そこまで言って委員会NP【安定的な皇位継承とは?皇室と王室を考える!】[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

そこまで言って委員会NP【安定的な皇位継承とは?皇室と王室を考える!】[字]

安定的な皇位継承のために何が必要なのか!?著書や他国の王室など、様々な要素から徹底討論!長子継承の是非は!?旧宮家の復帰は現実的なのか!?宮内庁の実態は!?

出演者
【司会】
黒木千晶
野村明大

【パネリスト】
竹田恒泰
つげのり子
倉田真由美
山口真由
門田隆将
宮家邦彦
笠井信輔
古舘伊知郎 

【コーナーゲスト】
江森敬治
山下晋司
多賀幹子
番組内容
◎様々な書籍や映画を紐解きながら、安定的な皇位継承について徹底討論!

▽「秋篠宮」で紐解く!皇位継承の長子優先の是非論!

▽「旧皇族の宗家・伏見宮家に生まれて」で紐解く!旧宮家の復帰の可能性は!?

▽「古代日本の官僚」で紐解く!宮内庁の実態とは!?

▽「エリザベス 女王陛下の微笑み」で紐解く!英王室と日本の皇室の共通点とは!?
番組ホームページ
http://www.ytv.co.jp/iinkai/
番組ツイッター
https://twitter.com/sokomade_np
Youtube
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バラエティ – その他

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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

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宮内庁の池田憲治次長は、定例会
見で、

天皇皇后両陛下の様子について。

>>突然の訃報に接し、大変残念
に思い、

心を痛めておられ、

ご遺族の皆様の悲しみを案じてい
らっしゃるのではないかと拝察し

ている。
>>と述べ、

在位中に何度も安倍氏と対面した
上皇ご夫妻の様子についても。

>>お悔やみのお気持ちをお持ち
であると拝察している。

>>と話した。
また、7月14日には、

西村泰彦宮内庁長官が、安倍元総
理が在任中、皇位継承に関し、

退位特例法の制定や、

代替わりの一連の儀式・行事など
に取り組んだことについて。

>>円滑な実施にご尽力いただき、
感謝を申し上げ、

ご冥福をお祈りしたい。
>>と述べた。

>>同じ日に宮内庁は、

天皇皇后両陛下や長女、愛子さま
が、

皇居内の紅葉山御養蚕所で養蚕に
励む様子を収めた写真を公開。

側近らによると、

愛子さまが御養蚕所でこうした作
業に携わるのは初めてとのこと。

>>そうした中、

安倍元総理の銃撃事件で、

警備の不備が指摘されているが、

週刊新潮は6月23日号で、

皇族の方々を最も身近でお守りす
る皇宮警察の護衛部長が、

愛子さまのことを、

聞くに堪えない暴言で罵倒し、

ほかの皇族方に対する悪口も皇宮
警察内で横行していると伝え、6

月30日号では、おととし、

不審な中国人男性の皇居侵入を許
したあげく、

隠蔽までしていたと、

皇宮警察の不祥事について報じて
いる。

>>また去年、日本古代史が専門
で、

鹿児島大学名誉教授の虎尾達哉氏
が上梓した、

古代日本の官僚では、古代、天皇
に仕えた役人たちが儀式の遅刻、

無断欠席、職務放棄、

果ては罰金の滞納と、職務に忠実
でなかったという、

知られざる実像に迫っている。

>>皇室関連の書籍といえばほか
にも。

ことし1月、

旧皇族、

伏見宮家の24代当主、

伏見博明氏の口述をまとめたオー
ラルヒストリー、

旧皇族の宗家・伏見宮家に生まれ
てが刊行されている。

去年12月、皇位継承を巡る有識
者会議が、

旧宮家の男系男子の皇族復帰案を
含む報告書を政府に提出したばか

りで、

伏見博明氏の発言に注目が集まっ
た。

>>そしてことし5月には、

ジャーナリストの江森敬冶氏が、
著書、

秋篠宮を上梓。

多くのメディアでも取り上げられ、
ベストセラーに。

江森氏は秋篠宮さまと親しく、執
筆の動機について、

世間で報じられる秋篠宮像と実際
のそれの間にあまりにもギャップ

があり、

自分が身近で知る真の殿下を伝え
たかったからとしているが。

江森氏の知る真の秋篠宮像とは。

>>本日のそこまで言って委員会
NPは、

皇室関連のさまざまな書籍をひも
ときながら、

安定的な皇位継承のためには何が
必要なのか。

宮内庁や皇宮警察の在り方は今の
ままでいいのか。

秋篠宮の著者、

江森敬治氏、元宮内庁職員、

山下晋司氏をゲストに迎え、徹底
解説。

さらに、

ことし即位70周年を迎えたイギ
リスのエリザベス女王と英国王室

について、ジャーナリストの多賀
幹子氏がその実像に迫り、おなじ

みの委員会メンバーに、

皇室ライターのつげのり子氏も加
わって、徹底討論してまいります。

>>そこまで言って委員会NP。

>>安定的な皇位継承とは?

>>今こそ皇室と王室について考
える。

>>こんにちは。

本日のそこまで言って委員会NP
は、

皇室関連のさまざまな書籍をひも
ときながら、

皇位継承から宮内庁、皇宮警察の
在り方、

さらには英国王室についてまで、
専門家を交えて徹底討論してまい

ります。本日の委員会の皆さんで
す。

よろしくお願いいたします。

>>お久しぶりの登場になります、
およそ20年にわたって、皇室番

組の構成を担当し、皇室に関する
著書も多数あります、

皇室ライターのつげのり子さんで
す。

どうぞよろしくお願いいたします。
>>よろしくお願いします。

およそ3年ぶりのご登場というこ
とで、よろしくお願いいたします。

>>よろしくお願いいたします。
>>お願いします。

つげさんはね、長年、

皇室の番組にも携わっていらっし
ゃったということですけれども、

最近のそのメディアの、この皇室
の報じ方については、

どういうふうにご覧になってます
か。

>>まあ、皇室報道というのは、

国民と皇室をつなぐという役割を
担っていますので、一方で、ここ

数年は、

眞子さまの結婚騒動ということで、
真偽の分からない情報がかなり錯

そうしましたよね。
それが、

もう今回のコロナでいったんリセ
ットしてですね、もう、

皇室の報道に関わる人たちは、も
う、

取材したくてうずうずしてますの
で、

収束したらですね、

これからは喜々として取材し、

盛り上がったおもしろい情報をお
届けできるんじゃないかなという

ふうに思っております。
>>つげさんご自身は、結構、

取材とかもされるんですか?
>>そうですね。皇室の方々と交

流がある方々に、割に取材をした
り。

>>きょうはそのあたりで、

いろいろ知った情報とかも教えて
いただければと思いますので、よ

ろしくお願いいたします。
>>お願いします。

>>よろしくお願いします。
>>では、本日、最初のテーマに

まいりましょう。
まずは日本のみならず、世界から

も注目されているこちらの問題か
ら。

>>去年、

秋篠宮家の長女、眞子さんと結婚
した小室圭氏は、

ことし4月のニューヨーク州司法
試験で不合格となり、

7月26日と27日、

3度目の試験に挑んだと見られる。
ここで、

ある書籍の一文を引用する。

>>2021年10月26日、

長女、

眞子内親王が小室圭と、

婚姻届を提出しただけの皇室とし
ては類例を見ない結婚をした。

彼女の結婚問題が混迷を深めるに
つれて、

厳しい声が寄せられる一幕もあっ
た。

どのように批判にさらされようと
も、

秋篠宮はぐっと耐え忍んだ。

皇族である前に一人の人間である。

こうした規範ともいえるものが彼
の人生の中に、

一貫してある。

長女、

小室眞子の結婚問題についても、

国民の多くは皇室スキャンダルと
して受け止めているだろう。

その間、幾度となく面会した私は、

皇族である前に一人の人間、

あるいは一人の父親として、

葛藤する姿をそこに見ている。
>>これは、

元毎日新聞編集委員でジャーナリ
ストの江森けいじ氏が、ことし5

月に上梓した秋篠宮の一節である。
江森氏の妻がかつて、学習院大学

経済学部で紀子さまの父、

故・川嶋辰彦氏の資料整理の手伝
いなどをしていた縁で、

秋篠宮さまと親しい間柄である江
森氏。

2017年から5年間、

秋篠宮邸に合計37回通った江森
氏による、

唯一無二のインタビュー録が、こ
の秋篠宮である。

江森氏によるインタビューの中で、
秋篠宮さまは、眞子さんの結婚に

ついて。
>>反対する理由はありません。

>>と答えられ、その理由として。
>>憲法には、婚姻は両性の合意

のみに基づいて成立すると書かれ
ています。

私は立場上、憲法を守らなくては
なりません。

ですから、

二人が結婚したい以上、結婚はだ
めだとは言えません。

>>小室氏の職業については、

パラリーガルのままでもよいです
よと答えられ、江森氏は、

国際弁護士になるか否かは結婚の
条件とは全く考えていなかった。

このことははっきりと記しておき
たいとしている。

一方、

インタビューの中で江森氏は、

私のような眞子さまファンとして
は、

彼女の皇族としての公的な活動を
もっと長く見たかったという思い

が強いですと口にしているが。
>>皇室典範の第12条には、

女性皇族が一般の男性と結婚した
場合、

皇族の身分を離れることが定めら
れている。

皇族は民間人のような戸籍を持っ
ていないため、

女性皇族は、

夫となる人を筆頭者とする戸籍に
入り、民間人となる。

このことは、

皇籍離脱と呼ばれ、女性皇族はこ
の時点で、相手の名字を名乗る。

そして去年10月26日、

秋篠宮眞子内親王は、小室眞子さ
んとなり、

生まれながらの皇族が1人減った
ことになる。

>>現在、天皇陛下より若い世代
で、

皇室典範が皇位継承を認める男系
男子は、

秋篠宮さまと、

ご長男の悠仁さまのみである。
そうした中、

去年3月から、

安定的な皇位継承の在り方などを
議論してきた政府の有識者会議は、

国会の要請を踏まえ、去年12月、

皇位継承の議論は機が熟していな
いとしたうえで、皇族の数を保つ

2つの案として、

女性皇族を結婚後も皇室に残す案
と、

戦後に皇籍離脱した旧宮家の男系
男子を養子に迎える案をまとめた。

旧宮家復帰については次のコーナ
ーで議論するとして、ここでは、

少し時間をさかのぼってみたい。

>>これまで専門家の間では、女
性天皇、

女系天皇を認めるべきとの意見も
見られる一方、

小泉政権時代に有識者会議が示し
た、

直系長子継承案がベストではない
かと主張する専門家もいる。

天皇陛下の長子である愛子さまが
女性天皇となり、

その長子が性別に関係なく次の天
皇を継承するという案である。

しかし、この案は、

秋篠宮家に悠仁さまが誕生される
前に話し合われたものであり、

ご誕生後は議論する機会を失って
いる。

2019年、

日本経済新聞は、

このような記事を掲載している。

>>世界を見回すと、欧州では、

男女を問わず第1子を優先する、
長子優先の動きが広がっている。

英国は2013年の王位継承法改
正で、

男子優先から長子優先の仕組みに
移った。

それまでも女子に継承権は認めら
れていたが、

王の長男とその子孫を優先してい
た。

英国政府は13年に、

ヴィクトリア女王、エリザベス2
世という、偉大な女王の国であり、

女性が政府の長を務めてきた英国
が、

いまだに男子優先の継承法を持つ
のは、

世界に誤ったメッセージを送ると
議会に説明した。

オランダは、

1983年に男子優先から長子優
先に変更した。

男子のみに継承を認めていたスウ
ェーデンは79年に、

ノルウェーは90年に、

ベルギーは91年に、

長子優先に改正された。
>>もし、

日本での皇位継承が長子優先で行
われれば、

皇嗣である秋篠宮さま以降の継承
順位が変更されることになるが、

秋篠宮の著者、

江森敬治氏はどう考えるのか。
このあと、

江森氏がスタジオに登場。

詳しくお話をお伺いしますが。

>>その前に皆さんに質問です。

あなたは、

日本の皇位継承を長子優先とする
ことに賛成ですか、反対ですか。

>>さあ、

皆さんにお聞きしております。

日本の皇位継承を長子優先とする
ことに賛成でしょうか、

反対でしょうかということなんで
すが。

>>反対と言っている方が多いで
すかね。

>>ここでゲストをお招きしてお
ります。

ジャーナリストで、元毎日新聞編
集委員の江森敬治さんです。

どうぞよろしくお願いいたします。
>>よろしくお願いいたします。

>>江森さん、ことし5月に出版
された、この著書の秋篠宮がもう

ベストセラーになったということ
で。

>>本、私も拝読したんですけれ
ども、かなり綿密に秋篠宮さまと

お会いになっているのが伝わった
んですけれども、

大体どれくらいのおつきあいにな
るんですか。

>>そうですね、

初めてお会いさせていただいてか
ら、

もう30年は超えましたですね。
>>どういったつながりがあるん

ですか。
>>そもそも、私の妻が、

学習院大学に勤めておりましてね、
そのとき、

川嶋名誉教授の研究室で、

いろいろお手伝いをしていたと、

それがそもそもの縁になりますけ
れども。

>>紀子さまのお父様の下で働い
ていらっしゃったと。

>>ですから、そのときに紀子さ
まが、

研究室に見えたりとかされてたの
で、

もちろん妻と、

面識が出来たというような形です
ね。

>>どれくらいの頻度でお会いし
たりしてるんですか。

>>今回のですか?
宮さま、

すごく忙しい方ですので、私はお
待ちするというか、

宮さまのご都合のいいときにお邪
魔させていただくというような。

>>そのご都合のいいときってい
うのは、どういうふうに連絡を取

るんですか?
周りの方と連絡を取るのか、

ご本人と直接連絡取るのか、どう
ですか?

>>そのへんはちょっとなかなか
お話しできないところあるんです

けれども。
>>シークレットなんですね。

>>LINEなんだ。

>>LINEかもしれない?
>>私もまさかLINEとかでと

思って。

ハトとか飛ぶわけ?
>>いえいえ。

>>そっちのほうがありそう。
>>なんらかの合図が来てって。

>>そうですね。
>>そんな江森さんの長子継承案

について、ご意見伺っていきたい
と思います。

まずこちらです。
今後のことを考えると、

将来的には長子優先も議論すべき
じゃないかと。

>>もちろん男系男子というのは、

これまでずっと続いてきたという
ところで、

望ましい形ではありますけれども、
やはり、

現実を踏まえますとね、

なかなかそうとばかりはいえない
のではないかなというところで、

これも考えて、

まあ、

いただきたいなとは思いますね。
>>倉田さん。将来的には賛成だ

けれども、

今の日本人にはどうなんだろう。
>>ちょっと無理だと思いますね。

もう今すぐやっぱり、

長子優先っていうふうに変えちゃ
うのは、たぶん、

大多数の日本人にとって抵抗感が
あると思うんですよ。

でもやっぱり、

安定的なっていうことを考えると、

将来的には絶対に視野に入れるべ
きとは思うんですけど、今の日本

人には、

まだ無理でしょっていう意味で反
対ですね。

>>要するに何を目指してるのか
ということだと思うんですね。

皇室は現在の天皇陛下は第126
代、

考古学者たちが認めるところでい
うと、

2000年ぐらいは続いているだ
ろうと。

2000年間、

歴代天皇の男系の血筋を引かない
方が天皇に即位した事例は一例も

ないんですね。

女性天皇いらっしゃいますけど、
天皇の娘さんが1代限りという形

で、

そういう男系継承というものを、
今後も続けていくのか、やめちま

うのかという、この2つの選択な
わけです。

長子優先ってことは、

もう男系継承をやめるということ
なんですよね。

それが、しかたないからとか、ど
うせ続かないからっていいますけ

ど、いやいや、ちょっと待てよと、
私、思うんですよ。

2000年間、

一つの王朝が続いてきたっていう
のは、これは、男系継承してきた

からなんですよ。
もしね、

じゃあ最初の生まれた子、

女の子でしたって、女帝に立てま
すよね。

結婚相手は、徳川家とか、それこ
そ北条氏とか、政治の為政者が、

自分の息子を、

女性天皇の旦那にしますよね。
生まれてきたのが女の子だったら、

またもう1人の息子を女性天皇の
旦那にしますよね。

そしたら、

徳川家と天皇本家って、

血統上の違い、なくなるんですね。
そしたらもう、

どこが中心かがなくなっちゃうん
ですよね。

そんな意味のないものを、200
0年間も必死に守ってきたわけが

ないじゃないですか。
そこを考えてほしい。

>>それ、

なぜ2000年も男系男子が続い
てきたかといえば、それはやっぱ

り、明治以前に、側室制度があっ
たからだと思うんですよね。

それ、126代のうち、

半分ぐらいは側室のお子さんが天
皇になってるわけですよ。

じゃあ今、

その側室というものを認めていく
かというと、そんなことはありえ

ないわけで、側室制度が失われた
今、

やっぱり考えていかなきゃいけな
いんじゃないかなと。

>>おっしゃるとおりなんですね。
ただ、大きく状況が変わってきて

ます。
それは、乳児の死亡率が極端に減

ったんですね。
今と全然違う。

側室がなければだめなんていうこ
とはなくて、ちゃんと宮家を整備

しておけば、いざというときに宮
家から天皇を立てる、これによっ

て、2000年間、安定的に男系
継承してきたわけですから、

>>だから、

宮家からの養子縁組みができるよ
うにという、そういう有識者会議

の結論が出たわけですから、早く
法制化すればいいわけで、

そもそも皇統というものが、

どういうものかっていうことを考
えないといけないじゃないですか。

今、

竹田さんが2000年って言った
んですけど、これ、皇統っていう

のは、

この父系を、

お父さんをさかのぼっていったら、
神武天皇、継体天皇、

それにさかのぼっていけるという
のが、これが皇統ですよね。

そうすると、ものすごいいろんな
危機があったけれども、

この男系だけは守り通したおかげ
で、それで日本の皇室は世界最古

の王朝になったわけです。
これを長子優先っていうことにす

ると、これ、悠仁親王廃嫡論です
から。

要するに、愛子さまにして、愛子
さまの次の長子に、

それでそこにお子さまがなかった
場合は、佳子さまになるって、そ

ういうやり方ですから、事実上、

悠仁親王殿下を廃嫡にしてまで、
愛子さまにするっていうのは、私

はちょっととんでもないことだと
思いますよ。

>>長子優先ということでいうと、
賛成、愛子天皇の誕生を望む、古

>>愛子天皇の誕生を望む。
古舘さん。

>>私はそうですね。
私は例えばね、現代、

戦がない世界であってほしいこの
日本はと強く思うわけですよ。

そうすると、

例えば平家とか源氏とか、今、

NHKではやりの鎌倉で、いった
ときにも、やっぱりそのあたり、

戦が絡むと、必ず天皇というのは
錦の御旗として、ある種、

利用される側面もあったんだと思
うんですね。

先の大戦においては、どういうこ
とが起きたかっていえば、アメリ

カの思惑ももちろんあったけれど
も、そこは、あの昭和天皇が、戦

争責任がどうなんだって議論はず
っと続いてあったりする。

次の代になられて今の上皇さまご
夫妻、いろんな所に渡られて、

パラオも含めて、

こうべをたれる、あの姿を見たと
きに、

じーんとこない人はいないと思う
んですね。

そうやって戦があったときには責
務を果たされる的なところはあっ

たと思うんです。
ところがやっぱり、戦がない世界、

戦争がない社会を望む、

そこを希求してやまないという前
提に立てば、

やっぱり女性で民間から入られた
現代に移ってくると、

やっぱり上皇后さま、美智子さま
が、どれだけいろんなこと言われ

たか。
お年を召されてからも、やっぱり

失語症になられたり、いろんなこ
とがありましたよね。

それから、雅子さまだって、

適応障害、こういうことがいわれ
た。

いろんなことがありました。

>>例えば、もし愛子さまが天皇
陛下になられて、どなたかをお迎

えするってときも、

そこは派生してしまうんですか。
>>そこはだから、どういう方が

来るかっていうことは、そこはい
ろいろ大変。

ただ僕は、やっぱり女性というも
のはね、この時代において、女系

天皇か否かっていうのはこれは難
しい問題だと思います。

それは、さっきのご意見もよく分
かる。

しかし、

女性天皇というものを今考えるべ
き時にきてるんじゃないかな。

>>古舘さんのおっしゃることは
よく分かりますけれども、天皇制

の本質って、竹田さんのおっしゃ
るように、伝統にあって、

個人の人格にはないんじゃないで
しょうか。

もちろん優れた天皇、多くいらっ
しゃいましたけれども、そうじゃ

なくても、

皇統を継いできたというところに
まさに正当性があって、それゆえ

に、

争いえないというところが、やっ
ぱりポイントだったんじゃないか

なということと、あと、女性天皇
について、私、今回、

竹田さんがすごく若いときにお書
きになったのを読んでいて、

今でも天皇陛下の主な役割という
のは、

国民のためにお祈りをしており、

宮中祭祀をしており、そして今で
も、

かつてからずっと穢れというもの
が非常に気にかけられており、

血の穢れというのは今でも気にか
けていると。

もちろんそれが現代的なことかど
うか、議論がありますよ。

だけど、

女性が女帝として立った場合には、

1か月のうちのいくばくかを血の
穢れがあるために、

祭祀ができないという状態に置か
れると考えると、やっぱり男子を

優先するというのは、

いまだに一定の合理性があるんじ
ゃないかと思うんですけれど。

>>つげさんも、

女系天皇誕生の可能性を生んでし
まうというふうにおっしゃってま

すけれども。
>>私は、

女性天皇に容認の立場なんですね。

っていうのが、

過去にやっぱり女性天皇は、

8方、

10代いらっしゃいましたので、
これからの将来ですね、女性の天

皇が、

これから皇室に即位してもいいの
ではないかというふうに思ってい

ます。
ただし、

条件付きでということで、女性天
皇がお子さまが生まれると、

そのお子さまが即位した場合、

やっぱり女系天皇ということにな
ってしまうんですよね。

そこはもう慎重に議論しなくちゃ
ならないので、

やっぱり女性天皇が即位するに際
しては、きちんと、

その子は皇位継承権を持たないっ
ていうふうな。

>>竹田さん、

いきましょう。

>>たぶんその取り決めをするこ
と自体が全く意味がないと思うん

ですね。
例えばですよ、愛子さまが、

羽生結弦さんと結婚するとしまし
ょう。

生まれてくる子は、たぶんぴかぴ
かですよ。

えっ、この子でよくない?ってな
るんですよ。

そんな即位のときに、お前の子ど
もはね、即位させないぞなんて、

そんで誓約書とか、そんなわけに
もいかないですし、

政府がそういってたって、

国民は、

なんでこの子じゃだめなのってな
ったらなる、

なし崩し的になる、だから私は、
歴史的には女性天皇は例はありま

すけど、今、それをやると、確実
に女系天皇に流れる入り口になる。

>>それは分からないよ。

>>なぜ女系天皇だと、

国は滅ぶんですか?
>>あのね、例えば女性天皇が立

って、

結婚して例えば山田さんとか田中
さんと結婚して、

産まれた子ども、田中君、

山田君が、次の天皇になったとし
ましょう。

そうすると、

正当性がなくなるんですよ。
だってね、

現在の天皇陛下が天皇陛下である
ことに異議申し立てなんかする人

いないですよね。ところが、じゃ
あ田中君が即位したら、えっ?

この人、天皇として認めていいの

要するに天皇として認める人と認
めない人、まさに国論が二分する

んですよ。
つまり、伝統を重んじていれば、

そういうところで
みそがつくことはないんですよね。

>>ここまでの議論聞いて、どう
か、

伺いたいと思います。
>>今も皇位継承第1位は秋篠宮

さまで、

第2位は悠仁さまということで決
まってるわけですね。

もちろん、愛子さまとか、いろい
ろありますけれども、まあ、そこ

はまだこれからの議論になるわけ
なんですけれども、私としてはね、

もちろんその議論も大切なんです
けれども、やはり今の皇室の制度、

あの環境というものがどうだろう
かと。

帯の所にも書かせていただきまし
たけれども、やはり、

皇族である前に一人の人間である
というところが、

やはりポイントになってくるんじ
ゃないかなと。

息苦しかったりね、何かこう、

やりたいことがなかなかできない
とか、

そういったところがもしあったら
ね、それはやはり、

今のこの時代にそぐわない部分も
出てくるんじゃないかなという。

>>皇族方が少しでもね、ご自由
になさる、

それはすばらしいことで、

別に人権を剥奪せよといってるわ
けじゃなくって、天皇というのは、

それこそ、

言論の自由もなければ、

職業選択の自由もない、宗教の自
由もない、居住移転の自由もない、

人権が非常に限られた状態である
にもかかわらず、皇族方、にこに

こなさって、

不満もおっしゃらずにご公務をな
さっている、

それを見て、ありがたいなと思っ
ているわけですね。

従来から日本共産党がずっと皇族
に人権を、この人たち、かわいそ

うだと言い続けてきたわけで、だ
からね、女性が天皇になれないの

は、差別だとか言う。
そんなこと言ったら、

天皇はその家に生まれた人しかな
れないわけですから、男、女にか

かわらず、差別だって、そこまで
言うんだったらまだ分かるんです

よ。でも皇室の存在は、

ぜんであるとしつつも、人権がと
かいうのは、

これは論理的につながらないんで
すよ。

>>竹田さん、一つだけ、確かに
ね、竹田さんおっしゃるように、

男系男子というのは、それは大切
なことかもしれませんけど、やは

りその中に暮らしてる方々が、今、

どうお考えなのか。
今のね、

皇室の現状ということをもうちょ
っと踏まえて、

いろいろ議論されたらいかがでし
ょうか。

>>聞いてるのは、それを踏まえ
たら、どうしてこの結論になるん

ですか。
>>ちょっといいですか。

>>宮家さん、どうぞ。
>>宮家、宮家、あんまり言わな

いで。
>>ややこしいですね。

>>あんまり言いたくなかったん
だけど、実は私の祖先はね、武士

とけんかした、後鳥羽上皇なんで
すよ。

>>えっ!

>>五流尊りゅう院というお寺が
ありまして、修験道なんですけれ

ども、そこで承久の変があった、

ごとう上皇が隠岐に流されますよ
ね。

そのときに、息子たちも京都を追
われるわけです。私の祖先は第4

皇子、親王、頼仁親王なんですけ
れども、そういう意味で、ちょっ

とひと言言わせてほしいんだけど、
確かに両方のおっしゃることは分

かりますよ。だけど、王朝がどう
あるべきなのか、皇室がどうある

べきなのかというのは、最終的に
は国民全体が決めるんですよ。

長子にする場合でもなんでも、や
はり今ある法律に従ってやってい

くのは当然なんです。
だけども、じゃあ、にっちもさっ

ちもいかなくなるときがあるかも
しれない。そのときに、どのよう

な改革になり、変化をするかによ
って、それがもし国民に受け入れ

られなかったらば、それで王朝は
終わっちゃうんですよ。

ですから、そのことを考えてね、
私は皇統ももちろん大事だと思い

ますよ、それはそれで大事なんだ
けれども、もっと大事なのは国民

だと私は思う。
>>ただ、宮家さんのおっしゃる、

国民の総意って、国民投票とかで
決めるようなものではないわけで

すよね。
そう考えたら。

>>今の人たちがこの考えて、そ
ういうものを2000年の伝統を

覆して、いまそうだからっていっ
て、変えるものでは、私はないと

思う。
>>古舘さんのご意見もうかがい

たいと思います。
>>いろんな意見ありますけれど

も、2000年ひとくくりにはで
きないなと。

時代によって大きく、為政者も何
も、どんどん変わってるわけです

ね。
時代とともに変わっていいんです。

長子優先の議論もすべきなんです。
急にやれとはいっているわけない

んです。
宮家さんおっしゃるように、国民

の考えが自由闊達に入って議論を
するのはいいじゃないですか。

>>時代とともにいろんなものが
変わってきたんですけれども、変

わらなかったものがあるわけです。
それが男系継承なんですね。

伝統を守っていれば、そのリスク
はないんです。

>>もっと皇室に興味を持つとい
うことは大事だと思いますけどね、

国民が。
>>ではどのように男系を守って

いくのか、続いては、竹田恒泰さ
んにも大いに関係がある、こちら

の問題です。
>>安定的な皇位継承の在り方な

どを議論してきた政府の有識者会
議は、去年12月、

皇位継承の議論は機が熟していな
いとしたうえで、

皇族の数を保つ案の1つとして、
皇統に属する男系の男子を、

法律により直接皇族とする案、す
なわち、

戦後に皇籍離脱した旧宮家の男系
男子の復帰案を提示した。

有識者会議の報告書では、

実現に困難な面がある

とし、

女性皇族を結婚後も皇室に残す案
と、

旧宮家の男系男子を養子に迎える
案で、

十分な皇族数を確保することがで
きない場合に検討すべきとしてい

るが。
>>旧宮家復帰といえば、ことし

1月、

旧皇族の伏見博明氏が自身の半生
を振り返った口述をまとめた、

旧皇族の宗家・伏見宮家に生まれ
て・伏見博明オーラルヒストリー

が出版された。
伏見氏は、

およそ600年前の崇光天皇の第
1皇子を祖とする11宮家筆頭格

の伏見宮家の長男、博明王として、
1932年に生まれ、

ことしで90歳。
14歳で第24代当主となった。

しかし敗戦後、GHQの実質的な
指令によって、

11宮家の皇族と共に、皇籍を離
脱している。

伏見氏は、

学習院で上皇陛下の2学年上と年
齢が近く、本書では。

>>年長のわれわれが、

年少の皇太子さまをお守りすると
いうことだっ

たのではないでしょうか。

子どものころからよく遊んでいま
したし、

2歳ばかり年上の僕がどれだけ頼
りになったかは分かりませんが、

そういう役割だったと思うのです。

>>と振り返り、また、

旧宮家復帰案について。

>>皇族が一番楽なのは生活に困
らないことです。

生活には困らないのですが、

自由がありません。
宮さまのままだったら、

できなかったことは、

きっと多かっただろうと思います。
ただ、

宮さまとしていっとき育ってきた
のは事実ですから、復帰したとし

ても、

その経験がない連中に比べれば楽
ですよね。

僕らだったら、

また振り出しに戻るだけです。

天皇陛下に復帰しろと言われ、

国から復帰してくれと言われれば、
これはもう従わなきゃいけないと

いう気持ちはあります。
>>この発言は、

旧皇族本人による皇籍復帰に前向
きな姿勢の表明だとして話題にな

ったが。
>>一方、

有識者会議が示した、

戦後に皇籍離脱した旧宮家の男系
男子を養子に迎える案については、

議事録によると、

養子縁組みで皇籍復帰した旧宮家
の男系男子に子どもが生まれた場

合、

その子は皇位継承資格を持つと認
めるようなやり取りもあったとい

う。
>>しかし、長年、

一般国民として過ごしてきた旧宮
家の人々やその子が、

皇族や皇位継承者になることに、

国民の理解と支持を得るのは難し
いという指摘もあり、一部には、

復帰した旧宮家の男子と、

女性皇族の結婚を望む声もある。
仮に愛子さまが、

旧宮家の男系男子と結婚し、

子どもが生まれれば、

その子は皇位継承権を持つことに
なる。

愛子さまが天皇の母となれば、

国民は好意的に捉えるということ
だが。

ただ、

愛子さまと旧宮家の男系男子との
結婚が、

皇位継承問題の解決策のように主
張されることに違和感を覚える専

門家もおり、

静岡福祉大学名誉教授の小田部雄
次氏は。

>>もし結婚が実現したとしても、

政治的圧力で進められた婚姻とい
う印象が残り、

国民の皇室への敬愛を損ねる可能
性もあります。

>>と指摘し。
>>男系を維持するために、愛子

さまの人生を犠牲にするようなこ
とは、国民の一人として、

絶対に避けるべきと考えています。
>>としている。

ちなみに、安倍元総理は、

2019年3月、

国会で、

国民民主党の大塚耕平議員に、

GHQの指示に基づく11宮家の
皇籍離脱を是認するかと質問され

た際。
>>皇籍を離脱された方々は、

もうすでに、

これは70年以上前の出来事でご
ざいますから、

今はいわば民間人としての生活を
営んでおられるというふうに承知

をしているわけでございます。

それを私自身が、

またそのGHQの決定を覆すとい
うことは、

全く考えてはいないわけでござい
ます。

>>と答弁し、

皇位継承問題については、

慎重かつ丁寧に検討を行う必要が
あるとしていたが。

>>そこで皆さんに質問です。

あなたは安定した皇位継承のため
の旧宮家復帰に賛成ですか、反対

ですか。

>>さあ皆さんにお聞きしており
ます。

安定した皇位継承のための旧宮家
復帰についての賛否ということな

んですが。
>>賛成と反対で、

こちらも分かれていますけれども。

笠井さん、反対。

70年以上一般人だからと。
>>まあ、

もう80歳以上の方でしたら、1
0年間はお子さんのころ、

皇族として生活されてたんでしょ
うけれども、

それより下の方っていうのは、

もうほとんど、一般人として生活
してる中で、

そういった方が皇室に入ってくる
っていうことに関して、やっぱり

どうも、うーんっていうのがあっ
て、

身近な例でいうと、

竹田さんが皇族になるってことに、

ものすごいざわつくわけですよね。
>>分かります!

>>そうすると、

やっぱりこれって素直に認められ
ないんじゃないかなと。

>>私はですね、

もう17年以上ですね、

もし求められても、私はね、不適
任であり、

皇族に戻る者としてはね、私はだ
めだと、

戻りませんと言い続けているんで
す。

でも、それだけ聞くと、

なんとなく分かる気がするんです
けど、例えば、

美智子さまだって民間人として生
まれ育って、皇室に入って立派に

ね、皇后として、上皇后として、

お役割を全うなさってらっしゃる。
>>違うのは、

その方々が皇位継承権を持つよう
になるのかということが心配とい

うか。
>>旧皇族復帰っていうのは、今

の有識者会議では、

復帰した本人には皇位継承権は与
えないんですよ。

生まれてきた子ども、つまり皇族
として生まれてきた子ども、

この子に皇位継承権を与えるとい
うことなの

で、復帰したらその人が天皇なん
て話じゃないんですよ。

>>それこそ竹田さんが、じゃあ、
天皇陛下にならないにしても、

竹田さんのお子さんのお立場の方
がね、なるわけですよ。

その方を、やっぱり竹田さん抜き
にイメージできないし。

>>あっ、そっか、

その場合、

竹田さんは、天皇陛下の父ってこ
とになる?

>>そういうことになりますね。
>>ちょっと待ってください、竹

田って私の名前出すの、個人攻撃
になりますから、やめてください。

私はね。
>>自分だって名前出してるじゃ

ない。
>>私は不適切だって言ってんだ

から。
>>どういう理由で、それは賛成

されてるんですか。
>>今ね、旧宮家復帰っていうの

は、昔からいわれてるんですけれ
ども、今、有識者会議で、最新の

話をすると、単純にね、

なんとかの宮が復帰するわけじゃ
ないんですよ。

今ある宮家が、このままだと途絶
えるんですね、どこも。

だから旧宮家の男系男子の誰かを
…させることによって、存続させ

ていくと。
そこで子ども生まれるでしょ、孫

も生まれるでしょ、

ひ孫も、

ひひ孫も生まれてくるでしょう。
もしかしたら200年、300年

後に本家がだめになって、宮家か
ら立てることがあるかもしれない、

だから、はい、竹田が復帰して、
竹田の息子がなんていうのは、こ

れ、悪質な印象操作なんですよ。

700年に1度あるかないか、

そういう安全装置を持ってきたの
が皇室なんですね。

こっちも命懸けてこの議論ね、も
う17年やってるんですよ。

>>全く同じことを今、竹田さん
が言ってるので、ちょっと付け加

えさせていただくと、宮家ってい
うのは、だから700年に1回ぐ

らい、それが回ってくるかもしれ
ない、

そのためにはんぺいだけども、そ
れをずっとやってきてる家ですよ

ね。
今回、有識者会議で、

養子縁組みを可能にするっていう
のが出たわけですよね。

そうすると、今、

悠仁親王1人だからって、

みんなが安定的な皇位継承、これ
が心配だっていうんだけど、それ

がなくなりますから。
>>これですね、

皇族には認められていない養子縁
組みを可能とし、

皇統に属する男系の男子を皇族と
することと。

>>そうすると、健やかな悠仁親
王殿下の成長を見守るだけで国民

はよくなりますということで。

>>本当にもう誰もいなくなっち
ゃったらともかく、

今は旧皇族の一族は七十何年か前
まで、みんな皇族で、

みんな皇位継承順位ついてたんで
すね。

その男系男子が山ほどいるわけで
す。

しかも旧皇族で今、

ベビーブームが起きてきています
から、

ばんばん生まれてるんですよね。
私が言っているのは、大人より、

子どもとか赤ちゃん。ほら、

養子って普通、

赤ちゃんでやるのが普通なんです
よね。

なんなら、もう2人目、

3人目の人にじゃあ、この子3人
目、男の子だったら、

宮家で育ててくださいってことだ
って、あっていいと思う。

そうしたら、生まれた途端、

皇族として生まれるのと、ほとん
ど変わらない環境に。

>>じゃあ養子縁組みっていうの
はあれですか、

生活ごと宮家でっていうことにな
るわけ?

>>そうそう。

愛子内親王殿下の結婚相手探しが
あってもいいけれども、別にね、

独身の男子が1人で宮家に入って
家を継ぐでもいいし、子どもでも

いいし、

なんなら夫婦養子でもいい。
そしたら結婚相手探す手間も省け

る、家族養子だったら、

子どもが産まれるまで待つ手間も
省けるわけですよ。

赤ちゃんだっていいわけで。
だから、

あらゆる養子ができるようにして
おけばいい。

>>なるほど。
>>笠井さんが70年間民間人っ

ておっしゃったの、確かにそのと
おりだと思うんですけど、でも、

なんか私、

伏見宮様の手記とかを拝読して、
伏見宮家とか、

例えばお父様の博義さまっていう
方は、

戦争で傷を受けて、そして割と若
くしてお亡くなりになるんですけ

れども、誰も別にそれを嘆かない
んですよ、おじいさまもね。

なぜかというと、その天皇陛下の
ために尽くして、それで命を失う

っていうのは当然の宮家の義務だ
と思ってるわけですよ。

そういう精神を、ずっと600年
ぐらい脈々と続いているわけ。竹

田さんだって、こうやって見えま
すけど、もうなんか、DNAです

り込まれているはずで。
>>いやいやいや、ここに並んで

る時点で、もう違うんですよ。
>>逆に聞きたいんですけど、私

はGHQの皇室離脱っていうのは、
ある種の時限爆弾だったと思うん

ですね。
これ、必ず皇統途絶えると思うん

ですよ。
世襲宮家みたいなものをなくして、

どうやって皇統を継続するのか、
逆に聞きたい。

>>だからね、伝承っていうのは、
100%伝承していって一切型を

変えないという伝承芸能もあるけ
れども、時代とともにうっすらと

変わりながら、国民に親しまれて、
突き進んでいくっていうのが、ヨ

ーロッパの王室と違う日本の、畏
敬の念も含まった、皇室へのまな

ざしだと僕は思うんです。
>>古舘さん、変わっていい部分

と変わってはいけない部分がある
じゃないですか。

これ、皇統の唯一のルールは、男
系ですから、それを変えていいっ

ていうことになると、これはもう、
皇室でなくなるということです。

>>いや、国民的な議論があるべ
きだと思ってるんですよ。

>>それは。
>>その国民の象徴の天皇家だか

ら、というふうに思うんです。
>>江森さんの意見も伺いたいと

思います。
国民感情から見れば、現状では旧

宮家の復帰は難しいのではという
ご意見。

>>現状だと、やはりいろんな意
見があるわけですよね。

この場でもそうですから。
古舘さんがおっしゃってるように

ね、やはり国民の理解と支持とい
うのが、どこまで広がるかってい

うところが問題かなと思いますね。
>>つげさん、伺いたいと思いま

す。
心は皇室の藩ぺいたらん。

それはどういうこと?
>>この藩屏というのは、天皇陛

下のために命を懸けて、時には盾
となってお守りするというような、

そういう精神のことをいうんです
ね。

伏見宮博明さんの本を読んでいて、
すごく天皇陛下をお支えするとい

う、お気持ちが民間人になってか
らもすごくお強いなというのは感

じたんですね。
ほかの宮家の方々も、天皇陛下を

お支えするというお気持ちがおあ
りならば、復帰もあっていいとい

うふうに思うんです。
ただし、世間の俗な考えに染まっ

てしまった人は、論外かなという
ふうには思っています。

復帰するにあたっては、宮家とな
る心構え、そして覚悟を持ってい

るのかというのを、個別に確認し
ていく必要があると思います。

>>その点なんですけれども、単
純な復帰だとそうだ

と思うんですね。
私が言ってること、

それから有識者会議の結論に入っ
てるのは、これは養子縁組みです

から。
ということは、

どういうことが起きるかというと、

今ある宮家のご当主が、

じゃあ養子取ろうかしらと思うと
ころから始めるんですね。

人選誰がするかって、宮さまがす
るわけです。

だって、養子縁組みってそういう
もんですから。

バックグラウンドかなんかも知っ
てます、親戚ですからね。

当然、いろんなこと分かるわけで
すから。

>>確かに、

伏見宮は、

旧皇族、

一族の筆頭の中心なんですけども、
ただ、

男のお子さま、いらっしゃらない
んですね。

ですから、

現在のご当主が末代なんですよ。

梨本さんももう末代ですね。

…もないですし、

…さんもないですね、北白川さん
も残念ながら女の子だけ。

今残っているのはくにひがしくに、
それからかや、

あさか、

竹田、だけです。

>>僕はね、思うんですけど、皆
さんちょっと、竹田さんのキャラ

がエキセントリックですから、

うわーとかなんか言ってましたけ
ど、逆もまた真なりで、竹田さん、

どうっすか、立場が人を育てます
から、ちょっと変わると思うんで

す。
それで養子縁組みで、竹田さんが

行けばいいじゃないですか。

>>いや、それはね、ないんです。
私はそもそもですね、

言論活動してるのは皇室を守るた
めにしてるんですけれども、私が

皇族になってしまったら、それが
できないんですね。

私はもう。
>>…でもない顔して。

>>いやいや、そんなことない。
私は外から皇室を守るのが役割だ

と思ってますので。
>>どうですか、江森さんは旧宮

家の方とかとお会いされることと
かもありますが、そういう方々と

お話になっていて、この旧宮家の
復帰については、その方たちから

どういうお気持ちを感じますか?
>>やはりいろんなことを踏まえ

て、国民感情に、まだ、ちょっと
そぐわないかなっていう部分は、

私の意見としてはあるわけです。
ですから、いろんな議論が、この

場でもいろいろありましたけれど
も、やはりこれからもこういった

議論を続けることは大切かなと思
いますね。

>>最後に、皇族の方はLINE
は使われるんですか?

>>いや、若い方は、

なさってると思いますね、やはり。

>>だって、

ずいぶん前ですけれども、高円宮
家のお嬢様が、

ミクシーでブログをやって、

あれは結構炎上しましたよね。

>>留学中のやつでしょ。

>>SNSを使われる方もいらっ
しゃる。

>>そうですね。
>>ありがとうございます。

>>ここまで、

ジャーナリストの江森敬治さんで
した。

どうもありがとうございました。
>>ありがとうございました。

>>では、続いては、皇室の警備
はこのままでいいのでしょうか。

先日報じられた、この件について
です。

>>安倍元総理の銃撃事件で、警
備の不備が指摘される一方、

皇族方を最も身近でお守りする皇
宮警察の不祥事について、週刊新

潮が報じている。
6月23日号では、

皇宮警察トップの護衛部長が、愛
子さまのことを、

聞くに堪えない暴言で罵倒し、

そのほかの皇族方に対する悪口も
横行していると伝え、

6月30日号では、おととし、

不審な中国人の皇居侵入を許した
あげく、

隠蔽までしていたとの記事を掲載。
にわかには信じ難い話だが。

>>そこで注目したいのが、こと
し3月、日本古代史が専門で、

京都大学名誉教授の虎尾達哉氏が
上梓した、

古代日本の官僚・天皇に仕えた怠
惰な面々。

解説によると、

壬申の乱の勝者である天武天皇以
降の日本は、

律令に基づく専制君主国家とされ
る。

だが、貴族たち上級官僚とは異な
り、下級官僚は、

職務に忠実とはいえず、勤勉でも
なかった。

朝廷の重要な儀式すら無断欠席し、

日常の職務をしばしば放棄した。

なぜ政府は寛大な措置に徹したの
か。

その背後にあった現実主義とは。

飛鳥、

奈良時代から平安時代にかけて、

下級官僚たちの勤務実態を具体的
に検証し、

古代国家の知られざる実像に迫る、

というのが本書である。
興味のある人はぜひお読みいただ

きたいのだが、ここでは、

古代日本の官僚ではなく、

現在の宮内庁や皇宮警察の在り方
について議論したい。

>>安倍元総理の銃撃事件を受け
て、

宮内庁の西村泰彦長官は、7月1
4日の会見で、

国民との親和を妨げない形で、

いかにご身辺のご安全を確保する
かは、

警察の永遠といってもいい課題と、

悩ましい胸の内を明かした。

>>1992年に山形で開かれた
国体では、

開会式で天皇陛下がおことばを述
べているさなかに、

ロイヤルボックスに向けて発煙筒
が投げられる事件が起きた。

このとき美智子さまは、

とっさに天皇陛下の胸の前に手を
出して、

陛下をかばう姿勢を見せられた。
令和元年を迎える直前の2019

年4月には、

秋篠宮家の長男、

悠仁さまが通っていたお茶の水女
子大学附属中学校に、

男が忍び込み、

悠仁さまの机に刃物2本を置いて、
逮捕される事件も起きている。

現在、

悠仁さまが通う筑波大学附属高校
には、入学に合わせて、

学校の敷地を囲むように有刺鉄線
や不審者の侵入を防ぐための忍び

返しが新たに設置され、正門には、

24時間態勢で民間の警備員を常
駐させるなど、

警備体制が強化されている。
>>それでも天皇陛下や皇族方が、

移動の際に車の窓を開けられるの
は、国民への信頼の表れであり、

皇族方の国民とのふれあいを大切
にしたいというお気持ちを理解し

ている、

宮内庁の職員や警備当局にとって
も、

悩ましい問題となっているという。

西村宮内庁長官は先の会見で、

今後の警備体制や皇室の活動への
影響について、

大きく変わることはないと思うと
したうえで、今までの警備に加え

て、

今回の教訓事項を生かせるなら生
かしてもらいたいと述べている。

>>このあとスタジオに、元宮内
庁職員で、

皇室ジャーナリストの山下晋司氏
が登場。

詳しくお話を伺いますが。

>>そこで皆さんに質問です。
宮内庁について、

山下晋司さんに聞きたいことはな
んですか。

>>さあ、

宮内庁について山下さんに聞きた
いことを、

パネリストの皆さんに伺っており
ますけれども、お答えいただきま

すのは、

元宮内庁職員で、

皇室ジャーナリストの山下晋司さ
んです。

どうぞよろしくお願いいたします。
>>よろしくお願いいたします。

山下さん、

週刊新潮の記事はご覧になりまし
たか。

>>拝見しました。
>>あれをご覧になったときの率

直な感想というか、ご意見は。
>>そうですね、内容いろいろあ

りましたけれども、

容姿のやゆっていう、これはもう
とんでもないことですけれども、

ただ、外部とか、

公に言ったことではなくて、

内部での話なんでですね、

これはもう一般の組織でもよくあ
る話で、

皇宮警察にかぎらず、

宮内庁にだってある話で。
ですから、そういう点では、

まあ、普通のサラリーマンの、

なんか酒を飲んだときの愚痴みた
いなものかなというぐらいで、

私は捉えてますけれども、ただ、

書かれてた護衛部長がどういう方
か、ちょっと分からないんですけ

れども、そこはちょっと首をかし
げるというか。

>>この皇族方のプライベート、
誰が漏らしてるんだろうと。

>>本当に新潮の記事を読んだら、
極めてプライベートなことを、他

人に言うと。

誰がそこまでの悪意を持って、そ
れをばらしているのかって。

誰なんですか?
>>私が思うに、

それを職場で話をするっていうの
が、聞いている人たちも、

そういう認識を共有してるんだろ
うなというふうには思いました。

もう一つは、平成5年の、

いわゆる当時の皇后バッシングっ
ていうものがありました。

あれも、

平成5年にいきなりっていうより
も、

昭和から平成のお代替わりで、

天皇の在り方、

昭和天皇とは相当変わってきたん
ですね。

そういうことに対して、

庁内でも昭和天皇のやり方が天皇
のあるべき姿だっていう意識が非

常に強かったんで、反発というか、
愚痴というか、

そういうものが結構渦巻いてた。
結局、

マスコミにそういうところにつけ
入れられたというか、というふう

に、私は思っています。
>>山下さん、その今、バッシン

グ、皇后バッシングのことをおっ
しゃってるわけなんだけど、

今の秋篠宮バッシングっていうの
が、すごいじゃないですか。

これ、仕掛け人がいるんじゃない
ですか。

>>いや、仕掛人というのは、い
ないと思いますよ。

要するに、

世の中の流れというか、

眞子さんの関係が大きいとは思い
ますけれども、

ただ、秋篠宮家に関しては、その
前から、

いろいろと紀子妃殿下のことは週
刊誌で書かれたりだとかして、い

ろんな情報を週刊誌が取ってきて、
おもしろいからこれ使おうという

ことで、だんだんと話が大きくな
ってくる。

>>だんだん異常になってきてい
る。

>>競うように、批判を並べるっ
ていうのは、

小室さんの問題のときもそうでし
たよね。

>>その眞子さんがご結婚前に、
いろんな情報を、いろんな情報が

出ましたけれども、そういうもの
を、例えば、

秋篠宮家と一緒に、

共に歩めるような宮内庁の職員の
方っていうのは、

当時はいらっしゃらなかったんで
すか?

>>アドバイスしてる方は、

当然いらっしゃったとは思います
けどね。

ただ、戦略、戦術的に私は眞子さ
んは、

非常にまずいことしたなとは思っ
てます。

>>宮内庁としてもう少しやり方
があったんじゃないかと?

>>ですから、そこがね、

一般の方からもよくいわれた、宮
内庁は何してるんだっていうとこ

ろで、国として、宮内庁として、

関われる部分もあるんですけれど
も、

その私的なところについては、

やはりご本人の意思を尊重するっ
ていうのが基本にあって、ですか

ら、

ご本人が絶対こうしたいんだとか
ってなればですね、なかなかそれ

を無理やり、

昔のように押し込めみたいなこと
ができるわけでもないですし、

それを変えていくっていうのはな
かなか難しい、

はっきり言ってできないと言って
もいいぐらいですよね。

>>笠井さんの、小室さん、眞子
さんに今、

どう関わっているんですか。
>>これは一般の国民になったと

ころで、でもやっぱり、とてつも
なく話題であり、注目されてる中、

今、宮内庁のお仕事としては、

どういう関わりになっているのか
なと思いまして。

>>公的というか、宮内庁の公務
としては、

関わってないと言ってもいいです
よね。

ただ、ご親戚であることには変わ
りないですし、ですから、そうい

う点で、殿下に代わって、何かし
ら、

水面下も含めて、できることがあ
れば、宮内庁としては、

やりますよ。

>>司法試験にどうしても受から
なかったら、

>>もし司法試験にどうしても受
からなかったら、

なんかあっせんしたりされるんで
すか?

>>これ昔、

私、ご結婚される前からずっと言
ってるんですけど、

秋篠宮殿下はそんなにこだわって
おられないだろうと。

要するに、娘が好きな人と結婚し
て、幸せに暮らしてくれればいい

と。そんなにお金がなくても、

2人で幸せに暮らしてもらえれば
いいっていうのが、

私は殿下の性格からして、そうい
うお考えだろうと思ってます。

>>眞子さんがニューヨークに住
んでらっしゃるという。

例えば、

遠巻きにスタッフが物理的にあち
らにいて、

見守ってるっていうケースもあり
うるわけですか。

>>公務としてはできないでしょ
うね。

>>公務としてはできない?
>>公務としてはできないけれど

も。

>>けれども…というところです
か。

>>ただ、秋篠宮家として私的に、
私的にお金使って、

その私的になるかをやるっていう
ことは、それは可能でしょう。

具体的にどうするとかっていうの
は、分からないです、週刊誌の人

にもいろいろ聞かれますけれども、
私がいつも言うのは、なんとかす

るでしょっていう。
>>お2人で?

>>要は、一般国民になったとは
いえ、元皇族ですし、秋篠宮殿下

の娘でもあるわけで、皇室の方々
のご親戚というか、そういう点で

は警備も含めて、

全く一般の人と同じですっていう
ふうになるわけがないですよね。

>>古舘さん、

宮内庁は皇族を本当に守る気があ
るのか。

>>安倍元総理のこういう凶弾に
倒れるという、

とんでもないことが起きてしまっ
たことも含めてですね、やっぱり、

見直さなきゃいけないところは当
然あると思う、警備体制とか。

一方で悩ましいのは、現在の上皇
さま、

上皇后さまのね、例えば東日本大
震災、2011年のときも、

避難所に行って、じかに接するこ
とはもちろんのこと、

ひざを折られて、

ずっとり災された方と話をしてい
るという。

やっぱそういうところに胸を打た
れた方は非常に多いと思うんです

ね。

そういう体制を守りながら、一方
で、きちっと警備を強化するとい

う、難しいところを突き詰められ
てるんだと思うんですね。

そのあたりはどうなんでしょうね。
>>これは先ほど、

長官の発言でもあったとおり、

やはり皇室って、天皇陛下、

皇族ってのは、国民との直接のふ
れあいっていうものを非常に大事

にしておられるので、

そこに警備が間に壁を作るような
ことっていうのは、するべきじゃ

ないと。
一方、

先日のああいった事件もあったわ
けで、ふれあいは大事だけれ

ども、

警備との兼ね合いをどうするのか
っていうところは、

やっぱ非常に難しい。
もう永遠の課題。

>>古舘さんがおっしゃっている
のは、警護の話だけじゃないと思

うんですよね。
私、

本当に古館さんがおっしゃること、
本当に問題点、共有、私も深刻だ

なと思ってるんですけれども、か
つての宮内省のときは、

まさに皇室の藩屏として、

いざとなったら命をとしてでもお
守りするっていう、そういう人た

ちだったんですね。
例えば、

昭和20年8月15日未明に、

青年将校たちが決起して、

近衛師団長を殺害し、偽の命令書
が出て、

彼らは皇居を占領するわけです。
決起した将校たちは、

ろくおん盤、

玉音放送用の玉音盤をさがして粉
砕すると。

天皇の御璽を盗み出して、

偽の詔書を発行するって家探しし
て、拷問して回るんですよね。

結局、見つからなかったんですよ。
それでまあ、

外部に…する部隊がいなくて、鎮
圧されたんです。

そして8月15日にちゃんと、正
午に玉音放送流れました。

そこからもそうですけれども、本
当にかつての宮内省は、本気で皇

室を守ろうとしてた。
ところが、そのあと宮内省は廃止

されるんですね。
かつて宮内省は、

宮中・ふちゅうの別で、宮中の組
織だった、天皇の組織だったんで

すね。
今の宮内庁というのは、政府の組

織として、新しく作られたわけで
すね。

ですから、宮内庁の親分は、日本
政府なのであって、陛下の組織で

はないわけです。
外部の方々なんですね。

>>ひと言言わせて。
あのね、今、

一つ気になったことばがあって、
外の人だっておっしゃったんです

けど、宮内省は中だったけども、
外になったと。

そこはね、元官僚としては、ちょ
っとさみしい思いがしていて、警

察もそうですけど、外務省も結構、

執行させてもらってますよね。
もう人が変わっちゃいますよ、向

こう行ったら。

ですから中に、僕らからすりゃあ、

外じゃなくて、中の人になっちゃ
ったぐらい、忠誠誓ってますし。

>>忠誠心っていうのは、確かに
そうだと思うんですけど、古代日

本と官僚という本を読んで、すご
く意外に思ったのは、天皇陛下へ

の敬慕の情っていうのは、近代以
降だと。

昔はそんな敬慕の情はなくて、み
んなさぼりまくってた。最近、逆

に、天皇陛下は、敬慕の情はあり
ますよ。

秋篠宮家をはじめ、宮家に対して
は、どんどんそういう情が薄れて

きてるんじゃないかと思う。
>>僕ね、眞子さまご誕生のとき

に、病院の前で中継をするって、
リポートしてたんだけれども、警

察の皆さんがわーっと、これは皇
宮警察ではなくて、外の警察、道

を警備して、お宅まで御所まで警
備してたんだけれども、われわれ、

そこで構えてたんだけれども、全
然違う道を通っていったわけです。

それでもう、

警察官が一斉にあっちだっていう
んで、通りを変えて、わーって移

動して、僕らもわーって移動した
んだけれども、そこで取材したら、

いや、

弟宮さまは、ご自由に行かれます
から、そのとき、

そのときで警備は変わりますよと。

やっぱり皇太子殿下と秋篠宮さま
とでは、やっぱり全く違う感覚と

いうか、警備される方にも、そん
な思いがあるのかなと思ってね。

>>ですから、そういうのが、

またその不満というか、

愚痴になったりとかっていうこと
はありえるわけですよね。

>>警備なんですけどもね、奈良
県警が、

あんな失態を犯したわけですが、

皇族方の奈良県行幸も多いわけじ
ゃないですか。

>>しかしね、それは皇族。
>>もう奈良行けないですよ、も

う。
>>皇族の移動というのは、もっ

と計画があって、選挙の立ち会い
の演説会でしょ、これ、移動が急

に変わったりするわけですよ。
だからそこをね、同じようにいう

のはちょっとかわいそうだと思う。
>>それについては、さらに今後

も検証されると思いますので。
では、ここまで、皇室ジャーナリ

ストの山下晋司さんでした。
ありがとうございました。

>>ありがとうございました。
>>では、続いてのテーマまいり

ましょう。
日本の皇室を考えるうえで、海外

に目を向けてみましょう。
こちらです。

>>戦後、日本の皇室にとって、
ある種、

お手本とされてきたと指摘される
のが、イギリス王室。

その頂点に君臨するイギリス君主、
エリザベス2世は、

ことしで96歳となり、

即位70周年を迎えた。
そうした中、

話題になっているのが、

ドキュメンタリー映画、

エリザベス

女王陛下の微笑み。

貴重なアーカイブ映像を用いて、

これまであまり見られることのな
かった女王の素顔に迫っている。

>>また、

女王の即位70周年を祝い、

ことし6月に開催された祝典も大
きな注目を集めた。

なかでも、イベント中に上映され
たショートフィルムでは、

女王がウィー・ウィル・ロック・
ユーの曲に合わせて、ティーカッ

プをたたくなど、おちゃめな姿を
披露。

厳粛さが求められる日本の皇室で
は考えにくい光景だが、

こうした広報戦略が、イギリス国
内のみならず、

全世界に、

開かれた王室のイメージを印象づ
けている。

>>ほかにも、

イギリス王室は公式SNSを駆使
したPR活動に余念がなく、

インスタグラムのザ・ロイヤルフ
ァミリーは、

フォロワーが1100万人以上、
ウィリアム王子と妻、

キャサリン妃のインスタグラムは、

およそ1400万人がフォローし
ている。

これらSNSでの情報発信の結果、

イギリス王室は今も国民から高い
支持を受けているが、

この成功事例を引き合いに、作家
の竹田恒泰氏は、日本の皇室も、

広報のプロを起用すべきだと提言
している。

>>とはいえ、

エリザベス女王の在任中、

イギリス王室は常に順風満帆だっ
たわけではない。

1997年のダイアナ元妃・死亡
事故では、国民から壮絶なバッシ

ングを受け、2012年には、

バカンス中のキャサリン妃が、プ
ールで盗撮されるなどの騒動も起

きた。
さらに、

2020年のヘンリー王子とメー
ガン妃の王室離脱騒動は、

いまだ火種がくすぶっている。
果たして、今後、

イギリス王室はどうなっていくの
だろうか。

>>このあと、

イギリス王室に詳しいフリージャ
ーナリスト、

多賀幹子氏をお招きして、

たっぷりとお話を伺いますが。

>>そこで皆さんに質問です。

イギリス王室について、

多賀幹子さんに聞きたいことはな
んですか。

>>さあ、

皆さんにはイギリス王室について、

多賀幹子さんに聞きたいことを伺
っておりますけれども、

その多賀さんにはリモートでご出
演いただきます。

イギリス王室に詳しいフリージャ
ーナリスト、多賀幹子さんです。

どうぞよろしくお願いいたします。

>>よろしく、どうぞお願いしま
す。

>>多賀さんといえば、実は教育
問題から女性問題まで、

数多くの本を出版されているんで
すが、

最近ではこちらの本、

孤独は社会問題孤独対策先進国イ
ギリスの取り組みという、

そういう本を出されているんです
ね。

>>これ、どういった内容の本で
しょうか。

>>孤独というものは大変大きい
問題だということで、

1日たばこ15本よりも、

むしろ孤独のほうが体に悪いとい
うことで、

…首相が世界で初めて孤独担当省
を設置されたということは、一体

どうしてか、その効果はどのぐら
いあったのかということを、お知

らせしてる本です。
>>では早速、

パネリストの皆さんの疑問、見て
いきたいと思いますが、つげさん。

エリザベス女王の長寿の秘けつは
何なのか。

>>エリザベス女王は、

御年96歳でらっしゃって、表情
もいつも生き生きとされて、肌も

つやつやされてますよね。
>>多賀さん、どうですか。

>>エリザベス女王の朝は7時半
に始まりまして、カーテンを開け

て、日の光を浴びます。

そこに紅茶を持ってる方がいらっ
しゃいまして、

紅茶を飲みながら、BBCのラジ
オを聞きますね。

それからお風呂に入ります。

朝風呂ですね。

朝ごはんは8時半ということです
ね。

きちんきちんと決まってます。

それから休日には、

やはり動物と触れ合うんですね。

犬とか馬が大好きで。
犬とか馬は、

あの方が女王であるということを
知りません。

非常に心休まるときなんだそうで
すね。

それから非常におしゃれに気を遣
っているということですね。

遠くからでもすぐ見え

るようにということで、

分かりやすいお洋服、ちょっとこ
う、

派手かなと思うんですけれども、

似合ってますよね。
>>確かに。

門田さん、

ヘンリー王子は次に何を暴露する
んですか。

>>あのね、

暴露本が出るということで、今も
うすでにに

ぎわってるわけなんだけど、

一体どんなことを書くつもりなの
か、それから、

何億円どころか、何十億円も、

出版社が払ったとかって、今、

情報で流れてるけど、

本当にそんな額って払われるのか。

>>もうそのとおりですね、

20億円というお金を前金として
払ってます。

>>もう払ったんですか?

>>売れたら合わせてお金を払う
というような契約になってますね。

>>そうなんですか。
>>ですから相当なお金ですから、

出版社としても、

あのオプラ・ウィンフリーさんの
インタビューよりも、

もっと激しい暴露っていうものを
求めてるわけですね、

>>暴露してほしいということで
すね。

>>お金に。
>>一番のターゲットは、

カミラ夫人ということになってま
すね。

イギリスの方から見れば、幸せな
結婚を求めて、

チャールズ皇太子と王室に飛び込
んで結婚していった、

ダイアナさんの幸せを奪ったとい
うような言い方は、

やはり消えていません。

チャールズ皇太子と一緒のチーム
になってといいますかね、

2人がダイアナさんをごまかした、
だましたということも、

数々あるわけですね。
例えばですね、

出張に1人で行きますね。

それで日曜日に帰ってくるよとい
うようなことをダイアナさんに言

っておくわけですね。
それでダイアナさんがそうかと思

うと、

実は前の日の土曜日に帰ってきて
て、その日は、

カミラ夫人のところに泊まったと
いうようなことがあって。

>>もうすでに中身を読んでおら
れるかのような。

>>確かに。

そういった中身が発表されるとい
うことですか?

>>そうですね。やっぱり一番の
ターゲットは、カミラ夫人が、

自分の母親を、

ダイアナさんを不幸に陥れたと。
一番心配しているのはチャールズ

皇太子ですね。
>>一つ気になることがあるんで

すけれども、

いつかチャールズ皇太子が国王に
なる日が来る。

そうするとカミラ夫人、

ものすごい暴露される

、もうすでにされてる部分もあり
ますけども、やっぱカミラ夫人に

対する風当りって、かなり強い。

やっぱりチャールズ皇太子に対す
る風当たりも強いじゃないですか。

支持率とか、ものすごい低いです
よね。

次、

大丈夫かなってね、どうでしょう。
>>いや、だめだと思いますよ。

>>だめ?

>>うそ。
>>やっぱり、

ちょっと苦しいと思います。
それで皆さん、

やはりウィリアム王子ですね、ウ
ィリアム王子、

キャサリン妃、

ともにもう40歳、

3人のかわいいお子さんをお持ち
ですね。

そういう方にもう、

譲ったらどうだというような、非
常に高いわけです。

>>でも、おもしろいね。われわ
れ人間って。だって、

自分の国のことだったら、大変だ
から当然なんだけど、他国のこと

だったら、1つ飛ばしても大丈夫。

>>でもこれね、

なのに、どうして古舘さん、

イギリス国民は王室や王族…。
>>だから今の話そのもの。

本当に尊敬してるの?みたいな。
>>どうですか?

>>尊敬してますね。
私がイギリスにいたときに、やっ

ぱちょっと王室はスキャンダルが
多いですね、

これでもいいんですか?

って言ったら、すごくイギリス人
から嫌がられましたね。

大好きなんですよ。
スキャンダルも含めて。

>>含めて?

>>人間くさいとか、

キャラが立ってるとかですね、

なんかスキャンダルが出ますね、
そういうときにやっぱり、

女王が回復するための、

人気をもう一回上げるための努力
がすばらしいんですよ。

ダイアナ妃さんが亡くなったとき
に、

一体ダイアナさんのどこがそんな
に国民に人気があったのかと、

女王は考えました。

まずパブに行ったんですね。
これは庶民が集まる所だから、

パブに行ったらいいんじゃないか
と思って、パブに行った。

ビールは飲みましたけれども、

旦那さんのフィリップ殿下のため
にビールを持って帰って、お土産

に持って帰ったということがあっ
たんですけれども、なんとそれは、

エリザベス女王が初めてパブに行
かれたときだったんですね。

>>ローマの休日だ。
>>確かにそうですね。

>>一方では、

ミスター・ビーンの映画を見てた
って、

小柄なエリザベス女王の偽者がぶ
ん投げられたりすることが、こん

なことが許されちゃうのって、日
本の感覚ではちょっと思ったり。

>>そうですね、そっくりさんも
どたばたの演劇をテレビでやって

ますし、お土産物もたくさん置い
てあって、

エリザベス女王がパンツのところ
の絵になってたりとか。

>>日本とはやっぱりだいぶ考え
方が違うんだろうと思うんですが、

倉田さん、

日本が見習うべきこと。
>>そうですね、だいぶ違うんで

すけれども、

もしその英国王室的な何かを、

日本も取り入れたほうがいいんじ
ゃないかなということがあるとす

るならば、どういうことがありま
すか?

>>1つはですね、やはり女性の
天皇といいますか、女性の君主を

やはり今は取り入れるといいます
か、確立させるような時代ではな

いかっていうふうに思いますね、
ヨーロッパの王室を見ると。

日本は男女平等の社会であるとい
うことを示すためにも、

その象徴になるためにも、

ここでいろいろご意見はあるでし
ょうけれども、

それはよく分かりますけれども、

女性を入れると。

イギリスでもエリザベス女王が決
まったときに、

か弱い女性に妻をやって、

母をやってですね、それで君主な
んて、

もうそんな大変なことはとてもさ
せられない、

か弱い女性にさせられないという、

ジェントルマンからの反対の意見
がありました。

でもエリザベス女王は70年間、

大きな病気もせず、

…人の子ども、8人の孫、12人
のひ孫ですね、

立派にやってらっしゃるではない
ですかというような意見で、

>>1つはですね、

さっきもご意見が出てましたけれ
ども、

SNSにイギリスの女王はもう1
100万人ですか、

インスタのフォロワーですね。

とにかく人の目に触れる、

国民の目に触れる、

何をしているか分かってもらう。

私たちはここにいますよと、

いつも国民のことを考えています
よというような発信の意味ですね、

インスタグラム、どんどん出すと
いうことですね。

>>ありがとうございます。ここ
までイギリス王室について伺いま

した。
多賀幹子さんでした。

お忙しい中、ありがとうございま
した。

>>ありがとうございました。
>>失礼しました。

>>さあ、竹田さん、

今の日本とイギリスの違いについ
てはどうですか。

>>女性天皇云々に関して、私は
論外だと思ってます。

だってもう、背景が全然違うんで。
あと、ツイッターうんぬんの話は、

まあまあ、そういう方向性はあり
だと思います。

ただね、天皇陛下が、

宮殿なうとかですね、

そんなふうになっちゃいけないと
思うので、やっぱイギリスのSN

S戦略って、ものすごいちゃんと
していて、

PR専門のマーケティングのプロ
が入り込んでやってるわけですよ、

何人も入ってね。
だから、もうこれ、

宮内庁じゃ無理ですよ。
宮内庁は、省庁としてのね、

発表してるだけですから。
>>一個提案です。

竹田さんがやればいいんじゃない
ですか?

>>うーん、まあ、私は比較的そ
っちはね、

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