出典:EPGの番組情報
徹子の部屋 柴田理恵[解][字]
~故郷のタンスに眠っていた祖父母の着物が…~柴田理恵さんが今日のゲストです。
◇ゲスト
柴田理恵さんがゲスト。
◇番組内容
数年前より“リメイク着物”にはまっている柴田さんは、実家のタンスに眠っていた着物を再利用し、ステキな着物に仕上げ楽しんでいる。色を染め変えたりして蘇った着物。数枚紹介する中で黒柳さんが特に気に入ったのは祖父母の着物を1枚に仕立て、振袖の袖部分で作った帯のコーディネート。綺麗に着付けた柴田さんの姿を終始絶賛!また、おうち時間が多くなり思い切って保護犬を引き取った柴田さん。暴れん坊な愛犬への愛を語る。
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)
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- 着物
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- 校歌
- 全部
- 大事
- 男物
- お家
- お着物
- ハハハハ
- リモート
- 花嫁衣装
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
すてきな和服でお越しの
柴田理恵さん どうも。
よろしくお願いします。
今日 お召しのお着物には
ある秘密が
隠されてるそうですけど
そのお話は
後ほど 伺わせて頂きます。
92歳のお母様は現在 富山で
お元気で お一人暮らしですって?
はい。 そうです。 この正月から。
去年の4月ぐらいに
一度… まあ ちょっと
1人で
暮らしてたんですけれども
体調崩して 入院して。
で また
家で一人暮らし始めたら
今度は転んで
また入院してっていう感じで。
去年 1年間 ほぼ施設の方に
いたんですけれど
今はね 要介護2になりました。
あっ そうなの。
で 去年 1年 ずっと
施設の方に なんとなく
いたりしたんですけれど
やっぱり 一人暮らししたい
っていう事で
この1月から また 一人暮らしを
なんとか始めてます。
92歳で。
92歳で。
すごい。 今のお母様のご様子は
どうなんですか?
なんかね 最初は やっぱり…
ちょっと しばらく ほら
一人暮らしできてなかったんで
不安がってたんですけども。
一から 一つずつ
ちゃんと わかるところからって
自分で こう
一個ずつ やっていったら
だんだん思い出してきたみたいで。
すごい。
なんとか やってます。
あっ そうなの。
はい。
で お一人暮らしだけど
ヘルパーさんとか
ご近所のお助けが
随分あるんですって?
あります。 やっぱり… ご近所に
同級生がいらっしゃって。
あっ そうなの。
その方が
遊びに来てくださったりとか…
やっぱり
近所の人たちの力 強いですよね。
あとは もう ケアマネさんとか
ヘルパーさんとかが
もう 週に… ヘルパーさんは
3回 来てくださるので。
あっ そんななの。 ふーん。
それで
今は3回
デイサービスに行ってて。
だから 大体 ほぼほぼ
どなたかには会うようなふうに
なってるので
ちょっと安心かなと。
お正月には
帰省なすったんですか?
はい。 行きまして
一緒に布団で寝て。
で もう 来たら 「どうする?
酒飲む?」って言ったら
「飲む」って言って もう…。
すごいね。
ビールだけじゃ
駄目なんですよ。
ビールでいいかなと
思ったんですよ。
「ビールよりも やっぱり
日本酒だろ」って言い出して
ちゃんと お燗つけたやつを
結構飲んでましたよ。
で あなたも飲んだの?
私も飲みました。 ハハハ。
でも 92歳のお母様には
目標があるんですって?
はい。 まあ 一応 なんでも
人間 目標 持たないと
いけないじゃないですか。
この間までは お正月に
私と一緒に酒を飲むっていうのが
目標だったんですけれども。
あっ そう。
次はですね
4月の開校式に出るって。
これ 何かっていいますと
私の卒業した中学校が
隣の杉原中学校っていうのと
合併しまして
新しい八尾中学校っていうのが
できるんですよ。
で そこの開校式に出たいと。
新しく… 中学校になったら
校歌ってもの…
歌が必要じゃないですか。
最初ね 富山市の人が
こういうふうに
新しい中学校になるから
校歌が必要だから
誰か知らないか? 探してくれ
っていうふうに
頼みに来られたんです。
「あっ わかりました」って言って。
でも そんな ミュージシャンの
知り合いなんていないし
どうしようかなと思ったら
南こうせつさん…。
あっ こうせつさんだったら
知ってるわと思って
電話したんです。
「こうせつさん 校歌って
書いてもらえますものですかね?」
って言ったら
「ああー 理恵さんのためなら
いいよ」って言ってくださって。
南こうせつさんが
校歌 書いてくださる事に
なったんですよ。
作曲。
作曲を。 で その時に 私
「作詞もしてください」って
言ったら
「いや 僕は作詞はしないんですよ」
って言われて。
ええー どうしよう? と
思ったら…
そしたらね 「作詞っていうのはね
どんな立派な作詞家の先生よりも
その土地を知ってる人が
その中学校を知ってる人が
いいんだよ」って言われて
「はあー」って言ったら
「理恵さん 書いたら?」って
言われて。
ええー! と思ったんですけど
一生懸命 書きました。
で 作曲してくださったの?
作曲してくださって。
出来上がったそうで それを
ちょっと聴いてみます それ。
聴けるんですって。
あっ そうなんですか?
♬~
ああー。
八尾中学校。
はい。 八尾中学校です。
♬~
あら 可愛い。
本当に覚えやすいメロディーでね。
いいですよね。
いいでしょう?
だから うちのお母さんは
この校歌を初めて聴くために
開校式に出たいっていうのを今…。
あっ なるほど なるほど。
これで 目標が一個できたんで。
それ よかったですよね。
まあ 4月までは
頑張るんじゃないですか。
ハハハハ…。
その帰省時の時…
まあ 帰るっていう。
その お母様のリクエスト
他にもあったんですって?
なんか 犬の事で。
はい。
2019年の6月に 前に飼ってた
晴太郎っていう犬が
亡くなりまして。
で そのあと なんか ちょっと
がっくりきてたんですけれども。
コロナになって 仕事もないし
ずっと家にいるはめになりまして。
こりゃあ
こんなに家にいる間だったら
子犬の世話
できるんじゃないかと思って。
それで
保護犬のボランティアさんに
お電話しまして。 で その時は
リモートだったんですけど。
リモートで…。
すごい。 リモートで?
リモートで ワンちゃんを…
この子がいいみたいにして。
そのボランティアさんのところに
行って
もらってきたんですね。
その犬が
晴の輔っていうんですけど。
「晴の輔に会いたい」
って言って
うちのお母さんが。
これで… 今年かな。
今年のお正月。
うちの晴の輔と
うちのお母さんですね
これ
大喜びで。
初めは
お玄関 入るのも
嫌がったんだけども…。
そうなんですよ。
もう どうなるのか…。
抱っこしても嫌な顔してるし
家へ入るのも もう
なんで こんな所って感じで…。
本当? その晴の輔が
あなたのお家へ入る時の
なんか VTRを
ちょっと見て頂いていいですか?
そう。 これです。
初めて来た夜ですね。 晴の輔。
あそこで待ってるのが
私なんですけど…。
もう 嫌で。 玄関が もう 嫌で…。
可愛い。
玄関から もう…。
もう 全然入りたがらない。
♬~
あら 可愛いね。
可愛いでしょう?
もう 抱っこできるのは
この時ぐらいだったんですよ。
今 もう駄目? フフフフ…。
32キロだもん。
親父みたいな体になっちゃって
本当に。 全然…。 ハハハハ…。
その時は一緒に寝たんですって?
はい。 まあ あんな感じで
それで サークルの中にも
あんまり入らないし
すごい寂しがってる
感じだったから
これ どうしようかなと
思って。
で なんかね
ボランティアさんのところで
大型犬と一緒に
寝てたんですって。
そうすれば 安心するかも
しれないからと思って
あの子を
普通の布団の上に持ってきて
私が その横に布団 敷いて
で 「ほら 入れ」って言って
私のここで
抱っこして寝たんです。
そしたら やっぱり
案の定 寂しいから入ってきて…。
ええー 可愛い。
それで こう
一晩 ずっと こうやって寝てたら
それで慣れてくれました。
あっ そうなの。
やっぱり 早いですね。
どんな なんか… 色々やるよりも
抱っこするのが一番ですよ。
そうなのね。
ねえ。 やっぱり 心臓の音とか…。
今は もう あれなの?
抱いて寝ないの?
抱いては寝てないですけど
勝手に布団に入ってきます。
あっ そう。 それ 可愛いわね。
でも… だから
普通のベッドを離して
うち
一緒に寝てたんですけど
これをくっつけて
真ん中に
晴の輔が寝るようにして
今 寝てるんですよ。
でも 可愛いわね。
なんか 耳 ウサギみたい。
でっかいんですよ
でも これ。
それで まあ
おもちゃは瞬殺ですよ。
もう… これ 一応 寅年で
トラのおもちゃなんですけど。
もう 瞬間的に
鼻 ちぎっちゃったもんね。
もう ないのね 鼻が。
あっという間です。
へえー。 すごい。
家具もボロボロに
なったんですって? なんでも。
そうなんですよ。
前の晴太郎っていうのが
本当に おとなしい子でね
いたずら なんにもしなかったのに
こいつは もう 全てのものが…。
で 最初は守るために布を巻いて
ガムテを巻いて…。
フフフ。 これ テーブルの脚ね。
そうです。
…だったけど もう かむんで
これじゃ もう駄目だってなって
次は段ボールを巻いたり
こう やって…。
でも これも
段ボールをかじるんですよ。
そのあと 一回 お留守番させたら
えっとね
まず うちの玄関の傘立てを割り
で じゅうたんをボロボロにし
そのあと 柱… 大事な柱を
ガリガリ ガリガリガリって
全部かんで。
家 帰ってみたらね
強盗が来たのかと思うぐらいに
うわー! なんじゃ? こりゃ
って感じになって。
すごいわね。
まいったですよ。
どういうの?
やっぱり かみたいの?
いや だから もう
家は じゅうたんも
敷いてないし…。
今 これです。
あら。 でも
耳長くて可愛いね。
でっかくて
可愛いんですけどね
やんちゃ坊主なんですよ。
でも
随分大きくなったわね。
可愛い。 でも 愛犬を失って
ちょっと太り気味だったご主人は
今は この犬の散歩で
随分スリムにおなりに
なったんですって?
はい。
もう 本当に なんか
健康診断の数値も
全部よくなって。
あら 本当に?
はい。 コロナの中でも…。
お宅は日当たりが悪くて
植物が育たない死の庭というのが
あったそうですけど…。
そうなんですよ。
今 ハーブが茂る
すごい庭に変貌したんですって?
そうです。
前はね 本当 死の庭って…。
うちの後輩が来て
「なんにもないですね 柴田さん家。
死の庭だな」って言われてた
なんにもない庭が
ちゃんと こう…。
随分 生えましたね。
はい。 色々植えて 頑張って。
色々 園芸家の人に教えてもらって
ハーブも いっぱい植えて
今 もう ボーボーですよ。
随分いっぱい育ってますね…。
大葉とか バジルとか
ミントとか…。
じゃあ ちょっと お料理の時に
ちぎってきて
ちゃっちゃと使えるでしょ?
ちょっとどころじゃ足りないんで。
もう 本当 ボーボーになるので
もう ガバガバ摘んで こう…
ジェノベーゼソース
みたいなのにしたり…。
これ ハーブバターですね。
パセリも何も全部 あれして
ガーッて…。
ええー。 ハーブバター。
で もう
自分じゃ食べきれないので
色んな人に配ったりとか。
あっ そうなの。 すごいわね。
そうすると
皆さん 喜んでくださるんでね。
あっ そう。
随分 でも できるものですよね
お家でね。
なんとかなるもんでしょ?
うん。 楽しいです。
ねえ。
で 高いハーブを
思い切り使えるから
とてもいいんですって?
そうなんです。
だって やっぱり
高いじゃないですか。
ちょっとしか使わないのに
高いから
もう うちは使い放題ですよ。
だから なんなら
持っていってって言って
持っていってもらってるもん。
そんなに?
はい。
さて 今日は
すてきなお着物なんですけど
お着物へのお目覚めは
いつ頃から?
えっと 2000年ぐらいです。
20年ぐらい前ですかね。
私ね なんか 外国の方たちが…
例えば 韓国の方とかが
こう いらっしゃると
パッと こう チマチョゴリ
パパパッて着られて…
民族衣装として奇麗でしょ。
それから インドの人も
サリー パーッと着たり
アフリカの方とかが
すごい奇麗な布で…。
いいなって。
日本だって着物があって
それで それは民族衣装として
本当に奇麗なものなのに
なかなかハードルが高くて
着られないじゃないですか
自分じゃ。
とにかく
自分じゃ着れなかったんですよ。
で やっぱり これは
着た方がいいんじゃないか
と思って 練習し始めて。
お着物あったの? お家に。
いや 自分は持ってなくて
で 買うとなると高いので。
だから… そしたら よく考えたら
うちの実家に行きゃ
なんとかなるわと思って。
で うちのお母さんの実家が
昔から続いている旅館だったし
おばちゃんたちが いっぱいいて
歌の先生もいたりして
昔からの着物
いっぱいあったんですよ。
あらら。
それを出してくりゃいいや
と思って
最初は おばちゃんとかに
「ねえ。 なんか
いらないものない?」
って言ったら 「ああ じゃあ
これ あげる」とかって言って
昔の大島とか
昔のやつを出してきてくれて。
それを着て練習してたんですね。
でも なんか もっとないのかなと
思ったら…
開かずのタンスってあるんですよ。
みんなが もう
触るのも嫌だっていう
開かずのタンスみたいなのが
あって。
「それ 触っていい?」って言ったら
「いいよ」って言われて。
で こういうの どうなのかな?
って出てきたら
おばちゃんの花嫁衣装だとか
なんか 白無垢のこんなのだとか。
あら すごい。
丸帯だとか。 で なんか こう…。
これも それで出てきた着物で。
ええー。 それは?
これはね なんか…
こりゃ きっと
おばばの着物だろうな…。
おばばって
私の母のお母さんですね。
うん。 おばあ様ね。
おばあちゃん。
おばばの着物だろうなと思って
これ 2つ持ってきたんですよ。
そしたら 着物の こう
色々やってくださる方に聞いたら
いや これは…
1つは男物を女物に仕立ててる
って言われて。
あっ そう。
じゃあ おばばが着てた着物が
1つは男物だったっていう事は…
おばばの旦那さんっていう人は
早く亡くなってるんですよね。
あっ そうなの。
昔は ほら
旦那さんが早く亡くなると
旦那さんの着物を
自分に仕立て直して
着たりしたもんでしょ。
だから きっと それだと思って。
そうですね。 左と右と
ちょっと色が違いますもんね。
そうなんです。
こっちは ちょっと緑がかってて
こっちが だから
男物だったらしいんですよ 男物。
で こっちは
おばばの着物だったらしい…。
あっ そう。 いいわね。
で これを…
だから どっちみち小さいので
2つを1つにして…。
いいわね。
そしたら おばばとおじじが
今 ここで また再会して
一緒になってるという。
いいじゃない。
それで おみ帯は
どうなってるんですか?
帯はですね これは
おばちゃんの花嫁衣装の
振り袖だった…
袖の方を使って作った帯です。
袖で作れるものですかね? 帯は。
はい そうです。
へえー ちょっと
後ろ 見せて頂いていい?
こっち… これですね。
あっ 奇麗。 ああー 奇麗。
すごくすてき。
これが袖の部分で作って…。
ええー。 奇麗ね すごく。
で 本体の方は
シミも付いてたんですけど
いい所を探して。
本体の方は1個
訪問着みたいになったんです。
してる帯も
そのタンスから出てきた
丸帯なんですけど。
だから 色々リメイクするとね
色々できるんだっていう事が
わかりまして。
あら 随分すてきじゃない
これも また。
これはですね うちの母の着物が
ピンク色だったんです。
ピンクの色は
私 あまり好きじゃないから
自分の好きな緑色にしたい
って言って
染めてもらったんですよ。
あっ 染めてもらったの。
染めもできるもんね。
なんか ちょっと かっこいい…。
うん。 すごくいい。
パーティーに着れそうな感じの
着物になりました。
すてきね。 ええー。
こういうふうにやると
いいんだなと思って。
これも そうです。
また すてきなお羽織で。
はい。 この羽織も…
江戸小紋かなんかだったものと
緑の着物があって
両方とも これは踊りの先生に
頂いたものなんですけれど。
やはり ちょっと
寸法がちっちゃかったんで
羽織にしよう
っていう事になりまして。
ああ いいじゃない。
そうすると こうやって
小さくて着れないなとか
こう 古そうに見えるな
っていうものでも
ちゃんと洗い張りすると
すごく奇麗になって
ちゃんと色んなものに
よみがえるんだなと思って。
すごいわね。 なんか 昔は
そんな事 わかんないから
こんなの引っ張り出して
劇団の稽古の時に
使ったりなんか
しちゃったんですって?
いや もう 本番にどんどん…。
私 もったいない事してましたよ。
えっとね 大正時代かなんかの
振り袖を… 振り袖じゃないわ。
花嫁衣装だ やっぱり。
すっごい刺繍してあるやつを
化け猫の衣装だっつって
私 それ 着て
「うわー! やあー!」とかって
化け猫で使った事ありますもん。
本当。
もったいない事したな。
それ どうしちゃったかしらね。
いや 多分
まだ劇団の汚い なんか…
中に入ってます。 なんか それで
今度はゾンビが着てる
ゾンビの花嫁衣装みたいにして
着たりしてます。
もったいないじゃない。
ハハ…。 もったいないけど
しょうがないですよ。
価値を知らないと
そういう事になるんですよね。
そうですね。
でも 本当にね
すてきだと思いますよ。
おみ帯もすてきだし 襟もね 全部。
で 着やすいし 軽いし。
うん。
やっぱり 昔のね
ものを大事にすれば
本当に いいんだなっていう事が
よくわかりました。
ハハ…。 なんか
それ 着て 近くの飲み屋に…。
フフフフ…。
行きたいと思ってる…。
そう。 いや やっぱり その…
やっぱり 着物ってね
何回も何回も練習しても
やっぱり
習うより慣れろじゃないですか。
だから なるべく慣れるために
飲み屋に行きたいなと
思ったりとか…。
いいと思います。
そうやって やってるんですけど。
でも 飲み屋 行くとね
汚れると思うと
ドキドキしちゃって。
まあ そうね。 こぼしたりすると
いけないからね。
だから すごく きちんと
お行儀よく飲めるように…。
あっ そうですよね。
…なりますし。
でも たくさんのお着物の
整理の方法っていうのを
考えたんですって? あなた。
はい。 もう ほら
何がなんだか わからなくなって
何か着たいっていう時に
いちいち開けなきゃ…。
わかんない。 うん。
で それで ファイルを作って
写真を撮って
その写真を2枚…
あれして
こっちの小さいファイルには
着物の説明を書いて
写真を撮っておく。
で 番号を振っておく。
で この写真を同じように
たとう紙に貼って
その着物の本体の方も
同じようにして…
例えば 28番だったら 28番
30番だったら 30番ってして。
そしたら このファイルで
30番っつったら これを…
30番 出せばいいように…。
すごい。 フフフ…。 うん。
だから タンスには
16番から20番と85番が
入ってるっていうふうに…。
あっ そうか。
そうやってやっておけば
絶対 大丈夫でしょ?
いいと思います。
うん。
そういうふうにやると
皆さん いいですよ。
残った端切れっていうのは
また何かに使えます?
はい。 使えます。
私は台本入れにしたり…。
あっ そうか。 そういう事がね。
これはクッションカバーです。
あっ 本当だ。 奇麗。
これね 男物の長襦袢とかを
こう やったりした…。
ええー。
クッションカバー。
ガバッと ただ
クッション入れただけですよ。
これは丸帯だったのを…。
うん。
テーブルセンター…。
ちょっと締めるにはね
やっぱり
糸が弱くなっちゃって。
締めづらいものは
こういうふうに
テーブルセンターにするとか。
奇麗ね。 うん。
壁掛けにもなりますし
色々です。
色々 あなたの家は奇麗…。
これは…
これは なんかね
これは
ピン子さんに頂いた
タンスの上に こう…
帯を掛けて…。
いいじゃない。
ちょっと すてきな感じに
なりますでしょ。
でも そうすると
お家の中が
随分 変わったでしょ?
あっ 変わりました。
すごい なんか ちょっと
オシャレな感じになりましたよ。
ねえ。 本当よね。
ちょっとの事でね。
今 あなた お着物は
自分で着られるの?
はい。 練習して
着るようになりました。
すごい。 帯も?
うん。 そう。
偉い。 それは すごい。
だから 本当 習うより慣れろで。
そうですよね。
練習を たまにしてます。
あっ そう。 じゃあ
近所の飲み屋に行こうと思ったら
ちゃっちゃっちゃって
自分で着られちゃう?
そうです。 やります。
やっぱり そういう練習しないと
絶対着なくなってくるんですよ。
そうですよね。
だから ちょっと 飲み会がある…
ちょっと 最近 コロナで
行ってないですけれど
飲み会 あるよっていう時に
よし じゃあ
この時には着ようとか…。
これ あなた お家で? これは。
これは お正月ですね。 はい。
だから お正月だから
着物を着ようっていって
ちょっと 一緒に
うちの人にも着てもらって。
でも あなた そういう…
奇麗にしてると
ご主人は いいねって言う?
言いません。
ハハハハ…。
全然言いません。
「ああー そう。 えっ?
俺も着るの? ええー」って
ただ着てますし…。
あっ そうか。 旦那さんにも
着せてるのね あなたね。
いや うちの人は
自分で着れるんですよ。
本当?
それが すごいと思って。 はい。
だから あなたのを見ても
そんなに驚かないのか
自分が着られるから。
そうですね。
なんか これのご本が
出るんだって? 今度。
あっ そうなんですよ。
お父さんとか お母さんとかから
こう 着物とか…。
受け継いだ… うん。
受け継いだものは やっぱり
大事にしていく事っていうのは
やっぱり
大事だと思うんですよね。
そうですよね。
もったいない。 着物は
何代でも何代でも着れるように…。
寸法はね… 誰でも着られるしね。
はい。
大事に着て頂きたいという思いで
本を…。
そうなの。
でも 深酒して酔っ払って
着物がグチャグチャになったりは
しない?
それが ちゃんと しないんですよ。
ほら だって
これを洗い張りに出す
っていう事を考えたら もう
気持ちが
ピシッとするんでしょうね。
あっ そう。
めちゃくちゃにならないんですよ。
そういうふうにしちゃいけないと
思うのね。
そうそうそう。 本能ですよね。
全部 脱いでから
グチャグチャになりますね。
ハハハハ…。
フフフフ…。 あっ そう。
じゃあ 着物を着てる時は
グチャグチャにならない?
ならない。 これは いい事です。
そうですか。
でも ご主人とは結婚35年で
ご主人は
明治大学の同級生なんですって?
はい そうです。
あなたも明治大学なんですか?
はい。
で 忙しくても
朝ご飯は一緒に食べるって
決めたんですって?
はい そうです。 朝ご飯だけは…
だから ちゃんと作って
ちゃんと ご飯と みそ汁と
ちゃんと食べよう
っていうふうにやってまして。
そうやって
ずっと続けてますね。
偉い。
やっぱり ご飯を食べるのが
一番 長続きするじゃないですか。
そうですよね。 お話もできるしね。
でも 今日は すてきなお着物で
来てくだすって
本当に ありがとうございました。
あっ ありがとうございます。
うれしいです。
すごいすてき。
うれしいです。
徹子さんに言って頂くと
本当に ちょっと うれしいです。
でも 本当に すてきですよ。
じゃあ また
おばたちの着物を着て
やって参ります。
そうですよね。
本当すてき。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
どうも。
『徹子の部屋』は
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