出典:EPGの番組情報
BACKSTAGE[解][字]【雪国の食を支える!「人情食堂」女性店主に密着】
豪雪地帯で食のライフラインを支える!食堂のパワフルな女性店主に密着。朝はお弁当を届け、昼は食堂を開き、夕はお惣菜を格安提供するなど365日昼夜働く仕事ぶりに注目。
みどころ
◆豪雪地帯で食のライフラインを支える!食堂のパワフルな女性店主に密着 ◆365日休まず、毎朝高齢者へ食事を届ける!その理由とは ◆食堂のメニューは44種類。一番人気は「豚玉丼」そのこだわりは! ◆週に1度は「海外へ行った気分になれる」新メニューを開発! ◆唯一の息抜きは仕事終わりの焼肉と、○○にキュンキュンすること!
主な出演者
【MC】武井壮 【ゲスト】高田秋 【ナレーター】花澤香菜 ほか
番組内容
冬には平均積雪量100cmとなる豪雪地帯、北海道上富良野町。人口約1万人、その3割が65歳以上の高齢者です。この町で、長年地元の人に愛される食堂「第一食堂」を経営し料理の腕をふるうのが、西永理佳さん。
番組内容2
高齢者にとって、雪国の冬は買い物に出るのもままならない。そんな方たちのために、毎朝車で弁当を届ける「配食サービス」を無料で行っています。弁当を届けるついでに、ストーブの上のやかんの水を入れ替えたりと、身の回りの世話までも行う理佳さん。昼には食堂を開き、厨房に入り1人で調理を担当。
番組内容3
さらに夕方には、働くお母さんのためにお惣菜を格安で提供し、夜は買い出しに加え翌日の仕込みと、365日休まず早朝から夜遅くまで食堂を切り盛りしています。 コロナ禍になる前は、ガイドブックに載っていないにも関わらず海外からの観光客も多く詰めかけた第一食堂。「雪国の食のライフラインを守りたい」と奮闘する、理佳さんの人情味あふれる仕事ぶりに注目です。
キーワード
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公式ページ
▼番組HP https://hicbc.com/tv/backstage/
おことわり
番組内容や出演者、放送時間などは都合により変更となる場合があります。ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
福祉 – 音声解説
テキストマイニング結果
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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
<私達の生活の
BACKSTAGEには>
<いつも懸命に働く人達が>
<今回は 雪が降りしきる北海道で>
<町の人達の食を支える
食堂の店主に密着>
<ここまで愛される
その理由とは?>
<雪が降りしきる中>
また 明日 来ます
ありがとうございます
<お昼どきには>
<さらに 夕方は
お惣菜を格安で提供>
<町の人達の食を
365日サポートしているんです>
年をとっても食べていかないと
いけないから
<雪国の食のライフラインを支える
店主の想いに迫ります>
<道が真っ白な雪で覆われる
北海道>
<食事を持った女性が
降りてきました>
(理佳)
ちょっと にぎやかなんですけど
じゃあ また 明日 来ます
ありがとうございます
<ご家庭を訪問し
食事を配達していたのは…>
<雪国 北海道で食堂を営む店主>
<理佳さんが
働いているのは>
<山の麓にある
北海道 上富良野町>
<北海道の真ん中に位置する>
<人口1万人ほどの町です>
<美しいラベンダー畑が有名な
観光地>
<冬には
平均100センチもの雪が積もる>
<豪雪地帯です>
行ったことあります?
私 北海道出身で もう
二十歳まで北海道いたんで
食堂は行ってましたね
地元の人に根づいた食堂というか
ザンギでしょ?
ザンギ! ラーメンサラダとか
えっ?
ラーメンサラダ
ラーメンサラダ? 何? それ
これ 北海道の居酒屋 行って
ラーメンサラダない店 ないですよ
そうなの?
はい
<ここ 上富良野町で
理佳さんが営んでいるのが>
<第一食堂>
<でも ただの食堂ではありません>
第一で~す
<も行っているんです>
<上富良野町は
人口1万人のうち 3割が65歳以上>
<一人暮らしの高齢者も多く>
<特に冬は
買い物もままならない人もいます>
<そこで 食堂を切り盛りしながら>
<毎日
お弁当を配達しているんです>
<上富良野のライフライン
365日 食を支える!>
<空がまだ薄暗い 朝6時半>
<食堂には…>
<すでに
理佳さんの姿がありました>
<理佳さんの一日は>
<高齢者の自宅へ届ける
お弁当作りから始まります>
うまそう あの煮込み
<お弁当のメニューは>
<食べる人の好みや
栄養バランスなどを考えて>
<それぞれに合わせたものを
作っています>
お年寄りの方に喜ばれるものを
作りたいなみたいな
作ってあげたいんですよね
やっぱり
なので やります!
作ります
<配食のお弁当の値段は
500円前後で>
<配達料も無料>
<困っている人達が
気軽に利用できます>
いや~ そうですね これが一番
いつまでたっても うまいよね
<この日の最高気温は
マイナス9度>
<最低気温は マイナス20度>
<冬の北海道は
配達も ひと苦労です>
大変じゃないですか
大変だね
それ 毎日?
毎日やってるの? これ
すごい
よいしょ…
<お届け先の家に到着しました>
木村さん おはようございま~す
おはようございま~す
よし 置いてくね
(理佳)よかったね
うん
(理佳)喜んでた? でしたらね
そうだね
<お弁当を渡したあと
何やら 水をくんでいる理佳さん>
それだけじゃないの? 何?
重たいんですよね だから
<ただ お弁当を届けるだけでなく>
<自ら 身の回りのお世話も
しているんだとか>
じゃあ また 次
来週の月曜日 う~んと… 10日
10日に来るからね はい
じゃあ また
ありがとうございます
<配食は 週に1回の方から
毎日 届けている方まで>
<さらに 大晦日には 神社へ配達>
<元日は おせち料理の配達と>
<365日 休まず働いているんです>
<一人暮らしの高齢者への配食>
<配達の移動中にも
注意していることがあるそうです>
(理佳)時間を見て
警察とか消防とかに
これ実は
<必ず 時間を確認して
何かあったとき>
<すぐに対応できるように
しているんです>
<次の配食に向かう途中
車を止めた理佳さん>
行きます
(理佳)いつも いつも
長いこと お世話になって
いやいや こちらこそ
お互いにね
(理佳)
いや いいんだよ いいんだよ
(理佳)いえいえ こちらこそ
<長年 住み慣れた場所で>
<ご飯を食べたいという
高齢者の想いに応えているんです>
色んなお仕事を兼ねてるね
遠くに住んでる息子さんとか
娘さん 助かりますよね
ホント そうだね 安心だね
<午前11時 配食が終わったあとは>
<食堂の営業がスタート>
よし 次…
(理佳)はい 完成!
<理佳さんがメインで
厨房を仕切ります>
<配膳などは
お店のスタッフが行っています>
元気
いらっしゃいませ はい どうぞ
<お昼の時間になると 満席状態!>
すご~い やっぱ おいしいんだ
おいしいんだな
(理佳)ほんだしある?
ああ ないから
活気あるね
うん
行きてえ~
行きたい これは行きたい
「思い出したら電話する」って
言っといて
ごめんなさい うどん1つ
取ってもらって いいですか?
<たくさん 注文が入り
慌ただしくなる厨房>
<ほぼ1人で調理しているので
大変なんですが…>
<お店のメニューは
なんと44種類!>
えっ すごいな~
すごい 多い
<1番人気は>
<お米が見えなくなるほどの
豚肉と>
<半熟の目玉焼きをのせた
豚玉丼>
めちゃくちゃのって…
キャー
あ~ 目玉も入って
豚玉 ああ うまそう
<甘めのタレが絡んだ
食べ応えのあるお肉と>
<トロッとした卵の組み合わせが
大好評!>
絶対 うまいって
<出前の注文があれば
自分で届けることもあります>
<さらには こんな人にも…>
(理佳)あっ ああ どうも
ああ どうも
(理佳・斉藤)
あけましておめでとうございます
(理佳)
今年もよろしくお願いします
お昼です
お昼ご飯をお持ちいたしました
待ってました
<上富良野に住む人達の
憩いの場にもなっている>
<第一食堂>
まあ 早く言えば
<常連さんに支えられている一方>
<店内を見てみると…>
<外国のお金が はられています>
<これは 一体?>
コロナの始まる前まで
信じられないですけど
すっごく
それで みんな 何か 記念に
「俺の国も置け」 「私の国も
置いていい?」って言われて
で チップとして頂いて
それで 記念に
ずっと飾ってるんですけど…
<別の場所には
訪れた人の国に印をつけた>
<世界地図がはってあります>
なるほど 来てくれた人のね
国に刺していくんだね
<観光地の富良野市から>
<車で30分かかる上富良野町>
<なぜ
ここに 外国からのお客さんが>
<たくさん訪れるのでしょうか?>
何なんでしょう? 何かね
<理由は分かりませんが>
<観光名所となった
第一食堂>
え~ すごくないですか?
それって
すごい有名な食堂
<世界各国の人が訪れますが>
<中には こんなお客さんも…>
二十何人…
この狭い第一食堂に
20人以上来て
座れなくてさ 2回転して…
そんな食堂ってあります?
すごいですよね
なかなか ないよね
地元の人以外が来るっていう
<ランチタイムを終えた 午後4時>
<お惣菜をテーブルに並べた
理佳さん>
<これは 一体?>
<共働きや
子育てで忙しい人のために>
<1つ100円で
お惣菜を販売しているんです>
<この日は 新年ということで>
<無料の黒豆も>
そう ハハハ…
<朝は配食 お昼は営業>
<夕方には お惣菜販売>
<休む間もなく働く理佳さん>
<さらに 2児の母として>
<仕事と子育てを
両立しているんです>
<夜7時 ようやく営業が
終わったと思いきや…>
<翌日 上富良野町役場で>
<昼食のお弁当を
90個販売するため>
<事前に食材を仕込み
買い出しも行います>
(理佳)ミスは許されないので
また明日も…
だから
ちょっとね
<このあとも お店に戻り
夜遅くまで 1人で食材の準備>
<そして
静まり返った朝5時>
うわ すごいよ
うわ もう電気ついてる
<お店には明かりが…>
1人じゃん
何時から入ってるんだろう?
<すでに 理佳さんが
準備を始めていました>
もう
一斉に 全部の火を使って
うわ~ 揚げ物
あ~ おいしそう
<この日作るお弁当は 3種類>
<お昼までに
終わらせなければなりません>
<店での 昼の営業もあるので>
<並行して その仕込み作業も>
うわ~ おいしそう
栄養もすごいな
これは おいしそう
<もちろん
食材の準備の合間に>
<配食サービスも行い>
<お店に戻ったら
スタッフ総出で>
<そして
出来上がった 3つのお弁当>
<30個ずつ 合計で90個>
<おいしそう!>
<お店は スタッフに任せて>
<理佳さんは
役場でお弁当を販売します>
どっちでもいいよ~
こっちにする
オッケー
海老カレー
海老カレー はい
<お昼休みになると
たくさん人が集まってきました>
<大盛況です!>
<実は 第一食堂は
コロナ禍の外出自粛で>
<お客さんが
減ってしまった時期がありました>
<そんなときに始めたのが>
<評判は上々で>
<現在は 週に1回
役場などで販売を行っています>
(理佳)何かしなきゃ…
思ってた… 思って 今がある
<売り上げが激減する中
お店を守り続けた理佳さん>
<でも なぜ 365日
休まず働き続けるのでしょうか?>
<第一食堂は 昭和33年>
<理佳さんの
おばあさんが始めた食堂です>
<その後 2代目として
お母さんがお店を継ぎます>
<幼少期から
食堂で働く親を>
<理佳さんは見てきました>
<18歳のとき お母さんが入院>
<その間 お店を開けるために
働き始めました>
やっぱ
<その後 お母さんと
二人三脚で お店を切り盛り>
<そして…>
<3年前の37歳のとき>
<3代目として
正式にお店を継ぐことに>
<働き始めて22年>
<高齢化が進む中
ある想いが芽生えました>
孤食が やっぱりね…
っていうのを
おじいちゃん達も
ここのおばあちゃん達も
そうだけど
ここでは
<地元の人達の暮らしが
少しでも豊かになってほしい>
<そう願って
休まず頑張っているんです>
いや ホント そうなんだよな
何でもないものでも
誰かと食べると おいしいもんね
<この日の仕事を終えた
理佳さんは>
<とある場所へ向かいました>
<焼肉屋さんです>
ずっと仕事だとさ
息詰まるから
<仕事終わりに
行きつけの焼肉店で>
<お酒を飲むのが楽しみだという
理佳さん>
<そして 最近>
<増えました>
オン オフができるんだね
これでね
しっかりされてますね
そういうことだね
<…と 何やら真剣な表情で
メモを取り>
<考え事をしている理佳さん>
<何してるんですか?>
第一食堂のメニュー以外にも
色々なものをさ
食べてほしくて
<この1日限定の新メニューも>
<お客さんを思って
始めたことの一つ>
海外旅行とかさ 気軽に
もう 行ける状態じゃなくなって
せめて 何か
何か せめて そんなふうな気分を
味わってほしくて
<過去には
台湾で人気の魯肉飯や>
<タイ料理の
ガパオライスなども出し>
<好評だったそう>
<今回は 何を作るんでしょうか?>
<韓流ドラマにハマっている
理佳さん>
<今回は 代表的な韓国料理>
<早速 スーパーに>
よし これで 忘れ物ない
オッケー
<食材を揃えたら いよいよ…>
やってみようと思います
やるだけね
<まずは 豚肉を炒め>
<ニンニク ネギ 出汁などを入れ>
<スープを作ります>
(理佳)お子さんとかも 何か
やっぱり もちろん 大人でも
(理佳)一回作ってみて
ちょっと やっぱ
辛いのが欲しかったら足す形で
ちょっと まだね 試作段階なんで
ちょっと
<スンドゥブチゲ
試作品ができたようです>
<そのあと>
<そして 迎えた当日>
<1日限定の新メニューで>
<スンドゥブチゲ作りに挑戦した
理佳さん>
<果たして>
(理佳)その方がいいです?
うん
おいしいです ホントに
(理佳)第一食堂はですね
かな
<雪国で 心まで温める料理を>
<今日も待っている人がいます>
彼女の存在っていうのが
ホントに 町を大きく支えてるなと
食堂だけの ホントに
何か 存在では 確実にない
何かが
あそこに生まれているので…
でも ホント 北海道の誇りです
ねえ
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