方を
されてるんですけれども

この感謝の気持ちというのは
当然 相手に伝わるんですよね。

そうすると相手も
とても いい感じになって

温かいものが流れるんですよね。

これ 医学的には何が起こってるか
というのが分かっていて

実は オキシトシンというホルモンが
自分の脳下垂体からも出るし

実は相手の方の脳下垂体からも
オキシトシンというホルモンが出て

これは愛情ホルモンと
言われているもので

人間関係が より優しい関係 近い関係に
なっていくようなホルモンなんですね。

ですから一番目は やっぱり感謝してる
ということが

大崎さんは すごいなというふうに
思いましたね。

お話の中で 20年前 70代の時に

大きな病気をしているって
お話をしたんですけれども

それが今日 お話ししたような幕間に
なってたんじゃないかなと思うんですね。

これから何が大事なんだろう
ということで

大崎さんの場合には
それは健康だということに気付いて

そこから歩き始めて 歩き始めると
いつも会う方が出てくる。

そうすると笑顔で会釈をする。

また会う時には今度は挨拶をして
声に出して挨拶をする。

そうなると今度は立ち止まって話をする。

それで今度は その方と一緒に
散歩をしていくと

別のお友だちが そこに登場してくる
みたいな形で

外に出るということが とても
重要なんだなということを学びましたね。

たぶん 知的好奇心をどんどん
刺激してるんだと思うんですね。

恐らく会った方に すごい関心を持って

その方が何をしてるんだろう?
ということにも関心を持って

興味を持って そして その話を聞いたり
実際に出かけてみたりというところが

その辺の知的好奇心に基づく行動力
というのも

すごく大事なんだなとも思いましたね。

人を通して自分を見るということは
すごく大事なことだなと思うと

やっぱり友だちは やはり いてほしいし

やっぱり新しい友だちが
できるというのは

新しい自分を発見することに
つながるんだろうな

というふうに思いました。

人間って たぶん
いろんな側面を持っている。

恐らく多面体の芽というか実というか

ちっちゃなね まだ萌芽に
なってるものがあって

それが お友だちによって
こういうとこを育てられて

出てくるんでしょうね。
なるほど。

充実した人格になっていくというか

それが年を取っていくということなのかな
というふうに思いましたね。

改めてですね 中高年にとっての
新たな友情を育む魅力というのは

どんなところに あるんでしょう?

やはり友だちが1人でもいい。
2人でもいい。 どんどん増えていくと

それだけで人生が
充実してくるというのかな。

生きていくことが楽しいんだというふうに
思えるんじゃないかなと思います。

最近 いいなと思うのは いたわりの気持ち
というのが何か湧いてきて。

例えば 30代だったら お友だちと
つい自分を比べちゃったりして

競争心とかがね 芽生えちゃったりすると
思うんですけど

これぐらいの やっぱり
50代以降になってくると

「そうか あなたも やっぱり いろいろ
あったんだね。

私も いろいろ あったんだよね」って
いたわり合える時って

それは 30代の時には
なかったかなと思って

いいもんだなと思うんですけどね。

一声かけたり
一歩 踏み出したりっていうのが

思いがけない豊かな広がりになったり
するんだなと思って

皆さんのお話 伺って 本当に心から
また友だちが欲しくなりました。

本当に心の交流だったり
そして お互い

この人がいて
私も うれしいなって思えたり

今日は何か つくづく そう思わせて頂いた
回でした。 ありがとうございます。

皆さん どうもありがとうございました。
ありがとうございました。

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