出典:EPGの番組情報
沼にハマってきいてみた「八乙女光登場!10代が伝える“#あちこちのすずさん”」[字]
10代のチカラで戦時中の暮らしを今に伝えるプロジェクト▽戦争体験の聞き取りを行う中高生とゲーム制作が得意な大学生が「ゲーム」を使った戦争伝承にチャレンジする
番組内容
映画「この世界の片隅に」の主人公・すずさんのように戦時中を懸命に生きた人々のエピソードを次の世代につなぐ取り組み「#あちこちのすずさん」▽戦時中の体験の聞き取り活動をしている中高生とゲーム制作が得意な18歳の大学生がコラボ▽プロジェクト当初から「#あちこちのすずさん」に参加しているHey!Say!JUMP・八乙女光も生出演▽10代が知りたい戦時中のあれこれに海老名香葉子&毒蝮三太夫が答えます!
出演者
【ゲスト】八乙女光,【司会】高橋茂雄,桜井日奈子,【出演】海老名香葉子,毒蝮三太夫,【語り】小野寺一歩,伊東健人ジャンル :
趣味/教育 – 中学生・高校生
バラエティ – トークバラエティ
テキストマイニング結果
ワードクラウド
キーワード出現数ベスト20
- 高橋
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- 戦争
- 取材
- お話
- 実際
- エピソード
- シーン
- 当時
- お願い
- 時代
- プロジェクト
- 学校
- 結構
- 現代
- 主人公
- 千人針
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
すず≫ありがとう。
この世界の片隅に
うちを見つけてくれて。
≫映画「この世界の片隅に」。
主人公は、広島で暮らす
すずさん。
時代は、太平洋戦争の真っただ中。
そんな時代でも、すずさんは
おしゃれや恋を楽しみながら
日々を懸命に生きていた。
すずさんのように
戦時中を生きた人々の
エピソードをシェアし
記憶をつなぐプロジェクト
「#あちこちのすずさん」。
伊野尾≫僕の祖父も
落下傘で作ったズボンを
はいていたって言っていました。
≫今日のゲスト
Hey!Say!JUMPの
八乙女光さんも
このプロジェクトで
戦時中のさまざまなエピソードを
取材してきた。
≫満州の話を
あなたのような方にするのは
久しぶりです。
八乙女≫本当ですか。
≫そして今年「沼ハマ」も
「#あちこちのすずさん」に参加。
10代が力を合わせ
戦時中の暮らしを
今に伝えるゲームを作る。
メンバーは
祖父母や地域のお年寄りに
当時の体験を取材している
中高生たち。
≫そして、もう1人。
ゲームハマったさんの
えふぇ子さん。
18歳の大学生だ。
高校1年生で
ゲーム作りを始めると
僅か半年で全国大会準優勝。
受賞したオリジナルゲームは
これまで15万ダウンロードを
記録した。
ほかにもアクションゲームや
パズルゲームなど
幅広いジャンルを制作している。
≫中高生たちと
えふぇ子さんが協力し
どんなゲームができるのか?
さらに番組の後半では
人生の大先輩たちが
戦時中の、忘れられない
エピソードを語ります。
生字幕放送です。一部、字幕で
表現しきれない場合があります。
高橋≫戦争っていうと
僕の世代でも
わりと遠い話で。
あんまり直接、僕も
聞かずにきましたけど
日奈子ちゃん、どうですか。
桜井≫私も、学校の授業で
習うぐらいで
直接話を聞いたりという
タイミングは
なかなかなかったですね。
高橋≫でもこの取り組みで
いろんな人の話を聞けるって
貴重なことですよね。
桜井≫そして今日のゲストは
Hey!Say!JUMPの
八乙女光さんです。
八乙女≫よろしくお願いします。
桜井≫八乙女さんは
VTRでもご紹介しました
「#あちこちのすずさん」の
特番などで
戦争を体験した方のお話を
聞いています。
高橋≫実際どうでした?
面と向かって
話聞いたりしてみて。
八乙女≫教科書とは
まるっきり違いますね。
教科書だと何年に戦争が
起きただけじゃないですか。
日常生活を聞いていくと
ちゃんと頭に
情景が浮かぶというか。
高橋≫その時代の暮らしって
そういう人に
聞かないと
分からへんかもしれへんな。
八乙女≫分からないし
今と置き換えて聞いてみたりとか。
細かく聞いていくとおもしろい話
結構あるんです。
高橋≫だから今と
全く世の中が違うから。
それを聞いたら、すごい新しく
聞こえたりすることもあったり。
八乙女≫でも現代と
似てるなという部分も
あったりするんですよ。
桜井≫今回「沼ハマ」では
10代の皆さんと
戦時中の暮らしをゲームで
伝えるというプロジェクトを
始めました。
八乙女さん
この企画どう思われますか。
八乙女≫ゲームというと
僕らもゲームしたことありますが
1回やったゲームって
忘れないじゃないですか。
戦争の授業を習うとなると
覚えにくいかもしれないですけど
ゲームとなると
結構、頭に入るかなと思います。
高橋≫ゲームやったら
やりこみたいってなって
さらにいろいろな話を
聞きたくなるというのでは
すごい、おもしろいよね。
桜井≫今日は
番組への感想のほかに
おじいちゃんやおばあちゃん
身近な人から聞いた
戦時中のエピソードを募集します。
番組ホームページ
またはツイッターから
「#NHK沼」をつけて
教えてください。
高橋≫それでは
10代のハマったさんによる
戦時中の暮らしを伝える
ゲーム作り。
一体どんなふうに始まったのか
ご覧ください。
≫6月。中高生とえふぇ子さんが
初めて顔を合わせた。
≫よろしくお願いします。
≫プロジェクトの参加校は2校。
まずは東京の駒込高校。
戦時中のエピソードを取材し
イラストや動画を作成。
文化祭で発表している。
≫私たちは
よく公園の雑草をなめていた。
そうするしか
食欲を満たせなかった。
≫もう1校は
東京の聖学院中学・高校。
長年、平和学習に力を入れていて
戦争をテーマにした
課外活動も盛んだ。
≫まずは、どんなゲームにするか
イメージを話し合う。
≫次々とアイデアが出る中
こんな意見が。
≫声を上げたのは
中学2年生の、しおん君。
≫電話したのは
北海道に住む、おじいちゃん。
毎日のように
空襲警報が鳴り響く中
子ども時代を過ごした。
≫話し合いの結果
主人公を通して
戦時中の暮らしが追体験できる
ゲームを作るという
方針が決まった。
≫えふぇ子さんが作り始めたのは
主人公となるキャラクター。
現代の高校生が
戦時中にタイムスリップする
というストーリーだ。
えふぇ子≫とりあえず
できたところまでを
進捗(しんちょく)報告として
見せたいと思います。
≫これはタイムスリップした
主人公が寝泊まりする民家。
戦時中なので
光が外に漏れないよう
照明が黒い布で覆われている。
≫ゲーム、すごいですね。
えふぇ子≫ありがとうございます。
≫さあ、次は中高生たちが
戦時中のエピソードを
取材に行くぞ!
高橋≫すごいね。熱意もすごいし
技術もすごいし。
プロトタイプなんて
言われへんよ。
八乙女君、どうでした
議論を聞いてみて。
八乙女≫確かに
しおん君のおじいさまが
ゲームで戦争を
面白おかしくするなって
言っていたんですけど
確かにああいう
プロトタイプであれば
確かに
面白おかしくというより
ストーリーにのめり込むための
ゲームなので
いい方法だなとは思いますね。
高橋≫今のひとこまだけでも
そうなんや
電気外に漏れるだけでも
だめなんやっていう
学びになっているって
感じられましたね。
桜井≫八乙女さんも
戦争を知らない世代ですよね。
戦争を伝えるにあたっての
難しさは
どういうところにありますか。
八乙女≫こういうことが
あってとかというよりは
日常を、いかに今の現代と
置き換えるかってことで
恋愛とかも普通に
昔の人はちゃんとしてたし
今みたいにSNSじゃなくても
文通みたいなことはしていたし。
恋愛とか…
珍事件もたくさんあったし
現代と結構
変わらないだけなんですよね。
ただ戦争というものがあるだけで。
そう置き換えると
結構いろんな方に
伝えやすいなと思う。
高橋≫確かに僕も
祖父母、もういないので
なかなか直接
聞くことができないので
こういう取り組みで
今の若い子が
おじいちゃん、おばあちゃんに
聞いてもらって
教えてもらえるのは
ありがたいですね。
桜井≫10代の
ハマったさんによるゲーム作り。
続いては舞台となる
戦時中の暮らしを調べるため
メンバーが取材を始めます。
≫聖学院高校2年の
なおと君。
おじいちゃんの生まれ故郷
千葉県にやってきた。
≫ここには戦時中
日本軍が開発した
秘密兵器の発射基地があった。
その兵器とは風船爆弾。
気球に爆弾を載せ
風の力でアメリカ本土へ飛ばし
攻撃しようとしたものだ。
≫当時は
戦争で使う兵器とも知らず
無邪気に数を数えていたという。
≫駒込高校1年のひまりさんは
90歳のご夫婦に
リモートで
話が聞けることになった。
≫こんにちは。
学校の近くに住む清水さん夫婦。
戦争末期はそれぞれ
中学校と女学校に通っていた。
春江≫これが私のうちで
ぼう然と眺めているのが
私と弟と母と。
ひまり≫いや、ちょっと…。
やっぱり実際に聞くと
そうですね…。
≫そして、えふぇ子さんも
戦時中の暮らしを
詳しく知りたいと
当時の資料が数多く残る
こちらの施設へやってきた。
≫千人針とは
戦地へ向かう兵士の無事を祈り
1000人の女性が
1針ずつ縫って作ったお守りだ。
≫みんなの取材から
戦時中のエピソードが
だんだん集まってきた。
≫近くで見てきたお父さんは…。
≫制作途中のゲームを
取材させてもらった皆さんに
プレイしてもらう。
春江≫何してるの?
玄米を白いお米にしてるの。
≫ゲームに反対していた
しおん君のおじいちゃんは…。
≫ここは一応
防空ごうを表しています。
≫みんなで作り上げたゲーム
スタジオで体験してみよう。
桜井≫それでは実際に
八乙女さんに
プレイしていただきたいと
思います。
八乙女≫これは、もう十字キーで。
走れます。
これが防空ごうだ。
ちゃんと薄暗いし。
防空ごうの中だと走れないです。
多分、狭いんで。
ここも行けますね。
高橋≫これは畑?
八乙女≫なんだろう。
お姉ちゃん、誰?
お名前、忘れたの?
私、あきこ。
お芋さん見てるの。
お芋畑。
畑の近くに
ニワトリがいるんですね。
高橋≫もっと見たい。
桜井≫スタジオには
ゲームのプログラミングなどを
担当した、えふぇ子さんに
来ていただいています。
えふぇ子≫よろしくお願いします。
桜井≫そして
戦争体験者の方に取材した
聖学院高校のなおと君と
駒込高校のひまりさんです。
高橋≫よろしくお願いします。
2人は実際に
戦争を体験した人たちのお話を
直接、今回聞いてみて
いかがでしたか、ひまりちゃんは。
ひまり≫私は想像を絶する
リアルな体験談だったり
そのときの心情を
詳しく聞かせていただいて
少し胸が痛くなる話も
あったんですが
当時の唯一の楽しみだったり
そういう、ふだんでは
聞けないようなお話も聞けたので
自分の学びにつながって
よかったなと思います。
高橋≫やっぱり
今と全然違うっていうのが
いろいろなことであったやろうね。
ひまり≫そうですね。
高橋≫なおと君は
いかがでしょうか。
なおと≫取材をしたことによって
ものすごく距離が近くなって。
実際に取材に行った翌日だったり
また、後日に
朝早い時間から電話がきて
ほかに知りたいことがないかって
話ができるほど
すごい近くなったなという
気がします。
高橋≫多分
聞いてきてくれたから
もっと
協力してあげたいのもあるし
しゃべってるうちに
いろんなことを
思い出したりすることも
あったんでしょうかね。
えふぇ子さんがゲームの中で
特に思い入れがある
こだわりのシーンって、どこ?
えふぇ子≫資料館に行ったときに
お話を聞かせていただいた
千人針のシーンが
すごい思い入れ、ありまして。
ゲームの中だと、こんな感じです。
高橋≫季節もあるんや。
えふぇ子≫戦況の悪化を
ゲーム内で示したいと思って
季節の変化も入れてあります。
高橋≫だんだん
苦しくなっていくっていう
暮らしぶりとか
人たちの食べるもんとかも
変わっていくんや。
これはなんのシーンですか?
えふぇ子≫千人針のシーンですね。
かくまってもらった家族の
お兄さんが
出征してしまうということで
お母さんが千人針を
縫っているところになります。
高橋≫それって、やっぱり
すごいことよね。
自分の大切な家族に
無事に帰ってきてねっていう
言葉さえ
言ったらあかんというのは。
それを針に託すって
今の感覚では到底
考えられへんようなところを
お話を聞いて、絶対
盛り込みたいと思ったんですか。
えふぇ子≫そうですね。
言葉で言っちゃいけないのが
一番自分の心に
刺さったところだったので
こんなふうにゲームにして
遊んでもらった人にも
伝えられたらいいなと思って
入れました。
桜井≫そのほかにも思い入れが
あるシーンはありますか。
えふぇ子≫風船爆弾のシーンです。
高橋≫なおと君が
調べてくれたところかな。
えふぇ子≫山の上のほうに
白い丸があると思いますが。
八乙女≫何か
飛んでるなみたいなことしか
分からないということですか。
えふぇ子≫そうですね。
なおと君のおじいちゃんの話で
風船爆弾を兵器と知らずに
見て、数えていたという
お話があって
当時の小さい子からすると
そういうことは
分からないんだろうなというのが
印象深かったので。
これもゲームに入れました。
八乙女≫あえて
風船爆弾とは書かずに。
高橋≫空にきれいなものが
飛んでいるなっていう
感覚で見ているけど
実はすごい
恐ろしいものだというのが
現実にあったわけですもんね。
なおと君はこのお話
実際に聞いてどうやった?
なおと≫田舎の
のどかな風景の中に
人を殺すような兵器が
紛れ込んでいるということ。
それを気付かないで
浮いているんだなって
数えてしまうという
そうした初々しさというのが
戦争の悲惨さというのが
増すんじゃないかなと思ってます。
高橋≫そういう話も
興味深かったし
なおと君のおじいちゃんが
おっしゃっていた
兵隊さんが毎日
マラソンして
相撲をとってる下りも
深掘りしてほしかったわ。
そんなこと
してんねんなっていうのは
ありましたね。
桜井≫ひまりさん
出来上がったゲームを見て
いかがですか。
ひまり≫私は、これを見て
実際にプレイした同世代の子が
少しでも戦争に
興味を持って、今度は近くにいる
あちこちのすずさんたちに
話を聞いたりして
行動してくれるような
そういうきっかけになるような
ゲームになればいいと思います。
高橋≫八乙女君は
10代のみんなの姿、どうですか。
八乙女≫大勢で
ちゃんと取材をして
それを1つのゲームに
収めるってことは
1つの教材じゃないですが
ちゃんとした勉強道具として
残るので
大事なことですよね。
すばらしいことだと思います。
桜井≫実はこのゲーム
今も絶賛作成中です。
完成したら公開しますので
番組ホームページ
番組ツイッターでの
お知らせをお待ちください。
高橋≫えふぇ子さん
ここからは完成に向けて?
えふぇ子≫ラストスパート
頑張ります。
高橋≫なおと君もひまりちゃんも
すごくいいお話を
聞いてきてくれて
ありがとうございました。
ほかのメンバーの皆さんも
ありがとうございました。
すばらしいゲームを
完成させてください。
桜井≫ここからは特別企画です。
「あちこちのすずさんに
きいてみた!」。
高橋≫10代のみんなが知りたい
戦時中の暮らしに関する
素朴な疑問を人生の大先輩たちに
直接、聞きました。
ぬっしー≫ぬっぬぬー!
ぬっしーです。
ぬっしー≫今でも現役バリバリ
俳優の毒蝮三太夫さん、85歳。
そして、もう1人。
こんにちは!
ぬっしー≫海老名香葉子さん
87歳。
落語家・林家正蔵さん
三平さんのお母さんだ。
それでは早速、質問!
≫戦時中は
小学校低学年だった毒蝮さん。
忘れられない食べ物がある。
≫一方の海老名さん。
防空ごうの中で
おばあちゃんからもらえる
あるものが楽しみだった。
ぬっしー≫続いての質問は?
ぬっしー≫お二人、いかがですか。
≫当時は
戦意を高揚するような文学が
広まっていた。
ぬっしー≫貴重なお話
ありがとうございました。
最後に、10代のみんなに
メッセージをお願いします。
桜井≫そして今週
八乙女さんも出演される
「#あちこちのすずさん」の
特番が放送されます。
八乙女≫「#あちこちのすずさん
2021
~教えてください
あなたの戦争~」が
8月12日、木曜日に
放送になります。
僕も石川県に取材に行き
少年時代を
満州で過ごした方の話を
聞いてきました。
ぜひご覧ください。
桜井≫ここで番組に寄せられた
メッセージを
ご紹介します。
昭和3年生まれの祖母は
どんぐりを食べるくらいに
苦労したらしい。
食品にあふれる今は幸せだ。
高橋≫どんぐりが
食べられるということすら
想像できひんもんね。
それを実際に
食べてたっていう時代が
あったんですね。
桜井≫そして、おばあちゃんが
戦時中に家がなくなってしまって
学校に通えなかった話を聞いて
学校に通えるありがたさを感じた。
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