出典:EPGの番組情報
100分de名著 マルクス“資本論”(2)「なぜ過労死はなくならないのか」[解][字]
無限に進む価値増殖の運動「資本主義」。それがやがて労働者を過労死にまで追いやってしまう仕組みを明らかにし、この暴走にブレーキをかけるためには何が必要かを考える。
詳細情報
番組内容
労働者が受け取る賃金と、それを超えて生み出される商品の価値との差額「剰余価値」。資本の価値増殖運動に巻き込まれた資本家たちは、少しでも多くの剰余価値を得るために労働者の労働時間を常に延ばしていく。労働者も自らこの論理を内面化し、価値増殖運動の歯車になってしまう。第二回は、資本主義がやがて労働者を過労死にまで追いやってしまう仕組みを明らかにし、この暴走にブレーキをかけるためには何が必要かを考える。
出演者
【講師】大阪市立大学准教授…斎藤幸平,【司会】伊集院光,安部みちこ,【朗読】岡山天音,【語り】目黒泉ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 文学・文芸
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
趣味/教育 – 生涯教育・資格
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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
働きすぎが引き起こす悲劇 「過労死」。
誰もが 被害者にも加害者にもなりうる
社会のメカニズムを
マルクスは 「資本論」で描いていました。
「100分de名著」
「資本論」。
労働者を死に追いやる原因を
資本主義の構造に見いだします。
♬~
(テーマ音楽)
♬~
「100分de名著」 司会の安部みちこです。
伊集院 光です。
今月は
マルクスの「資本論」を読んでいます。
経済学の本で難しいと思いましたけど
結構 身近な問題と密接ですよね。
そうですね。 何か 最近こう
ちょっと感じてた疑問みたいなものと
すごくリンクすることもあって
ちょっと興味深く 参加しております。
指南役は 経済思想家の斎藤幸平さんです。
よろしくお願いします。
お願いします。
よろしくお願いします。
今回は どのような話になりますか?
はい 今回のテーマは
ズバリ 「労働」です。
どうして我々は
こんなに働いているのか。
これだけ技術も発達して
我々 豊かになってるのに
過労死のような問題が
なくならないのかということを
マルクスを使いながら 考えていきたいな
というふうに思います。
労働問題も
いろいろ あると思うんですけれど
まずは
どういったことから見ていきますか?
そうですね
まず この労働問題を考えるにあたって
資本主義にあたって どういうふうに
利益が生み出されていくのかということを
考えていかなければなりません。
で その際に 絶対に
まず押さえておかなければいけない
概念というのが
「資本」という概念。
一般にはですね
例えば お金だとか
あるいは
その企業が持っているビルとか
そういうふうなイメージを
お持ちになる方が
多いかと思うんですけれども 実は
マルクスは 全然違うふうに考えていて
「資本とは 価値増殖の運動である」
というふうに言ってるんですね。
運動ですか?
運動として 資本を捉えるというのが
マルクスのユニークさになります。
動いてるものというイメージが
全くないですね 資本に。
何か 全然 ぴんとこないです。
運動… その動き
そのものなんでしょうけど はい。
さあ どういうことなのか
「資本」について 読んでいきましょう。
一体 どういうことなのか。
マルクスは 「G-W-G′」という式で
「資本」を表しました。
「G」は ドイツ語でお金を表す 「Geld」。
「W」は 商品を表す 「Ware」の頭文字です。
例えば パン工場の場合。
元手となるお金が 最初にあります。
そのお金で パンを製造し 売ることで
元手よりも多いお金が手に入ります。
「G-W-G′」と繰り返すことで
どんどん お金が増えてゆく。
この お金儲けの運動が
マルクスの言う 「資本」です。
一方で 資本主義以前の社会では
商品から始まる 「W-G-W」となります。
例えば 靴職人が靴を売って
お金を稼いだとします。
そのお金で パンを買う。
パンは 食べてしまえば
そこで おしまいです。
お金から始まる 「G-W-G′」のように
更に価値が増えていくことはありません。
資本主義社会は モノを使うことよりも
売ることを重視します。
人は 価値増殖し続けるという
システムの歯車になっていくのです。
資本主義の「資本」が 運動だというのは
とても意外な定義なんで
教えて頂けますか?
絶えず姿を 貨幣 商品
貨幣 商品 貨幣って
この運動を通じて ず~っと増え続けて
一貫して ず~っと価値は存在している
しかも 増えながら存在しているような
運動になって 私たちを巻き込んでいく。
そこが特徴なんですよ。
例えば 今 Amazonの 世界で一番
金持ちのCEOである ジェフ・ベゾス。
彼 今 資産が 大体2, 000億ドルある。
2, 000億… ドルですか しかも。
「円」だって すごいのに 「ドル」ですか。
でも彼は それで やめないですよね。
はい。
ああ 俺 もう2, 000億ドル達成したから
ビジネス やめるわって言わないです。
でも 絶対 使えないぐらいの
お金を持っているにもかかわらず
もっともっと多くの資本を
ため込もうとする。
それは もう150年前から もう変わらない
ず~っと こういうことですか?
ず~っと もう ゴールがないので。
資本家だって
もし 資本家であり続けたいのであれば
この無限の価値増殖の過程に つきあって
歯車に巻き込まれて
常に常に
できるだけ コストカットして
できるだけ より多くのお金を もう1回
投資できるようにしないといけない。
だから全然
資本家も 実は楽しくないんですよね。
そこが 一番 不気味なところですよね。
何で 一生 いや 十生 遊んで暮らせる
お金をもって
やめないの?
というのは 割と ず~っと疑問ですけど。
だから 資本主義って
膨張が止まらないんですよ。
もう だから世界中を飲み込んで
それでも もっとマーケットを
こう 拡大していこうと。
誰も もう そんなの
求めてないんじゃないの? って
うすうす 思ってる人もいると
思うんだけれども
それはもう 個人が どう思おうと
やっぱ関係ないんですよね。
資本の力が 人間の意識を離れて
働かし続けるというのが
この資本主義の恐ろしさなわけです。
まあ その資本家が止まらないわけだから
当然 労働者。
いや そうです。 雇われてますからね。
ねえ 雇われてるからね。
止めてもらえないし 止まらないですよね。
働くしかないですよね。
さあ では なぜ資本家は 労働者を
働かせすぎるのかを見ていきましょう。
長時間労働の悲劇が起きる メカニズム。
あるパン工場の例で見てみましょう。
1日1万円で雇われている労働者が
8時間労働で生む価値が
1万6, 000円だとします。
すると 差額の6, 000円は
資本家の利益になります。
労働者の賃金を超えて 生み出される
この差額を
マルクスは 「剰余価値」と呼びました。
資本家が 利益を増やすために
一番 簡単な方法は
同じ給料で 労働者を長時間 働かせて
「剰余価値」を増やすことです。
1日に8時間ではなく 10時間 働かせれば
更に 4, 000円のプラス
12時間なら 8, 000円プラスになります。
いかに長く働かせ 価値を搾取できるか。
利益の追求にとらわれていく 資本家を
マルクスは「吸血鬼」と呼び 批判しました。
渇き続ける喉を潤すため
血を吸い続ける 吸血鬼のように
資本家は 搾取をやめません。
そんな 資本家の犠牲となった
労働者の悲劇を
マルクスは こう記しました。
タレントって 難しいのがね
ちょっと 個人個人でやってるから
資本家であり
労働者である みたいなところは
まあまあ ちょっと あるんですけど
でも何か 自分が
これを やりたくないって言ったら
仕事 とられちゃう感じとか
ねえ あるじゃないですか。
あと 自分も さっきみたいに
同じ日給で より働かせるっていうのは
まあ 相当 ひどいけど
時給計算だったりすると。
そうですよね。
もっと働けば
俺だって 金 もらえるっていう
こっち側の方も
資本家が止まらないのと一緒で
労働者も止まらない みたいなことって
ありますよね。
そうなんですよ。
だから 労働者間で競い始めてしまうと
もう 自分たちの労働条件を
どんどんどんどん 悪化させるような
レースに
巻き込まれることになってしまうと。
だから そういう意味でいうと
アン・ウォークリーのですね
この例というのは
実は 現代にも当てはまるんじゃないか。
特に 日本社会においては
まあ 非常にですね
長時間労働による
さまざまな 過労死の問題であったり
精神疾患などの申請件数などが増えている
という情報があるんです。
そうなんですね。 これ ちょっと
データ ご覧頂きましょう。
労災に関する精神疾患と
脳・心臓疾患の申請 および認定件数の
グラフになるんですが
オレンジ色の精神疾患
申請も認定も増えてるんですよねぇ。
だから 20年間で 精神疾患の
申請件数なんかで見るとですね
10倍ぐらい
増えてるわけですし。
何かね そのグラフで すごく思うのは
すごく 体力的に
それは無理じゃないか みたいな
そのことは クリアされてても
精神的に どうやっても
うまくいかないようなことを
押しつけられてるっていうのが
急上昇してることだと思うんですね。
何か 労働時間の決まりは
いっぱい できるので
「この時間以上 残業は しないでくれ。
この時間で やってくれ。
だけれども 200件やってくれ」っていう。
うんうん その量は減らず。
ほんとに 精神的に
そんなの無理ですっていうことを
多分 我慢してるっていうケースは
僕は すごい増えてると思うんですね。
変わってないですしね。
多分 それで
例えば 調子を崩し始めた時に
「言ったよね? 残業するなって」
っていう。
いや もう メディアの職員なんかでも。
ああ 多いです 多いです 多いです。
やっぱり あの 「いいんだよ 休んで」って
言われますけど
休んでたら 置いていかれるか
他の人が仕事をするか。
クオリティーが落ちることで
自分は 今度 クビになるんじゃないか。
評価も下がる ですし。
そういう恐怖は
ずっと ついて回ってるから。
「働きません」 「休みます」とは
言えないですよね。
ねえ。
今だと もう本当に
正社員になったとしても
そういう やっぱり
パワーバランス的にいうと
労働者の方が
圧倒的に弱くなってしまって
かなり追い込まれるような
事例というのが
いろんな形で出てきているんですけれども
例えば 2008年にはですね
大手の居酒屋チェーンの中で
僅か 新入社員が 2か月 働いたあとに
自死に追い込まれる
というような例もあって。
その間の時間外労働というのが
200時間を超えていたっていう
例であるとか
あるいは 2015年にはですね
大手広告代理店の 1年目の社員の方が
ほんと 1週間に 10時間とかしか
寝ないような労働条件の中で
それ しかも パワハラとかも
受けながらですね 働く中で
精神を病んでしまって 自死をしてしまう
なんていう 痛ましい事件があって。
極端な例じゃないかって
思われるかもしれないけれども
実際に ブラック企業っていう言葉が
社会現象になっていることからも
分かるように
マルクスの時代と変わらない
あるいは 場合によっては
むしろ悪化している なんていうのが
日本の 今 この「資本論」の
この章を読んで
皆さん 多分 感じて頂けるんじゃないかな
というふうに思います。
資本家の方が 雇う側の方が
ここで過労死させちゃうことで
とても損をしてるんだっていう
考え方っていうんですかね。
これは
労働者の命だけの問題じゃなくて
ある意味 雇う側の損失でもあるじゃん
っていうのが 多分 ベストでしょうね。
でも 実は マルクスは
そういう 資本家のマインドセットを
こういうふうに言っていて。
自分が金儲けしたあとに。
自分さえ よければ。
あとは環境も どうなっても かまわない
あとは 労働者 バタバタ死んでも
かまわないというふうに
個々の資本家は
そういうふうに考えちゃうんですよね。
さあ では なぜ労働者は
過酷な労働環境から逃げたり
抵抗したりすることが
できないのでしょうか。
読み進めましょう。
マルクスは
過重労働から 逃げられない理由を
2つの自由があるからだと言いました。
1つ目は かつての奴隷のような
強制的な労働から
解放されているという意味の 自由。
労働者は 自分の労働力を誰に売るか
あくまで自発的に決めることができます。
もう一つは 生産手段からの自由。
ここでの自由は 「無い」という意味です。
生きていくために必要なものを生産する
手だてを持っていないということです。
生きていくためには 労働力を売り
賃金を得なければならないのです。
仕事を失ったら
生きていけないという恐怖。
自分で 自発的に選んだという自負。
職責を全うしなければいけない
という責任感。
労働者を 過酷な労働へ縛りつけるのは
2つの自由だったのです。
うわ~… これは突き刺さる話。
すごく分かりますよね。
で すごく よく分かります。
「好きで選んだんだろ」っていう。
資本主義のもとでだけ やっぱり
これだけ 人間は働くようになる。
でも 何で こんなに働くかっていうと
今日 最初に見たように 資本というのを
どんどんどんどん 増やしていく。
それに 一番 都合がいい
働かせ方というのが
今 この社会では蔓延してしまってる。
しかも 人間を犠牲にするような形で。
でね これ どうすればいいんですか?
いや ほんと そうなんですよね。
で マルクスは…。
絶望的で。 どう書いているか
見てみましょうか。
まあ 要するに…
例えば 労働組合とかの 一般的な要求の
イメージって 「賃金 上げろ」ですよね。
賃金 上がると 確かに
資本家に搾取される割合は減りますよね。
自分がもらえる量が増える
労働者がもらえる量が増えるので。
ところが 「いっぱい お金をもらったから
もっと働こう」とか
「もっと やる気を出して 企業のために
じゃあ頑張らなきゃ」とか
実は その賃上げというのは
企業にとっても
ある意味 都合がいいかもしれない。
更に言うと 私たちって こう
ず~っと 携帯 いじっていて
暇があれば Facebookであるとか
いろんな Googleで検索したりとかって
これ 我々 無料のサービスだと思って
便利だなぁって
思ってるかもしれないけれど
当然 世の中 この資本主義なんて
タダなものなんて ないわけで
むしろ我々は 企業にとって
すごい役立つデータを
常に生み出してるわけですよね。
自分たちが どんなものを好き
どんなものを かっこいいと思ってる。
そういうのを 写真に
自分たちから 喜んで 上げてですね
それに お互いに
「いいね!」しあってですね
もう 企業からしたら
もう マーケティングの分析の宝の山。
実は 我々って
企業のために ある種 働いている。
働かされてるんですね。
そう。
もう 常に働いてることさえ気がつかない。
楽しんでると思ってるんだけれど。
何か 僕が ちょっと思うのは
自分が全く苦痛じゃないこと
普通に 楽しく SNSに参加してること
SNS 参加してるじゃないですか。
そうすると
ビッグデータを持った企業は
この人たちは こういうものを買う
というのを選んで
オススメを出してくるじゃないですか
僕に。
でいて 僕は
いいもの 紹介してもらったっていって
まんまと買うじゃないですか。
で この これは いいこと? 悪いこと?
悪いです。 だってもう気がつかないうちに
僕らは何が好きかとか 全部分析されて
その 生活の領域に
どんどんどんどん 商品が入ってきて
私たちは ますます
その 貨幣が欲しくなって
もっともっと働かなきゃいけない。
なるほど。
もっと お金が欲しい。
その欲の刺激みたいなものが…。
無限に続く。
なるほど。
自分の労働を止めさせないところか。
そこに無限… うわ~ なるほどね。
あれも欲しい これも欲しい
じゃあ もっと稼がなきゃって。
自然も荒らしてるわけですよね きっと。
まあ そういうことか。
その犠牲になるのは
結局 自然なわけですよね。
何か その 資本という 欲という
とてつもない劇薬を
知らない間に入れられてる感じは
ちょっと するかな。 そうなんですよね。
だから そういう意味でいうと まあ
むしろ こういう 歯止めのない消費
歯止めのない生産などに制限をかけていく
必要というのがあるわけです。
それが今 フィンランドで マリン首相
という若い女性の首相がいるんですけど
彼女が大胆な提案をしていて
1日6時間労働で 週休3日制を
フィンランドは 導入します
というふうに宣言したんです。
まだ 実際には
実行されてないんですけれども
週休3日で 6時間しか働かなくて
週末は 家族と過ごしたり
友達と過ごしたり スポーツをしたり
読書をしたり
それで 十分 生活できるんであれば
そっちの方が豊かなんじゃないか。
そういう発想が 実は 日本にいると
すごい できないんだけれども
今 海外では そういう議論も
やっぱり出てきているっていう。
何か そういう時に
俺らみたいな ややこしい職業が
また
話を ややこしくしていくんですけど
人の嫌がること もしくは
人が めんどくさいと思うことを
私は請け負うから
賃金 下さいっていう形と
好きなことをやって それを
え~と 俺らなんか そうですけど
お金 もらってくっていうのって
労働なんだけど
同じ労働なんだけど
全然 異質のものじゃないですか。
例えば 休みの3日間の間
僕が好きな彫刻をしてたら
それが バンバン売れるってことに
なった時に これは休みなの? っていう。
その場合は 伊集院さんは
人のもとで働いてないですよね。
は~ なるほど。
賃労働者じゃないんですよ。
で 芸能人であるとか 私の
大学の先生であるとかというのは
結構 自分の仕事に融通がきくんですよね。
これ 裁量権っていうんですけど
普通の労働者っていうのは
そんな選択肢 ない。
なるほど。
言われたことをやらなきゃいけない。
っていうことは それは一番多い層で
基本的なラインの決まりが
そうなることというのは
決して マイナスじゃないですもんね。
そう 彼らにとっての。
どこにも例外は まあ それなりには
あるだろうから どのルールにも。
なるほどねぇ。
6時間で週休3日って 子育てする身には
ほんとに ぴったりな時間ですねぇ。
男性が
これだけ長時間 働いていると
日本なんかでは 男性の
育児や家事への参加率が 非常に低い。
これは もう どう考えたって
あれだけ働いてたら できないって家族も
多いわけですよね。
でも そういうのを やっぱり
なくしていこうと思うんであれば
労働時間を短縮していくっていうことは
必ずやの 必須条件。
で これだけ 技術も発展して
豊かになってるんだから
なぜ 削減できないのか。
むしろ さっき言ったような
フィンランドなんかの事例を見て
あっ 海外は こういうことをしてるんだ。
だったら日本でも
労働時間を削減するような取り組み
できないんだろうか。
みんなで声を上げていかないか みんなで
こう 制限していこうぜというような
流れになると
実は 「富」っていう観点からすれば
豊かな社会に
移行できるんじゃないかなって
マルクスは教えてくれますよね。
はい。 伊集院さん いかがでしたか?
第2回。
しゃべれば しゃべるほど 僕は
どっぷり この価値観の中で生きてきて
え~と しかも 今 現在
そこまで 不自由をしていないという
立場の人間だから
改善されるべきとこは
俺のとこじゃないからっていう。
そこじゃなくて 本当に
今 苦しいっていう人のところだから。
何か そこが うまいアイデアが出たり
うまいシステムが出来たらいいなという。
何か 苦しさなり 疑問なりは
やっぱり 解決していく方向に
動いたらいいなと思いますものね。
そうなんだよね。 そこ。
ただ まあ 我々の この業界が
それを言えるような業界じゃ
今 ないんじゃないか
というのもあって
しゃべれば しゃべるほど
ちょっと心が痛い みたいなところもある。
斎藤さん ありがとうございました。
ありがとうございました。
♬~
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