出典:EPGの番組情報
ねほりんぱほりん【親が“神様”を名乗る人】悩み続けた親子関係を打ち明ける[解][字]
モグラになった山里亮太とYOUが顔出しNGのゲストからねほりはほりする人形劇赤裸々トークショー。今回のゲストは「親が“神様”を名乗る人」。
詳細情報
番組内容
人々の心のよりどころとなる宗教。しかし、親の信仰を強制されて苦しむ子どももいる。今回のゲストは母親が「神様」を名乗っている女性。“邪気”を見ることができるという母のもとで、除霊されたり、“念”の修行を課せられたり。母のとっぴな言動が周囲でも噂となり、同級生からは「魔女の子」といじめを受けたことも。逃げたくても逃げられない親子関係。彼女はどう生きのびたのか。今だから語れる過去を根掘り葉掘り。
出演者
【出演】山里亮太,YOU,【語り】石澤典夫ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
趣味/教育 – その他
情報/ワイドショー – 芸能・ワイドショー
テキストマイニング結果
ワードクラウド
キーワード出現数ベスト20
- 母親
- お母さん
- アヤ
- 自分
- 邪気
- 普通
- 修行
- 神様
- 結婚
- 聖水
- 名乗
- ケンカ
- 気持
- 治療
- 除霊
- 場所
- 人間
- お告げ
- セリフ
- バイト
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
ドラマで見たような
すてきな夫婦の子どもにもなれる。
しかし 現実は…
暴力を振るう親や
自分の価値観を押しつける親もいる。
今夜登場するのは 親が神様を名乗る女性。
ようやく語れるようになった過去に
耳を傾ける!
しょってますからね 和歌子さんは。
心強い。 高知・和歌ちゃん 愛媛・友近。
(笑い声)
地方に強いパイプが。
そうっすね。
ほんとに なんかやったら 私
高知に行くって決めたよ 亮太。
僕も すぐ追っかけますんで そしたら。
もちろんです。
(笑い声)
さあ YOUさん 本日の
お客様なんですけれども
なんとですね
「親が“神様”を名乗る人」。
えっ 今 私 頭の中に
いけないことを… いけなくはないか。
まあまあ それぞれ
信仰は自由ですし。
もちろんです。
ただ こう
自分の生まれた環境が
そうだったときに
子どもたちは
どうなってくんだろうっていう。
そして どういうふうに
立ち振る舞ってんのか。
聞きたいですね。
そうなんですよ。
(玄関チャイム)
あ…。
こんにちは。
どうも こんにちは。
はじめまして。
めちゃめちゃ おきれいですね。
ありがとうございます。
銀座とかの
上品なママさんといいますか。
完全に もう太客が
官僚たちが
ワラワラと つきそうな。
官僚の方が 時間破ってでも
行きたくなるような。
ね。
アハハハッ。
今回のゲストは 都内で
1人暮らしをしている
30代のアヤさん。
ストレス解消法は
シングルモルトウイスキーで深酒。
こんばんは ウシ澤です。
本日のテーマに関わってくるのは
信仰の問題です。
個人が どのような宗教を信じるかは
自由で 尊重されるべきことです。
宗教が心のよりどころになっている人が
いる一方で…
それが
アヤさんでした。
アヤさん 親が神様を名乗ってる
っていうのは えっ お父様? お母様?
母の方ですね。
私が物心ついた時には
もう母が
神を名乗っていまして。
母は神道をベースにした
ちょっと独自のマイ宗教
みたいなものを持ってるんですけれども
その母をですね 信じて慕ってる人は
50人ぐらい
いるような感じですね。
ちなみに その教団は
どういうふうにして生まれたんですか?
ちょっと 私が生まれる前の
話なんですけれども
母が いくつか
国の資格とかを持っていて
で それを教えられる
カルチャースクールみたいなのを
開いてたんですね。
ああ~。
その時に 母が…
生徒さんに
そういう予言をするんですね。
で そうすると まあ ガンなんて
何割か なるじゃないですか。 はい。
まあ まあ まあ ね。
そうやって当たった! って思った人が
信者になっちゃうと。
で 自然発生的に こう徐々に徐々に
信者が増えていってっていう
宗教の中小企業みたいなものが
できたっていうことですね。
うんうんうん。
へぇ~。
まあ 中小企業ですので あんまり
しっかりした教義だとか教典とか
きちんとは できてないんですけれども
ただ 信者同士の活動として
みんなで集まって 瞑想したりとか
あと 邪気をはらったり。
邪気を どうやってはらう
みたいの あるんすか?
母には
まず 前提として邪気が見えるみたいで。
信者さんに対して あなた…
…っていう感じで声かけて
邪気がついてる部分に手を当てて
何か祝詞のようなものを
唱えていることが多いですね。
あ そう…。
どんな方なんですか お母さん 雰囲気は。
いつもですね 黒いワンピースというか
黒い服を身にまとっていまして。
市販の服は邪気がこもっていると
除霊が大変だっていうところで
自分で ドラム缶で火たいて
服染めて やってて。
いろんな人の手を
介すると パワーが薄れるとか。
あの 分かりやすく
おうちの中で 他のおうちと違うものが
あったりとか そういうのあった?
1階が大広間みたいになっていて
そこで 大体
教団が活動してるんですけれども
入り口に まず
母の笑顔満面の肖像画があります。
棚の上に飾ってあって
で 帰ってきたら まず
そこに あいさつをしなくてはいけない。
なるほど。
神社の鳥居に
ちょっと頭下げるみたいな感じ。
そうですね。
で 奥の方に行くと
聖水が湧き出る場所があって
で その水の周りには
紙垂といって
神社の四角い
切れてる紙。 白の。
はい。 それで
聖水を囲って保護していると。
えっ その湧いてんのは
マジで湧いてんの?
マジで湧いてます それは。
もともと それを理由に
物件を決めたっていうところが。
これが…。
あら? カバンから。 あっ。
聖水なんですが。
化粧水ぐらいな濁りっていうか。 ね。
それは あの 聖水の上に 更に
母がハーブを調合しているので
香りがあると思います。 あ どうぞ。
いいんですか?
かけていただいても 大丈夫ですし。
(スプレーをかける音)
あっ 今 体全体に聖水浴びてる!
あっ なんか すごいね
気持ちのいいハーブだよ。
ああ~ いい香りする 上品な!
ねぇ!
今 私 1人暮らしを
東京でしてるんですけれども
邪気がついてるから
これを毎日かけなさいと。 あ そう。
で 母が邪気をはらう方法は
3パターンありまして
聖水と さっき言った手をかざす方法と
もう一つ 円陣というものがあります。
何すか それ。
強い邪気がついてるときには 円陣で
おはらいをする必要があるみたいで
学校から帰ってきた時に 母が…
…って言いだして
で 実家の1階にある大広間の床に
日本酒で円の陣を描いて
その中に私が立たされて
で 結界を作って そこで その霊と
話し合いをするという除霊がありますね。
ほ~っ。
へぇ~。
え 霊と話し合い?
はい。
まるで生きてる人間と おんなじように
お話ししてますけど
生きてる者と死んでる者が もう
ごっちゃに登場しているイメージなんですね。
へぇ~。
いや すごい
ポジティブな言い方。
アッハッハッハ。
でも それ
ほんとに見えてるんですかね?
私は
見えてないと思ってますけど。
でも うちの母は
「自分の職業は会社員です」って
私たちが自己紹介するみたいな感じで
「お母さん 神様なんで」
っていうふうに言ってたんで。
例えば お母さんって変な服着てるよね
とか言ったりしても…
…と 淡々と言われましたね。
ああ~。
へぇ~。 だって だからもう
アヤさんは 生まれた時から
そうだったっていうことですから
世界は そういうものだと思って
スタートするわけですもんね 全部。
そうですね。
神様を名乗る母のもとでの一日は
朝5時に起こされ
神棚に
お祈りをささげるところから始まる。
更に 母の前に手を差し出し
母の手から
念を感じる力を養う修行も行う。
修行?
要は 母と同じように
念を送れるようになれば
他人の邪気をはらえるようになるので。
あとは
自分の指先を じっと見つめる修行で
こうやって 指をず~っと見てると
ここから オーラが出てるのが
見えるようになると。
うん…。
それ いつ やるんですか?
日常の中で なんか さあ
手をかざしてごらん みたいな感じで
スッて始まるイメージですね。
ま 例えばですけれども
学校から帰ってくると
「お母さん これ
プリント 何日までに返さなきゃ
いけないんだって」って言って
持ってくと…
…って そのまま修行。 なるほど。
へぇ~。
あとは 外食中に 大体 食事 運ばれてくる
まで ちょっと時間ある中で…
…って言って始まるパターンでしたね。
それって結局こう
修行の成果みたいの出たんすか なんか。
感じないって言うとね
大変なことになるので
あ~ めちゃくちゃ分かる
感じる感じるって言ってました。
へぇ~!
とりあえず ランチ頼もう みたいなね。
あ 来たよ サラダ みたいな。
うんうん うんうん。
それで 何とか やりきってたんだ。
はい。
他に どんなこと大変でした?
一番つらかったのは
普通の
親子の会話が成り立たないことでしたね。
ど… どういう?
例えばですけど
今日 転んじゃって痛かった みたいな。
そういうときは 「そうなんだ 痛かったね
手当てする?」っていうのが
普通のお母さんと子どもの
コミュニケーションだと思うんですけれども
母にかかると
それは邪気のせいだよと。
何かにつけて
全部 霊的なもののせいにされて
足から血出てるのに
手を両手握られて 念 送られたりして
治療 後回しなんてことがありました。
で 一番これは違うでしょって
思ったのが
小学校の時に 加湿器で
ヤケドをしちゃったことがあるんですよ。
それで まあ お母さ~ん みたいな感じで
持っていったら
あらあらと。
…って 手をコンロに
突っ込まれそうになって。 えっ!
もう全力で拒否して
さすがに違うと思って
焼かれは しなかったんですけれども。
うん だから
科学的根拠は もう
ゼロなんだよね。
そうですね。
あとは あの 母が よく酔っ払って
ホットカーペットとかの とこで
ヌクヌク寝ちゃうことって…。
はいはい。 あります あります。
ありますよね。
で まあ 私が 「かぜ ひいちゃうよ」って
言ったら…
キレ始めて。
トリッキーですね。
前世キリギリスの分際で。
(笑い声)
…って今
私 思いましたけど 息子に。
今 冗談として言えるけど
でも それ 本気なわけでしょ?
はい。 ただ
仮に キリギリスだとしたら
めちゃくちゃいいことしたから
今 人間になったんだなっていう。
なるほどね。
1回の生まれ変わりで
人間になってるってことは…。
そうですよ。
前のキリギリス どんな善行 積んだんだと。
人類 救ってないと
ちょっと厳しいやろと。
え そんな感じなんだ。
おんなじ場所で暮らしてんのに
生きてる世界が
違うっていう感じが近いと思いますね。
そっか~…。 これ 1個 思うのが
お父さんって信じてたんすか?
父は 全く信じてないんですよ。
で めちゃくちゃ
ラブラブなんですね。
だから かわいくて
しょうがないんだろうね。
お母さんの その神的部分は
ちょっと あれだけど
かわいらしいんだと思うんだよ
多分 純粋に。
え でもさ お母さんは怒らないの?
何で信じてくれないの! って。
…っていうふうな怒り方をしてます。
はぁ~っ。 いや だから
その特殊な環境を正してくれる人が
その家の中に誰もいなかったんですね。
そうですね。
日常の全てを
霊と結びつける母のもとで育った
アヤさん。
次第に 他の家との違いを知るようになる。
自分ちが ちょっと
他の家と違うなと思ったのは
小1の時に…
…って
同級生に言われて
お母さん なんか おかしいんじゃないかな
って その時に思ったんですよね。
周りで こう ウワサされてたんですか
お母様が魔女だ みたいな。
はい。 授業参観とかで
お母さん同士が顔合わせる時に
1人だけ真っ黒の格好の人が来て…
…とか言っちゃう。
はい。
子どもたちが授業参観とかで
見ちゃってるので。 見るよね。
「お前んち
何なんだよ あの母親」
みたいな感じになる。
そうね 私も子どもが
ちっちゃい時に
木の精霊と
お話しする方がいらっしゃって…。
はい。
ただ 別に その
彼女を批判したりとかは しないけど
それは 個人のね 自由だからね。
ただ 子どもたちの中では きっと
そうやって アヤさんちみたいに
何だよ お前のお母さんは
木と しゃべってんだ みたいなことは
きっと言われるだろうな~って。
僕も あの
うちの母親が こう…。
きつめのパーマをあてて
サングラスをかけてまして。
それは…。
はい。 授業参観の時に 教室中が…
…って言って 「うそ うそ!」って窓開けて
母親が歩いてる姿見た時に
なかなかな気持ちになった。
そうだよね。
子どもって そういう親の特徴によって
ザワザワしますからね。
アヤさんのとこの
超ライト版です うちは。
ライト版。 でも…
けっこう つらいですよね。
そうなんです。
でも そうなると ますます なんかこう
生きづらくなってきますよね?
はい。 実際に 小1の時に
運動場を うつ伏せで引きずられたりとか。
えっ?
学芸会の前で 舞台の下の所で
待ってる時に 後ろから蹴られて
顔面 舞台にバンッて ぶつかって
鼻血ドバーッみたいな感じの
めちゃめちゃ直接的な
いじめを受けまして
私 何で 母親が理由で
いじめられてるんだ? みたいな。
はぁ~… でも
それでケガして 帰るわけじゃないすか。
で 理由 言ったら どうなるんですか?
除霊されますね。
えっ…。
…って言われるパターンと…
私のせいで そんなこと
なってるんだ とかじゃなくて?
はい。
全部 霊の仕業なんだ。
全て霊になりますね。
他にも けっこう霊的なお告げで
家がね 振り回されるんで
母が霊的に
いい感じのスポットを見つけると
家を買っちゃうっていうクセがあって。
田舎なんで土地が安いんですよね。
買えちゃうもんね。
…みたいな感じで 父が…
お父さんも 随分
おおらかな方ですね。
はい。
そのお告げとかに振り回されることって
他にも あったりするんすか?
7歳ぐらいの時に
私は10歳で死ぬっていう
お告げが降ってきて
生き延びるためには名前を変えろと。
(2人)ほう!
っていう感じで名前が変わって。
なんかさぁ やっぱり
友達は ざわつくよね。
はい。
そっかぁ。
すごい環境だね
でもマジで。
で まあ
10歳まで生き延びて
やっぱり当たんなかったなって
ちょっと思いました。
そうよね。 え それ言ったでしょ?
「10歳になっても大丈夫じゃない。
お母さん 何これ?」と。
…って キラッキラで言われて終わって。
お母さんとしては助けてあげてたんだ。
はい。
手ごわいな。 やっぱ
純粋って 一番手ごわいよな。
そうなんですよね。
純粋の無垢が。
で しかも 子どもにとってみると
絶対 逃げれない場所で
とんでもないルールが
自分に押しかかってくるって
もうこれ つらすぎますよね ちょっとね。
そうですね。
なるほどな。
逃げようと思ったら逃げれる場所は
あった感じですか?
12歳ぐらいの時に
インターネットが ようやく普及して
同年代の子たちが集まる匿名の
チャットルームに集まって
そこで うち 母親が神様で みたいな
どうしたらいいと思う?
っていう話をするようになって
で まあ
そこで 割と周りが受け入れてくれて
それは きついっしょ みたいな感じで。
ああ よかったね~。
はい。
鬼束ちひろを聴きなよとか。
♬~
Coccoを聴きなよ みたいな感じで。
♬~
はぁ~!
とかで 慰めてくれて
真面目に相談に乗ってくれてたので
今思うと やっぱ そういう小さな助けが
いっぱいもらえたから
生きてられたんだろうなと。
あるんだ。
お母さんにバレなかったですか それは?
普通の親として気付きますよね。
娘が夜な夜な起きて なんかやってる。
カチャカチャしてるぞ。
で ある日 ネット回線を
物理的に切られて
ペンチで。
うわぁ!
かなり
親子関係が そこでも悪化しましたね。
そっか たった一つ やっと見つけた
逃げ道を封鎖されてしまって
もうどんどん
追い詰められるしかなくなってきて。
はい。 相当 親子仲が悪くって
で いっとき
ほんとにもう親を殺す殺さないとか
そういうレベルで悩んで。
あ そう。
この親がいるせいで 私の人生って
めちゃくちゃになるんじゃないかと
思っていて。 ああ~…。
一回 その 父 母が寝てる寝室に
包丁持って 入ってって…。
えっ?
そこまで追い詰められてたって
ことですよね?
はい。 …って思って
廊下で立ち尽くしていたら
光で父が起きちゃって…
寝ぼけて フニャフニャって言われて
あ 今日は 気分そがれたなっていって
諦めたりとか。
そして アヤさんが高校生の時
決定的な出来事が起きる。
あの~…
レイプされたことがあって…。
知らない男の人に襲われたんですよ。
まじか~。
でも 誰にも言えなくて。
そうだよね。
で 一回 自殺未遂までしちゃって…。
それで 3日ぐらい意識なくって
で 起きたら まあ 家族がいて
病院に連れていかれずに
除霊をされてたわけですが。
それで 親に 何があったの? って
家族会議になって
さすがに言わざるをえないなと。
ほんとに母に私のことを心配してほしいな
っていう気持ちがあったんですけれども
言ったら そこで ひと言…
…って言われて。
あ~ ヤバいね~。
あ~ それは つらいな。
きついね。
あの~ 母は
もう こんな時でも愛情じゃなくって
信仰を優先する人なんだなと
思いました。
うん。 それは きついね~。
そっからは
もう 親子関係っていうのは
めちゃくちゃになってくわけですか?
はい。
一生この人たちと関わらないで
生きていくには どうしたらいいか
っていうことを考えて
受験勉強すごく頑張るようになりました。
なるほどね。
家から できるだけ遠い所に行って
で いいところに就職して
で 一生関わらないで
生きていきたいということですね。
なるほどな~。
18歳にして やっと
母親のもとを離れることができた。
しかし。
ちなみに大学に出てからも お母さん 接触
してくるようなことはなかったんですか?
あの~ いきなり来たりとか。
ああ 家に?
はい。
あ そう…。
当時 私 彼氏と同棲をしていたので
いきなり家にコンコンって来ちゃって…
…って怒りだしたり。
へぇ~!
お母さんが そういう感じだってことは
彼氏には伝えてたんですか?
はい。 うちは ほんと申し訳ないけど
母親かなりヤバい人で
もう無視してくださいっていうふうに
言ってたんですよね。
う~ん…。
へぇ~。
で その時に もう…
…ってなるよね。
…っていう まあ まともなコメントが。
返ってきた?
返ってきました。
そうなると 関係は
どうなってくんですか お母さんと。
え~と 大学に入って
私が精神的に かなり病んじゃって
当時の彼氏に 精神科に
連れてってもらって
で そこから1年間
徹底的に治療を受けたんですね。
で それで もう幼少期の記憶を
全部話していって これがつらかった
これが嫌だったって話を
医者が聞いてくれて
で 精神的に かなり回復した
っていうのが
大きいですね。 あ そう。
で その小さい時の自分を
あえて出すときって
お医者様が一緒に
お絵描きとか つきあってくれる。
で そうしながら 望みを言わせて
治していくんですけれども
その医師が その…
私も子どもになっちゃってるんですね。
で…
あ そう。
それまで 自分は
母親なんか別に愛してないし
愛されたいとも思ってないって
ずっと否定してきてたんですけれども
私は ほんとは
めちゃくちゃ愛されたかったのに
それが満たされなかったんだっていうのを
ようやく自覚をきちんとできて。
そうか。
やっぱり 小さい時に
ママ 手ぶっちゃったって言ったら
あら 痛かったねって
言ってほしかったですし。
そうね 普通のことを
望んでたんだね。
はい。
とか 誕生日だったら 例えば
ケーキを出してもらって
おめでとうって言われてっていうのを
望んでいても
そこで スペシャルな修行とか
欲しくなかったし。 そうだよね~。
私が望んでいた普通を
母は くれなかったし
それはでも 母も私を愛していたけど
できなかった。
愛する能力が 現実には
あんま ない人なんだって思ったときに
かなり楽になって。
ああ~ なるほど。
そうよね。
はい。
そっから どうなってくんですか?
ちょうど まあ その治療が終わったのが
23ぐらいの時だったんですけれども
母と まあ 24~25の頃に 一回
大ゲンカをしたんですね。
そもそも治療前って ケンカすら
できなかったんですよ。
言い返せないで 恨みを
ためている状態だったんですけれども
初めて その治療が終わったことで
この人も人間だと思えるように
神じゃないと
思えるようになったので
母が ちょうど…
みたいなことを言ってきたので…
本気で怒って…
はい。
どうしました? お母さん それで。
そんな…
…って泣いてました。
いや そうよね。
はい。
で どういう決着になんの
その話し合いは。
まあ お互い泣いて 疲れたから寝るか
みたいな感じで 力尽きて寝て
翌朝 母が 何も忘れて
普通に接してきたんですよ。
あっ そういえば この人
そういう一貫性ない人だったわと
ということで
こちらも力が抜けるというか
まあ ケンカできてよかったなっていう。
言えたね よかったね。
へぇ~!
そこから
ケンカのあとに
結婚してもいいかなって思いましたね。
はぁ~! うん。
もう この人のこと気にするのは
もうバカバカしいし
これに付き合いきれない男だったら
もうどうせ無理でしょうと
もう結婚しよっていうふうに
かなり気持ちが明るくなりましたね。
そうね。
もう アヤ丸ごとで
愛してもらわないとね。
いろんな付属物がね
あるぞって。
だいぶトリッキーな付属物がね
ありますけども。
これって 結婚 決意したじゃないですか。
はい。
そっから 結婚はしたんですか?
結婚はして…。
別れましたけど。
別れちゃったんだ。
ま それはね またね。
はい。
そのあとの お母さんと 関係は
じゃあ どうなってるんすか?
今は
すごくいい取引先みたいな。
まあ 先ほど申し上げたとおり
母は衝動的に物件を買ってしまうので
今 不動産が
4~5軒あるんですね。
どうも うち 資産1億ぐらいあるぞと。
で やっぱり 親だから会ったり話したり
しなきゃいけないときって
ありますけれども。
うんうん。
大体 死ぬまでに
何時間 会わなきゃいけなくて
で それにかかるコストを時給で換算すると
めちゃくちゃいいバイトじゃん! って。
億の資産が入ってくると考えたときに。
ほんと ほんと。
このバイトの時給は
すごいぞってなって
そこから 更に
いや~ 私 お母さんがいないと
ほんとに今の生活成り立たな~いとか
相当
おべっかを使えるようにもなり。
これは ちょっと アヤさんが
邪気とか何とかが見えるよりも
なんか 現実的に
すごい人になってきてるような
気がするぞ。
今でも けっこう 2泊以上 一緒にいたり
すると ケンカになっちゃうんですよ。
そっかそっか。
でも そういうもんかもね 母と娘って。
そっか~。
親子であっても距離感ってあるからね。
そうですね。
いや すごいな。
これね 現時点で
お母さんのことって どう思ってます?
う~ん まあ 母が いたせいで
人生が めちゃくちゃにされた
という思いはあります。 う~ん。
普通の母親がもらえるなら欲しかった
っていう思いがありますけれども
他方で そんな母親に反発して
生きていたおかげで自分が今あって
例えば ものすごく激務の会社で
働いてた時なんかも
ここに母親はいないと。
なるほど。
母親だったら ここで めちゃくちゃ
理不尽な要求をしてくると。
でも そういう母親が いないだけ
なんていい職場なんだ
みたいな解釈をして。 なるほど。
まあ 例えば 夫と
別れようって言われた時とかも
これはショックだな~って
ぼんやり思ってるけど
これ 14歳の時とかに比べたら
大したショックではないな みたいな
寝よ みたいな。 まあ
生き延びたから言えることですけれども。
そうね~。
確かにな~。
で 今となっては 小さい頃
スヌーピーのセリフで…
…っていう すごい悲しいセリフが。
あんな ほわっとした子が
そんな芯食ったこと言うの?
いや いいのよ スヌーピー
けっこう深いよ。
あっ そうなんすね。
っていうセリフがあるんですけど
今 思うと
あ それって すごい自分に当てはまるな~
というふうに感じてますね。
う~ん。
へぇ~。
あとは ほんとに潰れそうな人は
そんなこと思ってる余裕ないと思うので
本当に 人 頼っていいと思いますし
私も それこそ
Cocco握りしめて泣いてたわけで。
ねっ 「人は弱いものよ」って言ってました
もんね。 「とても弱いものよ」って。
もっとね つらい子は
絶縁 絶対した方がいいと…。
そういうことですよね。
思いますし 別に私みたいに
お金につられて
バイトする必要はないので。
逃げれる人は逃げちゃって
いいってことですよね。
逃げちゃっていいと思います。
いや 絶対そう。
でも ちょっと 今日 すげぇ
名言いっぱいあったね。
あった。
私もスヌーピー思い出したよ。
いいよね。
「持ってるカードで」。
で これでね 今 YOUさんが言った
すごいアヤさんの言葉 いいの
いっぱいあったなっていって
アヤさんが その影響受けて 明日辺りから
急に神だって言いだしたら
どうしようって。
(笑い声)
あれ? 私の言葉で響いてる。
私 神かもっていって。
イケるぞ これはっつって。
(笑い声)
♬~
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