出典:EPGの番組情報
情熱大陸【救急医/間渕則文▽24時間365日患者のもとへ!ドクターカーは走る】[字]
己を律し、昼夜を問わず24時間体制で救急無線に備えるのは「助かる命を救う」ため!山あいの町に響く『動く救急外来“ドクターカー”』のサイレン。共に走る64歳の闘い
番組内容
「真夜中でも嵐の中でも、医者が現場に駆けつけるのは最低限」 岐阜県中津川市。山あいの町に響き渡る“ドクターカー”のサイレンは、今日も救急医・間渕則文が命と向き合っていることを知らせる。人工呼吸器や心臓マッサージ機などの資機材に加え、およそ30種類の薬剤が積み込まれているドクターカーは、まさに「動く救急外来」。この緊急車両のおかげで、医師や看護師が自らハンドルを握って現場に出動することができる。
番組内容2
一番近い救命センターまで約1時間を要する中津川市。ここで間渕は病気やけがに苦しむ重症者のもとへいち早く駆けつけ、その場で治療を開始し病院に搬送することを使命としている。心肺停止状態に陥った90歳の女性患者、脳梗塞で倒れた男性患者…1秒でもはやく彼らの元へ向かうのは「助かる命を救う」ため。そのため、風呂は週に一度、トイレの扉は開けっ放しだそうだ。猛暑のこの夏、ドクターカーとともに走る―64歳の闘い。
プロフィール
【救急医/間渕則文】 1958年 愛知県生まれ。開業医だった祖父に憧れ、名古屋市立大学医学部を卒業後、同大学病院の麻酔科とICUに勤務。救急医療を志した30代のとき、救命センターへ搬送中の男の子が亡くなる姿を目の当たりにし、「医者が病院で待っているだけでは駄目だ」と心に誓う。
プロフィール2
1999年、エジプト・アラブ共和国カイロ大学小児病院小児救急医療プロジェクトのチーフアドバイザーとして現地に赴任。研究の一環でヨーロッパを巡っていたとき、ドイツで乗用車型のドクターカーに出会う。 2008年、岐阜県立多治見病院で日本初の乗用車型ドクターカーの運用を開始。 2013年 中津川市民病院に赴任し、ドクターカーに特化した病院前救急診療科を開設。これまでの出動は3000件を超えている。
制作
【製作著作】MBS(毎日放送)
公式HP
【番組HP】 http://www.mbs.jp/jounetsu/
関連公式URL
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おことわり
番組の内容と放送時間は、変更になる場合があります。ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ドキュメンタリー/教養 – 宇宙・科学・医学
福祉 – 文字(字幕)
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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
<蝉時雨を かき消すように
山あいの道を サイレンが急いだ>
(サイレン)
<ハンドル操作を誤ったか
横転した軽自動車の中で
男性が ぐったりしている>
(間渕則文)あっ 胸が痛いぐらいね
<外傷がないことを確認し
直ちに
超音波検査で内臓の損傷を探る>
<幸い
深刻なダメージは なさそうだ>
<医師自らが乗務して
現場に急行するドクターカー>
<日本で
いち早く導入を決めたのが…>
中津ドクターカー1から各局
至急至急
<間渕の24時間は
絶えず
緊急出動と隣り合わせている>
<だから 食事も前払い>
<そんな姿勢が
住民たちには頼もしい>
(店員)よかった
<気取りのない謙虚な受け答えに
人柄がにじんだ>
<どれほど過酷な現場に臨んでも
口ぶりは穏やか>
<救急医として 30年余り>
<数え切れない生と死のはざまに
立ち会ってきた>
<病院で待っていては
救える患者も救えない>
<その横顔は
命のとりでを守る者の
揺るぎない信念を宿している>
♬~
<救急医・間渕則文が乗務する
ドクターカーは
岐阜県中津川市全域を
カバーしている>
やっぱり…
<そこは 長野との県境>
<東京23区と ほぼ同じ面積に
およそ7万5000人が暮らしている>
<ドクターカーの使命は
一刻も早く 現場に駆けつけ
必要な治療を施しながら
患者を
適切な病院へと搬送すること>
<市内には
24時間体制の集中治療室を備えた
病院がないため
時に 50km先まで
送り届けることもある>
<午前8時>
<中津川市民病院で
間渕の待機が始まった>
おい おはよう
(一同)おはようございます
<間渕自身が立ち上げた 日本初の
ドクターカー専門チームは
2人の医師と看護師3人で
構成されている>
<管内では
ドクターカーの導入で
3%だった
心肺停止患者の救命率が
19%にまでアップした>
<この日も出動要請>
<現場は 病院から
車で およそ15分の 山間部だった>
<緊急出動時は
看護師がハンドルを握り
医師は 逐一飛び込んでくる情報に
耳をすます>
<患者は 90歳女性>
<自宅で倒れたという>
ありがとうございます
<呼びかけにも反応がない>
血圧 測って
(隊員)はい
<心拍を取り戻すため
強心薬・アドレナリンを
投与すると…>
それでも
<そのつど
家族に状況を伝えながら
心臓マッサージと共に気道を確保>
はい 1 2… はい… 18cmだな
<懸命に 患者の呼吸を助ける>
はい 吸引ください… 吸引
(隊員)はい 吸引
(娘)ありがとうございます
<心拍の安定を見届けた間渕は
患者と共に救急車に乗り込み
拠点の市民病院へ>
これ 一番最初
<搬送先を決めるのも
出動した医師の務め>
<女性は
胸部大動脈解離と診断された>
<不安を抱える家族への報告も
おろそかにはしない>
昇圧薬を使わないと
血圧が維持できないんです
(2人)はい ありがとうございます
多分…
まぁ そういった意味では…
<待機の合間に
ドクターカーの装備を
消防の救命士たちに
説明することも>
こう 胸に… こう 刺す
ん~って ドリル…
ドリルのように打ち込んでくわけ
<心肺蘇生薬をはじめ
車内には 30種類を超える薬が
搭載されている>
<走るER・ドクターカーは
ここ中津川で ニーマックと呼ばれ
住民に親しまれていた>
(男性)せ~の!
(子供たち)間渕先生~!
はい 皆さん こんにちは! は~い
(拍手)
<幼稚園や小・中学校から
招かれる機会は少なくない>
まず…
(子供たち)は~い
(子供たち)は~い
(サイレン)
(男性)サイレン 鳴っとる
鳴ってるね 鳴ってるね~
すごい あれ 光ってる 光ってる
<ひげの先生は
どこに行っても人気者だ>
<1958年 間渕は名古屋に生まれた>
<開業医の祖父に 薬剤師の両親>
<山深い無医村を巡る祖父を見て
育った>
<医師を目指したのは
ごく自然な成り行きだったという>
<大学病院で麻酔科の経験を積み
30代で救急医を志す>
<痛切な経験が
今の間渕につながっていた>
9歳の 確か あの…
男の子だったと思うんですけど
あの… 搬送中に やっぱり
心停止になってしまって
結果的には
助けられなかったっていう
そういう症例がありましてね
で… 結局 やっぱり 救急事案
特に重傷の場合は…
<ドクターカーの存在を知ったのは
40代>
<救命医療の研究で訪ねた
ドイツで
これこそ理想だ!と確信する>
<2008年 50歳で
日本初の 乗用車型ドクターカーの
運用を開始>
<以来 出動は5000件を超えた>
<彼の日々は
ハードの一語に尽きる>
<ひと度 シフトに入れば
9日間にもわたる連続勤務>
<シフト中は 病院に近い
アパートで寝起きしていた>
<もちろん
この部屋に戻った時も
無線のスイッチは入れっぱなし>
<要請があれば
すぐに飛び出してゆく>
<食事にありつけない時に備え
できる時に 朝夕2食分を
作り置きしておくのが
倣いになった>
(スタッフ)はい
(スタッフ)おやすみなさい
(スタッフ)おやすみなさ~い
<何事もなければ
9時には ベッドに入る>
<真夜中 1時を過ぎた頃…>
…どうぞ
<急行したのは 介護施設>
<入所者の女性がトイレで倒れ
危篤状態という>
<血圧の上は 60を切っていた>
<心肺停止を避けるため
すかさず 昇圧剤を投与>
<容体は安定したが
搬送中も声をかけ続け
患者を落ち着かせようと心掛ける>
覚えてる?
ふ~ん
いっぺんね うんうん
<帰宅は 午前3時を回っていた>
<1秒でも早く無線を取るために
トイレは 開けっぱなし>
ううん
<早朝6時>
<市内の消防本部に立ち寄った>
7 8 9 10
<署内のジムを借りて
週に一度は 筋トレに励む>
<64歳… 体が動かなければ
今の仕事は 勤まらない>
2 1 終わり… はい!
ハァ ハァ ハァ…
<緊急時でも 消防本部なら
すぐ対応できるから…と
短時間のシャワータイム>
<湯船で体を伸ばすのは
シフト明けまで お預けだ>
<病院で待機中
呼び出しがかかった>
あと 何分ぐらいで…?
もう出せます?
今 ちょっと CD-ROMと…
<70代の男性 脳梗塞>
<血栓を溶かす薬で
応急処置をしたが
専門病院での手術が急がれる>
あぁ ありがとうございます
(男性)反対 反対 左 左
<40km離れた病院まで
間渕が
救急搬送に付き添うことになった>
<ドクターカーが
家族を乗せて 後を追う>
<万一の
出動要請にも応えられる態勢だ>
はい はい
(隊員)あっ 了解っす
<男性の手術は 成功>
<後日 退院している>
ふぅ~
<ずっと気を抜けない
9日間のシフトが明けると
5日間の休みが待っていた>
<名古屋の自宅は
緊張を忘れて
過ごせる場所であり
掛けがえのない隠れがでもある>
これ そうです
<好きな人には たまらない
イギリスの名車
スーパー・セブンで
日本中を旅してきたそうだ>
(女性)
あっ びっくりした びっくりした
姉貴おるやん びっくらこいた
こんにちは お世話になります
姉です 姉
(スタッフ)あっ お姉さん
こんにちは この度は
いろいろお世話になります
(スタッフ)いえ こちらこそ
よろしくお願いします
<母・幸江さんは 92歳>
ここね かっこ悪い… よいしょ
もう ごはん食べたの? お母さん
(幸江さん)ん?
ごはん食べたん? まだ?
先によばれました はい
あの
よかったら こちらの方にも…
ごはん? ごはん
まだ 仕事中だからダメでしょ
<子供2人は 自立して家を出た>
<母手作りの
カニクリームコロッケが
帰宅した日の定番メニュー>
私ね もう年なもんですから…
<幸江さんは 3年前から
パソコンで
子育ての記憶をつづっている>
<題して 「救急医の生い立ち」>
今はね…
(笑い)
はいはい ありがとうございました
(晶子さん)違う これさ
これのパソコンの
トップページを…
<休み中には
好きな酒を心ゆくまで楽しめる>
(男性)乾杯…
(一同)はい 乾杯
ありがとうございます
あぁ~ うまい いや~
<飲み仲間の一人は
間渕に 救急医のイロハを
たたき込んでくれた先輩>
いやぁ まぁ…
(スタッフ)あっ そうなんですか
いや ネガティブ
いやいやいや…
<再び 9日間の勤務が始まる>
(隊員)お願いします
(隊員)心停止 継続中です
はい
はい
(隊員)体は もともと冷たかった
(隊員)ないです
まぁ ちょっと なかなか難しい
いうのは 理解しとって… ええ?
<こんな時 救急医に問われるのは
スキルではない>
<人としての在り方なのだ>
<状況は 絶望的だった>
<それでも 間渕は 全力を尽くす>
<そして… 家族を傍らに呼んだ>
<寡黙な背中は
己の非力を恨んでいた>
<でも だからこそ…>
<ドクターカーと共に
一刻も早く 患者の元へ>
<間渕則文 64歳>
<いつまで続けられるだろうかと
ふと思う>
(無線:男性)「中津川消防から
中津ドクターカー1」
中津ドクターカー1です どうぞ
よし
<だが 弱気ではいられない>
<現場には 助けを求める者がいる>
<ここは ネコの遊園地?>
<世にも珍しい…>
<猫と飼い主に
快適で楽しい暮らしを>
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