NHK地域局発SDGs推し! 知るしん 地域密着エネルギーが熱い[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

NHK地域局発SDGs推し! 知るしん 地域密着エネルギーが熱い[字]

太陽光発電でおいしいパンが食べられる!?自然エネルギーが転換期を迎えている。キーワードは「地域密着」。自分たちでエネルギーを作って豊かに暮らす、その最前線!

番組内容
太陽光パネルを並べれば、おいしいパンが食べられる!?新型コロナの時代、自分たちでエネルギーを作って楽しく豊かに暮らす、そんな動きが加速している。長野市鬼無里でヤギが除草を担う「手作り発電所」。飯綱山の麓で若者の雇用を生み出す「木のエネルギー」。新型コロナ後の世界経済を自然エネルギーで立て直す「グリーン・リカバリー」。信州出身のタレント・林マヤさんと一緒に「自然エネルギーと地域の未来」を楽しく考える

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

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使いこなしていただきたいと
思います。

いかがですか。

棚田の緑と それとつながるような
山の深い色が すごいきれいですよね。

は~ 気持ちいいです!

信州の皆さん こんにちは 林マヤです。

私は 今ですね 長野市の山あい

鬼無里地区に
やって参りました。

今日の
「知るしん」はですね

新型コロナの時代

こうした里山から
生み出されるエネルギーが

地域を救うかもしれないというお話です。

脱原発 温暖化防止の切り札として
進められてきた自然エネルギーが


大きな転機を迎えています。

先月 信州の山奥で
進められていた

日本最大級の
太陽光発電計画が頓挫。

大規模な開発を伴う計画に

周辺住民の理解を得られなかったことが
原因の一つでした。

これに対し
今 熱い視線が注がれているのは

地域住民が
自分たちの手で発電に取り組む…

規模は小さいですが
地域の雇用や所得に結び付き

長年放置されていた
山の木の活用にもつながって

こんなに おいしそうなパンが
焼けるようになりました。

今 世界では 新型コロナで深く傷ついた
経済の立て直しに…

乾杯!

地域密着エネルギーは
ウィズコロナ時代の切り札となるのか!?

その可能性に迫ります。

先月半ば。

自然エネルギーが
岐路に立ったことを示す

象徴的なニュースが
飛び込んできました。

諏訪市内で5年間かけて 話し合いが
進められてきたメガソーラー計画。

その運営会社が 突然 撤退を
表明したのです。

太陽光発電が計画されていたのは

霧ヶ峰山麓に広がる
およそ200ヘクタールの森。

長年 使いみちがなく放置されていた
この場所を切り開き

31万枚のソーラーパネルが
並べられるはずでした。

完成すれば 出力92.3メガワット。

全国指折りの規模でした。

計画したのは 東京を拠点に全国で
発電事業を展開するベンチャー企業。

2012年 国が打ち出した

自然エネルギーを高く買い取る制度を
背景に 業績を伸ばしていました。

今回の計画に 山の持ち主たちは

やっと山を手放せると 喜びました。

代々 守り継いできた山。

しかし 木材価格の低迷で
山の木を切り出すことも
少なくなり

管理の負担ばかりが
のしかかっていました。

しかし 大規模な開発が伴う計画には

多くの住民から
反対の意志が示されました。

この地域の水源の一つ
大清水湧水。

森林を広く伐採することで
水を蓄える力が失われるなど

影響を心配したのです。

企業側は 住民や県から
繰り返し その対策を求められました。

結局 会社側は撤退を表明。

近年 信州では ほかの地域でも

東京など 県外の企業による発電計画が

住民の反対などによって
撤退や縮小に追い込まれています。

今 自然エネルギーを巡って
何が起きているのか。

2012年に始まった買い取り制度を背景に
各地で急速に広がったメガソーラー。

東京の企業などが 資金力を武器に
山や森をたくさん抱える地方で

事業を展開するケースが
数多くありました。

しかし この仕組みだと
利益の多くが大都市に吸い取られ

地域に それほど
メリットはありませんでした。

こうした状況への反省として
近年 注目されているのが…

住民自ら発電事業を担うことで
地域に利益が還元され

経済の循環につなげることが
できるのです。

地域密着型の発電を
既に実践している所があります。

長野市西部 山あいにある
鬼無里地区。

520世帯 1, 200人余りが暮らしています。

その山の中ほどに見えるのは

5年前
住民が手作りした太陽光発電所です。

パネルのそばには なんと
雑草を食べてくれるヤギの姿が。

40年前 結婚を機に
夫の実家がある鬼無里に移り住み

農業を営みながら 生活してきました。

発電事業を思い立ったのは

平成の大合併で
鬼無里村が長野市に編入されて以来

失われつつあった地域の活気を
取り戻したいと考えたからです。

地域の元気を取り戻すヒントを求めて
吉田さんたちが訪れたのは…

そこでは
大規模な電力会社ではなく
地域ごとに発電を行い

住民が主体となって
運営に関わっていました。

誰もが
そんな自信にあふれていたのです。

そこで選んだのが 太陽光発電。

1, 300万円に上る費用は
市民ファンドを利用して集めました。

当初 業者が作ったプランでは

パネルの設置方法は
全国的に広く採用されるものでした。

しかし それでは
雪深い鬼無里の実情には合わないと

パネルは
雪が滑り落ちるくらい急角度で設置。

土台は 自分たちで直せるよう
シンプルなものにしました。

見えます?
あっ はい。

2年かけて
みんなで手作りした発電所。

出力は 42.5キロワット。
一般家庭50軒分の規模です。

電力会社への売電で
年間およそ200万円を得ています。

その利益は 地域のために使っています。

発電所と合わせて作った 薪ステーション。

地元の人々から木材を買い取って
薪として販売する施設です。

その運営費用の一部に
売電で得た利益を充てているのです。

自分たちで薪を作り始めたことで

さらなるエネルギーの自立にも
つながりました。

地域のキャンプ場や 入浴施設のボイラー。

そして
10年前に東京から移住したパン屋さん。

食材だけでなく
エネルギーも地元のものを使う

理想のパン作りができるようになったと
いいます。

それでは皆さん 乾杯!

(一同)乾杯!
お疲れさまです!

エネルギーを中心とした地域づくり。

吉田さんは 今 地域の結び付きが
強まっていると感じています。

ここからは 雨音とセミの声響く
鬼無里の 元中学校の教室で

信州大学の茅野先生と考えていきます。

鬼無里の皆さん すてきだった!
もう… かんぱ~い! そうですね。

…と 思わずね VTR見ながら
やっちゃいましたけど

自然エネルギーが
地域を元気にしてるっていうのが

めちゃくちゃ おしゃれだなと思って。

もしかして 先端 行ってるんじゃないかな
なんて 思っちゃったんですけど。

住民の皆さんが
何のために太陽光発電所を設置するのか

それを目的を明確にしている
というところが面白いと思うんですよね。

地域のビジネスを立ち上げたいという
目的が明確で そのための太陽光。

つまり…

何かこう 森と一緒になってる
里山とみんなが一緒になってる。

何か ワンチームって感じが
すごいした。

「鬼無里」の土地名って
何か

鬼がいなくなった
とかって聞いたり
しましたけど

逃げた鬼は 「しまった!」とか思ってる
かもしれないですね。 そうかもしれない。

鬼無里こんなすごい…。 また戻ってきたい
と思ってるかもしれないですね。

いいです~
戻ってこなくていいです~。

自然エネルギーって 脱炭素 脱原発の
ためになるからと思ってね

太陽光発電とか水力発電を増やしていけば
いいんじゃないかって思ってたんです。

でも そういうわけでも なさそうですね。
そうですね。

今まで…
10年ぐらい前までの話なんですが

自然エネルギーって どうしても
普及が進んでないので

国を挙げて
導入量を増やしていこうということで…

大体 今 8年 10年近く たっている
ところなんです。

そうなんですか。
はい。 ただし…

メガソーラーという形で起こってですね

信州だけじゃなくて全国的にも 批判が
多かったりというのも現実なんですね。

そうなんだ…。 でもね あれですよね
ちょっとでも もうかるからとかね

そういうのって ホントお金って魔物だな
とかって思うんですけれども

何か 自然とちゃんと共生していく方法
っていうのに

何で気付かないんだろうみたいな。
思いますよね。

結局 大本の都会の方が もうかったりとか
大きい企業がもうかったりとか。

そうですね。 それはやっぱり…

そこで 国が以前から検討を進めていて

法律が改正される見込みに
なったんですけれども…

自家消費をしながら売電もするという
モデルであれば…

あら 先生 いいじゃないですか。

これまでね 東京など都市部に 利益が
ヒュ~って吸い取られていたわけでしょ。

それが 地域にお金が落ちるっていう
システムに

だんだん変わってくって
ことですよね。

話はエネルギーだけじゃないんですよ。
えっえっえっ どういうこと?

実は 地域が自立して
エネルギーを確保していくというのは…

こういう利点があるんですね。

何ですか? 災害? そうなんです はい。

2年ぐらい前に 北海道の
胆振東部地震というのがありました。

あれは 苫小牧の近くで地震が起こって

苫小牧の大きな発電所が
停止をしたわけなんですけれども

北海道全域で数日間にわたって
停電せざるをえないという。

全滅しちゃいますよね。

そういった時に
地域で自立してエネルギーを使う。

例えば 住宅や建物の屋根に
太陽光発電がついていたとして

それを 自立運転モードという形で

自分たちで コンセントに直接
引き込むことが できたりするんですね。

それ いいですね!
はい。 信州も寒いので

冬場に地震があって停電が起きる
または

道路が寸断されてしまって 灯油が
届かなくなる。 こんなことが起きると…。

もう ガソリンスタンドに
どれだけ列が出来たか。 そうなんです。

そうした時に
薪で暖がとれるというのは

化石燃料を使う必要がありませんから

災害が起こっても自立的に
自分たちの所は寒い思いをしなくて済む。

すばらしい。
もう先生 一石二鳥どころか

三鳥四鳥とかって いっちゃうんじゃ
ないですか? そうかもしれないですね。

ちょっと私もね
つけたくなりましたね。

続いては 身の回りに豊富にある…

信州で最初に 木の
エネルギーを始めたのは

長野市の飯縄山の麓にある
製材所でした。

宮澤政徳さん 57歳。

固定価格の買い取り制度が
始まるより前の

16年前から 発電事業に取り組んでいます。

現在 その出力は 2.8メガワット。
一般家庭7, 000軒分です。

売電で
年間7億円余りを売り上げています。

宮澤さんが
木のエネルギーに乗り出した当時…

信州では…

宮澤さんの会社でも
製紙や公共事業などに使う

木材チップの生産に取り組んでいましたが
不振にあえいでいました。

電気を自分たちでつくることが
まだ珍しかった時代

発電事業は 一か八かの挑戦でした。

当時の売電価格は すずめの涙ほど。

それでも 安定した収入につながり
経営は持ち直しました。

その後 国の制度が
始まってからは 2基目も増設。

今では 収益の柱と
なっています。

今 宮澤さんは 地域の雇用の
受け皿になりたいと考えています。

燃料となる木を切り出すため

ここ数年は 新卒の若者を
毎年のように採用。

去年秋の台風による豪雨災害で…

何かもう 木で造った家自体が
なくなっているような気がしてたから…

そうですね。 どうしても
植えてから収穫するまでに 数十年

時間がかかるものですから

経済的メリットって 今まで なかなか
見いだされにくかったんですけれども。

木材産業というのは
山で木を切るところから

それを運んでくる

そして 材木に加工して
住宅に使ったり

または 使えない部分を
家具にしたりですとか

そして この
いいづなお山の発電所のように

チップにしてエネルギー源にすることで
非常に裾野の広い産業なんですよね。

そうなんですか!

でもね 先生 やっぱり 木をいっぱい
切っちゃったりすると

ちょっと はげ山系になっちゃうんじゃ
ないですか? そこ心配。 大丈夫?

いいづなお山の発電所って
このVTRの中でですね 宮澤さんが

「そんなに規模が大きくないんです」
というふうに おっしゃっていたのが

私には 印象的だったんですけれども

やはりここでも…

…っていうことが 必要になって
くるんじゃないかと思うんですよね。

何だろう 先人たちの教えを 皆さん
引き継いでいらっしゃるというか

これ以上のものは要らない 恵みを大切に
しようよっていう。 そうなんです。

それで 今 国連の事務総長も
メッセージを出したりしまして

グリーンリカバリーという言葉が
使われるようになってきているんです。

経済を なんとか
復興 回復させていきたいという中で

今までの 元どおりの経済を
復興 回復させていくのではなくて

これを機会に もっと…

何か 働き方も変わってきたりとか
いろいろ世の中全部で

暮らしている私たちも
変わってきていますけど

自然エネルギーが 割と 要なんですね。
そうなんですよ。 結局のところ

自分たちの暮らしの在り方
そのものを見つめ直したというのが

この 鬼無里の6年間の
取り組みだとすれば

それに倣って

私たち この
ウィズコロナ時代というのを

地域にあるエネルギー源 地域にある
資源を使って

生活を成り立たせていく。

そういった…

やっぱ…

いい まとめですね。
いいですか?

ちょっとね
おやじギャグ出ましたけども

これが私の自然エネルギーですから。
ギャグも。

みんなで頑張っていきたいですね。
はい 頑張りましょう。

ありがとうございます。
ありがとうございます。

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