出典:EPGの番組情報
あしたも晴れ!人生レシピ「楽しんで経験値アップ 日々の防災」[解][字]
災害への備えは万全ですか? 防災グッズを買っただけでは不十分! 防災グッズを使ったり、ハザードマップで散歩をしたり、日ごろから防災力をアップする方法を伝えます!
番組内容
防災リュック開いたことはありますか? いざというときに使い方がわからない! 自分に必要なものがなかった! などということがないように、日々備える防災のススメ。実用品だけではなく防災グッズに入れておきたい「気持ちを落ち着ける」品々や、地域によって異なるハザードマップをしっかり読み解く大切さなど、楽しみながら、日ごろから「もしも」に備える情報満載です!
出演者
【ゲスト】北斗晶,【講師】国際災害レスキューナース…辻直美,【司会】賀来千香子,小澤康喬,【語り】堀内賢雄ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – 健康・医療
情報/ワイドショー – グルメ・料理
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キーワード出現数ベスト20
- 必要
- 避難所
- 自分
- 防災
- ハザードマップ
- 避難
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- 日頃
- 場合
- 生活
- リットル
- 確認
- 場所
- 大事
- 防災リュック
- 本当
- キッチン
- 今回
- 災害時
- 想定
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
最近 想定を超える雨が降り
各地で浸水や河川の氾濫など
大きな被害が起きています。
そして いつ 何時 起きるか
分からない大地震。
災害が起きた時 身を守る
日頃からの備え。
とはいえ防災グッズや備蓄品を
そろえてみたものの 使ったことがない
実は開けたことすらないという方
多いのでは?
今回は日常生活の中で防災を楽しみ
備える力をアップデートする方法を
お伝えします。
もちろん 意外な おすすめのグッズの
情報も。
災害の種別の被害を予測図にした
「ハザードマップ」や
避難する場所や施設が分かる「防災地図」。
しっかり見たことは ありますか?
ハザードマップには 支援の有無について
記載があることも。
重要な知識になります。
災害支援ナースによる避難の心得とは?
ハザードマップを片手に お散歩や
100円ショップのグッズでできる
室内の防災対策も ご紹介。
いつ わが身に起こるか分からない災害。
突然 向き合うのは大変なこと。
日頃から少しずつ防災を楽しみ
もしもの時に備えませんか?
♬~
「あしたも晴れ!人生レシピ」。
今回のテーマは
「日常から備える防災対策」です。
賀来さんは日頃の備え いかがですか?
一応 防災セットは用意しているんですが
例えば保存が利くお水だったり
簡易に水を運べるポリタンクのような
ものだったり 簡易トイレだったりは。
そしてレトルトとか いろいろですけども
それが果たして大丈夫なのか?
ちょっと今回 点検させて頂きたいと
思っています。
こちらの方 いかがでしょうか?
ゲスト ご紹介しましょう。
北斗 晶さんです。 よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
うちはですね まず すごい食べるので
ラーメンですね。
ラーメンとかを ちょっと大量に買って
置いておいたりとか
あと お水も2リットルのお水を
段ボールで
そのまま ガンと置いてるような
それぐらいですかね。
とにかく あと気をつけてるのは
食べる 寝る 出す。
ここだけは簡易的に作れるトイレとか
それだけは ちょっと気をつけてますけど。
備えてらっしゃる防災バッグですとか
あるいは備蓄ですとか
日頃から備えてらっしゃるという方
いらっしゃるとは思うんですけれども
ただ実際に使ったことはないな
ということも多いのではないでしょうか。
そこで あるご夫婦に
防災対策用に準備したものを使って
半日 過ごして頂きました。
こんにちは。 よろしくお願いします。
協力して下さるのは 現在は2人で暮らす
中村さんご夫妻です。
まずは買ったものの触れたことがない
防災グッズから。
手に取ったのは 避難所で使う寝袋と
防災用クッションシート。
床に敷いて寝てみると…。
眠るためには 枕も備えたほうが
よさそうです。
現在の住まいに引っ越して1年。
改めて 避難する場所の確認も
してみました。
さらに避難所について調べると…。
3日分の水や食料をざっと入れて
防災リュックと合わせると
1人分で 20キロほどになりました。
備蓄した食材で 食事作りもチャレンジ。
スマホで 災害用のレシピを
検索してみました。
見つけたのは ポリ袋を使って調理をする
レシピ。
少ない水で短時間で調理ができます。
ガスが使えない場合に備え
カセットコンロを使いました。
耐熱性のあるポリ袋に レトルトごはん
ツナ缶をそのまま入れます。
代用のトマトジュースを入れ
手でもんで なじませます。
袋を閉じて 湯せんで15分。
仕上げに塩こしょう 粉チーズをかけます。
皿はラップで くるみます。
ネットで知った 災害時の節水方法です。
リゾットのお味は?
食後に カセットコンロで沸かしたお湯で
コーヒーをいれました。
じゃあ食べてみよう。
お茶菓子は備蓄用に買った
栄養補助食品です。
次に試すのは 自分で
ヘッドライトをつけたヘルメットです。
暗い中で使ってみます。
ボタンを押しているうちに
赤く点灯しました。
赤色の光は遠くから よく見え
視認性が高い光。
災害時に役立つかもしれません。
そして事前に使い心地を試しておきたいと
思っていたのが 非常時用トイレです。
紙おむつになど使われる
吸水ポリマーシートが
排せつ物を吸収します。
袋のポリマーシートを下にして
便器を覆うようにして かぶせ
便座をはさむと完成です。
使用後は袋を閉じ
生ゴミとして処分できます。
友彦さんが試してみました。
でも まとめて使うのかな。
数は あったほうがいいですね。
最後に 入浴できない時のために
用意していた
ドライシャンプーとウエットタオル。
それぞれ使ってみたところ
入浴には かないませんが
スッキリ感は あったそうです。
この半日 いかがでしたか?
訓練って必要だなって
言われたじゃないですか。
私なんか ちょっと防災のリュック
みたいのも買ったことがあったんですよ。
私 たぶん 急に そういう震災が起こって
開けたら どうやって使っていいのか
分からないもの
多いんじゃないかなと思いました。
被災した場合 毎日となりますと
トイレも環境によっては
なかなか きついところもありますから。
それによっても状況 違いますね。
では もう お一方 加わって頂きます。
阪神・淡路大震災で ご自宅が被災し
現在は看護師として
国内 そして海外の被災地で
救援活動にあたってらっしゃいます
辻 直美さんです。
よろしくお願いします。
辻さんは防災対策の備えをですね
日頃 試してみるということについては
どのように…?
すごく大切なことだと思います。
皆さんね 買ってきて満足なんですよ。
防災っていうと皆さんね
ものを買われるんです。
でも私は ものを買うではなくて
使う技術を備蓄してほしいと思ってます。
例えばですね 防災リュック
セットで売ってますよね。
皆さんに「1回 出してみて下さい」って
言うと
「次 直せないから出したくないです」って
おっしゃるんですね。
もうね 分かります。
でも自分に必要じゃないものが
入ってるかもしれないし
必要なものが入ってないかもしれないので
まず出してみる。
そして袋から開けて触ってみる
ということも大事だと思います。
事前に試すというのはですね 何か
気をつけるべきことって ありますか?
もう楽しんでやって下さい。
すごく緊張して ちゃんと やらなきゃとか
成功しなきゃではなくてイベントとして
とりあえず今日一日は家にあるものだけで
ごはん作ってみようとか
今日は1人1日3リットルで
生活をしてみる。
リタイアしていいんです 全然。
リタイアした時には振り返って
「手 洗いすぎたな」とか「食器洗う時
使いすぎたな」って振り返って
次の時に見直して頂ければいいと
思います。
何回かやることって大事なんでしょうか?
やればやるほど スキルが上がるんですよ。
私も実は毎年 年に4回1週間
ライフラインを切って生活するという
訓練を自主的に やってます。
毎年 これ要らなくなったなとか
これ 必要だなっていうのが
変わってくるんです。 だから
その時の自分にとって必要なものが
やることによって見えてくるので やれば
やるほど快適な生活ができると思います。
何回か やることによって 気付きが
変わってくるんですか?
変わってきますね。
皆さんね まんべんなく いろんなものを
用意されようとするんですが
それぞれ人によって
必要なものというのは 実は違います。
というのは皆さん 自分の日常生活を
振り返ると 睡眠に対して欲求が強い人
食事に対しての人 あとは清潔欲の人って
皆さん 違うんですね。
辻さんが必要というか
加えといたほうがいいって…。
絶対的に必要なのは お水です。
やっぱり人間は水を飲まなくても
食べなくても
生きていけるデッドラインというのは
72時間って言われてるんですが
それでも やはり皆さん 食べたいし
飲みたいですよね。
1日3リットルって言われていますが
そのうち2リットルは飲用と食用です。
あと1リットルは生活用水なんです。
今は コロナ禍ですから手も洗いたいし
清潔もね キープしたいってなると
1リットルで足りますか?という。
そこを見直していくためにも やはり
お水1回 3リットルで使ってみて
もしかしたら浄水器みたいなのが
必要かもしれませんし
何か入れることによって
きれいに使える薬剤みたいなものが
必要なのかもしれません。
こちら 辻さんの防災リュックの中身
ですね。 ご紹介頂けますか?
リュックサックの中身は私を助けてくれる
精鋭たちが入ってるので
ふだんの生活の中でも
「何か食べるもんないな
あっ リュックサックの中あった」といって
そこから出して食べるぐらい
普通に食べてるものばっかりです。
身近にしてらっしゃる。 はい。
で 使ったら入れるというふうに
しています。
こちらのほうは着替えですね。
3日分です。
毎日 洗濯も ちょっと
できないかもしれないので
トラベル用の圧縮袋に入れて
小さくしています。
リュックとは別に 日頃から持ち歩いてる
備えも あるそうですね。 はい。
防災ポーチといわれるものを作って
常に これは私と一緒に動いております。
こちらが 辻さんが常に持ち歩く
防災ポーチ。
おくすり手帳は スマホだけではなく
紙のものも準備。
常備薬は10日分 鎮痛剤やアレルギーの
薬のほか かゆみ止めも重宝するそうです。
軽く使いやすい紙せっけん
アルコールと併せて感染対策に。
他にも おすすめのグッズがあるそうです。
これは ペットシーツって
ご存じでしょうか?
ワンちゃん ネコちゃん用の
おしっこシートなんですけど
これ 高分子ポリマーが入っているので
いろいろ使えるんですね。 万能なんです。
一つは もちろん 災害トイレのものとして
使ったりとか
あとは高分子ポリマーの特性として
水を含むと ちょっと冷たくなるんです。
ちょっとした氷のう代わりにはなるので
熱中症対策として
私は これを1枚 入れています。
あと これ ブニブニするので
安楽枕になったりとか
避難所で腰が痛くなった時に
腰に差し込むための枕として
これを使ったりもします。
水分を含ましてですか?
そうです。
すご~い。
熱いお湯だと 湯たんぽにも なりますし。
これは ペットボトルのキャップ。
実は穴を開けて 1つだけ穴を開けて
いろんなメーカーさんのものなんですが
持っております。
それは なぜですか?
これ ペットボトルのキャップですが
付けますと 穴が開いてますから
シャワーになるんですね。
お水は大切なので 手を洗う 食器を洗う
例えばデリケートゾーンを洗う
髪の毛を洗うという時にも
ダバダバダバッてすると あっという間に
1リットル使ってしまうので
節水のために持ってます。
はあ~ すごい。
これは ご存じでしょうか?
ハッカ油スプレーです。
持ってます。
これ本当に 使い勝手がいいのと
ハッカそのものは ちょっとした殺菌も
できますので
トイレしたあとに シュッとしてから
ごみ袋すると。
(北斗)虫よけにも なりますよね。
はい。
虫よけにもなりますし マスクで蒸れた時
シュッとしたり
あとは体を拭く時とかに ちょっと
これをシュッとしてから
拭いたりとかっていうのにも
使っています。
なるほど。
子ども用に用意しておくものって
必要なものって 何かありますか?
子どもには大好きなお菓子です。
ふだん食べてらっしゃる
好きなメーカーのもの。
駄菓子でもいいし 普通のお菓子でもいい。
あとは お食事でも やっぱり一番大好きな
レトルトのものとか
すぐに作れるものとかを
是非 備蓄してほしいと思います。
私 「333の法則」というのを作って
皆さんに ご紹介してるんですが
気持ちが パッと切り替わるためには
まず最初の3は「香り」です。
3秒で気持ちって変わります。
3秒。
はい。 脳にダイレクトにいきるので
好きな香りを常備。
そのためのアロマオイル。
どんな香りが お好きですか?
私は ユーカリです。
ユーカリ。 スッキリしますよね。
私 かんきつ系なんです。
いつも香水が かんきつ系の。
本当 3秒っていうの分かりますね。
ぐっと変わりますね 香りは。
なので被災地には スイートオレンジオイルと
バニラとペパーミントと
3つ持っていって ブレンドして
懐紙に付けて配ったりします。
すごい。
へえ すごい。
やっぱり幸せな匂いが全部
消えてしまいます。
ほこりっぽいですし 生臭いですし
お料理の匂いもない
洗濯の匂いもないので
やはり気持ちが落ちた時に
とても好きな香りを嗅ぐと
みんな 元気になりますから。
何か分かります。
次の3は3分で「触る」なんですよ。
触って気持ちがいいもの。
自分が触って落ち着くものっていうね
そういう素材のもの。
タオルだったりとか 手拭いだったりとか
そういう物質でも いいです。
パーツでも いいと思うんですね。
髪の毛 触るのが好きな人。
あと お子さんだったら ママの耳たぶが
好きとか肘が好きっていう人もいますし
二の腕とか おなかとかもね
柔らかくて好きっていう人もいて。
私にとって 二の腕は
防災グッズなんですよ。
なので ここの手入れは欠かしません。
確かに 確かに。
次の3は 30分で「見る」です。
見て落ち着くもの。
ただし スマホとかは ちょっと
使えないので アナログのもの。
例えば推しの写真だったりとか
小説だったり 写真集だったり
何でも いいです。
自分の中で見て落ち着くものも
是非 備えていてほしいと思ってます。
アナログなほうが いいんですね?
バッテリーが いつ切れるか分からない。
そうですね。
もうね 避難所では 実は充電するのは
すごい争いになるんですよ。
なので アナログものを用意して下さい。
さあ 続いては住まいの備えを
見てまいりましょう。
こちら 4年前の大阪北部地震で被災した
キッチンです。
この左側のお宅 辻さんのマンションの
お隣さんなんですね。
右側が辻さんのキッチン。
比べてみますと 辻さんのキッチンは
ほとんど被害がありませんでした。
防災のために 身の回りでできる工夫
どんなことが あるんでしょうか?
東京にある 辻さんの仕事場を
見せて頂きました。
さらに避難の際のポイントについても
お伝えします。
じゃあ こちらです どうぞ。
こんな感じです。
一見 特別な対策をしているように
見えませんが…。
家具の上にある小物やテレビは…。
なんと 辻さんが強く揺すっても
倒れません。
秘密は裏に貼った耐震ジェル。
落ちて破損する可能性があるものに
貼っているのです。
部屋のカーテンの長さも
防災対策なんです。
辻さんによると ガラスが割れた場合
長めにしたカーテンが
破片の飛散を防ぐそうです。
防災っていうと…
中でも多くのものが集まる
キッチンの防災対策は?
キッチンって
ものが すごく多いと思うので…
高い場所の収納には
軽いものを入れています。
そして扉には安全ロック。
揺れても扉が開かず
ものが落ちてきません。
他にもS字フックを利用して
ものが飛び出さないようにしています。
使い方のポイントは 外すほうの先端を
上にすると外しやすいそうです。
収納にも一工夫。
棚の容器や調理道具は 滑り止めシートの
上に置き 地震による落下を防いでいます。
地震で気をつけたいのは寝室。
就寝中に地震で
ものが散乱した際に履けば
足元に不安を感じず 避難できます。
そして避難経路となる廊下と玄関に
ものは置きません。
辻さんは防災リュックを
玄関に置くことにしています。
なので ここにあったら絶対
取り出せるというのがあるので
私は防災リュックを ここに置いてます。
辻さんの大雨 台風の対策も
見せて頂きました。
部屋に入れます。
ここからは…
日頃から被害範囲を地図で示した
ハザードマップや
避難場所などの情報がある
防災地図の確認を。
まず地震を想定した 台東区の防災地図を
もとに辻さんに歩いて頂きました。
最初に向かうのは震災時
一時的に集まる 一時集合場所。
一時集合場所は町会 自治会が設置。
近隣の住民が安否確認や
情報交換を行います。
自宅に戻れない場合 避難所へ向かいます。
その際 倒壊する可能性があるものは
ないか
日頃から周囲をよく見ることが大切です。
注意しておきたいのが電柱 電信柱
電線や
歩道にあるフェンスなどです。
ここが地震の際の避難所となる小学校。
避難所は一定期間 生活する場所ですが
国や自治体からの支援が始まるまで
日数を要することがあります。
次は水害などによる浸水想定区域を示した
ハザードマップをもとに歩きます。
台東区の場合 災害の種類により
5種類のハザードマップがあります。
今回 使うのは 集中豪雨による内水氾濫を
想定したハザードマップです。
避難の前に チェック。
お住まいの地域は 避難が必要かどうか
確認する必要があることも。
台東区の場合は ハザードマップに
避難行動のフローも記載しています。
今回は避難する想定で行動します。
もし 避難経路が冠水していた時は?
けがをしたら大変なことになります。
他にも路上にあるものが
流されるので注意が必要です。
結構 自転車は凶器になります。
危ないですね。
辻さんの水害時の自主避難場所は
この小学校です。
私たち アナウンサーもですね 減災報道に
おいて呼びかけを行いますので
そういう中で 「ハザードマップで
どこが危険なのか確かめて下さいね」
ってことをお声かけすることが
あるんですけども。
ハザードマップを実際のリアルの
その場に落とし込んで確認しておく
ということは すごく大事だなと
感じますよね。
地図だと そこが階段なのか坂道なのか
狭いのか広いのかっていうのも
全く分かりませんし
あそこに防災リュックを持っていかなきゃ
いけないって考えると
自分の体力に ちゃんと合った経路と
いいますか
そこまで たどりつくかということも
やっぱり一度 試してみることで
これぐらいの速さだったら
私 ちゃんと避難所 行けるわとか
この荷物の重さだと少ないから じゃあ
もうちょっと取捨選択して
変えてみようかなというふうに
考えるきっかけにはなりますね。
ウォーキングだと思って 鍛えると思って。
自分の住んでる所が
どういうふうにしてるのかは
知っておく必要があると思います。
皆さん 避難するってなると 行政が
自分たちを連れていってくれるとか
指示をしてくれるように感じると
思うんですが
自分たちで していかなくちゃ
いけないです。
そうなると被災した瞬間に
判断は難しいので
やはり事前に情報収集をしておくことが
大事になります。
それも何か 分かってなかったですね。
(北斗)分かってなかったです。
災害 ひとくくりにしちゃってましたね。
何かあったら ここに逃げりゃいいや
みたいに そういうふうに思ってました。
災害時に避難する場所は大きく分けて
「避難所」と「避難場所」です。
一時的に難を逃れ
身を守る場所が「避難場所」。
災害で自宅で過ごすことが困難な時に
一定期間 生活する施設が「避難所」です。
地域によって「自主避難場所」や
「緊急避難場所」など
名称や目的などが異なります。
ハザードマップで事前に確認して下さい。
支援内容ということについて
さまざまな違いとか リスクについて
教えて頂けますか。
避難所というのは もともと収容人数が
限られてるんですが
今は コロナ禍になって感染対策として
半分とか3分の1とかに減らしてます。
…ってなると入れる人数が
本当に限られてます。
避難所に救援物資が届くのは
発災してすぐではないわけです。
もちろん 避難所に
ある程度の乾パンだとか
お水だとか あるところもありますが
これも自治体によって違うんですね。
自分の町では どうなってるのか
ということを把握して足らない
そして自分が避難して 快適に豊かに
過ごせるものをリュックサックに詰めて
チョコレートも入れて
是非 行って頂きたいですね。
さっきのS字フックじゃないですけど
引き出しの中のものが飛び出さないように
しておくと片づけも楽ですか?
はい。 私の家では滑り止めシートを
敷きまくってるんですね。
本棚とか本の下とか食器棚のところにも
敷いています。
それだけではなくて
棚から出てこないようにするために
キャビネットロックだったりとか
S字フックとかを使ってます。
こういうの聞くと
やらなきゃと思うんですけどね。 本当に。
防災 身の回りを備えるということは
どんな意味合いを
感じてらっしゃいますか?
災害が起きても やはり生活はして
いかなくちゃ… いくことになるので
少しでも災害を減らすという意味では
減災というのが すごく大事です。
災害が起きた時に片づけるというのは
水も電気も使えないわけですよね。
少ない資材でも
おうちが きれいにできるとか
いろいろ代用品を使うというふうにして
減災を取り組んでほしいです。
さあ では最後に 地域コミュニティーの
防災力について見ていきます。
阪神・淡路大震災の時に救助された人の
77%が近隣住民による救助でした。
住民同士のつながりを深め
防災に生かそうという
ある団地の取り組みを取材しました。
東京・昭島市にある…
団地に暮らすのは…
半数近くは 65歳以上の高齢者です。
この団地で行われる防災訓練の参加率は
90%。
防災コミュニティー作りの工夫で
「防災まちづくり大賞」を受賞しました。
その取り組みです。
各棟の階段をもとにグループ化。
これが防災隣組です。
上下の階で班を作り 班ごとに人を出して
防災活動を行っているのです。
安否確認の訓練の模様を
見せて頂きました。
グループごとに色分けされたビブスを
担当者が身につけます。
エレベーターが機能しない想定で
担当するグループの階段を使って
1軒ずつ安否確認を行います。
この時 役立つのが安否確認ステッカー。
救助が必要な場合は赤。 無事な時は黄色。
住民が扉に貼り付けます。
ちょっと寝てます。
安否確認は 15分以内で行います。
倒壊した場合 15分を超えると
亡くなる方が多いことが分かっています。
ステッカーが貼られていない場合
インターホンを鳴らしても
応答がなければ
工具で扉を開け 救助します。
この防災グループを組織化したのが
住民の一人 宮田次朗さんです。
きっかけとなったのは
1995年1月の阪神・淡路大震災でした。
宮田さんは住民同士の助け合いが必要だと
自治会を立ち上げ
防災訓練を行うことにしました。
つながりを深めるため お祭りや
芋煮会などのイベントも開催しました。
さらに日頃から住民同士が
つながるようにしています。
月1回の資源ゴミ回収の際に
自力で運べない人をサポート。
手助けが必要な住民の把握にも
つながっています。
また6年前から 避難所となる
地元の小学校や行政との連携も
始めています。
避難所の小学校の設備や備蓄品の確認を
年に4回。
体育館や教室に集まる訓練も
行っています。
防災活動を知りたいと
視察を受けることもあります。
この日 訪れたのは
宮城県丸森町の復興対策室。
丸森町は
3年前に台風19号による水害で
現在 195人が仮設住宅で暮らしています。
日々の活動を防災につなげる工夫に
関心が寄せられました。
すごいですね。
人とのつながりということで
防災ということに向けて
お祭りから 皆さんとコミュニティーの
つながりをっていうのも私 感激しました。
地域のつながりって 私は自分の
生まれ育った所に今 住んでますので
私の小さい頃から知ってる方たち
ばっかりで 一緒に クリーン作戦って
ゴミ拾いとか 私が行けない時は
健介が行ったりとか
そういう取り組みがあるので
近所の人の顔が分かってるので
たぶん 何かあった時に
みんなが集まれるんじゃないかなと
思うんですけど。
知ってる人だと気になるので
「あの人がいない」とか「あの人が
ちゃんと いてる」ってなるんですね。
それぞれ やはり自分が その地域に
ちゃんと コミュニティーに属してる
というためには ええ感じの人になって
挨拶をしておくことだと
私は それも防災だと感じてます。
一時避難所にね 広域避難所とかに
集まった時に
「なになにさんの奥さん いないよ」とか
「なになにさんの旦那さん
あそこで見たよ」っていう
情報収集にもなるわけです。
そのためにも やはり地域にいるという
ことをちゃんと アピールするために
挨拶が一番最初にできる
お金のかからない防災ですね。
辻さん 改めてですね 日頃から災害に
備える意味というのは
どういうことにあると思われますか?
災害時のために皆さん いろいろ
準備されてると思うんですけど
日常に やってることしか
できないんですよ。
ふだん やってることだと
災害時も できるんですよね。
そうなると日常と変わらない生活が
できれば メンタルダウンもしませんし
そこから復興への道もね
やはり歩いていけます。
とりあえず とりあえず やってみようと。
軽くイベントのような感じで。
そしたら今日は 今日のおうちの夜は
電気はつけないで間接照明
ちっちゃい懐中電灯
それで ちょっと今日は
過ごしてみようかなと。
その上に水のあるペットボトル置けば
ランタンになりますから
ちっちゃい懐中電灯だけど こんなに
明るくなるっていう体験をして頂くと。
お楽しみのイベントとして
1個ずつ1個ずつ やってみて下さい。
私 いつも皆さんに お伝えする言葉が
一つありまして…
…というふうに お伝えしてます。
真面目に取り組むことも大事なんですけど
是非 面白がってやってみて下さい。
いや もう本当に買っただけで そこに
あるだけで満足しちゃってたので 私は。
うち 大丈夫 ラーメンあるし みたいな。
水あるし みたいな。
そんな感じだったんですよ。
必要ないものを買う必要もないし
あるからって安心しちゃいけない
というのを
まだまだ足りないものもある
よけいなものもあるっていうのと
あとは1回 使わなきゃ だめだというのを
本当 勉強になりました。
そう言って頂けると。
皆さん どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
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