情熱大陸【ねぶた師/北村麻子▽3年ぶり!『青森ねぶた祭』心の声を山車に込め―】[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

情熱大陸【ねぶた師/北村麻子▽3年ぶり!『青森ねぶた祭』心の声を山車に込め―】[字]

“ラッセェラー・ラッセェラー”掛け声と共に、街を練り歩く幅9m・奥行き7m・高さ5mの『ねぶた』…史上初・女性ねぶた師がコロナ禍を経て臨む、新しい挑戦!勝負の祭

番組内容
東北三大祭の一つで、国指定重要無形民俗文化財でもある『青森ねぶた祭』。街を練り歩く大型ねぶたは幅9m・奥行き7m・高さ5m。世界最大のペーパークラフトとも呼ばれる“ねぶた”を制作するのは、北村麻子。史上初めての女性ねぶた師だ。絵筆で下絵を書き上げ、ハリガネで巨大なパーツを制作、トンカチ、ノコギリも使って土台を作り、高所作業も多いなど、体力を要し危険が伴う。女性が引き受けるのは無理だと思われてきた。
番組内容2
コロナ禍での中止を経て3年ぶりの祭に臨む北村。今年の題材に選んだのは「琉球開闢(かいびゃく)神話」。沖縄返還50周年、そして戦争もあり不安定な世の中に向けて、平和へのメッセージを届けたいという。祭りまでの約3ヶ月を過ごすねぶた小屋の隣には、第六代ねぶた名人である父・北村隆のねぶた小屋も。順位が付けられ、評価される“ねぶた”の世界。伝統的な制作現場、そして母親としての顔も。一人向き合う、勝負の夏。
プロフィール
1982年青森県生まれ。4人きょうだいの3番目。 2008年、ねぶた名人の父・北村隆の下でねぶた修業を始める。 2012年、デビュー作「琢鹿の戦い」で優秀制作者賞を受賞。 2017年、制作作品「紅葉狩」がねぶた師の最高賞である最優秀制作者賞を受賞。 インテリアが好きで、趣味は、ガーデニング。二児の母として子育てにも奮闘中。 母親曰く、片付けが苦手。
制作
【製作著作】MBS(毎日放送)
公式HP
【番組HP】 http://www.mbs.jp/jounetsu/
関連公式URL
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おことわり
番組の内容と放送時間は、変更になる場合があります。

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
福祉 – 文字(字幕)

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  16. 台上
  17. 彼女
  18. 北村麻子
  19. ジンベエザメ
  20. スタッフ

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

<2年続けて開催が見送られてきた
青森ねぶた祭>

<勇壮華麗な山車を作る
職人の中で

女性は
北村麻子ただ一人しかいない>

(北村)ねぶたが中止になって
開催されなくなって…

っていうことで
今年も 祭り期間

どうぞ よろしくお願いいたします
(拍手)

<祭りこそ かなわなかったが

去年の夏は
ねぶた師たちが 腕を競い合う中

彼女の作品が
最高賞を勝ち取った>

<そのねぶたは 今年

祭りの到来を告げるポスターにも
使われた>

<内部に 電球を仕込んだ
巨大な山車は

高さ7メートルにも及ぶ>

<10年前のデビュー以来
北村のねぶたは

いくつもの賞に輝いてきた>

<一年を
ねぶたにかける職人の意地>

<興奮と歓声の夏が
青森の町に戻ってくる>

♬~

<今 青森には
14人のねぶた師がいる>

じゃあ 出発!

<唯一の女性 北村麻子は
6歳と2歳の子を持つ母親>

<この日も 子どもたちを送って
小学校と保育園へ>

<自分の作品が
祭りの夜を飾ることで

初めて許される
ねぶた師の称号>

<29歳で
その仲間入りを果たして以来

妻となり 母となっても
歩みを止めたことはない>

あんなね 大きいおなかで

あんな危険な仕事
したくなかったですけど

ねぶたって そういうものなので…

<制作の現場は
ねぶた小屋と呼ばれる>

<5月下旬

ひと月半かけて取り組んできた
骨組みと呼ばれる工程が

そろそろ終わろうとしていた>

<芯となる木材に
無数の針金を固定し

複雑に絡み合わせて作る
立体の骨格>

<素人には
何が何やら想像もつかないが

職人の頭の中には

正確な完成形が
描かれているらしい>

<針金と針金は たこ糸で結ばれる>

<糸に 接着剤を含ませ
外れないようにしていた>

<表現や構図 色使いなどが
評価される ねぶた>

<だから 祭りは 勝負の場だ>

<今年は
とりわけ 下絵に時間をかけた>

何だかんだ…

<今回は 本土復帰50年を迎えた
沖縄の国生み伝説を

モチーフに選んだ>

<ジンベエザメの泳ぐ海を背景に

神々が 国造りに いそしむ…>

<骨組みが終わり
内部に 電球が仕込まれると

針金と針金の隙間を
厚手の障子紙で 埋めてゆく>

<手間のかかる紙貼りには
アシスタントが増員された>

<ねぶた師の中には
一人で 複数を手がける者もいる>

<この夏 北村の父で
現役ただ一人の名人・隆さんは

3台のねぶたに 取り組んでいた>

<祭りを巡っては
ライバルになる父と娘>

<だが
娘は 父を手伝う労を惜しまない>

<何しろ
ねぶたの魅力を教えてくれた

師匠でもあるのだ>

まぁ… あんまね…

<手伝いを終えれば
自分の小屋に取って返す>

<この日から
新たな工程が待っていた>

<真っ白な ねぶたの要所要所に
墨を入れ

巨大な人形に躍動感を与える
書割>

<足場を確保するため

時には 一度 貼った障子紙に
穴を開けなければならない>

<この書割が 勢いのよしあしを
左右するという>

<溶かした ろうを

障子紙の表面に
点々と載せておくと

あとから着色する時
そこだけは 色をはじき

クリアな光の点になる>

<人形の装いなどに生かす技法を

北村は ジンベエザメの体にも
用いるらしい>

<6月中旬 ねぶたは早くも

その あでやかさを
のぞかせ始めた>

<ねぶた師を志したのは
20代の半ば>

<父親の隆さんは
初め 本気にしなかったという>

<何せ 女性のねぶた師など
前例がなかった>

<生まれは1982年>

<4人きょうだいの
上から3番目だった>

<ねぶたに没頭する
父を見て育ったが

そこは あくまで男の世界>

全然

ハハハハ… ね?

自分だって そう思ってたよね

<ならば なぜ彼女は
常識の壁を乗り越えて

この道を選んだのか>

<企業などの支援で成り立つ
ねぶた師>

<隆さんも 浮き沈みがあった>

不景気が原因だったりとかして
ねぶたの台数が

3台から2台 1台っていうふうに
減っていって

で あっ もう これ ねぶた師
廃業しなきゃダメだっていう

瀬戸際まで
追い込まれてたんですよね

その時期 ちょうど 全然…

で そんな中…

ちょっと これは…

<ねぶた師となって5年目で

北村自身も
悲願の最高賞に輝いた>

<その誇りが 己への厳しさを呼ぶ>

<妥協はできない>

<既に墨を入れ終えていた障子紙を
切り取り始めた>

<人形の眉と目にあたる部分>

<どうやら 表情に
納得がいかなかったようだ>

<もう一度 針金を微調整して
紙を貼り直すことにした>

<表情は 人形の命>

<決して ゆるがせにはできない>

♬~

♬~

♬~

<新しい顔は…>

<一段と迫力を増していた>

<一方で 父・隆さんの一台が
ほぼ完成>

<「水滸伝」を題材に

登場人物2人の
海の中での闘いを表現している>

そういう感じなんですけど
この…

<無論 負けてはいられなかった>

<北村も
色づけの追い込みにかかる>

<今年 彼女が多用していたのは
パステルカラー>

<4年前 沖縄で見た海の記憶>

<これまでの ねぶたでは
あまり使われたことのない

淡い色が印象的だ>

<ねぶた小屋で作業すること
3か月>

<「琉球開闢神話」は
着々と完成に近づいていた>

<北村を支えているのは
3人のスタッフ>

<何かといえば
ねぶた談議に 花が咲く>

うちはね あの…

はっきり変わったな
って思うのが

コロナ前と コロナ後

それまで うちにとって
ねぶた作るのって勝負だったのよ

女として 母親として
この仕事を続けていくこと

それで 周りにも
ちゃんと認められること

でも コロナで2年間
祭り なくなって

何か 大事なこと
思い出したっていうか

やっぱ ねぶた好きなんだなって

ねぶた すごい好きだから

ねぶた見てくれる人に
喜んでもらったりとか

あと スタッフのみんなが
ねぶた作って

楽しそうにしてくれてたりとか

何か それが うちにとっての
幸せなんだなっていうことに

気が付いた

だから多分 これからの
ねぶた作りっていうのも

ちょっと 自分の中では
変わってくるなって

まぁ 今年も 多分 違ったと思う

違うもの 作れたと思う

ありがとうございます
ありがとうございます

(制作スタッフ)
ありがとうございます

<祭りの 掛けがえのなさを

2年間の空白が
改めて教えてくれた>

<いよいよ
小屋から ねぶたを出し

台車に乗せる 台上げ>

<まな娘が見物に来れば

ねぶた師も ママの顔だ>

こんにちは~ フフフフフッ!

<7月の青森は
威勢のいい 台上げの掛け声で

祭りの予感に包まれる>

(男性)はい いくよ
じゃあ いきますよ

(男性たち)はい
ゆっくりいくよ せ~の…!

(掛け声)

<台車を含めれば
重さは およそ4トン>

<この台上げによって
北村自身も 観客の視線で

ねぶたを
下から見上げることができる>

(掛け声)

思います

<父・隆さんは この日初めて
娘のねぶたを目にした>

まぁ いいんじゃない?

まぁ みんな おんなじじゃ…

<隆さんの感想は

北村も気になっているに違いない>

(男性)タァ~ッ! オッケー!
(男性)いいよ~!

(歓声)

<そして 8月2日>

<町は
ねぶたの明かりに照り映えた>

♬~(太鼓)

<女性ねぶた師
北村麻子の山車が

どこか優しい光を放って町を行く>

<見送りと呼ばれる後ろ姿に

沿道からも拍手が湧いた>

(拍手)

♬~

<総数17台>

<一年を祭りにかける職人たちの
熱い思いが

青森の夜を染め上げる>

♬~

♬~

<祭りが4日目を迎えた その晩>

<審査員からの評価が発表された>

あおもり市民ねぶた実行委員会…

(拍手と歓声)

<大賞こそ逃したものの

北村は 制作者部門 第2位>

くそ~って

<負けず嫌いの胸の奥>

<今夜は眠れそうにない>

♬「海は死にますか」

<次回は ウクライナの歌姫
ナターシャ・グジー>

<ふるさとへ届け
希望の歌>

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