出典:EPGの番組情報
関ジャム 完全燃SHOW【アルバム一枚通して聴いてほしいJ-POPの名盤を解説!】[字]
あのメジャーアーティストのスゴいアルバムから、プロだから気づく新鋭のアルバムまで『J-POPの名アルバム』の魅力をプロ目線で徹底解説!名アルバム全12枚を一挙公開!
◇番組内容
サブスクの登場で一枚通して聴くことが少なくなったといわれるアルバムの魅力をプロ目線で大特集!大橋トリオ、Tempalay・AAAMYYY、ヒャダインが、あのメジャーアーティストのスゴいアルバムから、プロだから気づく新鋭のアルバムまで『J-POPの名アルバム』の数々を紹介します!1日の流れを1枚で表現した名盤や、「J-POP」を語るうえで絶対に外せない名盤など…今夜は名アルバム全12枚を一挙公開!
◇出演者
関ジャニ∞
支配人:古田新太
アーティストゲスト:大橋トリオ、ヒャダイン、AAAMYYY
トークゲスト:高橋茂雄(サバンナ)、鷲見玲奈
◇おしらせ
☆番組ホームページ
https://www.tv-asahi.co.jp/kanjam/☆番組Twitter
https://twitter.com/kanjam_tvasahiジャンル :
バラエティ – お笑い・コメディ
バラエティ – 音楽バラエティ
バラエティ – その他
テキストマイニング結果
ワードクラウド
キーワード出現数ベスト20
- 村上
- ヒャダイン
- アルバム
- 大橋
- 高橋
- 大倉
- 丸山
- 格好
- 注目
- 鷲見
- 横山
- 曲目
- 本当
- 安田
- 古田
- AAAMYYY
- POP
- 結構
- AAAMYYY
- アーティスト
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
今夜の『関ジャム』は
プロがアルバムで聴いてほしい
この1枚。
名アルバムが続々!
♬~
今夜の『関ジャム』は…。
ご覧の3人が
プロならではの目線で
名アルバムを紹介。
(横山)こんばんは!
(村上)はい こんばんは!
まあ 古田さんもね
アルバムの良さは ずっと…。
僕は もう
アルバムでしか聴かない。
順番で聴かないと。
俺 だって…。
(村上)シングルがダーッとね
並べられてる…。
あれは なんか 無作為でしょ。
(村上)鷲見さん いかがですか?
アルバム。
私 本当に 古田さんの方を
見られなかったんですけど。
あと…。
(村上)大丈夫や。 おじさん
このアクリルより外には
出てけえへんから大丈夫や。
あと 結構 曲とかアルバムで…
サブスクとかで買ってると
シャッフルとかで聴いちゃう。
(一同 笑い)
(大倉)自由ですから。
(ヒャダイン)良くない!
良くない!
(村上)でも アルバムっていうと
やっぱ アーティストの方の
こだわりあっての…。
そうなんですよ。
やっぱり その…
もう 総合芸術みたいな
もんなんですよね。
もう ジャケット タイトル
そして曲順ですね。
…は もう 緻密に計算されて
どういったストーリーを作るのか。
一編の… もう 本当に
映画にするのか
短編集… ショートショートの
集まりにするのか。
いろんなデザインをしながらも
1つの作品に仕上げているので
それを ごちゃごちゃにするなんて
ああ…!
今夜は
名アルバム全12枚を一挙公開。
メモのご用意を!
♬~「あなたは面白く」
最初の選者は 蔦谷好位置が
2020年のマイベスト10で
選出していた
Tempalayの
メンバーであり
押し入れの自宅スタジオを
見せてくれた AAAMYYY。
まずは
AAAMYYYさんが選んだ
アルバムで聴いてほしい
J-POPの名盤から
まいりましょう。
アルバムは こちら。
(村上)さあ 椎名林檎さんで
『勝訴ストリップ』でございます。
椎名林檎さんの
セカンドのアルバムです。
このファーストアルバム
っていうのは
このアーティストさんの
一番最初の
アルバムなんで
トゲがいっぱい入ってるというか。
(村上)「これが私です」という
強い自己紹介ですもんね。
(AAAMYYY)そう 自己紹介的な
立ち位置ではあると
思うんですけど
このセカンドに
なると
この『無罪モラトリアム』が
大ヒットしたあとなので
こう 割と自由に
自分のやりたい事を
できる時期であって。
終わり方とか
曲のつながり方を
ちゃんと意識して
こう マスタリングされている…。
(大倉)へえー!
(高橋)「ああ…!」
「聴いたな これ
めっちゃ」
AAAMYYYいわく
楽曲の多くが
暗い雰囲気を持つ短調曲で
構成されているという。
(丸山)「事変で
こういう曲あるよね」
♬~「でんよとんゃちを」
♬~「えまなの」
そして AAAMYYYが
注目したのは
10曲目と11曲目の
曲のつなぎ。
♬~
♬~
(丸山)「うわっ!」
(高橋)「突然…」
♬~
(大倉)「やばい!」
(村上)さあ という…。 グッと
お聴きいただきましたけれども。
さあ 改めてAAAMYYYさん
曲 変わるところのね
カットアウトからのつなぎ目。
(一同 笑い)
本当に大好きなんですよ
このアルバムが。
カットアウト さっきも
おっしゃってたんですけど
すごい多く使われているのに
全然 それを
感じさせないというか。
ハッとさせられるような瞬間を
作ってくれるし
曲の変わり目というか展開が
暴力的すぎて
ドSだなって思う。
自分 いっそ
ドMでもいいかも みたいな。
…になってしまうぐらい
もう なんか
「ありがとうございます!」
っていう風に…。
(村上)「ありがとうございます!」
なんだ。
その暴力的だという
曲の変わり目が こちら。
♬~
♬~
♬~
さあ そして 更に深掘りポイント
ございます。 それが こちら。
「シンメトリー」ですが
この収録曲の配置。
これ まあ パッと
皆さん 見た感じ
なんもピンとこない…。
(鷲見)わかんないです 全然。
これ ビビると思いますよ。
(村上)これね!
これは ちょっと…。
ちょっと AAAMYYYさん
解説お願いします。
(AAAMYYY)これ 真ん中の曲が…。
縦になると
わかりやすいんですよ。
(村上)これ。
(AAAMYYY)そうそうそう。
(村上)数字の意味
わかりますかね 皆さん。
(村上)『罪と罰』を
真ん中として考えた時。
文字数です。
(村上)タイトルの文字数。
これ 意図してるの? ホンマに。
(鷲見)すごい!
すごい!
(横山)えっ どういう事?
3 2 6 3 5 6。
(村上)『罪と罰』で畳んだら
同じ数字が
向かい合わせになるように
なってると。
これ見付けた人 誰?
探せば こういった事も
浮かび上がってくる
アルバムですよっていう楽しみ方。
でも これ
計算せな無理よな 絶対。
このアルバムには
更なる深掘りポイントが。
『無罪モラトリアム』に
収録されている
『丸ノ内サディスティック』
っていう曲が
あるんですが
その中の歌詞に
「そしたらベンジー、
あたしをグレッチで殴って」
という歌詞が
あるんですけど
この『勝訴ストリップ』の
『罪と罰』という曲で
そのベンジーが
ギターを弾いてるんですよ。
(高橋)ああー!
(村上)ええー!
伏線回収が えぐいですね
椎名林檎さんは。
(村上)さあ では 続いて
ヒャダインさんが選んだ
アルバムで聴いてほしい
J-POPの名盤が こちら。
(村上)さあ Lucky Kilimanjaro。
(ヒャダイン)はい。
(村上)『DAILY BOP』…。
♬~「とろけてしまうよ」
ヒャダインが選んだのは
2020年 年間ベスト10で
蔦谷好位置も選出した
Lucky Kilimanjaroの
最新アルバム。
♬~「毎日」
今年 3月31日に発売された
アルバムなんですけど。
こちら
シンセを中心とした
エレクトロポップバンドで
めちゃくちゃ
格好いいんですけど
やっぱり その
サブスク時代でも
ちゃんと アルバムを意識した
作り方をしてるので
面白いので
持ってきたんですけど。
まあ 類似するのは
サカナクションさんに
近いかもしれないですけど
なんていうんですかね。
…みたいな感じ。
(丸山)何? それ。
カジュアルなわけですか?
(ヒャダイン)すごい近いっていうか。
(ヒャダイン)かなりポップですね。
なんですけど…。
(横山)ええー!
(鷲見)これ見ると
シンメトリーになってないかな
って見ちゃいますね。
でも これ見て なんか
気付く事あります? 鷲見さん。
(鷲見)えっ? ええー!
(ヒャダイン)なんか…
なんかの順番になってる感じ
しません?
(丸山)あっ! なるほど!
(ヒャダイン)そうですね。
(鷲見)本当だー!
という 時系列になってる
っていうアルバム…。
本当だ!
(ヒャダイン)僕 結構 そういう
時間軸で作られてる
コンセプトアルバムとか好きで…。
すげえ!
(ヒャダイン)最初の
『Superfine Morning Routing』
って
モーニングルーティーンの曲から
始まって
『太陽』っていう これ
シングル曲なんですけど
これが また すごい
バーンって上がる…。
太陽が上がって
ランチ ペペロンチーノを食べて
ちょっと
昼に雨が降って
夜になって…
おやすみね みたいな。
そんな…。
♬~
(安田)「朝は
こんな感じなんか」
(横山)「オシャレやな
ホンマ」
(丸山)「格好いい」
そして ヒャダインは
前半と後半の
曲の雰囲気にも注目。
(安田)「雨降ったあと」
♬~
(高橋)「ちょっと 雰囲気が…」
(村上)「ホンマや」
(ヒャダイン)「結構 ハウスっぽく
なってくるっていう」
(高橋)「ああ…! 夜や」
(村上)さあ 横山さん だいぶ
食い付いていらっしゃいましたね。
むちゃくちゃオシャレですね。
(ヒャダイン)格好いいんですよ。
オシャレなサウンドで
なかなか 他のアーティストでは
聞かないような
サウンド感なんですけど。
やっぱり その ちょっと
抜け感のあるボーカル…
ちょっと 肩の力が抜けた
ボーカルだったり。
歌詞とかも 結構…
近いっていうか
なんか気取ってなくて。
(村上)日常感のある。
そう。 なんか
20代男性の
ポートレートを
見ているような。
「スウェット」って
言ってたのわかった。
(ヒャダイン)わかりました?
でも 本当 この
『太陽』というシングルが
本当に もう 素敵で。
最初 ちょっと トロピカルな
EDMな感じになるんですけど
聴いてもらったところみたいに
ちょっと民謡っぽいというか。
「踊れや!そいやっさ!」っていう
ちょっと そういう
日本ならではのものも
ボン! って ぶち込んで。
言葉の運びもね。
そうなんですよ。
なので その…
エレクトロポップに
民謡的なものが入って
しかも格好いいっていう。
なんか その掛け算が
とても上手な人たち…。
(村上)これぞ またJ-POPというね。
(ヒャダイン)そうなんですよ。
新しい…。 「ラッキリ」です。
略して「ラッキリ」です。
(村上)「ラッキリ」。
続いては これまた 蔦谷が
以前 番組で…。
天才ですよ。 本当 すごいです。
もう素晴らしい。
「天才」と絶賛。
♬~「Wandering this life」
スタジオで弾き語りを披露し
最近では…。
上白石萌音との楽曲を
発表している
大橋トリオ。
そんな彼が選んだ
アルバムは…。
(村上)うわっ! 矢野顕子さんや。
『SUPER FOLK SONG』。 92年から。
なんて紹介したらいいのか
ちょっと難しいんですけど。
カバーアルバムですよね?
(大橋)そうなんですよ。
僕 これ 初めて
聴いたのが
10年ぐらい前
なんですけど
それまで知らなかったんですよ。
(高橋)へえー!
矢野さんといえば…
大変 失礼ながら
どっちかっていうと
苦手だった…。
(村上)当初…
はい。
(大橋)でも
これを聴いた時に
なんていう大名盤を
僕は知らなかったんだろう…。
(村上)へえー!
価値観 ガラッと変わるぐらい?
(大橋)変わりました。
(村上)うわっ…!
僕 カバーと思って聴いてなくて。
(鷲見)ああ そうなんだ…。
(村上)オリジナルと?
(大橋)オリジナルにしか
聞こえてなくて。
もう 矢野顕子色に
ガラッと変えているから
もう 矢野顕子の曲にしか
聞こえないっていう。
(村上)また これは 大橋さんが
もう1つ
推してるポイントがございます。
これ ちょっと
本当 ビックリすると思いますが
そのポイントが こちら。
(丸山)全曲?
(大橋)そうです。
(丸山)聞いた事ないんですけど。
(大橋)ないですよ。
これの映像作品も
あるんですよ。
はあ…!
嘘つけないんだ
じゃあ。
♬~「一人たどる」
このアルバムの1発録り。
その一部始終を収録した
ドキュメンタリー映画…。
2017年には
デジタル・リマスター版も公開され
話題に。
これは もう すごく
オーバーじゃなく言いますけど
これは国宝だと思います。
(高橋)すごいな。 国宝まで?
(安田)国宝は知っておくべきやな。
(鷲見)すごい評価。
(鷲見)ええー!
(村上)控えめに言って…。
控えめに言って 国宝?
(大橋)そうです。
もはや…。
(安田)「全然違うやん」
(安田)「曲が違いすぎる」
大橋が注目したのは
3曲目。
佐野元春の代表曲
『SOMEDAY』の
カバー。
では 佐野元春の原曲と
聴き比べてみると…。
(大橋)「ここはBメロなんですよ」
(大橋)「このあとに
有名なサビがくるんです」
では 3曲目
矢野顕子の
カバーは…。
(高橋)「サビ どうなるの?」
(高橋)「えっ?」
(大倉)「全然違うやん」
(大橋)「矢野さんは
ここが もうサビなんです」
(横山)「えっ? もう違う曲やん」
(村上)「なんじゃ こりゃ。
なんじゃ このアレンジ」
(高橋)へえ…!
(村上)茂雄君 いかがでした?
ここまで変えて…
だから 失敗したら
もう ボロクソに
言われるわけじゃないですか。
あそこまで変えて。
だから 原曲も
全部 押し並べて聴きたいですよね
こうなってきたら。
(村上)聴き比べてね
オリジナルとの。
私 存じ上げて
なかったんですけど。
矢野顕子さんは
もちろん知ってたんですけど
YMOのイメージが
すごい強すぎるので
こういう弾き語りで
しかも カバーで
こんな風に 独自のアレンジを
しているっていうのを聞いて
更に好きになりました。
(村上)ねえ。 これは…。
全ての音楽家が聴くべきと
思いますね これは。
(村上)いや すごい…。
(高橋)すごいの聴いたね。
今回 ピアノも
スタンバイいただいたという事は
少しご披露いただける
という事ですか? これは。
いやあ もう ちょっと恐れ多くも。
(村上)いやいや ぜひ ぜひ 生で。
よろしいですか?
(鷲見)うれしい!
大橋トリオが選んだ
矢野顕子のカバーアルバム
『SUPER FOLK SONG』。
その中で 大橋は
10曲目の
『それだけでうれしい』に注目。
まずは イントロ部分から。
♬~
ピアノのアプローチが
聴いた事ないんですよ とにかく。
(村上)聴いた事ないアプローチ?
(高橋)ええー!
♬~(ピアノ)
♬~
これが イントロなんですけど
何これ? っていう。
で しかも…。
♬~
(大倉)全然わからへんぞ。
これを… こんな難しい事しながら
歌うんですよ 矢野さんは。
普通 右… 右手…。
(村上)右手が
もっと動くはずやのに…。
右手が和音になって
左手で弾いてる…。
そうそうそう。 左手が そう…。
(横山)でも なんか
矢野さんっぽいですよね。
そうなんですよ。 ここに 多分
節が入ってるんだなっていう。
左が動いてるんですか?
(ヒャダイン)左がメロディー弾いてるから
普通は 結構 それ しんどい…。
それで 歌うんでしょ?
そう。 だから まあ ちょっと
スカというか レゲエというか。
「ウン チャッチャッチャッ」が
ずっと鳴ってて。
矢野顕子独特の跳ね方は
この左右の手の入れ替えに
あるのではないかと 大橋は推測。
更に…。
Aメロとサビ頭のコードにも注目。
♬~「いつも
思っていることなのに」
♬~「君に会うと忘れてしまう」
(大橋)ここで 普通
こういきたいんですけど…。
♬~「顔をみて…」
(安田)うわっ シャレてるな。
(大橋)こういう
分数コードなので…。
「顔をみて」じゃなくて
「顔をみて」なんですよ。
♬~「顔をみているとうれしい」
♬~「声をきいているとうれしい」
♬~「それだけで」
♬~「それだけでうれしい」
♬~
(丸山)何? それ。 かっけえ!
(大倉)格好いい!
広がりが…。
(大橋)で 飛ばしまして サビか。
♬~
(丸山)何? それ。
♬~
うわー!
(大橋)わかります?
なんか… なんか 聴いた事ない
間奏が まず くるんです。
ハハハハ…! 確かに。
(大橋)で…。
♬~
(大橋)ここで
転調してるんだけど…。
♬~
こうじゃなくて
ここにいきたいところを…。
♬~
♬~「夢のまんなかを」
(大橋)わかります?
(安田)めちゃくちゃや。
本来 いきそうなところの
半音上に グッて…。
Dに…
Dフラットにいくところを…。
(ヒャダイン)Dにいく…?
半音上にいく…?
♬~
♬~「夢のまんなかを」
すごくないですか?
グワー! きません?
(丸山)グワーってきて
バンッと落ち着かせるんだ。
(大倉)なんか いってほしいとこに
いかないような なんかフラフラ。
(村上)そうやんな。
なんか ちょっと 不安定さが
また なんか
不思議な心地よさを生む…。
(大橋)そうなんですよ。
その 映像作品 見ると…。
ええー!
(大橋)で 最終的に
この音源に
落とし込んであるんですけど。
たまたま その形に
なったんだろうなっていう…。
(村上)…気がしてならない?
ならない。
そして ここからは
他のプロも交え
1枚通して聴いてほしい
J-POPの名アルバムを
一挙紹介。
ヒャダインが
選んだのは…。
それが…。
DEZOLVEといえば…。
♬~
超絶テクニックで話題の
3人組
新世代フュージョンバンド。
♬~
ヒャダインが注目したのは
3曲目までの流れ。
♬~
♬~
そして 1曲目が
ゆっくりとフェードアウトし
2曲目へ。
♬~
(古田)「CASIOPEAや」
(ヒャダイン)「そうなんですよ」
「T-SQUAREとか
そんな感じ」
♬~
(村上)
「なんじゃ こりゃ…」
いや 音 格好いいな これは。
だと思いますよ。
50代のね 人とかね。
俺たち世代だな。
ああ なるほど。
堂島孝平が選んだのは…。
それが…。
♬~
このアルバムに
堂島は…。
(大倉)「すげえ!」
(ヒャダイン)そうなんですよね。
(大倉)へえー!
もともと ご自身の曲の
予定だったんですよね。
続いて
大橋が選んだのは…。
(ヒャダイン)「言われたら
そうかも」
このアルバムについて
大橋は…。
(大橋)「これ 名曲です」
そして
大橋が注目したのは
7曲目 『冬の終り』。
♬~
(大橋)90年頭の頃っていうのが
僕の中では ユーミンの黄金期と
思ってるんですよ。
この間 あの…
旦那さん… 松任谷さん…。
(村上)はい。
正隆さん いらっしゃいました。
(大橋)「あのアルバムっていうか
あの時代って すごい
洋楽に聴こえるんですよね」って
言ったら
「それは そうだよ。
だって 洋楽が作りたくて
向こうで
録音したんだもん」って…。
(村上)ほう…!
すげえ!
それで まあ 向こうの
スタジオミュージシャン界では
多分 大御所の方々を
ふんだんに使っていると。
マイケル・ジャクソンの
セクションのアレンジとか…
『スリラー』。
(村上)はい…!
(大倉)やばい!
(高橋)すごいメンバーが
集まって
きたんですね。
MISIAの
『Everything』などを手掛ける
冨田ラボが選んだのは
アルバム冒頭のインパクトが
抜群な1枚。
それが…。
(大倉)「矢野さんや」
まず 冨田が
注目したのは
1曲目の
冒頭のインパクト。
♬~
♬~
♬~
(大倉)「すげえ!」
堂島孝平が
続いて選んだのは…。
それが…。
テレビドラマや映画主題歌
CM楽曲などを手掛け
独自の言語表現でも
注目を集めている18歳。
このアルバムに
堂島は…。
(大倉)「すげえな」
(高橋)「へえー!」
(安田)「すごいなあ!」
大橋トリオが
続いて選んだのは…。
それが…。
(高橋)「ええー!」
吉川忠英は
中島みゆき
松任谷由実など
数多くの
アーティストの
レコーディングや
コンサートに参加する
日本アコースティックギターの
第一人者。
そして 大橋は
5曲目の『雨』に注目。
冨田ラボが
続いて選んだのは
リリックが
アルバム1枚の
トータリティを
形作った1枚。
それが…。
Ryohuといえば…。
♬~「掴めよ Only You」
♬~
♬~「束の間の夢 I Need You」
蔦谷好位置が
2020年のマイベスト10の
第9位に選出した
実力派ラッパー。
(AAAMYYY)「歌ってます」
(高橋)「へえー!」
(丸山)「あっ! 格好いい!」
(ヒャダイン)「格好いい!」
冨田が注目したのは
Ryohuが
手掛ける歌詞。
えっ! これがラップ?
確かに早口だが
あまり違和感は
なかった。
(横山)「面白いな」
すごい人 いっぱいおるな。
(横山)ホンマやな。
AAAMYYYが
続いて選んだのは…。
それが…。
このアルバムに
AAAMYYYは…。
(大倉)「へえー!」
(横山)「格好いいな」
以上 プロが選んだ
1枚通して聴いてほしい
J-POPの名アルバムでした。
(村上)さあ… という
皆さんに選んでいただいた
数々のアルバムですが
丸山君 いかがでした?
そんな むっちゃ
レコード聴かへんけど
レコード屋に走りたいです。
(村上)これはね。
(丸山)ひばりさんのやつ
レコードで聴きたい。
(村上)これは 大倉君もね 今
お酒飲みながら聴きたいって
言うてましたけど。
聴きたいしね。 もし これ
女性が来てたとしたら
もう そういう事よね?
(村上)ひばりさんの声で 一気に
雰囲気 ムード 変わるやろうから。
ムード作り 完璧。
(横山)完璧ですか?
完璧ですね…。
(一同 笑い)
(村上)
あれ かかってもうたら…。
ムード作り 完璧ですね。
(村上)完璧?
(高橋)でも 逆に こいつ
仕掛けてきたなって思われへん?
(一同 笑い)
(村上)ねえ。 グッて構えそう…。
さあ では 続いてですが
ヒャダインさんから
お願いいたします。
J-POPの名盤 こちら。
クレイジーケンバンドの
メジャー第1弾アルバムなのだが
ヒャダインの
注目ポイントは…。
(ヒャダイン)昭和なんですよね。
これ 2002年に出てるんですけど。
やっぱり クレイジーケンバンド
横山剣さんの
昭和へのオマージュが
すごくて。
(村上)
『ゲバゲバ90秒』なんか
『90分!』をオマージュした…。
(ヒャダイン)そうですね。 とか…。
これこそ もう
アルバムで聴いていただきたい。
曲数 見てください。
めっちゃ多いんですよ。
(高橋)19曲。
(ヒャダイン)…なんですけど
これで60分強ぐらいなんですよね。
(大倉)短めの。
昭和のアルバムの作りの良さって
スネークマンショーとかも
そうなんですけど
途中で 小品が
いっぱい入ってくるんですよね。
なので 流れを ちゃんと作って
それを ストーリーとして作って
それで 場面が変わる時には
テレビと同じように
アイキャッチが入るんですよ。
(古田)ジングルみたいなのがね。
(ヒャダイン)そうそう そうそうそう。
…とか入って
これ 曲の なんか 後半には
お知らせが入ったりとかしたりと
ちょっと FMっぽかったりとか
そういう風に 流れとして
アルバムで ぜひ
聴いていただきたいっていう。
車で聴いたら 最高に楽しいよ。
(丸山)そうですね。
そんな 昭和のテレビ番組への
オマージュが詰まった
構成に注目。
♬~
(丸山)「おっ!
登場感が…」
Yeah,
ladies and gentlemen!
Here is the handsome guys
from Yokohama.
(英語)
(ヒャダイン)「シングル曲なんですけど
アルバム用に
ちゃんと こういう風に
頭をつけてるんですよね」
Ladies and gentlemen!
CRAZY KEN BAND!
(横山)「格好いい!」
『GRAN TURISMO』!
♬~
♬~
(古田)「『太陽のモンテカルロ』が好き」
(ヒャダイン)「いいですよね」
♬~
♬~
(大倉)「格好いい」
(安田)「なるほど」
クレイジーケンバンド。
(ヒャダイン)「いいですね」
♬~
(高橋)「おおー!」
(ヒャダイン)「この曲 いいですよね」
(古田)「ねえ。 格好いい」
ヒャダインは
テレビ番組を連想させる
アルバム構成に注目。
クレイジーケンバンドで
ABCからZまでを
お届けしました。
甘く 切なく
やるせない。
この夏にぴったりの
スイートで
メロウで ソウルフルで
ちょっぴり エロチックな
ナンバーですよね。
(拍手)
(村上)続きは 皆さんも
ご購入いただいて
お楽しみいただきたいと。
これ 本当に
アルバムならではですよね。
単体では
入れててもね…。
20秒の
曲だったりとか
あと インストだけの
曲だったりとか。
本当 アルバムの流れを意識した
作り方になってますよね。
昔って 結構
こういうアルバム 多かったり。
あと ちょっと その…
ナレーションが入ったりとかが
多かったんですけど
最近 そういった遊び心が
あんまり…
やっぱり 単曲買いが多いので
あんまり しなくなったなって
イメージはありますね。
(村上)古田さんも
よく聴かれてたみたいで。
(古田)いやあ もう…
ものすごくヘビロテだった。
(村上)『太陽のモンテカルロ』
お好きだそうで。
格好いいのよ。 嘘臭くて。
(ヒャダイン)そうなんですよ。
すげえ嘘臭いの…。
(ヒャダイン)昭和歌謡っていうのは
やっぱり 全部 嘘臭いんですよね。
いろんな国の音楽を
やっぱり 混ぜてるのが
やっぱり 昭和歌謡だと思うので。
それを やっぱり
平成に引き継いで歌ってるのが
このアルバムなんですけど。
なので その胡散臭さが やっぱり
全体的にあるんですよね。
さあ… という
アルバム特集でしたけど
さあ 鷲見さん いかがでした?
今日 アルバムの魅力を
たっぷり お聴きいただけたと
思いますけれども。
(村上)これは うれしいですよね。
(鷲見)アルバム買います ちゃんと。
(村上)ぜひ
お楽しみいただきたいと思います。
さあ 改めて ヒャダさん
いかがでしたか?
少しでも アルバム聴きの良さが
伝わったなら
うれしいなと思いまして。
あと 最近 やっぱり
サブスクとかで ちょっと
小さくなってるんですけど
アートワークっていうのも
やっぱり その…
アーティスト 力入れてるんで
それも 一緒に見つつ
ぜひ 楽しんでいただきたいと
思いますね。
私の… Tempalayという
バンドなんですけど
いろんな方のものを見て
一人ひとりの力を上げるのが
大事かもって思いました 今日。
プロが アルバム1枚通しで
聴いてほしいJ-POPの名盤。
皆さんも
ぜひ 聴いてみてください。
(大倉)むずっ!
(高橋)これで聴いたら
だいぶ ちゃうな。
(神宮寺)なるほど。
次週は『Everything』や
『エイリアンズ』を手掛ける
プロデューサー 冨田ラボが
スタジオに登場。
すごく 今日
僕も やりづらいんです。
ご本人が隣にいるので。
(大倉)確かに。
超難解なコード進行の謎など
岩崎が 冨田プロデュースの
すごさを分析。
神宮寺君 大丈夫?
(神宮寺)手厚いサポートのおかげで
なんとか…。
(村上)なんもしてない…。
Source: https://dnptxt.com/feed/
powered by Auto Youtube Summarize