出典:EPGの番組情報
[字]吉田類の酒場放浪記▼「今日はおうちキャンプ」流行り病で放浪もままならない昨今。そこで吉田さんが考えたのは、巷で流行りのベランピング。酒を片手にさまざまなキャンプ飯にチャレンジ。果たしてうまく作れるのか?
詳細情報
出演者
【出演】吉田類【ナレーター】河本邦弘
番組内容
流行り病で放浪もままならない昨今。日頃の憂さを晴らしたい吉田さん。そこで考えたのは、巷で流行りのベランピング。吉田さんも自分のアトリエでもやってみたのだが・・・。酒を片手にさまざまなキャンプ飯にチャレンジ。果たしてうまく作れるのか?
制作
2021年ジャンル :
情報/ワイドショー – グルメ・料理
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
テキストマイニング結果
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キーワード出現数ベスト20
- 吉田
- 今日
- 和夫
- 行者
- 旨味
- 非常
- ママ
- 尚市
- 納豆
- マスター
- 結構
- 邪魔
- 代目
- 地元
- 平野
- KABUTO
- KURO
- お願い
- ジュース
- ビーツ
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
吉田類です
今日はですね 僕のアトリエで
キャンプをね やってみようかなと
いうふうに考えてるんですが
準備がありますんでね 皆さん
ちょっとお待ちください
<飲み歩きも ままならない昨今>
<放浪ができない吉田さんは>
<ちまたで はやりの
ベランピングとやらを>
<アトリエのベランダでも
やってみたいらしく…>
どう… これ どうだっけ?
おかしいね
<今宵は どうなることやら>
ほ~い 準備できましたんでね
皆さん ちょっと乾杯ね
していただけますか?
では いきます 乾杯!
あ~…
もうね お料理をね やりたいので
火をつけたいと思います
あの これね フェザースティックを
作ってます
これは もうね だから一応 あの…
折れちゃった
火種というかね これから
火を使いますんで
火の神様に これを こう…
お祈りをね…
よろしくお願いします
<安全祈願も済んだところで>
<ファイヤースターターを使って
格好よく着火>
<いよっ いよっ…>
<あれ? どうしました?>
<い~ よっ>
ちょっと 祈りが足りなかったかな
<で 結局…>
最初から
これでやればよかったですね
<今度は火吹き棒ですか>
こっちから吹くんだよね?
<えっ 使ったことないんですか?>
ふー
<ちょっ ちょっ ちょっ ちょっ 吉田さん>
<それ 短くないですか?>
これ…
<ですよね~ 何やってるんですか>
ふふっ
ふー
ふふっ
ふっ 吹いたら消えちゃったよ
吹き消えちゃった
<四苦八苦すること10分
なんとか火がついたようです>
<火が安定するまで
シングルバーナーで できるおつまみを>
あのね 僕の大得意な
ホットサンド ねっ
焼こうと思ってるんですが
今日はね トーストじゃないんですね
ちょっと変わったところで
なんと 肉まん これをですね
焼きたいと思います
<ほお 焼き肉まんですか>
これがね 火の大きさが見えないのがね
一番… 失敗の原因になるんですよね
火力が分からないから
慣れてるとはいえね 過去にね
ほんの数回 失敗があります
この時間が 楽しいんですよね
ちょっとね いただきながら
う~ん…
ね 鳥の声と
たき火の 火のはぜる音だけですからね
この焼き色を想像するってわけよね
その空想してる間が
また楽しいんですけどね
今ね ほんのり きつね色
<私には 真っ黒な肉まんが見えます>
なんか いいかもしれないな
あっ もう大丈夫ですね
30秒たちました
<さて いかに ダラララララ じゃーん>
あっ…
<あっ 隠した>
ちょっ… と
なんか悪い予感がしたんだよな
<こんがり焼けて これはこれでおいしそう>
<肉まんって聞いてたけど中身は あんこ?>
これね 多分…
バーボンがね 合うと思うんですよ
これ あの こしあんに見えますが…
<私にも そう見えます>
甘い…
<こりゃ どう見ても あんまんだ>
僕の情報では 肉まん…
いやっ こういうときはね バーボンで
<気を取り直して
炭火で作る料理でも やりましょうか>
さて 贅沢にいきます
ローストビーフ 黒毛和牛北海道産 もも肉です
これをダッチオーブンで
<これは すごい>
ワイルドにいくしかないんですが
一応まあ 基本の塩こしょうを
もう にんにくは もう たっぷりですね
オーケー
<えっ 直接?>
<底網とか敷かなくて大丈夫?>
<また不安がよぎるんだが…>
炭の上にのっけちゃいます
それで 炭火を上にも置きます
これで全体に火が回りますね
いや これ 楽しみですね
<それでは 肉に合う酒でもいきますか>
これはね もう
次はワインでいくしかないかなという
これ 栃木の足利で作られてる
ワインですよね
第二楽章
量はね…
外国のようには作れませんが
質はですね 世界のね
トップワインに きっ抗しようかという ね
そういうワイナリーが続々できてます
お~ いい香り
あ~…
十分ね 酸味もあるんですが
とにかく お料理を
これでですね 薫製を作ります
なんとね これ 薫製 作るんですが
<作るといっても 食材を並べて>
<スモークウッドに火をつけるだけ>
<あとは勝手に いぶしてくれる>
んっ? 大丈夫かな? あ~ いい 薫香ですね
いやあ でも こんなに簡単にできちゃう
薫製機があるんですね
<こりゃ 失敗しようがない>
<多分…>
<そろそろダッチオーブンも
いい匂いがしてきた>
どうでしょう
うわ~っ
おっ これは いいじゃないですか
あっ…
<あっちゃ~>
じゃあ ここ 切り落としましょうね
ちょっと切ってみましょう
<問題は 中身>
どうでしょうか
んっ まあまあってとこでしょうね
ちょっと 味を見てみますね
<分厚っ こりゃステーキだ>
うんっ うんっ
ちょっとね 焼きすぎましたね
まあ こういうことも あるんですよ
そういうときは 赤ワインがね
助けてくれます
うわ~…
<なんだか 薫製機が静かなような…>
なんか煙が出てませんね
ちょっと 様子見てみましょうかね
あっ…
真っ白 ちょっとだめですね
これ 火がついてなかったんですね
<まさかの失敗>
<火をつけ直して 仕切り直し>
え~… 純米吟醸ということで
これはね 香川県の お酒なんですが
これがね
なかなかね
いけるんですよ
これね
うんっ
もうね たまねぎがね
<たまねぎ?>
うまく たまねぎのホイル焼きが
うまくいってると思うんですよね
<ああ こんなところに隠してた>
<いつの間に>
これですね
うお~ いい香り
こりゃ もう
間違いないです
いやあ 新たまねぎ
うんっ 非常に甘みたっぷりの
新たまねぎです
この凱陣の辛口で シャキーンと
最高ですよ いうことないですね これは
うんっ
<忘れてませんか? 薫製>
あっ 薫製の煙も漂ってきましたね
もう 多分 一番食べごろやと思います
あ~ 間違いないですね
チーズも ゆで卵もね
もう ちょうどいい具合に色づいてます
<桜のチップで いぶした 薫製>
<香ばしい香りが伝わってくる>
ダバダ火振ということで 栗焼酎で
1000回記念ということで
社長にね ここのね
贈っていただきました
あ~…
さわやかに がつんときますね
<スモークサーモンにも合うはず>
うんっ この半生な感じが もう最高ですね
<続いてチーズ>
うんっ うんっ
いや~ いや いや
もう 粘りがあってというかね
ちょっとチーズの味
えっ こんなんだっけ? という
これはまた 格別です
今みたいにね その移動が非常に
制限される
この時期
でも…
なんとかね
楽しく 心豊かに過ごせる時間が
あるんだというのはね
もう あえてね
アウトドア キャンピングにしました
ということで
今日は せっかくテントも張ったことだし
テントで寝るかな うん
<明日も
いい日になりそうだ>
<酒場という聖地へ>
<酒を求め 肴を求め さまよう…>
吉田 類です 今日はですね
八王子に来てるんですが
結構 巨大な街なんですね ここら辺は
その中でですね こう 歴史もあって
当然 おいしい飲み屋さんも
あるとは思うんですけれども
見当がつかないので
これから 足で稼ごうと思います
探してまいります では いってまいります
<2017年 八王子市ができて
ちょうど100年>
<かつて 桑の都
桑都として栄えた この街には>
<当時の繁栄をしのばせる一角がある>
<今も花柳界が残っているのだ>
ああ 風情がありますね これは また
ここですね
ちょっと のぞかしていただきましょう
<吉田さんが向かったのは
芸者衆を抱える>
<いわゆる 置屋>
うわっ
♬~
こんにちは
(めぐみ)は~い
あっ お邪魔します
まあ こんにちは
何か ものすごく
いい音色が聴こえてまして
はい 芸者衆が
お稽古をしておりましたところです
あ~ そうですか
<ここ ゆき乃恵には
現在 8人の芸者衆が身を置き>
<日々 踊りや三味線の稽古に励んでいる>
<東京では 23区以外で唯一の花柳界>
<現在 八王子には
20人ほどの芸者がいるという>
(拍手)
何かいいですね
何か 皆さん でも 若くて
そうですね 一番向こうの子が
今 19歳になったところ
なんですけれども
やはり 15から
住み込みをしておりましたり
こういう世界
やっぱり ちょっと 憧れがあったとか?
あっ はい そうです 憧れて…
地元ではないんですか?
静岡出身です
静岡?
はい
私は 埼玉の出身です
あっ じゃあ 近くは近くなんですね
地元の方っていうのは
おられないんですか?
お母さんで
(めぐみ)あ~ えっと そうね
まあ 東京… くるみちゃんって
一番向こうの子は 向島ですけど
2番目の子は桐生だしね
今でも ふだんの中に
芸者さんが呼んでいただけるっていう
こう まあ 風土みたいなのが
わりと残っておりますので
家族ぐるみと申しますか
おじいちゃまが 米寿のお祝いですよとか
この間は お孫さんが 成人式ですよとか
たぶん 都内とは 少し違って
密着度が少し濃いですね
正月の事務所の宴会のときに
来ていただいてるんですよ
あっ そうですか
ええ 今度 また じゃあ
皆さん 来ていただこうかな
よろしいですか?
よろしくお願い申し上げます
<思わぬところで 芸者衆の
つやに触れた 吉田さん>
<今宵の酒は
おいしくなるに違いない>
駅からね 少し離れてるんですが
でも こういうね
見るからに 老舗といいますか
古いお店があります
こんにちは お邪魔します
こっち座っていいのかな?
あっ そこ そこしかいないの そこ座って
あっ はいはい
<ここに店を構えて23年 居酒や 榛名>
<群馬出身のマスターと
料理担当の奥様2人が>
<店を切り盛りする>
<ご常連の中には 芸者さんの姿も>
<まずは ビールで
口を湿らせる>
おっ
(和夫)お通しです 召し上がってください
(和夫)あっ それは
ママが作ったチャーシュー
これ じゃあ 料理は
全部 ママの?
(和夫)はい
ママの作る料理はおいしいですよ
うん あっ
これは 何が入ってるんですか?
(和夫)あ~ 分かんない
ねえ ママ
今日の白あえ 何入ってるの?
(信子)
ほうれんそうと ひじきと しいたけと色々
(和夫)…だそうです
顔は出てこないんですか?
ママ 顔見せてくれって
あっ いらっしゃいませ
あっ いやいや お邪魔します
あのね すごい フワッとした感じで
雲… 雲で白あえを作ったような感じですね
<さて 何を食べようか?>
何か おすすめ もう一度
ちょっと 言っていただけますか?
今日はね 川ますがあるみたいです
川ますがね
≪ええ 八王子らしいといえば
八王子らしいですよね
ますとか 要するに川魚っていうものは
ということで
川ますをいただきたいと思います
それと じゃあ
ラッキョもいただきながら 川ますを
はい はい どうぞ
あっ はいはいはい
これは マスター お漬けになった?
(和夫)いや ママ
私 何もできないんだって
しゃべり担当
はい
あっ…
すごい 野性味がありますね これね
マスター 何か おすすめありますか?
おすすめ?
自家製のとり生ハム
とり生ハム? じゃあ それをぜひ
食べてみてください おいしいですよ
はい
<とり生ハムに合わせるのは
むぎ焼酎 二階堂のタンサン割>
生ハムです
うわ~ これは…
お料理は もう 何でも
魔法のように出てきますね
<とりの胸肉を使った
さっぱりとした一品>
<ご常連から 作り方を教わったんだとか>
んっ
味は やっぱり あれですね
非常に上品なお味ですね すべてが
ありがとうございます
全然 角がないんですね
非常に こう 丸い味
この梅肉が 非常に品よく利いてます
<上品な味付けに 吉田さんも納得>
<次も楽しみだ>
あ~
はい お待ち遠さまです
おっ お~ 川ます これは大きいですね
(和夫)はい
25~26センチありますね
<これだけ立派な川ますならば
やはり 日本酒を合わせたい>
<店にあった酒の中から
吉田さんが選んだのは…>
うわっ こぼれちゃいましたね
<山形の酒 山法師>
<なみなみと ついでもらったので
ここは やはり お迎えに>
あ~
これ これ
最高の楽しみは この瞬間なんです
う~ん
川ますは どこで仕入れたんですかね?
何かね 見覚えがあるんですよ この顔に
(和夫)友達が釣ってきてくれた
そうでしょう 奥多摩のほうで?
いや 神奈川県
神奈川の何川ですか?
分かりません
ハハハハ… 分かりません
分かりませんって
(和夫)早戸川だそうです
あっ 早戸川ですね はい
うん これこれ
うん この日本酒のね この辛口と合います
あのね あっさり系なので
この辛口が 妙にさえますね
<あっさりとした ますの味わいに
吉田さん 酒が止まらない>
うん 今の季節
一番おいしいんじゃないでしょうかね
えっ これを釣ってきた方
今日 いらっしゃるんですか?
(和夫)いません
でも さっきの生ハムを教えてくれた方は
後ろにいます
えっ?
あの方です
えっ ご自分でお作りになる?
作るんです
ダイエット食品で
マスターにおいしいからって言ったら
メニューにするって言って
よくいらっしゃるんですか? ここには
ここは 結構…
2人で ホントは
太っちゃうから気にしてるんですけど
とりの唐揚げが好物なんで
あ~ そうなんだ
ここのが好きなんですよ ここのが
あ~ ここの唐揚げがおいしい?
おいしいんです ここの唐揚げ
ここで お小言 言うときも
いいですか? ってお酒を飲みながら
それで 何か
あんまり言いすぎたなって思うと
とりの唐揚げ 2人前みたいな感じで
ああ 何か おすすめありますかね?
おすすめはですね
油揚げの中に 納豆入れて
焼いてるやつなんですけど
揚げ納豆なんか
おすすめなんですけど できます?
≪厚揚げの中に 納豆入ってるやつ
あ~ いなり納豆?
≪そう いなり納豆 いなり納豆
ああ じゃあ いなり納豆
ちょっと待ってね
おいなりさんがあるかどうか
聞かないと分かんねえんだ
ちょっと待ってね
丸です 吉田さん できます
あっ できますか
はい じゃあ すいません お願いします
<ここで 東京 青梅の酒
澤乃井 大辛口をぬる燗で注文>
<ご常連の芸者さんのおすすめ
いなり納豆に合わせる>
ぬる燗ね カッときますが
フワーッと のどを通ります
納豆のネバーッとしたところ
この揚げが ちゃんとくるんでますんで
いいんですね この地元の…
澤乃井をいただいて このネバネバを…
う~ん
んっ
ママさん これ また
すごい このお酒と合うんですが
そうですか?
とっても 何か 優しいお味なんですね
ありがとうございます
それで そのフワーッとした感じ
全部 フワフワと とっても…
これって 何が入ってるんですか?
小ネギが入ってます
あと 何が入ってるんだっけ?
あとは… 秘密
あとは秘密だそうです
あと 愛が入ってます
あと 愛が入ってるって
何か 最後のシメに これっていうの
何かありますか?
ずり出し
ずり出しうどん いかがでしょうか
あっ じゃあ ぜひ お願いします
<…と 注文してみたものの
ずり出しうどんとは一体?>
あっ これなんですね
(信子)お醤油をそこに入れまして
混ぜたやつに おうどん入れて
召し上がってください
あっ はい
<サバの身にカツオ節 ネギ ショウガなど>
<薬味の入った具材に醤油をかけ
うどんを絡めて食べる>
<鍋から引きずり出して食べるので
ずり出しうどん>
<マスターの地元 榛名の味だ>
具材が ものすごく生きてます
こういう うどんの食べ方
ひょっとしたら初めて
心あったまります この味は
うん
お酒もどんどん進みますね
んっ
<マスター夫婦にひかれ>
<ご常連が集う この店で>
<地元芸者衆と飲み仲間に>
<そう願う
吉田さんであった>
(和夫)どうも ありがとうございました!
はい
結構ね 短時間にほろ酔いましたね
というか 相当酔わされます
この地元の濃い雰囲気
で とっても こう 家庭的で
芸者さんがね
この敷居の高いとこにいなくて
普通に こういう 居酒屋さんで
いらっしゃるという
これも楽しかったですね
ということで
まだまだ あるんではないかと思います
その辺り
少し冒険して帰りたいと思います
では いってまいります
<今宵は花街
つやある酒を探し求める>
<酒場という聖地へ>
<酒を求め 肴を求め さまよう…>
吉田 類です
今日はですね 京急蒲田に来てるんですが
蒲田はですね 何年か前だったと思いますが
ここの駅… ちょっと様変わりしてますね
前は 地上1階だったと思います
そういうことで またまた 不思議な国
蒲田というところなんですが
たぶん きっと 昭和の名残
このビルの はざまのどこかに
あるんでしょうね
今日は そういうところを
訪ねていこうと思います
では いってまいります
<東京と神奈川の三浦半島を結ぶ>
<京浜急行の京急蒲田>
<エアポート急行なら
羽田まで およそ10分>
え~… 後ろが駅なのでね
駅と そうですね
200~300メーターぐらいでしょうかね
<住宅地に なんと風流な>
あっ こんにちは~
うわっ これ また
ずいぶん 風情のある造りですね ここは
ここは 何屋さん…
ところてん あんみつ やってます
あんみつ屋さんっていうよりも
ところてん屋さん?
(平野)ところてん…
…のことなんですね
何代目なんですか?
2代目になります
2代目なんですか
ここは もう何年ぐらい…?
45年
45年間
(平野)こちらが ところてん
入れて 押すと こっから
ヒューッと出てくるやつですね
(平野)こちらは あんみつ みつまめ用の
そうか 中身は一緒なんですね
(平野)はい 切り方が…
切り方が違うというだけで
<手作りの ところてんをいただく>
<吉田さん
懐かしい子どもの頃の記憶がよみがえる>
<店頭販売もしているが
店の中でもいただける>
<ヒノキの一枚板と
角材を使わない数寄屋造りの店内は>
<先代のこだわり>
お待たせしました
は~い
(平野)酢醤油の
あっ 酢醤油ですね
酢醤油をかけて食べる
ということでございますが
<ところてん 実は 吉田さんの好物>
シャキーンと酸っぱいの
これが いいんですよね
<伊豆産のテングサから作る
自家製の寒天>
<その寒天の切り方を変えた>
<みつまめも いただいてみよう>
お待たせしました
あっ はいはいはい
これは変わってますが
これが あんこですよね
(平野)はい こちら 豆
あったかくなってるので
お好みで のせてください
これは もう 初めてです この食べ方は
赤エンドウ豆
これ 全部がおいしいんですが
絶妙に このところてんが
その緩衝材といいますかね
涼やかな風を送り込んでるっていう
そんな感じですね
<ところてんが
おいしい季節となった>
今ね… 実は 蒲田温泉
かつて ルポに来たことがあります
それでですね 今日は… ねっ
くり平さんなんですが
もう 見るからに
地元の方しか まず いない
そういう場所ではないかと思います
お~
あれ? すごいね もう一瞬
この行者にんにく
これが 目に入りました
僕の大好物が 行者にんにくなんですね
あっ こっちかな?
こんばんは お邪魔しま~す
(尚市)いらっしゃ~い
いらっしゃい
(由美子)いらっしゃい
入り口で いきなり
行者にんにくの看板を見たんですけど…
どうぞ
あっ いいんですか?
じゃあ お邪魔します
はい
<黒湯で有名な蒲田温泉のそば>
<東京で結ばれた
北海道出身のおしどり夫婦が>
<40年前に始めた くり平>
<創業した頃は>
<いわゆる
四畳半フォークが はやった時代>
<名曲 「神田川」で歌われたように>
<風呂おけを持った銭湯帰りの客で
にぎわったとか>
<懐かしくも くり平には
古きよき時代が息づいている>
ビールの小を
小 は~い
小ジョッキください
はい
そこで ちょっと
のどをね 湿らせてからという
はい すいません 失礼しま~す
ああ はい ありがとうございます
<生小で 軽く始めて
次に備える戦略>
ああ… うまい
<行者にんにくは ぜひものだが>
<まずは 焼きとん>
じゃあ あの 焼きものを… え~…
(尚市)串を
はい 串 お願いします
じゃあ タレと塩だと?
はい あの… お任せ
はい
<主は 店を始める4年前から>
<蒲田にある もつ焼きの老舗で修業>
<見るからに タレに特徴がありそう>
はい すいません
ああ はい
これは しろと…
(由美子)ればですね
(尚市)はい 塩です
ああ はい 塩が来ました
これ珍しいですね
ノリがかかってる
あっ いい香り
<レバーから>
うわ~ このタレの色 濃いですね これ
最初に含んだ感じは濃厚です
酸味が きっちりありまして
今まで なかったですね
しろ いきま~す
このタレは どっかで
修業なさったときの味なんですね
それを持ってきて それから40年
これずっと つぎ足し…
イタリアンな感じもするんですけどね
(尚市)ハハハ…
じゃあ これ かしらですね
うんうん
あんまり淡泊っていうよりも
ちゃんとした粘りがありますよね
旨味… 脂がのってますよね
ええ こめかみっちゅうとこなんですよね
ここしか取れない
<豚なんこつ>
なかなかいけますがね
歯が丈夫じゃないと フフッ ねっ
<行者にんにくの玉子とじ>
<行者にんにくは
修験者が好んで食べたとされる山菜>
うわっ
はい どうぞ~
あっ これが 行者にんにくなんですね
はい
<北海道から届いたという
行者にんにく>
<ほたてが入るというところが
出身地ならでは>
行者にんにくの
おいしいのが育ってるところは
大体 ヒグマもいるので…
野生の行者にんにくは
においも かなり濃いんですが
たぶん 栽培だと まあ まろやかにとか
やわらかくなってると思いますね
風味は変わりませんね
やっぱり ちゃんと
野生味 残ってますね
うん
ありがとうございます
これは 何なんだろう?
から揚げ おいしい
はい お待ち遠さま~
<あれ? お隣さんも?>
真横にありますから
ちょっと ヨダレが出ちゃう
(女性客)おいしいですよ
いいですか? 1個… ああ すいません
ありがとうございます
ありがとうございます
<から揚げも 蒲田の老舗直伝のわざ>
ああ! すごいジューシーです
これ マスター おいしいですね
(尚市)あっ ありがとうございます
うん
<そして くり平の名物料理といえば…>
牛すじなんか どうですか?
ああ じゃあ お願いします
<牛すじときたら 焼酎で迎える>
<大将 多くない?>
<牛すじ煮は
赤ワインと生ビールを加えて>
<2時間煮込んだ 女将さんの自信作>
はい どうぞ 牛すじです
うわっ
結構 量 多くないですか?
(尚市)フフフ…
はい 失礼しま~す
ああ ありがとうございます
はい どうぞ 焼酎 朝日です
<朝日は 鹿児島県 喜界島の黒糖焼酎>
色が… このトウガラシ…
この赤さが 相当 辛そうですね
どうでしょう?
これ 見た目ほど辛くないですね
(尚市)辛くないですよ そんなには
この牛すじの旨味
閉じ込めてるんですね
はいはい はいはい
<黒糖焼酎のお湯割り
相当 濃そうな気が…>
<これも 主の心意気>
とまと玉子炒めというのを
(由美子)はい
今 北海道
トマトが おいしいんですよね
<奥のご常連に ごあいさつ>
すごい そこのね 何か勇ましい
勇ましい…
これが私よっていうのを
言っていただけます?
これなんですけど
はいはい はいはい
(女性客)東京羽田ヴィッキーズで
やってるんですけど
そうか 羽田ですもんね
そうなんですよ
<地元バスケチームに エールを送ろう>
<にんにくの こうばしい香りが
トマトに絡む>
はい お待ち遠さまで~す
とまと玉子炒めです
何か
北海道の夏の色です
北海道 今 もうね
トマトも おいしいし
何か 目の前に これが…
これ 生グレープフルーツハイ?
(由美子)はい
<ルビー色したグレープフルーツを1個半>
<キンミヤを割る>
はい どうぞ
ああ はい うわ~
何か すごい贅沢な搾り方を
していただいた感じがしますが
<ほのかな酸味と
程よい甘さでジューシー>
酸っぱいんですけど 甘さが勝ちます
うわ~ 爽やか
とまと玉子炒めということですね
玉子の甘味と トマトの酸味
これが もう絶妙な味わいを出してます
下町料理の…
結構オシャレなんですね それが
<酒よし 味よし
つまみよし>
<今宵は
下町酒場で上機嫌>
いや~ くり平さんでした
もう非常に
心の底から あったまるお店でした
ということで
まだまだ あるんでしょうね
もうちょっとね
散策して帰ろうと思います
では いってまいります
<♬~若かったあの頃>
<酒場という聖地へ>
<酒を求め 肴を求め さまよう…>
吉田 類です 今日はですね
JR埼京線の十条駅に来てるんですが
ここ 懐かしいですね
もう一つ いわば 下町の…
そうですね
大衆酒場の宝庫とでもいいましょうかね
ちょっと こうね わくわく感が
まあ 戻ってきましたと
いや~ 下町っていいなというところ
いきたいと思います
では いってまいります
<JR埼京線の十条>
<周辺には 大学や大衆演劇の劇場>
<そして 指折りの老舗酒場も>
<十条銀座商店街は 砂町 戸越と並び>
<東京三大銀座といわれている>
<その十条銀座の
西通りに入り込んだ吉田さん>
あっ ここかな?
この まるごと搾ったジュースという
こんにちは
<無農薬野菜や果物をまるごと搾った>
<コールド・プレス・ジュースの専門店 CaO>
入ったとたんに 何か ジュースの…
ジュースというか
何か 野菜から これ果物
これの香りですか?
今 パーッと こう 店内に
そうですね 野菜と果物
何か 飲みに行く前で
何か おすすめありますか?
今 一番人気があるのは
やっぱ 結構 お疲れの方が多いので
このビーツを使ったやつですね
ああ じゃあ それお願いします
(内垣)はい ありがとうございます
こっちがレッドビーツってやつですね
で これが オレンジのが
黄金ビーツってやつです
これは 中を切ると
こう 真っ赤になるんです
へえ~
<ビーツは赤カブのようだが
実は ホウレンソウの仲間>
何か ゆっくりですね 動きがね
そうですね これ低速で動いてるので
ゆっくり回して
それで 低温でやるので
コールドっていうらしいです
はあ~
<ここで ビーツを投入>
<和歌山産オレンジと
青森産リンゴをミックス>
お待たせいたしました どうぞ~
ほう これは ねえ
トマトジュースとも違うし 色が
(内垣)これは ビーツの色ですね
ビーツの色なんですね
うん すごい飲みやすい
お水も氷も使ってないです
この甘さは 自然の甘さ?
これ 自然の甘さです
<飲みきる>
お酒を飲む前も お酒を飲んだ後も
ぜひ ここに立ち寄ってくださいというか
あ~ どうも どうも
すいません
<吉田さん
ジュースを3杯も飲んで>
<次に備えた>
帝京大学のね
すぐそばの通りなんですが…
ここなんですね
今日 目指してるのは この ほり
これ ちらっと見ただけで
おいしいといわれるお酒ばっかり
揃ってます
とにかく いきましょう
≪いらっしゃいませ
ああ こんばんは お邪魔します
≪いらっしゃいませ
はい すいません
(常美)どうぞ
ここですね はい すいません
ありがとうございます
お邪魔します
うわっ お酒もたくさんあるんですが
ゴクゴクッといける…
じゃあ 琉球ソーダ いかがでしょうか?
あっ そうですね
何か 猫がおすすめという感じなんですね
はい そうです ご用意しますね
すいません 琉球ソーダ お願いします
<十条で38年
地酒と魚が充実した ほり>
<山形県酒田出身の夫婦と
2代目が営む家族酒場>
<豊洲から仕入れる海の幸を肴に>
<吉田さん 何杯いけるのか?>
<大将のめいっ子が描いた
猫ちゃんも見守っている>
あ~ すいません
これはハイボールですよね?
<石垣島の泡盛で作った琉球ソーダは>
<レモンを搾って さっぱりコクうま>
きますね~
これ 全部 箸置きも
コースターも お皿の中も
すべて にゃんにゃんの猫の絵
嬉しくなりますね これ見るとね
<お通しは 新たけのこと鶏肉の炒め煮>
濃厚なというか 濃いんですが
全然 あっさりしてますね
<まずは ほり自慢のお刺身から>
大将 今日 おすすめは?
そうですね 3点盛りなんかで
旬のもの入れて どうですかね?
<大将厳選の3点盛りがおすすめ>
<縛りはあるが
お好みの魚でも盛ってくれる>
はい 3点盛りで~す
ありがとうございます
(信夫)めばるです
こちらが 銚子の金目鯛
生の本まぐろの中トロですね
<日本酒のチョイスは 2代目に伺おう>
日本酒のラインナップがすごいんですが
(一志)はい ありがとうございます
あのね この KURO KABUTOっていうのが
ちょっと気になるんですけど
後味の酸のきくタイプがお嫌いで…?
いや 大好きです
大好きですか?
あっ じゃあ もう バッチリだと思います
はい じゃあ すいません それお願いします
はい 分かりました
こちらが KURO KABUTOですね
なるほど このデザインなんですね
はい
<1杯目は KURO KABUTO>
<焼酎に使う黒こうじで醸した純米吟醸>
<ラベルがおしゃれ>
じゃあ 金目からいきましょうか
いただきます
<まずは 脂がのった 銚子産の金目鯛>
食感はあるんですけど
もう そのまま スッと消えちゃうので
<KURO KABUTO>
キレは もう スキッと切れるんですが
含んだ感じの旨味
これも なかなかですね
<こちらは 青森産の釣りめばる>
歯応えがあります 非常に こう
あっさりした旨味が広がっていきます
魚を変えると 味わいも違ってきます
<そして 勝浦産の本まぐろ>
<KURO KABUTOで迎える>
<そこに…>
つくね焼なんか いかがですか?
あっ 焼きも あるんですね
<2代目が作る
本日の限定おすすめも ここの売り>
ちょっと時間がかかるんで
よろしいですか?
<ならば その前に
定番の肉とうふをいただく>
<そして 2杯目のお代わりは 佐賀の酒>
<稲荷神の使いとされるキツネになぞらえた
たけのその>
<超辛口とあるが
キレの中に米の旨味を感じる銘酒>
お待ちどおさまでした
にんにく肉とうふで~す
おお うわ~ でかい 1人前? これで
(常美)そうなんです 大体 2人…
シェアしてという
これだけで もう終わっちゃいますよね
薬味が こう 非常にきいてまして
独特の香りと
まあ にんにくも もちろんありますが
旨味があります
うん
<あとは 2代目のつくね焼を待つ>
お待ちどおさまでした
ああ うわっ
これ 全然 想像と違いました
(一志)最初 何もつけずに
召し上がっていただけると
卵を溶いて
こちらが レモンペッパーで
こちらが
海洋深層水で作った 高知のつぶ塩
<3杯目は 新潟の酒 山間の番外編>
<キレがある辛口ながら>
<旨味 甘味も感じる芳じゅんな鬼山間>
つくねっていうよりも
ハンバーグの形してますよね
何も 味を 今のところつけないで
いただきたいと思います
これ 見た目より
ずっとあっさり味なんですね
でも 旨味は きっちり詰まってます
<鬼山間>
爽やかな青年の鬼という感じで
スッと入ってきます
<生卵を絡めて>
<さらに 海洋深層水で作った
高知産のつぶ塩で>
様々な形のつくねをいただきましたが
これ 味としては
結構 個性的
さらりと ひょうひょうとしたうまさ
といいますかね
そういうのが伝わってきます
<鬼山間をあおる>
<せっかくなので
酒田の家庭料理もいただきたい>
酒田は こんな味だよという…
はい ぜひ
おしんこ食べていただきたいんですけど
キュウリのからし漬と大根牛乳漬
っていうのがあるんです
じゃあ お願いします
はい お持ちしますね
これ自家製の梅干し
これが もう
自家製の梅干しということで
<酒田生まれの大将に
おむすびを握ってもらう>
ああ ありがとうございます
これがおしんこで…
(常美)おむすびとおしんこなります
<ならば 4杯目>
<酒造りの神を祭る
奈良 三輪山ゆかりの みむろ杉>
<フレッシュな吟醸香に>
<雄町米らしい甘味が残る爽やかな味わい>
おしんこということで
なんて 爽やか
<みむろ杉>
何か すごい こう 神聖な味わいです
これは 牛乳大根という
(常美)牛乳の味が全然…
ああ 全然ないですね
これ だけど 何か 味わいそのものが
すごい こう ミルキーという
さすが でも 奥が深いですね 酒田
酒田
<大将のおむすびで シメる>
<うまい肴とおいしい酒>
<十条は
酒飲みパラダイス>
いや~ やっぱり あるんですね
今日の味をひと言で表現するなら…
ほり にゃにゃにゃ~ん!
ですね
言うことないです 最高
まだあるんでしょうか?
にゃんにゃんが
いってみたいと思います では
<もう一杯と招き猫>
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