SWITCHインタビュー 達人達「内田也哉子×吉田克幸(Ep1)」[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

SWITCHインタビュー 達人達「内田也哉子×吉田克幸(Ep1)」[字]

今回は番組特別編!文筆家・内田也哉子と日本のファッション界レジェンド・吉田克幸の対談を2週にわたってお届けする。前編は吉田のモノづくりにかける思いに内田が迫る。

番組内容
生前国民的カップルと言われた、女優樹木希林とロックンローラー内田裕也のひとり娘、也哉子。型破りな両親のもと孤独を抱えて生きてきた彼女を幼いころから実の父親のように見守ってきたのが吉田だった。「ポーター」で知られるカバンブランドの家に生まれ、独立後は「刺し子」のような日本の伝統文化を復元し継承するモノづくりを実践してきた吉田。良いものを見抜く力はどう培われるのか。活力の源は?銀座の店舗で語り合う。
出演者
【出演】文筆家…内田也哉子,衣類カバンメーカー会長…吉田克幸(吉は「土」に「口」),【語り】六角精児,平岩紙

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化

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  19. 母親
  20. 本木雅弘

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

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♬~

結婚のいいところって
何でしょうね?

ノーコメント。

生前
国民的ビッグ夫婦といわれた2人。

生涯 別居を続ける
型破りな両親のもとに生まれた一人娘。

自身も 19歳で 俳優の本木雅弘と結婚。

3人の子どもを産み育ててきた。

特殊な家庭環境で暮らしてきた経験から

家族についての書籍を数多く発表。

中でも 去年 出版された
脳科学者との対談では

両親との関係に
悩んださまを

率直に明かし
話題となった。

今日ね 同級生の結婚式。
行きた~い。

母親と同じ女優の仕事も始めている内田。

その才能は周囲からも期待され…。

なんと 父 裕也とも共演。

あの… 元気にやってます。

父さんは いかがですか? お加減。

相変わらずだよ。

そんな内田が会いたいと願ったのは…。

ファッション界のレジェンド…

吉田といえば 日本で定番の

こちらのカバンブランド。

吉田カバンの御曹子であり

デザイナーとして
長年にわたり

数々の名品を
世に送り出してきた。

15年前 還暦を迎えたころに独立。

息子とともに

衣類や雑貨などを扱う
新たなブランドを立ち上げた。

看板は 日本の伝統的な文化を取り入れた
アイテム。

例えば 剣道着から着想を得た こちら。

道着と同じ織り方で 丈夫さを残しつつ

最高級の綿を使うことで

極上の肌触りを実現。

伝統の中にある機能性や遊び心に
こだわり

長く使えるものを追求している。

74歳の今も 現役で走り続ける吉田。

なぜ 彼と 内田は話をしたいのか?

実は 吉田の息子 玲雄と内田は

5歳からの幼なじみ。

実の父親のような吉田の生き方に

興味があったという。

友達のお父さんってことだけじゃなく。

…っていうことに
とても純粋に興味があって。

緊張した面持ちの内田。

吉田に会うのは およそ8年ぶりだ。

おお~…!

ああ 久しぶり!
ああ… ああ~!

久しぶりです。
元気か?

エアハグ エアハグ。

今日は ありがとうございます。
こちらこそ。

ハハハハ…!

最高ですよ それ。
これは 本木さんが…

内田の夫 本木雅弘が

映画界の賞をとったとき 授賞式で着た服。

吉田が特別に仕立てたものだ。

ここに「LOVE」。 「LOVE」で…。

貸してくれたんですか?
そう! フフフフ…!

靴のサイズも。 だから いつも洋服兼用で。
仲いいですね。

今回は…

今夜は ファッション界のレジェンド
吉田克幸が

後世に残すモノづくりの信念を
内田に語る。

やっぱり 損得で考えちゃ駄目。

次回は 内田が心に秘める孤独と

家族との苦悩の日々を吉田に告白。

ちょっとしたトラウマみたいなものを
抱えて生きてきたんだけど…。

果たして
内田に どんな変化が起きるのか?

♬~

うわ~ すごい!

ブルーの世界だ。
どうぞ どうぞ。

お邪魔しま~す。

うわ~ すてき。 いい写真。

内田が やって来たのは
銀座にある吉田の店。

今日は よろしくお願いします。
こちらこそ よろしく。

克さんっていう…

そういう… 私は…

「也哉子な…」

…って口癖のように
言ってくれてたんだけども。

あっ そうなの? どうして…?

何か 年寄りよりも若い人がいい…。
年寄りが嫌なの? ハハハ…!

何で…?

いいね。
あっ そうですか…!

含めて。
そのエナジーというか…。
うん。

ちょっと銀座を離れ
下町情緒あふれる東京 浅草。

ここに ブランドのアトリエがある。

全国にある工場の中でも

吉田のモノづくりを支える
いわば心臓部だ。

ここでは 職人たちが
修理や仕立て直しを行っている。

お客様が お使いいただいたカバンで…

職人は 30代が中心。

親子ほど年の離れた吉田の
生きざまや人柄にほれて

集まってきた。

やっぱり…

…とか そういう
アイデアをみたいなことを

言葉として言われることが
多い気がします。

吉田のモノづくりの原点は
その生い立ちにある。

1947年 東京で

5人きょうだいの末っ子として
生を受けた。

父は 日本を代表するカバンブランド
「PORTER」を生み出した…

23歳のとき カバン作りの修業のため
海外へ留学。

吉田が過ごした
70年代のロンドンは

ロックカルチャーが
さく裂していた時代。

ここで 吉田の感性がはじけた。

それは もう…
面白かったね。 うん 面白かった。

それは 面白いっていうのは 例えば

ファッションもそうだし
音楽とか 映画もそうだし

そういう…

ああ…! じゃあ…

だから…

もちろん そういう…

普通の暮らしをしてる人たちの中に
溶け込んでいく

その遊びの部分っていうのは
すごく感じます 今でも。

例えば…

着るものとか そういうのって

当時…

だけど… ほら 俗に言う…

そこで ものすごい学んだね。
う~ん…!

一番の影響を受けたね。

そのとおり! そのとおり そのとおり。

それこそ 買って 着て…。
そのとおり!

そして 学んでいく 知っていく…。

好きなやつらがね。 で…

そういうことが ものすごい 今…。

今に つながってますよね。
たぶん 死ぬまで そのあれで いくね。

4年の留学を経て 帰国後は

家業であるカバンの世界に
足を踏み入れる。

しかし 吉田がデザインしたカバンは
斬新すぎるがゆえ

世間からは受け入れられなかった。

そんな吉田を理解してくれたのは

留学時代に出来た 海外の友達だった。

1981年に 日本人として初めて

ニューヨーク・デザイナーズ・コレクティブという
世界的著名デザイナー集団の

メンバーに選出される。

その後 日本でも注目され始め

90年代には 吉田がデザインしたカバンが
国内で爆発的に流行。

その一つが こちらのシリーズ。

アメリカ空軍のフライトジャケットを
モチーフに開発したものだ。

軽いうえ 荷物を衝撃から
守れる機能性で

大人気となった。

ギンギンのころだね。

いやいや… いやいや。

ないの? ええ~!

「気に入ってくれたんだ…」
ぐらいの気持ち?

アメリカとか いろんな
世界のモノづくりの人たちが?

そうなんだ…!
よく アンティークショップ行ったりさ

楽しかったよ。
そういう交流もあったんだ。

作り手同士で
そうそう…!
交流が…。

はあ~…!

2007年 吉田は独立。

総合アパレルブランドを立ち上げた。

還暦を目前にした吉田と息子の玲雄との
二人三脚。

カバンのほか 孫の代まで愛される衣服を
追求している。

ブランドの看板となっているのは

日本古来の文化を取り入れた こちら。

藍色の生地と白い糸による
ステッチ柄が特徴の…

刺し子は 日本の伝統的な手芸の一つ。

厳しい寒さに見舞われる東北地方で
生まれた。

布に 木綿の糸で
装飾的に補修を施し

強度や保温性を高める。

一針一針
刺し縫いすることで生まれる模様は

今や アートとしても
世界中から高く評価されている。

当時 貴重だった布を長く使うために
繰り返し 補修していく。

人々の生活に根づいた刺し子に
吉田は心を奪われた。

5年に及ぶ試行錯誤を重ね

刺し子の風合いを表現。

ひと目見て分かる模様と
柔らかいオリジナルの生地を完成させ

見事 刺し子と洋服を融合させた。

改めて この
「PORTER CLASSIC」として…

やっぱし…

すごいもん あるなあとか。
それから 僕 ず~っとね

そういう…

へえ~ 日本全国 回って?
うん そうそう。

へえ~…!

これは古くて駄目になっちゃうもの
みたいなね…

そういうのが すごく…。

そういうものを見て

それが いいとか悪いとかいうことは
みんな やるんだけど

それを もう一回…

うん。
で こういう…

へえ~…!

俺 これ 人生の…

ずっと…

どこに
ちゃんと残すべきものがあって…

…っていうのを
それ 誰もができることじゃないし。

きっとね…。
感じられないというか。

それしかないよね。
やっぱり 呼んでる…

聞こえるんですね 克さん。
聞こえるね。

現在 吉田が取りかかっている
新たなプロジェクトがある。

吉田のもとに集まってきた

江戸から明治にかけて
繰り返し使われていた生地。

これを再利用し
ジャケットへと生まれ変わらせる。

このプロジェクトの責任者を

吉田は 入社12年目の職人に任せている。

技術を継承するためだ。

齢74。

次の世代に引き継ぐ魂が 吉田を
さらなるステージへと かきたてる。

本当に 一人が こうやって
こつこつやってるんだよ。

その子に…

今 こういうのって
チャンスできない 高いから。

もう恐れ多くてね 触るのも…。
だけど やっぱり チャンスあげたいね。

そうじゃないと また そこに
再生の息吹が

また 生まれないというかね。

やっぱり…

時間かかる子もいるけども

そういう点で 頑張れるようになると
やっぱし…

ああ そう…!

もう めちゃくちゃ褒める。

それは
甘やかすっていう意味じゃなくて…。

だって…

叱ってる。

うん…!

だから やっぱり…

計算はしてないね。
ねえ! だから

いつも 克さんは…

そうそう。
面白がってるっていうのを

子どもでも感じてましたもん。

…って思える。

克さんの たたずまいなり
エネルギーを感じて

「ああ なんて…」

…っていうのを思えたから。

いやいや 本当です。

ここで 対談の舞台をスイッチ。

翌日 吉田は 内田に招かれ

目黒の住宅街に やって来た。

ああ~ こんにちは!

今日は ありがとう…。
かっこいいの着てるね! すばらしいね!

これ 母の古着で…。
ワ~オ!

それで 帯は
刺し子の名手みたいな方の…

秋田の方ので古着です。

それで…。
すごい すごい すごい!

どうぞ お入りください。

お邪魔します。
は~い。 こちらなんですけど。

アンティークショップに
今 ここは されていて。

ここは 内田の母 樹木希林が
かつて所有していた一軒家。

古いものを愛する希林らしさが残る。

よく こんなの探したなあ。

すげえなあ…。

やっぱり…

好きだね こういうの。
ねえ。

これは 今日は 克さんでなければ
着てこれなかったので

ありがとうございます。
すばらしいですね。

克さんが 今 ライフワークにされてる…。
すごいね。 でも…

そうなんですか?
教えていただけますか?

そして 後ろも…。

これもすごいんだ。

周りが これもすごいね。

これ見てると ものすごい数なのよ
刺す数がね。

気の遠くなるような作業だよ。

目利きの吉田に ひと目見てほしいと

内田が あるものを持ってきた。

白洲正子さんの持ってた

刺し子の半纏を 母が譲り受けて。

ちょうど 映画を… 母が もう
本当に 亡くなる直前に撮ってて…。

これ着てただろ?
はい…! そうなんですよ。

…っていうのが
何か 役に合うだろうっていうんで。

これはすごいね!
見てみてください。

すごいよね。

いろいろ見たけど これ
ぶっちぎりで…

すごい高度な
大変な刺し子。

裏もすごい。 ほら。 全部…。

触り心地って意味ですよね。
そうそう 触り心地。

ねえ…。

ハハハハ…!

手 たたいちゃった…。 本当 本当。

お母さん このすごさ知ってたから
ぱっと分かったんだろうね。

そういう いろんな知識として

克さんのように
いろんな背景を知らなくても

やっぱり 人の心のこもった
手仕事のものを見ると

有無を言わさず分かりますよね。

だから… だから 克さんは やっぱり…

お母さんも そういうの
あったんじゃない? すごく。

そうかな…?

女優の 母 樹木希林

ロックンローラーの
父 内田裕也の間に生まれた

内田也哉子。

両親は 結婚後 すぐに別居し

父が家にいることは ほとんどなかった。

型破りな両親を追うマスコミの目を
避けるため 内田は 2歳から

インターナショナルスクールに
通うこととなった。

それこそ…

やっぱり…

母親は 英語の学校で

コミュニケーションが
取れないからもあるんでしょうけど。

全部 それこそ…

ああ~!
自由に。
立派なもんだよね。

そうすると…

だから…

危ないな もう 落ちる一歩手前だな
ってところまでは

それこそ…

…っていうような
教育法っていうか 今 思えばね。

だから…

すごいね。

内田は 16歳でスイスに留学。

高校を卒業して僅か1年後

元トップアイドルであり人気俳優の
本木雅弘と結婚。

世間の注目を浴びる。

まあ 私が それこそ ある意味…

え~っとね… いや えっと…。

正直に言えよ。
ハハハ…!

あのね いや 何か

いや だって…

わりと早めの段階で…

何だか 恋愛する前に…。

「熱かった」…? だって 一応

私も母親で 3人 子どもいるから

そんなね…

かわいいじゃん のろけるのって。
そう… そう そう そう…。

それが秘けつだ! 逆にね。

亭主元気で留守がいいって
言いましたもんね。

今日の対談は ここまで。

内田夫妻の知られざる
ラブラブエピソードは

次回の「SWITCHインタビュー」で。

そして
特殊な家庭に生まれ育った内田の

孤独と家族との苦悩の日々も

赤裸々に語り尽くす。

(博士)<これは 私が 喫茶 チョビヒゲを

初めて訪れた日の
出来事である>

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