出典:EPGの番組情報
徹子の部屋 かとうかず子[解][字]
~同居するこども2人がリモートワークで私はひっそりと~かとうかず子さんが今日のゲストです。
◇ゲスト
女優生活42年となる、かとうかず子さんがゲスト。舞台でも共演し旧知の中である黒柳さんに、近況や今後の恋の予定?を明かす。
◇番組内容
現在、31歳の長男・28歳の長女と3人暮らし。コロナ禍で子ども達は自宅でリモートワークをしているため、かとうさんは邪魔にならないよう、ひっそりと過ごしていると語る。昨年は、日本中で不足していたフェイスシールドを作るため、3Dプリンターを購入。1100枚以上を作り全国の病院に贈ったり、仕事現場でも配布したという。また、故郷・名古屋で独り暮らしをしている母を手伝うため、自ら運転して帰省するという話も。
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)
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- ガチャン
- コロナ
- 一応
- 今度
- 仕事
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
お客様は かとうかず子さんです。
よくいらしてくださいました。
よろしくお願いします。
大学生の時にデビューなさって
芸能生活は もう42年に。
早いですね。
早いですよね。
それよりも すごいのは
お子さんが31歳と26歳?
あっ 28です。
28?
今年ですよ。
小さかったのにね
びっくりしますよね。
まあ 26歳の時に
『徹子の部屋』には
初めてお出になったんですけど。
その6年後に
ご長男をご出産なったそうですよ。
そうですね。
うわっ。 うわー。
ハハハハ…。 可愛い。 可愛いわね。
今の娘より
若いっていう事ですもんね。
そうですね。
あらー。
そう。 随分…
なんだか可愛いわね すごくね。
いやー 若い。
肩とか いいですね
若い人のラインでね。
まあね。
自分とは別物で。
わあー。
すごい。
芸能生活42年だっていうんだから
やっぱり 相当ですよね。
本当ですね。 私 多分
一番最初に 某局の帯のドラマを
やったんですけども
一番向いてないから 私が最初に
辞めちゃうんじゃないかって
言ってたんですけど
私が一番最後までやってまして…。
残ってる? そうですか。
わからないですね。
それ わからないですね。
それで しかも お子さんがですね
なんだか ちっちゃかったんだけど
もう31歳と28歳。
お嬢さん… お坊ちゃんが31歳で
お嬢さんが28歳に。
まあ これも すごいですよ。
同居してらっしゃるんですって?
今。
あっ そうです そうです。
すごい大きくなっちゃう ねっ。
まだ もっと昔にね 楽屋に来て…。
そうそう そうそう。
ご挨拶だけさせて頂きました。
本当 小さかった あの頃ね。
でも 今 コロナ禍で 2人とも
自宅でテレワークなんですって?
リモートワークっていう…。
リモートワーク。 うん。
でも 子供たちが
リモート会議中には
やっぱり あなたも
気を付けてるんですって?
静かに 静かに…。
静かに…。
テレビはつけない。
あっ つけない。 電話もかけない?
電話がかかってきた時には
自分の寝室に行って
「もしもし」って言って
しゃべってます。
小さい声で。
そうね。 でも 大変だわね。
向こうも大変だろうけどもね。
そうすると 普段のお食事は…
つまんない事 聞くようだけど…。
私が大体…。
全部? フフフフ…。
それで 去年 一昨年に関しては…。
すごいじゃない あなた
おかず 色々。
そうですか? それがね
スーパーとかをね
色々回るわけですよ 私。
ええ。
えっ? ここだと いくらで
こっちだと いくらとか
ものすごく
チェックできるようになって。
この頃?
楽しいですね。
生活費とかは入れてくれるとか…。
はい。
1人ずつ 一応。
ちゃんとくれてんの?
はい。 頂いてますよ。
ハハハハ…。
何よりですよね それはね。
一応 頂いてます。
まあね 一応ね。
でも 子供たちが
巣立っていくっていうのは
寂しいものですかね?
うれしいもの?
でも いつかはと思って…
全然慣れてますから
いなくなる事に。
だから それまでの間
今 できる事をやって
お互いに支え合えばいいかなと。
まあね。 そうですよね。
はい。
留学中の時も お一人で
結局 過ごしてた時も
あったわけですもんね。
だから 1人がね…。 みんな
自分のご飯作るの嫌だって
おっしゃったりするんです
ママたちなんか。 でも
自分のために おいしいものを
作った方が楽しいし
あと おいしいもの…
誘ってくださいよ 徹子さん。
食べに行くのもね これからね
コロナがね ちょっと収まったら。
そうそう。
行きましょう。
行きましょうね 絶対に。
自分のために
おいしいものを食べたり
なんていい時間なんだろうって…。
いいわよね。
はい 思いました。
うん 思います。
でも 去年 フェースシールドが
なんか 不足した時期が
あったんですって?
去年の
コロナになったばっかりの頃に…。
フェースシールドって
顔にやる…。
アメリカでフェースシールドを
無料で作り方を公開してる
プログラマーの方がいたんですね。
すごい。
北海道の方で
N95も足りないし
フェースシールドも足りない
っていう話が聞こえてきたので…。
うちの娘は
ひよっこプログラマーなものですから
「あなた やりなさい」って言って。
3Dプリンターっていうのを…。
立体。
うちに… これなんですけども。
あっ こういうのできるの。
これね こう見ると
簡単そうにできると
思うじゃないですか。
ちょっとね。 うん。
この1つを作るのに
17時間かかるんです。
えっ? 1つを?
はい。 だから 一日中
3Dプリンターが
ガチャン ガチャン
ガチャン ガチャン…
って言いながら
ゆっくり…。
でも 当たり前ですよね
時間かかるのはね。
17時間っていうのは
でも 随分かかる…。
1つの枠が。
1つの枠が。
なんか 100枚以上作って
病院に
送ったりしたんですって?
あなた。
看護師さんの所とか あと 去年
うちの母が
ちょっと 入院したんですよ。
で そこの病院が
大きな病院だったので
そこにも寄付させて頂いたり。
あら。
あと その次に転院した病院にも
寄付させて頂いたり。
やっぱり 一番 去年辺りは
必要なものでしたもんね。
なるほどね。
なんか 舞台の稽古中にも
出演者とか
スタッフの方たちにも
やっぱり そのフェースシールド?
はい。
で さっきの形だと
下からもできるんですね。
だから 柴田理恵さんが
一緒だったんですけど
眼鏡かけてる役だと ここに…。
あっ だから これを…
下からのバージョンで
使ったんですけど。
あっ 本当だ 本当だ。
そうすると 眼鏡を…
上からの
フェースシールドじゃなくて
下からの方が…。
そうすると だから 口を…
口と鼻を塞いで
それで 目は出してるっていう。
すごい。
でも 知らないと思いますよ
17時間かかったのは。 ハハハハ…。
秘密でした。
実は あなたから
作っておもらいになった
柴田さんから
ちょっと メッセージ頂いてます。
はい はい。
VTRです。 柴田さん どうぞ。
「柴田理恵です。
かとうかず子さんに
フェースシールドを
作ってもらいました」
「かず子さんと一緒に
芝居をやった時に
ほら…
眼鏡をかけるタイプの
こういうのを支給されたんです」
「で そうするとね
眼鏡かけて こういうあれだと
頭が痛くなっちゃうんです」
「ここの眼鏡のつるが
ギューッて頭で押しつけられて…
頭に押しつけられてね」
「そしたら かず子さんが
“あら 私 3Dプリンターで
フェースシールド作ってるのよ”
って言ったから
“ええー! そんなもん
作ってるんですか?”
って言ったら 次の日
作ってきてくれたんですよ」
「それが本当に調子よくて。
首にかけて
こう立てるんですけれど。
お芝居も ちゃんと顔も見えるし
すごい芝居の稽古としては
本当にやりやすかったんです」
「えっ!? 17時間もかけて
作られたんですか? あれを」
「知りませんでした。 すいません」
「すごいね かず子さんって
本当ね 色んな人のためにね
一生懸命 きちんと
色々やってくださる方なんですよ」
「そんな長い労働をかけて
やってるとは
知りませんでしたので
すいませんでした」
「改めまして 本当に
ありがとうございました」
とんでもございません。
17時間かかったのは
私じゃないです。
機械ですから。 ハハハ…。
わざわざ ありがとうございます。
本当 本当。
ところで あなた ペン習字も
お始めになったんですって?
というか コロナの間に
何かを やっぱり…。
子供から いつも
怒られてばっかりなんですよ。
どうしてよ。
字が下手だとか。
だから 昔から下手だったんです。
うん。
で 何回もやったんです。
でも 途中でやめちゃう。
挫折しちゃうんですよね
ああいうのって。
今回こそ頑張ろうと思って
お友達と一緒に
同じテキストを始めて。
それで… ああ もう 下手でしょ?
どっちがあなたの字なの? これ。
両方… 両方なんですけど。
この「前途多難」っていうのは
あなたなの? 両方とも。
前 前… 前 書いたものなんです。
いいじゃない。
で こっちの
「ありがとうございます」は
ちょっと 今 このぐらいには…
なってませんかね?
いいじゃない。 大丈夫じゃない。
いやいや いやいや。
まだまだ修業致しますんで。
その後 進んだのはないの?
フフフフ…。
フフフフ…。
今度 「前途多難」って書いて
持ってきて。
同じ字じゃないと。
今度 今度。
今 ちょっと 手抜いて
練習してないんですよ。
わかった。
それから なんか
世界地図 買ってきてもらって
なんか 勉強してるんですって?
それは どういう?
これも 子供から
「ママ バルト三国 言ってみて」。
ああー うん。
えっ? ってなって。
それから 「ここの国の首都は
どこ?」って言われて。
そうそう そうそう。
えっ? でもね 考えると
今もね
メイク室で言ってたんですけど
昔と国が違ってたりしますよね?
まあ もちろん 違いますよ。
色々 だから
あっ… って思いながら
あまりにも知らない事が
駄目だって また怒られたんで
本屋に行って自分で買ったんです
世界地図の本を。
で 広げてみると
ああ これは ここに…。
びっくりするわね
あの地図 見るとね
知らなさに。
そう。 そうなんです。
あっ すごい! って発見もあるし
で お互いに「じゃあ これは?
この首都は どこ?」とかって
問題出し合いっこできるから…。
そうそう そうそう。
家族間で いい…。
いいですよね。
で 勉強すると 子供たちが
喜んでくれるんですって?
そうですね。 「偉い 偉い」って。
褒めてもらって おだてられて
伸びるタイプかもしれないです。
でも ちょっと見てるだけでもね
随分違うと思います。
でも 以前は 留学したいとは
思ってらしたんですって?
留学っていうか… ええ。
子供たちだけ行くんだったら…。
そうそうそう。
私だって行けないかしら
と思ったんですけども
地図帳を見
自分の家でやる事の課題が
いっぱいあるので
自分で自覚しようと
私は思ってますけど。
でも それでも
お勉強になるんですもんね
本当はね。 自宅勉強。
はい。
それから 読書も
やってらっしゃるんですって?
随分。
読書は
例えば 待ち時間とかがある時に
色んな本を読むじゃないですか。
だから ジャンルを決めずに
色々な本を読む。
すごいわね。
色んな本って相当すごそう。
最高は35冊を
3日間で読んだんですけど。
本当に?
でも それは
全部 ジャンルが違うんです。
で バーッて読んでて
ちょっと飽きるじゃないですか。
そうすると 伏せといて
全く違うものを取って。
…っていって3日間で35冊。
なるほど。 一日10冊?
なんか お尻に だけど…
本を読みすぎて お尻に
読書ダコというものができたって。
そうなんです。
どういう所にできるの?
読んでると 私…
うちのソファって
私が22の時から
同じソファなんですけども。
すごいわね。
そこには座った跡がつくぐらい
へこんでて。
例えば 同じ姿勢で
ずっと読むわけですよ。
そうすると 寝ダコと同じで
当たってるここが
あれ? 痛い。 あれ? って思うと
ちょっと
おできみたいな感じが…。
本当に? あら すごい。
だから 同じ姿勢で ずっと…。
でも お母様は名古屋で…。
名古屋ね? あなた。
そうです。
お一人暮らしで。
前 私… 思い出しても…
あなたさ 子供 育てる時にさ
名古屋の駅で お母さんに
バッと子供 渡して…
大阪 行く仕事の時?
名古屋で
お母さんに赤ん坊 渡して
それで 仕事行って
泊まって 次の日
また 名古屋で受け取ってきて。
そうです そうです。
あれ 思い出しても
笑っちゃうわよね すごくて。
はい。 で 号車を決めて
8と 例えば 9の間のドアで…。
そうよね。
そこが決まってないとね
探すの大変で…。
…だけ 連絡して
それで 離乳食とか持って
まず乗って
名古屋駅 着いたら渡して
そして 大阪に行って
で また次の日
何時何分 名古屋です
何号車ですって言うと
そこでもらって。
だから 多分 その年 一番
新幹線に乗った
乗車率の高い赤ん坊だと思います。
そうよね。
で その頃は まだ
新幹線が2階建てだったんです。
そう。 2階建てがありましたよね。
はい。
それで おむつ替えたりする用に
下の1人用のお部屋で…。
あったね。
テーブルがあるから
そこで寝転がって
おむつ交換もできたり
すごくよかった時代でした。
今 ないものね あれね。
そうですか。 この番組でも
子育てのお話 してらしてね。
これはね
1994年の事でございますが
あなたが
お話ししてらっしゃるVTR
ちょっと ご覧頂いていいですか?
はい。
「本当に お子さん育てるの…。
3歳の男の子ですって」
「もう すごいでしょ?」
「大変です 大変です」
「鉄砲玉みたいに
どこか行っちゃうでしょ」
「速いんですよ。 速いんです」
「それで 一応 人前で怒っちゃ
いけないなと思いつつ
止めなきゃいけませんからね
結構 怒ってるんですけど」
「そこから だって 10カ月の子を
おぶうっていうのもね」
「歩かせるの? その場合は」
「いえいえ バギー引いて…」
「あっ そっか。
まだ歩かないわね 10カ月じゃ」
「じゃあ まあ 赤ちゃん?」
「そうですね」
「バギーの中に入れて
その3歳の子が
どこか行っちゃわないように
こう…」
「いや 勝手に
走っていっちゃうんですよ」
「だから それを止めるのが
やっぱり 声ですね」
「そうすると あなたが叫ぶと
やっぱり
人がパッと見て あっ
かとうかずこさんだわって…」
「いっつも怒ってるっていうふうに
思われますよね」
フフフフ…。
フフフフ…。
大声で止めなければ
危険な事が多いですから。
ねえ。 そうですよね。
はい。
お母様は今
おいくつぐらいにおなりなの?
今年 89です。
あっ そうですか。
お元気?
1人でいて…。
ちょっと これは よれてます。
これ 愛媛に行った時なんですね
実は。
愛媛県に ワタリガニ食べに
一緒に行った時なんですけど。
いいわね。
1人で暮らしてると だんだん
人としゃべらなく…。
そうよね。 うん。
家事も全部 ご自分で
やってらっしゃるんですって?
今でも。
そうなんです そうなんです。
でも やっぱり だんだん自分で
お料理 得意だった人も
めんどくさくなってくるから
作らなくなるので
すごく上手だったじゃないって
おだてて
頑張ってって言ってるんですけど。
なるほどね。
で うちの母 この前
庭に桜… 八重桜があるので
桜のお茶を作って…。
あら それもいいわね。
塩漬けにして。
塩漬けにして。
あらー 奇麗ね お庭が。
そうですね。
これは母1人でできないので
ご近所の方で
お庭の好きな方が一緒に
植え替えてくださったりして。
あっ そうなの?
これ オクラです。
ええー。 あっ そう。
オクラ。
はい。
やっぱり 採れたてって
すごくおいしいですよね。
あっ そう。
やわらかくて。
で これ そら豆なんですけど
これの小さいのを
この前 行った時に 私
スナップエンドウだと思って
もぎったんです。
「まだ こんなにお豆
あったんだけど」って言ったら
「それはそら豆よ」って言われて。
フフフフ…。
「ごめんなさーい」。
フフフフ…。 なるほどね。
ちょっと見た時ね…。
どのぐらいの割合で
名古屋に帰ってらっしゃるの?
仕事がない時には行けるので
まとめて1週間とか
10日とかいるんですけど
あったら なかなか行けないので
なるべく 今は 行ける時には
行こうかなと思ってるんですけど。
でも
車で行ったりなさるんですって?
そうです そうです。
何時間ぐらいかかるの?
東京から。
4時間? 4時間半と
言った方がいいですか?
そうね。
「すっ飛ばすんですか?」って
言われるといけないから。
一回も休憩なしなんで。 ビューン。
ビューって行っちゃう。
なるほどね。 まあ でも
運転 嫌いじゃなきゃね。
はい。
私は この仕事じゃなかったら
長距離ドライバーが
一番向いてる仕事じゃ
なかったかと思っているので。
トラックなんかの? そう。
で 皆さんと お母様なんかと
なんか 食べに行ったりなさる時
いつも現地集合なんですってね。
今は行けないんですけども
コロナじゃない前は
例えば 私が芝居で新潟にいると
新潟に来てくださいって言って
で 来てもらって
飛行場だけ 迎えに行って
ご飯 食べて ちょっと観光して。
次の日に じゃあ 一緒にって
東京までは
一緒に帰ってくるんですけど
そこからは…
東京駅からは あちらは もう
じゃあって
東海道新幹線。
あっ そう。
いいわね でも そういうのもね。
でも だから 私 考えたら
旅行友達としては
ナイスパートナーな感じ。
本当ですよね。
だって お互いに そんなに
べったりしなくて
いい距離があって
同じもの食べて
おいしいわねって言える。
お互い
好き嫌いがわかってるしね。
そうですよね。 それは
旅の友達としても最高ですね。
フフフ。 でも お母様は普段
テレビの番人というか
テレビの通販番組も
すごく詳しいんですって?
もう テレビっ子ですからね。
去年 母が入院してる時に
家に戻ってて
掃除とかするじゃないですか。
なぜ ここに この… 鍵盤?
キーボードが
送られてきたんですよ。
あの人 弾かないのに
なんでかなと思って。
「これは
詐欺なんじゃないの?」って
うちの弟としゃべってたら
本人に聞いたら なんか
「すごく楽しそうに宣伝してて
歌ってるから
やってみようかと思って頼んだ」
「ええー?」って。
それ いまだに
1回も弾いてませんよ。
ハハハハ…。 そう。
でも 飾ってあります。
あっ そう。
あと なんとか健康ジュースとか
あとは 私も教えてもらって
そうだなと思ったんですけど
オリーブオイルを最初につけると
とてもいいわって言うから…
私もマネしてますけど 今。
それも テレビからですし。
そう。 そういうのね
よく しょっちゅう見てるとね
色んなのやってますもんね。
はい。
でも 最近は お母様
歩く機会が減ったんだけども
ご一緒にいらっしゃる時
お墓参りとか
よくいらっしゃるんですね
ご一緒に。
はい。 そんなに遠くないので
お墓には歩いて行こうとか
ちょっとずつ。
私 思い出したんですけど
お墓参りでも
娘に怒られたんですよ。
雑巾の使い方が悪いって。
フフ…。 なんで?
「汚れた所は折って畳んで
違う面で拭きましょう」。
「小学校の時に習わなかったの?」
って言われて 「ええー!」。
何? あなた
同じ面で ずっと拭いてたの?
…みたいなんですけど。 怒られて。
で その怒り方が
小学校の時に習ってなかったのか
っていう怒られ方…。
はあーって
もう 情けなかったですね。
相当おかしいわね
それ でも だけど。
ひどいですよ あの言い方は。
そうね。
「小学校の時に
習ってなかったの?」って。
だから 母を見ながら
母も ちゃんと拭いてるかしら?
と思いながら。 あの人は
ちゃんとやってましたけど。
普通は こうやって拭いたら
次の時には奇麗な所 出して…。
習ってますか? 小学校の時に。
私は習ってましたよ。
あっ 失礼致しました。
フフフフ…。
そのぐらい できますよ。
フフフフ…。
まあ できるな。 できる。
フフフフ…。
でも 話 違うけど 10年前から
あなた ずっとやってらっしゃる
朗読劇 『この子たちの夏』
今もやってらっしゃるってね。
はい。 今年も…
去年は できなかったんですけど
今年は やらせて頂けるかなと
思っていて。
出て頂きましたもんね 最初に
トークで。
だけどね あれ 本当
だらしがなくて 私ね
泣いちゃってね 駄目な…。
あなたたちも そうだって…
我慢してるんだって思うわよ。
だけどね もうね あれは
原爆に遭った子供たちの日記とか
それから
亡くしたお母さんの詞とか
そういうものを読むわけじゃない。
ちょっと やったんですけど
私ね 駄目だわ これと思ってね。
でも 協力して頂いて
本当に よかったです。
ありがとうございます。
いえいえ。
ちょっと 見て頂いていいですか?
はい はい。
「家に帰ろうよ」
「ううー」
「口は利けなくても
私たちの言う事は わかるのだと
示そうとしています」
「兄の背中に乗せて
後ろから体を押さえて
家に戻りました」
「建物疎開の材木運びの
作業の夢でも
見ているのでしょうか」
「時折 “ワッショイ ワッショイ”と
つぶやき
いよいよ 息を引き取る前には
“海ゆかば 水漬くかばね”と
口ずさみながら
12歳のマサテルは
この世を去りました」
今年は…
去年 できなかったんだけど
2年ぶりに
今年は なさるんですってね。
みんな きっと
待ってらっしゃるでしょうからね。
本当に
そのお子さんの書いたもの…
ご本人が書かれたものを
木村先生が本になさる…。
木村光一さん?
はい。
で それを
読まさせて頂いてるので
広島 長崎で こんな事が
あったんだっていうのを…。
そうね。 本当。
感じて頂ければいいなと
思っているので。
そうですよね。
その話と
ちょっと離れるんですけど
去年 結婚なすった床嶋佳子さん?
はい はい。
あの方の…
結婚なすったキューピッド
あなたなんですって?
そうなんです。
どうして? なんで
そういう事になったの?
ジムで…。 今 もう
94歳になられてる…。
今 現役じゃ
ないんですけども
2年前 92歳で 現役で
ジムのメンバーだった
うちの近所の先生を囲む会が
あったんです。
その時に男性ばっかりで
皆さんが
「すごくいい独身の男性がいて
かとうさん 誰か いませんか?」。
そんな事って 今どき あるのね。
ですよね。 私 その時に それこそ
さっきの木村光一さんが
「床嶋さんはね 寂しげだよね」って
言ったのが浮かんで
「あっ います」って言って
ご紹介したら
あれよあれよと…。
床嶋さん 55だったんでしょ?
その時。
こんなに早く
決まってしまうなんて
思わなかったです。
本当に!? へえー。
だから タイミングって
あるんだなと思って。
うーん。
本当ね 色んな事ってね。
わかんないです。
そんな事があるのね。
最近のお二人のご様子は
ご覧になった事あります?
2人で 隣同士のレーンで仲良く
水の中を歩いてらっしゃいますよ。
ハハハハ…。 本当に。 いいわね。
あなたは どうなの?
私ですか?
もう 今更ですよね。
そう? 今更でもないでしょ
だって あなた。
そうですか?
だって さっきの床嶋さんで
55だったでしょ。
でも 63です。 今度 64ですから。
だって まだ いいじゃない。
大丈夫よ まだ。
それは あなた…。
いや 私は 茶飲み友達
ご飯友達っていうのがいて…。
徹子さん なってくださいね
ご飯友達。
もちろん なりますよ。
そこだけ あれば もう
全然 人生を謳歌しますから。
わかった わかった。
60歳になって
これから なさりたい事って
なんか あります?
まだまだ いっぱい 色んな事が…
面白い事が
起こってきそうな気がするので…。
また芝居したいわね。
はい。
でも 今ね 芝居するの
大変なのよね
この状況だからね。 また いつか。
機会がありましたら ぜひ。
じゃあ。
『徹子の部屋』は
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