出典:EPGの番組情報
あしたも晴れ!人生レシピ「今から始める!ゆる登山」[解][字]
秋の澄んだ空気を吸いながら、自然を体感する山登りを楽しんでみませんか?初心者に向けて、準備するものや疲れにくい歩き方などを、山のガイドがアドバイス!
番組内容
体を動かし、自然に触れ、絶景も楽しめる登山。体力に自信がない人でも、コースなどを工夫すれば、ゆる登山を体験できます!どんな準備をすればいいのか?何をもっていけばいいのか?疲れにくい歩き方とは?様々(さまざま)な疑問に、山のガイドが答えます!山の事故を防ぐための大切なポイントも。心も解放感に満たされる、ゆる登山の魅力をお伝えします!
出演者
【ゲスト】押切もえ,【講師】橋谷晃,【司会】賀来千香子,小澤康喬,【語り】堀内賢雄ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – 健康・医療
情報/ワイドショー – グルメ・料理
テキストマイニング結果
ワードクラウド
キーワード出現数ベスト20
- 自分
- 山歩
- 後藤
- ポイント
- 橋谷
- 自然
- 押切
- 山登
- 準備
- 大切
- 気持
- 必要
- 本当
- 体力
- 道具
- トレッキングポール
- ポール
- 感動
- 時間
- 時期
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
自然を体感しながらの山歩き。
絶景に出会えると
開放感も味わえますよね。
こちらの女性は体力に自信がなく
興味はあるけれど
これまで山歩きを体験したことが
ないそう。
山って 道具が必要なのかなとか
体力的に もたなかったら
どうしようと思ってて。
そこで ベテランの山のガイドが
初心者向けに道具の選び方をレクチャー。
疲れにくい歩き方のコツや
トレッキングポールの使い方。
安全面で気をつけるポイントなどを
教えて頂きます。
だいご味は山頂に達した時の達成感。
すごい きれい!
山頂で作って食べる山ごはんは
格別ですよね。
ゆる登山 安全に気をつけながら
楽しんでみませんか?
♬~
「あしたも晴れ!人生レシピ」。
今回のテーマは
「ビギナー向けの ゆる登山」です。
賀来さんは 山登りは いかがですか?
前 駒ヶ岳に登ったことがあって
高山植物を見られたり。
それと一番 印象的なのは 岩のね
ゴツゴツした岩 この荒々しい感じ。
だから体力作りをして もう一回
ちょっと トライしてみたいなという
気持ちがありますけども。
では ゲストご紹介しましょう。
押切もえさんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願い致します。
押切さんは山歩きをなさるんですよね?
はい。 一度 登って感動したのが
富士山とかなんですけど 旅先とかでも
1~2時間で登れる山を探して
登ることが多いです。
草花を楽しむことができたりとか
身一つで自然と一体化できるのが
本当に いいと思います。
では まずはですね そんなゆる登山を
始めてみたいという方を取材しました。
どんな準備が必要なんでしょうか?
都内に住む 後藤敦子さん。
夫と3人の子どもとの5人暮らしです。
ここ数年で山歩きへの興味が
出てきたといいます。
やっぱり コロナが始まってから
全然 外に出る機会がない。
人と会う機会もない。
景色を見ることもない。
自然に触れることも なかったので
やっぱり自然 見たいなと思って
山 登ってみたいです。
しかし ハイキングなどの経験もなく
自分に山登りができるのか
少し不安があるといいます。
疲れが どのぐらい たまるだろう?
体力的に もたなかったら
どうしようと思ってて。
山って 道具が必要なのかなとか
重い荷物 持って 登らなきゃ
いけないのかなという不安があって。
そこで今回 山歩きの指南役に
なって頂くのが 山のガイド 橋谷 晃さん。
オールシーズン 日本各地の山を
案内してきた ベテランです。
橋谷さんが 後藤さんに そろえる
登山用具について アドバイスすることに。
山は全く初めてですか?
そうなんですよ。 だから不安で。
今日は その準備として いろんな道具を
そろえていきましょう。
私も道具 持ってきたんですけれど
大丈夫ですかね。
これが リュックサックで。
後藤さんが使えないかと持ってきたのは
家にあったリュックサックです。
新しいもの買わなくても活用できるものが
たくさんあります。
せっかく そろえるんでしたら
こんなものを…というものを
いろいろ ご紹介していきたいと思います。
まずは靴選び。
登る山のレベルに応じて
さまざまなタイプがあります。
例えば こういったものは
ローカットって呼んでます。
このスニーカーのような
ローカットタイプは
靴底が比較的 柔らかく 旅行や軽めの
ハイキングに適しているというもの。
そして こちらは くるぶしより上を包む
ミドルカット。
靴底は やや硬く ハイキングから
本格登山に適した一般的な登山靴です。
橋谷さんは このタイプの靴が
これから山登りを始めたい人に
おすすめだといいます。
そのフィッティングの方法は?
それで サイズ感なんですけれども
一度 立ち上がって
つま先側に ちょっと トントンと寄せて
戻して頂けますか?
この時に ひざを曲げてください。
ひざを曲げたら ここに指が1本
ズボズボズボッと
なんとか ちょうど きっちり入るな
ぐらいの大きさが 適当な大きさです。
そして靴ひもの結び方。
ここにも大切なポイントが。
今度は かかと側に
トントンと寄せてください。
つまり つま先側に空間を空けてください。
指先が靴にぶつかり 靴ずれや爪を
傷めないよう 空間を空けておくのです。
靴ひもは つま先から丁寧に締め
しっかり横に引っ張ります。
そして足首を締める時は 靴ひもは上から
下へ 留め具に引っ掛けるようにします。
これで また試しに歩いてみましょう。
はい。
勾配のある所を歩いてみます。
違和感ないですか?
はい。 よかったです。
続いて用意しておきたいのが
登山用のバックパックです。
その大きさは さまざま。
容量20リットル以下の
日帰り用の小さめのものから
山で宿泊する時に使うような
50リットルを超えるものまであります。
おすすめとしては これぐらいの
30リッターぐらいのは
わりと おすすめかなという気がします。
必ずしもね 小さいほうが楽ってことは
ないんです。 そういうもんなんですね。
その主な機能は お尻の上の部分で
しっかり支え
肩の負担を和らげるヒップベルト。
ショルダーベルトの長さを調節し
体に引き寄せ 安定させる
ショルダーストラップ。
さらにバックパックを背中にフィットさせ
揺れを防ぐショルダースタビライザー。
中の荷物の隙間をなくし バックパックの
揺れを抑えるコンプレッションベルト。
こうした歩きやすくするための機能が
装備されていました。
そこで 5キロのおもしを
バックパックへ入れ
後藤さんが背負い 調節してみると…。
もう 体との一体感があると思うんですね。
ここで後藤さんが持ってきた
旅行用のリュックサックにも
同じ5キロのおもしを入れて
背負ってもらいました。
こちらを背負うと 荷物を肩と背中で
支えることになり 重心は後ろに。
登山用のものは 体の他の部分も使って
支えることができ
荷物の重さが分散されます。
あっ こんなに違うんだ。
そして欠かせないのが 登山用のウエア。
特に大切なのが レインウエアだそうです。
外からの濡れと風を防いでくれるのが
雨具なんですね。
天候が崩れやすい山 突然
雨風に見舞われることも少なくなく
濡れた場合 体温が下がってしまうのです。
また汗をかいた場合も シャツの素材に
よっては 冷えてしまうことも。
そこで山で着るレインウエアは
汗などの湿気を逃がす
透湿防水素材を使ったものを。
さらに下に着るシャツなどは速乾性素材の
ものを着るのが基本なのだそう。
また シャツやフリース 薄手の
ダウンジャケットなどを重ね着し
温度に合わせた調整を行います。
そして橋谷さんが山の必需品だというのが
ヘッドライト。
さらに山に行く時に用意してほしいのが
地図とコンパス。
現在地や 行くルートを確認。
道に迷った時などに
なくてはならない必須アイテムです。
最近は携帯で 実際 現場 行くと
自分の現在地 ここというのが出てきます。
是非 活用して頂きたいんです。
安全に つながりますから。 はい。
そこでコンパスの北と地図の上を合わせて
位置を確認。
確実に確認できる手段を持っておくことが
安全に つながります。
そして最後に こんなアドバイス。
あとは実際 体作りのほう
なんですけれども
運動は ふだん ほとんど
されてなかったんでしたっけ?
そうなんです。 全然 自信がないです。
そんなに頑張る!みたいな感じじゃなくて
いいですから…
分かりました。
その後 後藤さんは
橋谷さんに教わったスクワットなど
脚の筋肉のトレーニングを行い
山歩きに向けての準備を始めました。
何かね 後藤さんと一緒に自分も
準備してるような気持ちになってきて。
その靴ひものね 結び方
あと バックパックも あんなに いろいろ
計算されてるんだと思って
とても興味深かったです。
靴の履き方のところで押切さん
大きくうなずいてらっしゃいましたね。
すごく分かります。
実際 下山の時に衝撃がかかりすぎて
足の爪が傷んだこと たくさん あって。
あと ちゃんと靴ひもを締めると
その靴が フィットして
脚が驚くほど軽くなったりとか。
やっぱり道具をきちんと使う。
計算されてるものを
きちんと使うってことが
こちらの体力の温存につながるので
すごく大切だなって感じました。
では ここで VTRにも ご登場頂きました
山のガイド 橋谷 晃さんにも
加わって頂きます。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
やっぱり山に登るからには
日頃から運動を心がけたり
あるいは体力というものは
必要でしょうか?
もちろん ふだん運動してないよりは
して頂いたほうが いいんですけれども
その方に合ったプランを立てて楽しむ
というのが大切だと思いますので
山歩きって 山頂に行くばっかりが
目的じゃないですから
もう そこに行くまでの間も花畑とかね
これからの季節 紅葉とかって
そういった所をね 1時間だけでも歩く。
そんな楽しみ方も できますから
その意味では
どなたでも楽しんで頂けるんじゃないかな
と思います。
どんな山に登ればいいのか
初心者は どういったことをヒントに
目的地を決めれば よろしいですか?
まず コースの長さなんですけれども
初めてでしたら コースタイムにして
4時間以内。
4時間。
ええ。 で 標高差にして そうですね
およそ500メーター以内ぐらいから
始められると
体力的にも余裕がありますし また
気持ちの余裕も出てくると思うんですね。
その他にも橋谷さんが コース選びで
重視するのが季節 気温だそう。
自然には旬があるんですね。
例えば こちらを見て頂くと
これ 3月の いわゆる里山
秩父のほうなんですけれども。
もう桃源郷のような すばらしい風景が
広がってますけれども
じゃあ ここに真夏で行ったらどうか
というと あんまり花は咲いてなくて
むしろ熱中症を心配しなきゃいけない
という面も出てくるんですね。
ですから暑い時期でしたら こういった
高原のハイキングといったものも
おすすめですね。
初心者は どうしても低山からという
イメージあると思うんですけれども
時期によっては必ずしも低山が快適
というわけではないので
暑い時期もありますし 乗り物で
ある程度の高さまで行って
そこから ちょろっと楽しむというような
楽しみができる場所も
たくさん ありますので。
それも いいですね。 ある程度の所まで
行って 楽しむというのも。
そうしますと もちろん
時期を選んでですけれども
いわゆる絶景 「すごいな
もう これ とりこになっちゃう」
という風景には
出会いやすくなると思います。
押切さんは どの山を歩くかとか
あと どのコースをとるかというのは
どうやって選んでらっしゃるんですか?
ご褒美がある所をよく選んでいます。
ご褒美?
はい。 例えば山頂に
記念のオブジェがあるとか
そこで写真を撮ったら分かりやすいなとか
思い出になるなという場所とか
あとは温泉があったりとか。
あとは もう自分の体力と あと一緒に
登る人の体力が結構 大事ですね。
今だと母と登るとか 子どもと登るだと
やっぱりね 誰に合わせていいかとか
じゃあ 私は行けるけど 子どもが
飽きちゃうだろうなとか考えると
何か 自動的に決まってくるというか。
一緒にいる人の体力を考えますね。
さあ それでは ゆる登山の魅力に
迫ってまいりましょう。
続いて 実際の山歩き編です。
どんなことに注意して登れば
いいんでしょうか?
ポイントを押さえながら
山歩きの様子を見ていきましょう。
2人が向かったのは長野県東御市。
標高2, 000メートルの所にある
山の入り口まで車で向かいます。
今回 歩くのは 火山の火口原に広がる
池の平湿原のエリア。
スタート地点から起伏の富んだ道を歩き
眺望の良い見晴岳を目指し
最後 下って
湿原を通って戻るルートです。
スタート地点へ到着した2人。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
いかがでしょう? この風景。
もう すばらしいですね。 空気から違う。
じゃ これから歩いていきますけれども
最初やっぱりね
バテちゃうんじゃないかなって
不安じゃないかなと思います。
なので バテないための歩き方
お伝えしたいと思うんですけれども。
まずは のぼりの歩き方。
よくないのは 前のめりになり
歩幅が大きい歩き方。
これは ももに負担がかかり
疲れやすいそうです。
よいしょ。 これと同じなんですよ。
ここで太ももビンビン
来ちゃってるわけですね。
脚を前に出すんじゃなくて 腰を前に出す。
腰が出ていって 脚が
その真下まで ついていく。
で 足裏全体を真上から真下に
ジワッと押すというイメージで…
足裏を真下に 姿勢をただし 腰から前へ
なるべく小股で。
上に引っ張られるイメージで歩くと
のぼりが楽に歩けるそうです。
続いては くだり。
急な斜面では腰が後ろに引け
恐る恐る 脚から出す歩き方になりがち。
これだと バランスがとれず
滑りそうになります。
また くだりは スピードが出やすいので
大股になり
着地の衝撃を受けやすくなります。
上体も起こし 腰から前に出すように
歩くようにします。
意識しない後藤さんは
少し上体が前のめり。
そこで腰から歩くことを意識すると…。
しっかり準備体操をしたら…。
じゃあ いよいよ行きましょうか。
出発しましょう。 はい。
後藤さんにとって 初めての山歩きです。
最初は なだらかな のぼり道。
5分ほどたつと…。
汗 出てきましたね。
しかし そんな時に気持ちを
軽くしてくれるのが山の花。
(後藤)わあ 何か景色が開けたと思ったら
お花が たくさん。
(橋谷)いいな。
群生していたのは イワインチン。
高山の岩場に咲く秋の花です。
山歩きの楽しみの一つは
こうした花や鳥などとの出会い。
季節を感じさせる花が
いくつも見られました。
山を歩いていると
自然の力強さを感じることも。
横に倒れた幹から枝が いくつも
上に向かって伸びているカラマツ。
倒れた木の根っこが地面に刺さり
命をつないでいました。
登り始めて 20分ほど たった頃
霧が出始めました。
山の天気は 平地と大きく異なり
湿った空気が上昇し 雲となり
雨を降らせることも。
晴れていても レインウエアが必要なのは
こういうことがあるからなんですね。
起伏に富んだ道を進んでいくと…。
岩場に出ました。
足がくねりそうになる岩場は 足首を
固定してくれるミドルカットの靴が
効果を発揮します。
さらに進むと 眺望の良い場所に出ました。
はい!
バーッと見れちゃう!
下に広がる 緑の美しい池の平湿原です。
ちょっと疲れてきました?
やっぱり あのゴツゴツした岩 登ると
やっぱり脚 疲れちゃったかな。
初めてですからね。
はい。
じゃあ そこで休憩していきましょう。
休憩のポイントは 疲れきる前に行うこと。
水分と栄養補給を行います。
休憩の時間は下山の目標時間を
頭に入れてとりましょう。
全行程で1時間半の余裕を持っておくと
いいそうです。
例えば すごく ゆっくりしすぎちゃうと
全体が最後 遅れたりしますよね。
このポイントには何時に出ていかなければ
いけないというのを
あらかじめ決めておいてください。
そして再び出発。
しばらくすると
急な のぼり道となりました。
ここは ちょっと急ですから試しに
このトレッキングポール
使ってみましょうか。
はい。
山歩きで強い味方となる
トレッキングポール。
その使い方を教えて頂きました。
まずは このバンドに
下から手を入れて頂いて
バンドとグリップを
一緒に握って頂きます。
こう 手を入れて こんな感じですね。
こうか。
つまり 下に突いた時に
グリップ握ってなくても
バンドに力がかかるようにします。
ポイントは…
ポールを使うことで
体を押し上げることができます。
体の前のほうで使うと 腕に負担がかかり
効率が よくありません。
イメージとしては トレッキングポールは
引いて使うんじゃなくて
押して使うんだというイメージですね。
こう?
そうですね。 手が なるべく前に
出ないように 腰の脇ぐらいでキープして。
あ~ コツが つかめました。 楽です。
また大きな段差では
2本のポールを一度に突き
体を上に移動させやすくします。
後藤さん 覚えたばかりの
トレッキングポールを使って
坂をのぼっていきます。
(後藤)また景色が変わった感じ。
(橋谷)はい。 そこは もう山頂です。
そして今回 目的地とした
見晴岳に近づいてきました。
すごい! すごい きれい!
(橋谷)きれいですね。 開けてますね。
眼下に広がるのは長野県小諸市。
大きな自然の中に小さく見える人の営み。
雄大な景色です。
やった!
あ~ 気持ちいい。
後藤さんの気持ちのよさが
伝わってきますね。
カラマツの自然のすばらしさも
いろんなことを感じて
何か 私も気持ちよくなりました。
何か やっぱり心も成長する趣味だと
思うんですけど
何か 山登りの間に いろんな思いになる
自分と向き合える
すばらしい体験だなと思いました。
見ていて こっちも開放感を感じましたね。
途中ですね
天気が やっぱり変わりましたよね。
この天気が急に変わるというのも
山の特徴ではないかと思いますけど
これは やはり事前の準備が
大事ってことでしょうか?
まず一つ 認識しておいて頂きたいのは
平地と山との気温の違いですね。
標高が 100メートル上がると
気温は0.6度下がるという法則があります。
ですから1, 000メーターで
6度 下がるわけですね。
だから夏山 行くと
快適だったりするんですけれども
準備をする時に そのことを頭に入れて
だから これ持たなきゃ
フリース持たなきゃとか
ダウン持たなきゃって
用意して頂けるといいと思います。
他にも事前の準備として必要なことって
どんなことでしょうか?
入山届ですね。 これは万一
あれ?帰ってこないよってなった場合に
じゃあ どの山 行ったの?
どういうコースで行ったの?
ということが分からないといけないので
今 ネットからでも入山届を出せる
システムがあります。
必ず届けを出して 最低限でも
お友達とか ご家族には
どこ行って こういうコースだというのを
残して行って頂けると
捜しようがありますので
それも必要かなと思います。
では続いて後藤さんの山歩きの後半に
参りましょう。
下山するまでが山登りです。
続きにも ポイントが満載でした。
山歩きでのお楽しみ
「山ごはん」の時間です。
さあ じゃあ山ごはん いきますか。
わあ 楽しみです。
今日は ペスカトーレ風のリゾットを
作ります。 おしゃれ!
山ごはんで大事なことは
まず持ち運びしやすいこと。
それから短時間で できること。
山ごはんのポイントは
道具や材料の持ち運びが容易で
短時間で調理ができること。
ゴミは持ち帰り
調理のゆでこぼしにも注意。
自然環境や そこに住む動物に
影響を与えないようにしましょう。
さて この日の山ごはんは
まず鍋へ トマトジュースを入れます。
鍋を火にかけると
コクを出すため トマトソースを追加。
チューブのにんにくを少々
レトルトごはんを入れ 混ぜ合わせます。
そこへ ほたてや あさりの缶詰を
汁ごと加えます。
筋肉を使う山登り
食事で たんぱく質を補います。
さらに マッシュルームも加え
黒こしょうとバジルを加えれば
僅か10分で
海鮮トマトリゾットの完成です。
おいしい。
よかったです。
やっぱり
あったかいものって 疲れとれますよね。
とれますね。
心も ホッとするし。 はい。
おなかも心も大満足の
山ごはんタイムでした。
ちょっと冷えてきましたから何か1枚
羽織りましょうか。 はい。
食後 気温が少し下がり始めました。
用意していた衣類で温度調節を行い
下山の準備です。
ここで もう一つ知っておきたいのが
靴ひもの結び方。
のぼりとくだりで
結び方に違いがあるんだそうです。
のぼりは ここから上って そんなに
きつく締めなくても いいんですよ。
その方が むしろ足 楽ですから。
くだりって この方向に
中で足が動きますから。
足が前へ前へと押されるので
当たって痛いことがあるんですね。
それを防ぐために いつも
ここに空間が空いているように
ここを足首しっかり締めることによって
足をこれ以上 前に行かせない
ということが大切になってきます。
のぼりは緩く くだりはきつく 足首の
締め方を変えることが ポイントです。
さらに下山時に有効なのが
トレッキングポール。
まず ポールの長さは
のぼりより少し長くしておきます。
実はね このくだりこそ
ポールが生きるんですよ。
というのは 実は
のぼりより くだりのほうが
脚の筋力って使ってるんです。
のぼりは心肺機能 使うから
大変は大変なんですけれども
筋肉自体はね
くだりのほうが使うんですよ。
何に使うかっていうと
この脚を下ろす速度を
ここの太ももが調整してくれてるんです。
その時 このポールを
突いてあげることによって
この脚の落下速度は自由自在になります。
だから この筋肉が
とっても楽なんですね。
同時に着地も ゆっくりになりますから
ひざも楽になります。
ポイントは体の脇にポールを突き
脚を下ろすこと。
突く位置は のぼりと同じです。
この体軸の延長上に突いて頂いて
いいんですけれども
体軸の延長上が視界に入ってこないんで
慣れないと ちょっと あれ?と思ったら
地面がないってなると大変ですから
やや前に突いて頂いても結構です。
突いて 下ろすと。 そうですね。
じゃあ 突いて 下ろす。 そうですね。
楽ですよね?
はい。
結構 段差ありますね。
そうですね。
これは スティックあったほうが楽です。
山を下りる時こそ 転んだり
ひざを痛めたりするリスクがあるので
慎重に下りましょう。
ここで大切なことがありました。
下山時には こまめに休憩をとりましょう。
体調を整えながら歩くことが
一番大切です。
さらに山を下りていくと 注意してほしい
というポイントがありました。
まあ 違う道も ありますけれどもね。
迷った時は コンパスと地図で 位置を
確認し 進路を確かめることが大切。
しかし場所によっては
コンパスを石の上に近づけると
正確に北を指さないことがあるんです。
これは火山岩に含まれる
磁気を帯びやすい鉱物が
含まれているために起きる現象。
必ず地図とコンパスは
手で持って見るようにしましょう。
くだりきったら 最後
池の平湿原に向かいます。
距離は 3.5キロほどでしたが
ゆっくり時間をかけ
山のさまざまな景色を
見ることができました。
今日は いかがでした?
全然 思ってたよりも すばらしくて
山登り またしたいなって
今から思ってます。
是非また行きましょう。
はい! はい。
後藤さんの すがすがしい表情が
すてきですね。
山の上で リゾット食べたいです。
もう本当に おいしそうですよね。
最高ですね。
橋谷さん このところですね 山に登って
疲労で動けなくなって
救助を呼んだりとか
あるいは山の事故なども ありますよね。
山に安全に登るために
気をつけなければならないことは
どういうことでしょうか?
やはり一番大切なのは ご自身の体力
経験に見合ったプランを
しっかり下調べして 立てて頂ければ
というのが一番大事かなと思います。
特に かつて ちょっと歩いてた方って
「久しぶりに やってみようかな」
行ったら「あれ? 昔は もっと歩けたはず
なのに」ということも多いようですから
ああいった
ふだんから努めて体を動かしたり
歩くようにして頂くってことも
大切だと思います。
その他にも山登りで身を守るための
大切なポイントがあります。
けがをした時に備えて
救急セットも準備しておきましょう。
ばんそうこうや包帯 炎症を抑える薬。
傷口を洗う水。
シャワーヘッドになるように
穴をあけたペットボトルの蓋。
救助が必要な時に使う笛
保険証も携帯しましょう。
初心者は1人での行動は避け
慣れた人と一緒に行くようにしましょう。
続いて 押切さんの山歩きの体験を
伺います。
押切さんは 山歩きを始めた
きっかけって何だったんですか?
私は フルマラソンの経験が
あるんですけど
何か ゴールを設定して それまでに
頑張っていくということが結構 好きで
山登りも すごく それに匹敵するので
そこから始めたのが そうですね
それが きっかけですね。
何か その時の自分に打ち勝つというか
ちょっと投影しながら
何か 頑張ってみるというのが
いいなと思って。
では押切さんが槍ヶ岳に登った時の番組が
ありますので そちらを見ていきましょう。
こちらが 10年前に押切さんが登った
標高3, 180メートルの槍ヶ岳です。
あ~ 険しい岩場ですね。
(押切)難易度の高いルートに
チャレンジすることになりました。
あっ ライチョウ!
うそでしょ!
ちょうど言っとった時に来たね。
ピヨピヨピヨ言うとる。
え~ すごい かわいかった。
(押切)3キロほど山道を登って
槍ヶ岳が見えてきました。
すごい。
ここが感動的ですね。
本当ですね。
美しいです。
山荘ですか?
はい。 1日では無理なので2泊しました。
登頂日和ですね。 きれいな青空で。
はい。 穂先という100メートルの高さの
頂上を目指します。
高いとこにね 人が見えましたね。
見えました。
また すごい所に行きましたね。
落ちたら どうしようとか
怖くなってしまった所もありました。
難しい。 あ~ 怖い。
高いの怖い 私。 今更 気付いた。
それまでは楽しかったんですけど
ここで一気に恐怖心が出てしまって。
もう無我夢中で頂上へ登りました。
もうすぐ頂上? 太陽が近いよ。
はい まだまだよ。
まだなの?
えっ ここ?
登頂。
登頂?
本当に絶景で 登ってきた道のりで
味わった思いが一気にあふれて。
すごく感動しましたね。
うわ~ 感動。
感動する。
もう本当に
すごい経験をさせて頂いたなと
本当に感謝してますね。
何にも代えがたい感動と体験ですよね
やっぱり。 山ならではのね。
そうですね。
山のだいご味は どんなところにあると
感じてらっしゃいますか?
やっぱり自然に抱かれる心地よさと
感動と
あと経験してみて分かる
自分の小ささとかですかね。
そこと向き合える ちょっと登る前と
登ったあとでは 自分の身も心も変化
成長しているのかなって
感じられるところだと思います。
槍ヶ岳の時には 自分の中に
どんな変化を感じました?
ちょっと個人的なことなんですけど
ちょっと私の中で 自分の中でですけど
悩みとか多い時期で 自分が モヤモヤ
考えていた時期なんですけど
一歩一歩 登っていくことで 自分が目的
目標としているゴールに行けて
何でもなかったなって
自分に1本 芯が通るというか
心身共に強くなれたような実感が
ありました。
とっても それは共感できますね。
山の自然の中って
すごくシンプルなので
ものの考え方が
すごくシンプルになってくるんですね。
だから何が自分にとって一番大切なのか
それが見えてきやすいのが
山なのかなという気がしてます。
橋谷さん ゆる登山についてですね
その魅力 どんなふうに楽しんでほしい
というふうに思ってらっしゃいますか?
本当に自分の心から楽しんでほしいなと
思います。
で やっぱり登ったという結果も
確かに すてきなんですけれども
それと同等に そのプロセスですね
それをね 楽しんで頂けると
一生 続けられる楽しみになると思います。
山登りをすることで 押切さん
何か変わったことってあります?
自然への感謝の気持ちが
より深くなりましたね。
自分は本当に生かされてるんだなという
思いが とても深くなりました。
いいですね。 豊かになりますね。
そうですね。
山登りって 何か こう 自然に抱かれて
また自分と向き合うことにもなって
何か 楽しみながら勉強になる
すてきなことだと思わせて頂きました。
皆さん どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
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