ブラタモリ「恐山~なぜ恐山で死者に会えると思うのか?~」[解][字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

ブラタモリ「恐山~なぜ恐山で死者に会えると思うのか?~」[解][字]

日本三大霊場のひとつとされる恐山。なぜ人々はここで死者に会えると思うのか?その秘密をタモリさんがブラブラ歩いて解き明かす▽恐山といえばイタコ…って実は違う?

番組内容
「ブラタモリ#214」で訪れたのは青森県の恐山。旅のお題「なぜ恐山で死者に会えると思うのか?」を探る▽境内に温泉!?信仰の場となった意外なきっかけ▽地獄にたとえられる風景が広がるヒミツは“湯の華”にあり?▽地獄のような場所から徒歩10分!エメラルドグリーンの湖と白い砂浜、その名も極楽浜▽生き物が住めないから“極楽”になった?▽激しい噴気が生んだ白い砂▽極楽浜でタモリさんに奇跡の光が降り注ぐ!?
出演者
【出演】タモリ,野口葵衣,【語り】草彅剛

ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
趣味/教育 – 旅・釣り・アウトドア

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  13. 今日
  14. 風景
  15. 下北半島
  16. 河原
  17. 早速
  18. 多分
  19. 噴気
  20. お願い

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

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タモリさんは いらっしゃったことは
ありますか?

うふふふっ
今日 じゃあ よかったですね。

だから
こうなってたんだと…。

その辺ぐらいしか見えなかった。
ああ!

よかったです。
だから よかったよ。

今 タモリさんがいるのは

青森県 下北半島の真ん中にある 恐山。

恐山とは この辺り一帯の
山のことをいいます。

その中心となっているのが
恐山菩提寺です。

比叡山や高野山と並んで

三大霊場の一つとされています。

はい。
で 橋が架かってんですけども…

ああ 今は渡れないんですね。
だから…

そうなってしまいますね。
ということは…

そういうことになりますね。
そういうことになるよね。

あの世とこの世の境界にあると
考えられている 三途の川。

恐山では
霊場への入り口となっているんです。

おっ!

いらっしゃいますね。 こんにちは。

おはようございます。
おはようございます。

ようこそ 遠路はるばる。

南 直哉と申します。 よろしくどうぞ。

恐山の古くからの信仰に詳しい
南 直哉さんです。

あっ いえいえ。

危ないですね これ。

…といわれてるんですよ。
渡って頂きたかったですけど残念です。

へえ~。

おっ。

いいとこに出てきたね これは。

位置も ぴったり。
(笑い声)

さすがですね。

何だろう?
何でしょう?

なるほど。

そういうことで…

これを通じて。
う~ん。

まあ…

あ そうですか。
そうです。 ですから…

イタコとは 北東北に古くから続く
職業で

死者のことばを伝えるとされています。

恐山の代名詞と思われがちですが
実は違うんです。

おうちで やってます。

あ そうなんですか。

へえ~。

では どうして恐山は死者に会える場所
というイメージがあるんでしょうか?

ちょっとですね ご覧頂きたいものが…。
今 言うことが よく分かると思う。

(南)これ ちょっと読んで頂くと…。

「死ねば お山さ行ぐ」。
(南)うまいっすね~!

うまいですね!
(笑い声)

この「お山」っていうのは
恐山のことなんですよ。 はぁ~。

ほぉ~。 あ そういうことですか。

やっぱり…

…と思うわけですよ。

境内 お参りして頂ければ分かりますよ。
その気持ちは 多分 分かると。

ああ… あのとき見えなかったんで
行ってみたいです。

(南)アハハハ! 是非。

始まりました 「ブラタモリ」!

今日の舞台は
青森県 下北半島にある…

あの世を思わせる…

古くから 人々は
亡くなった人と ここで会えると信じ

祈りをささげてきました。

なぜ恐山は
死者と会えると思える場所なのか?

タモリさんがブラブラ歩いて
解き明かします。

今日は恐山で「ブラタモリ」!

♬「ハロー ハロー お元気?」

♬「今夜
なにしてるの?」

♬「TVなんか 見てないで」

♬「どこかへ
一緒に行こう」

♬「だからもう I love you so」

♬「I’d love to be
back in your heart」

♬~

ということで
タモリさんが向かったのは

恐山菩提寺の入り口。

まずは 恐山とは一体どんな場所なのか
見ていきましょう!

おお~。

(笑い声)

へえ~。
で 今ここに…

すごいですね。

フフフッ
一度は行ってみたいと思いますね。

雰囲気が違うよね。

そこのとかね。

そこに ちょっと…。

(南)アハハハ そのとおりです。

境内のど真ん中というのは珍しいですね。

確かに 参道のすぐ横に温泉があるなんて
珍しいですねぇ。

え~!

だけど…

入ってますよ。

え~!?

こんな感じです。

もうちょっと奥まで入っても
大丈夫ですよ。

おお!

ちょっと じゃあ 失礼します。

おお~。

あっ すごい…

よさそうな温泉だ。

えっ 信じられない。
そこ本堂ですよ。

いやぁ…。

しかも…

やっぱり…

結構 人気があるんです。

一体 どんなお湯なんでしょう?

ありがとうございます。
(南)触ってみて下さい。

(南)適温にしてるんですよ。

え~! すごい。
え~! やけどしちゃう。

あ~ 気持ちいいですね。
入りたくなっちゃう。

そうすると ひょっとすると…。

ああ 湯治場ですね。

へえ~。

お湯が湧いていた この場所に

周辺の山で修行をしていた修験者が
集まるようになりました。

そこから信仰の場になったと
考えられています。

1530年 曹洞宗のお寺が
この場所を管理するようになりました。

では早速
恐山のご本尊にお参りしましょう。

ええ そうですね。

どこに向かっているんだろう
という気持ちに…。
フフフフ。

でも いいですね なんかこう…

(賽銭の音)

(風の音)

(笑い声)
そうですね。

何でしょう?
何でしょうか。

タモさん
ここからが いよいよ本題ですよ!

(南)そうですね。

お参りしたお堂の すぐそばに

恐山ならではの風景が広がっています。

早速 行ってみましょう!

(南)ここら辺まで来られたんですか?

ああ~。

(南)そうですか。
ええ。 こんなんなってたんだ。

しかし お参りに来て
ここを見ないで帰っちゃったって人も

珍しいです。

ないですね。

はいはい。
あれ…

…と思いますね。

異様な岩が あちこちに転がっていて

見渡す限り
植物も ほとんどありません。

この荒涼とした景色こそが

死者と会えると思わせる
重要なポイントなんです。

どうして
こんな景色ができたんでしょう?

こんにちは。

おはようございます。
おはようございます。

岩石学が専門の折橋裕二さん。

恐山の岩石や地質の研究も行っています。

まずはですね あちらをご覧に…。

あの高いところですね。
大王!

そうですね。

はい そうですね! はい 溶岩です。

この辺りは
噴出した溶岩でできた岩場ですが

普通の溶岩とは ちょっと違うんです。

例えばですね…

この辺をですね ご覧頂いてですね…。

あ~ 随分…

そうですね。

ああ そうですね。

まあ ありますので。
ちょっと足場 悪いですが。 はい。

ほう…。

ああ 黄色っぽくなってます。

(折橋)この辺も こう…

そうですね はい。
重なって ありますよね。

それですか?
はい そうなんです。

はあ~。
へえ~。 あっ… うん?

ということは これ…

(折橋)そうなんですね。
ほぉ~。 じゃあ…

こうやって。

温泉が湧き出ていたこと
実は これが

地獄のような景色を
つくり出したんです。

そうですね はい。

高温ですね。
だから まあ これはですね…

(折橋)高温じゃないと
シリカとか そういう成分は溶けない。

そうですね 溶けないですね。
(折橋)そういうことで

こういうですね…

えぇ~。 そうすると あれだ…

当時は多分 危ない。

そうでしょうね。

やがて 噴出は穏やかになり

人が近づける信仰の場となりました。

更に 地獄に見立てられる景色が
できた秘密が

もう一つあるんです。

ああ…。

はじめまして。

本日は よろしくお願いいたします。
(一同)よろしくお願いします。

折橋先生のもとで

下北半島の地質を調査している

大学院生の皆さんです。

いえいえ とんでもない…。
(笑い声)

いえいえ とんでもないです。

おお~。

(折橋)しかもですね…

だから まあ…

よくやるね。

俺…

(笑い声)
そうですね 私もクマが…。

へえ~。 ああ そう。

(笑い声)

では早速 地獄のような景色ができた
もう一つの秘密を

丸山くんに教えてもらいましょう。

(丸山)タモリさん それでは…

そこから撮った写真?
わあ すごい。

まず…

(丸山)はい そうですね。

(丸山)そのとおりなんです。
ああ そうだろうね。

(丸山)そうですね
まさに自分たちは この辺にいます。

(丸山)そうですね まさに。

なんでだろう?

この一帯は 27万年前に起きた

大規模な噴火でできました。

確かに ここだけ白くて
草や木が生えていません。

このことと噴火に
どんな関係があるんでしょう?

よいしょ。

では こちらをご覧下さい。 はぁ~。

(丸山)まあ ここ…

あ 含まれてたんだ。

おお… 気を付けて下さい。
(笑い声)

そうですね。

(笑い声)

へえ~。

わあ~ すごい。

あぁ~。
う~ん。

へえ~。

うん。

(丸山)まさに そのとおりなんです。

植物は ほとんど育ちませんが

人は近づけるレベルの
噴気活動が続く この場所。

死者がいると思わせる景色の中に

自分もいるような体験ができる

珍しい場所となったんです。

これが 恐山で死者と会えると
思えるようになった

理由の一つなんです。

それでは…

どうも どうも。

分かりました。
(笑い声)

ちなみに ここでは

火山活動が続く場所ならではの
「あること」が起きるそうなんです。

何だか分かります?

あのね…

それで そうすると…

え~!
(笑い声)

(南)
複雑になればなるほどダメなんですよ。

アウト アウト。 僕…

(笑い声)

続いて タモリさんが向かったのは

地獄に見立てられたエリアの すぐ隣。

坂を下った先に
全く違う景色が現れるんです。

へえ~。

ええ ええ。

(南)ですね。

やっぱり その…

この場所は 「賽の河原」と呼ばれています。

賽の河原とは
あの世とこの世の境界で

親より先に亡くなった子どもの
魂がとどまる場所。

鬼に邪魔をされながらも
親や自分自身のために

石を積むと考えられています。

恐山を訪れる人々は
子どもに限らず 亡くなった人を思い

石を積むようになりました。

地獄に見立てられた景色のすぐ隣に

石を積みたいと思える
平らな地形が広がっていたんですねぇ。

(南)どうしてなったかっていうのは
私には分からないんで…

そうですね。 こちらをご覧下さい。

今 タモリさんがおられるのは ここです。

(折橋)はい そうですね。

(折橋)そうなんです。
あ そう?

かつて この場所が湖の底だったとき

細かい砂などが徐々にたまり
平らになりました。

でも どうして
今より湖の水位が高かったんでしょう?

(折橋)上がりますよね。 ということは…

はい そうなんですね。

湖の出口の水路は かつて ここでした。

あるとき 水路が土砂で埋まり

水位が高くなったんです。

その後 別の出口ができて
水位は下がり

平らな地形が顔を出しました。

ちなみに その別の出口が

はじめに訪れた 三途の川なんです。

へえ~。

そうですね…

…っていうことですよね。
(折橋)はい そうですね。

偶然生まれた この風景に

人々は
死者への思いを寄せてきたんですね。

続いて タモリさんが向かったのは
賽の河原のすぐそばにある お堂。

このお堂では
賽の河原で石を積む人の思いが

更によく分かるんです。

…ですか?

へえ~。

ちょっと聞くと… ねえ?

なぜだと思います?

やっぱり ここに…

(南)多分 そうだと思うんです。

ああ そうですか。

行ってみますか。
行ってみましょう。

ここは もう
植物が生えてますね。

そうですね。

これ結んでありますね。
何でしょう?

ここには 手ぬぐいや わらじ

更に お菓子などが置かれています。

これらには どんな思いが
込められているんでしょうか?

ここは…

道が長いじゃないですか。

(南)そうそう そうそう。

人々が結ぶ 数々の手ぬぐい。

亡くなった人が
手の届かない場所にいるのではなく

恐山にいてくれるなら
気持ちは届くと信じられているんですね。

ただですね これ…

あ そうですか。

え~!
え~!

う~ん。

ただ 私がもっと…

それは 今来た…

ということは…

厳然と。

…だと思いますね。
うん うん。

いや 驚くね。

ねえ。 そして…

亡くなった親しい人のために
何かをしたいという 思い。

現代に至るまで数百年
たくさんの人たちの その思いを

恐山は 受け止めてきたんですね。

じゃ 改めてですね
こちら ご覧頂くと…。 はい。

「死ねば お山さ行ぐ」。

フフフ… 失礼いたしました。
(南)まったくもって そのとおりなんです。

(南)ここまでくると
ちょっと お気持ちが…。 分かりますね。

(南)だと思いますね。

多分ですね…

ふだん…

だから…

(南)そうです。
…と思っちゃうんですね。

つまり…

僕 そのとおりだと思いますね。

そうですね。 それには まあ…

次のね みんなそう思う
ここは そういう…

ああ そうですか。 行ってみましょうか。
はい。

続いて タモリさんが向かったのは
すぐそばにある湖。

おお?

また これは…

はあ~。

(笑い声)

いや~ でも…

想像できないね。

地獄に見立てられた場所から
歩いて 僅か10分。

極楽を思わせる
鮮やかなエメラルドグリーンの湖に

白い砂浜が広がっているんです。

どうして
こんな景色ができたんでしょう?

下北ジオパークの北川桐香といいます。
今日はよろしくお願いします。

ジオパーク ああ そうですか。
よろしくお願いします。

学生時代に
岩石学を学んだ

下北半島の地質の
専門家です。

私…

東通村。
はい。 なんですけど

ふだんも
この大祭の時期になると

毎年 家族で
ここを訪れているんです。 へえ~。

ああ~。

では早速…

探っていきましょう。
はい。 はい。

(北川)まず…

そうですよね。

この湖 特徴があるんですが…

何がいないんでしょうか?

(笑い声)

そう。

そのとおり。 あ そう?
そのとおりです。

出てるんですか。 へえ~。

強酸性!

(笑い声)
ああ そう。

湖は 火山性のガスが溶け
強酸性になっています。

水がきれいなのは 魚どころか
バクテリアも生息しにくいからなんです。

へえ~。 そう。

この辺とかでもですね。

むしろ こっちのほうが
見えるかもしれないですね。
ん?

あ この辺でも出てるの?

へえ~。
ああ!

これ そう?
(北川)そうです。

(北川)じゃ 実際に…

はい。
はい。

真水だと7程度。

数値が低くなるほど
酸性は強くなるんですが…。

2.7。

はあ~。

そうですね。
はあ~。

(笑い声)

では 極楽を思わせる 美しい白い砂浜は
どうできたんでしょう?

(北川)石英です。 タモリさん 実は…

え? あ デイサイト。 へえ~。

では 実際に見てみましょう。

地獄に見立てられた場所も含めて
恐山の境内には

デイサイトが全体に分布しています。

でも なぜ この極楽浜だけ

白い砂浜になったんでしょう?

ああ~。

やっぱり…

うん 強いですね。 じゃあ…

そうですね。 実は…

こちら ご覧下さい。
はい。

(北川)この…

ほう。

(北川)両方 手に持って。
ああ…。

(北川)そうですよね。
はあ~。

噴気か。 噴気ですね。

はぁ~。 ほぉ~。

長い間 激しい噴気を受けたため

頑丈な石英以外の鉱物は
白く変質しました。

更に 噴気でもろくなり
強酸性の湖に洗われるなどして

石英だらけの白い砂になったんです。

つまり…

う~ん。

ねえ?
こうにはならなかったと思います。

偶然ですね。 うん。

かつて この地で起きた
一つの火山活動が

偶然 地獄のような風景と
極楽のような浜辺を生み出しました。

そして ここは
恐山に来た人たちにとって

お参りの最後に 死者への思いを
解き放つ場所になりました。

(南)要は ここまで来ると…

何する?

お参りが終わるとですね…

叫ぶの。
へえ~。

「お母さ~ん!」とか
「お父さ~ん!」とかって呼ぶんですよ。

これ…

いや まあ…

そうですね。
ああ。

おお!

あ~ すごい!

これも…

見せてくれましたね。
フフフ… ね。

あの世に迷い込んだかのような
風景が広がる 恐山。

人は この風景に背中を押されて

亡くなった大切な人と会える
そう思うようになったんですね。

タモリさん 今日はいかがでしたか?
う~ん だから…

でも やっぱり…

先ほど言われたように…

どなたか亡くなった方に
ここに来て会いたいと思いますか?

う~ん 亡くなった人ね…。

うん いろいろ亡くな…
まあ 会いたいですね。

叫びたくはないですけどね。
(笑い声)

叫びたくはないけど
会いたいのは会いたいですね。

これは…

よかった。

よかったです。 ふふふ。
よかったよ。

これも ちゃんと
誰か導いてくれたんだろうな。

あ~ そうかもしれない。
この天気も そうですよ。

(笑い声)

♬「未来の あなたに」

♬「幸せを 贈る」

♬「記憶と 想い出を」

♬「花束に 添えて」

♬「ひとときの 夢を」

♬~

今回の「突撃! カネオくん」
そのテーマは…。

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