出典:EPGの番組情報
NHK地域局発 えぇトコ▽秘密の古都 せせらぎ散歩~京都 疏水(そすい)周辺~[字]
京都の町中を流れる琵琶湖疏水。周辺には観光客があまり訪れない穴場が。疏水沿いと周辺の路地を巡り、知る人ぞ知る京都の宝を満喫。旅人は財前直見さんと木本武宏さん。
番組内容
京都の町中を流れ、四季を通じて人々の暮らしを潤す琵琶湖疏水。周辺には地元の人たちの憩いの場や、観光客があまり訪れない穴場が点在する。ホタルも飛ぶ穏やかな白川沿いで明智光秀を慕い作り続ける和菓子。人気の散歩スポット・哲学の道。平安神宮、法然院、金戒光明寺などの神社仏閣。京都ならではの伝統の味…。水ぬるむ春の疏水沿いと周辺の路地をそぞろ歩き、奥深い京都の宝を満喫する。旅人は財前直見さんと木本武宏さん。
出演者
【出演】財前直見,木本武宏,【語り】子守康範,橋本のりこジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
情報/ワイドショー – グルメ・料理
テキストマイニング結果
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キーワード出現数ベスト20
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- 光秀
- 散歩道
- 首塚
- 哲学
- 琵琶湖疏水
- 明智光秀
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
うお~!
うわ~!
えぇ~!
ここ あんまり 知ってる人
いないんじゃないですか。
いや 僕 何百回って京都来てますけど
初めてですもん。
仰ぎ見る巨大な山門。
ここは 金戒光明寺。
京都の町なかにありながら
喧騒とは無縁の 癒やされる空間です。
うわ~ この塔も また! カッコイイ!
すばらしいですね。
ひときわ高い所に建つ三重塔。
その前からは…。
うわ~! 眺めがいいじゃないですか!
スゴイ見晴らしですね ここ。
悠久の都 あなたの知らない秘密の京都が
姿を現します。
♬~
うわ~ カッコイイな~。
今回の「えぇトコ」は…
頭 重すぎません?
せせらぎに誘われ
足を延ばせば 別世界。
まだまだ知らない!
春の古都を訪ねます。
金戒光明寺を訪れている2人。
うわ~ かわいい。
「スカーレット」の撮影も無事終わり
大好きな京都を
ゆっくりと満喫中です。
あれ?
鶴瓶師匠の…。
あっ!
コロッケさんの昔?
コロッケさん…。
アフロヘアのような髪型の仏様。
実は 人々を極楽浄土へ導くため
髪の毛が伸びるのも お構いなしに
長い間 考え続けた様を表しているんです。
スゴイ考えた方なんですよ。
こういうの見たの 初めてです。
何か 迫力ありますよね。
迫力ありますね。
金戒光明寺を後にし
知恩院に程近い 白川の辺りを
歩いてみることに。
まあ ここ 風情ありますよね。
キレイ! すごいキレイ 水が。
いい感じですね。
気持ちいいですね。
白川も 祇園・巽橋界わいは
大勢の人で にぎわいますが
この辺りは
人もまばらな秘密の場所。
ここは ホント いい散歩道ですね。
いい散歩道。
ずっと歩けそうですね。
うん 本当。 あれ?
あっ お店が。 いい感じの。
あっ こんにちは!
こんにちは~! どうも こんにちは。
どうも~! どうもです。
白川のほとりに 和菓子店を見つけました。
前 いい雰囲気ですよね。
そうですやろ。
ここはね…
え~! はあ~!
この景色は いいですね。 もう本当に…
お店を切り盛りする川嶋千鳥さん。
江戸時代から 180年続く暖簾を
守ってきました。
光秀饅頭って書いてますけど 光秀って…
そうです!
へえ~。
今年の「大河ドラマ」の主人公
明智光秀の家紋
桔梗をあしらった光秀饅頭。
京都らしく 抹茶生地に
白味噌餡を入れたものが人気です。
あっ おいしい! 甘さが 優しいですね。
ありがとう! うれしい!
ほのかに甘くて おいしい おいしい!
ウマ~イ!
今人気の
明智光秀の名前がついた饅頭ですが…。
前から やってる? 昔から。
人気に あやかったわけではない
昔からある饅頭です。
首塚? 首塚?
はい。
なんと お店の横に 明智光秀の
首を埋めた塚があるというのです。
あのね ええと
もう 隠れるように ひっそりやけど。
いやいやいや…
もう 本当に ひっそりやさかいね。
何か 申し訳ないような気がするけど
小さな ほこらでございます。
それが この首塚なんですか。
そう。
この ほこらの中に
明智光秀の木像や骨壺 位牌が
納められているのだそう。
いいんですか?
スカスカの格子って…。
すみません ちょっと…。
スカスカ… スカスカの。
でも…。
ずっと お守りされてるってことですよね。
そうですね はい。 そやから…
もう 昔からですか。
はい そうです。 昔から。
「鶴瓶さん」言うみたいなもんですね。
鶴瓶さん…。
「光秀さん」と親しみを込めて呼び
ずっと守ってきた首塚。
「大河ドラマ」のおかげで
光秀さんの人気が上がり
訪れる人が増えたことが
何よりうれしいといいます。
路地の奥で ひっそりと受け継がれてきた
光秀さんへの愛が詰まった饅頭です。
穏やかな暮らしが残る 白川のほとりには
秘密の場所が まだまだあります。
こんにちは~!
こんにちは~!
こんにちは~。
道すがらの触れ合いも 旅の味わい。
どうぞ 入っておくれやす。
はい ありがとうございます。
また…。
また お餅屋さん?
お餅屋さんが ありますね。
お餅を店頭販売されてる お店。
ここで つくって 売ってます。
実は 南座の隣で
200年間 店を構える老舗の
人気の和菓子は
ここで つくっているのです。
しかも ここで 直接買うこともできます。
つくりたての味が評判を呼び
京都の甘いもん好きの間では
ひそかな人気になっているそう。
志んこというのは これですね。
初めて見たかも これ。
志んこというのは…
真の粉と書いて 真粉。 ああ~。
米の粉を使った 志んこ。
昔は 粟や稗などの雑穀でつくった
団子よりも 貴重な存在でした。
かつては 天秤棒を担ぎ
町なかで 志んこを売り歩く姿が
見られたのだそう。
お餅に お砂糖が入ってるっていう
シンプルな味なんですけど
食感が ホントに 口の中から
ゆっくり なくなっていく感じで
メッチャおいしいですね。
あっ これ クセになりますね。 おいしい。
食感いい。 メッチャおいしい!
つくりたての ほのかな甘さ。
春の日だまりの中
優しい時を過ごしました。
いや~ おいしかった!
そんなお店の向かいで 更に…。
こうやって また 雰囲気いいね。
うわ~ ステキ!
見ていいですか?
はい 見ましょ 見ましょ。
うわっ スゴイ置いてますよ。
スゴイ置いてる。 こんにちは~。
うわ~ ステキ!
うお~! え~ スゴイ量ですね。
いや いや いや いや いや…。
ここでね 一応ね
お酒も飲めるようにしてたんですけど。
ああ カウンターですもんね。
もう全部 物に変わってしまったんです。
え~。 ハハハハ…。
うずたかく積まれた 無数の器。
新品も骨董品も関係なく
主の中嶋清次さんが
本当にいいと思うものばかりを
集めています。
京料理のもうひとつの主役は
器だと知る 名店の料理人が
本物を求めて この店を訪れるんだそう。
例えばね ちょっと こんなお皿でもね
何か…
そこに チョコレートもあるけど。
チョコレート。
これ 根来の
こういうね 小さい豆皿ですけど
こういうものを こう置くと
また 雰囲気もあるし。 ホントだ~!
場所によって
使い方は いろいろ変わるんで
何とでもなりますよ 器 自由自在に。
これも 何か
和菓子とか よさそうじゃない?
ああ いいですね!
と さっきのお店に…
すみません。 ごめんなさい。
もう帰ったと思ったでしょ?
もう終わりや思った。
ハハハハ… すみません。
桜餅 ちょっと いただいていいですか?
分かりました。
ああ いいですね~! うわ~ おいしそう。
じゃあ ありがとうございます。
無事 桜餅を買い お店に戻って…。
絶対合うと思います。
絶対合う。
お皿に のせてみることに…。
よいしょ! お~! いい感じ~。
いい感じ~。
また このピンクとね 合いますね。
合いますね~。
何か…
何かね! やっぱり 器に
1回 ポッて のせてから食べるっていう
気分 全然違いますね。 うん。
路地裏 秘密の逸品に
京都のすごさを教えられました。
春の陽気に誘われ 白川を北へ…。
あっ!
見えてる 見えてる!
出てきましたよ。
鳥居が。 ねえ!
ねえ~。
ここに つながるんですね。
そう 平安神宮の大鳥居です。
これから ちょっと散歩する時は
このコースですね。
いいですよね。
メチャいい。
(鐘の音)
京都東山 南禅寺。
高さ22メートルの三門が
出迎えます。
うわ~!
いい眺めですね。
スゴ~イ! 一望ですね。
ホントだ。
眼下に見渡す 京都の町並み。
かの石川五右衛門が
「絶景かな」と うなった景色に
思わず見とれます。
気持ちいいですね。 気持ちいいね!
ねえ!
そんな南禅寺の境内には…。
突如現れるのが水路閣。
明治時代に出来た水路橋です。
みたいなね。 この上に…。
びわ湖から引いてるの?
そうなんですよ。 遠くない?
およそ20キロ離れた びわ湖の水を
京都に引き込むための水路 琵琶湖疏水。
その一部が
南禅寺の境内を通っているのです。
100年以上にわたり 東山の町なかを流れ
暮らしを潤してきた琵琶湖疏水。
欠かすことのできない 命の水です。
(ウグイスの鳴き声)
そんな琵琶湖疏水に沿って続くのが
哲学の道です。
恋人たちが愛を語る
デートコースとしても人気の場所。
僕…
目がけて来たんですけど。
え~!
そんなに有名な所だったんですか?
ここ ブワ~ッ。
あっ 桜の時期ね。
咲き誇る桜のトンネルを楽しもうと
大勢の人が集まる散歩道です。
そんな哲学の道から
少し山側へ入った所に現れるのが…。
こんな所 あったんですね。
法然院です。
はあ~ うわ~!
うわ~! いいお庭!
スゴイですね。
旅の疲れや日頃の悩みも忘れさせてくれる
癒やしの空間。
法然が修行を重ねた頃の
厳かな気配が 今も残る
東山の秘密のお寺です。
哲学の道を抜けると
そこは 銀閣寺の参道。
たくさんのお店が並ぶ中
木本さんが足を止めたのは
一軒のうどん屋さん。
財前さんに
どうしても食べてもらいたい
京都の味があるというのです。
キレイな。
キレイなね。 お姉様?
妹さんで…
(笑い声)
仲のいい家族のうどん屋さん。
この店で 財前さんを驚かせる
京都の名物が…。
やっぱり ねっ じゃあ…
はい。
たぬきうどんって 普通じゃないですか。
天かすでしょ?
じゃないんですよ。
京都ならではの たぬきうどんとは?
え~? イメージが全然違う。
でしょ?
あんかけに なっております。
大阪で たぬきといえば
油揚げがのった そばですが
京都のタヌキは
あんかけの きざみうどんのこと。
たっぷりとショウガが添えられた
たぬきうどんで
京都人は 厳しい底冷えを
乗り切ってきました。
ありがとうございます。
スゴイ優しい味。
メッチャ 僕 喉鳴りましたわ 今。
メッチャおいしい!
メッチャおいしいでしょ!
そして 木本さんは…。
衣笠丼!
こちらは…
これも
京都で愛され続けている味。
うん おいしい! お揚げさんに出汁が
ギュ~ッと 染み込んでるんで
口の中で 出汁が バ~ッ広がるんですよ。
料理は幸せをつくるという 山本 勉さん。
家族全員で
仲よく 店を切り盛りできるのは
おいしい料理をつくっているからだと
いいます。
そうなんですか!
お母さんが「おいしい」って言うてくれるの
やっぱ うれしいですか?
ねえ!
(笑い声)
おなかだけじゃなく
心まで満たしてくれる お店の裏には
大文字山。
山に抱かれ暮らす日々。
80を越えた今も 欠かさず
送り火をともしています。
へえ~!
へえ~!
先祖を敬い 家族円満を願う父。
店の中は
いつも笑顔にあふれています。
偉大な山の麓 幸せな家族がくれる
京都の美味です。
銀閣寺から 西へ少し足を延ばせば
現れるのが吉田山。
山の中腹は 人通りも少なく
ゆっくり散歩するには ぴったりの穴場。
こんな所 京都来ても 来ないですもんね。
なかなか来るチャンスって ないですよ。
ね~!
わ~ キレイ!
いいですね。
目の前が ドンッて 大文字。
うわ~! ホントだ 「大」ってなってる。
ねえ!
うわ~ ステキな場所!
さっき 麓にいた大文字山を一望。
送り火を独り占めできる秘密の場所です。
うわ~ こっちの路地も ステキ。
いいですね! この路地。
ね~!
静かな山の中に並ぶ住宅。
大正時代につくられ
京都大学の教授などが
多く住んでいたといいます。
全然しんどくないですね。
ねえ!
澄んだ空気 鳥のさえずり
山を登っているという つらさを
感じさせない 心地よい散歩道。
ホントに!
マイナスイオンな感じで。
スッゴクいい!
そんな吉田山の頂の辺りに…。
ステキですね~!
来れない!
これも大正時代に建てられたもの。
その中はというと…。
うわ~ 財前さん。
うわっ ステキ!
これは 「ステキ」以外の言葉が
見つからないです。
陽光が降り注ぐ 憩いのカフェ。
景色も すごいキレイ!
うわ~ こっち キレイな景色。
吉田山から見晴らす 京の都。
知られざる絶景です。
あ~… 優しい味。
ハハハハ…。
誰にも教えたくない
心癒やされる空間です。
哲学の道を経て 琵琶湖疏水は
高野川に注がれます。
その高野川が 賀茂川と合流する
三角州の近くに
木本さん
気になるお店があるのだそう。
知る人ぞ知る お店なんですね。
何か こんな所に…
でしょ? ところが
あの やしきたかじんさんとか
桂 米朝師匠とかが…
へえ~!
あるということで。
本当にあるんですか?
本当にあるはずなんですよ。
はず?
あっ! そう!
あった! あった!
分かりづら!
ここです!
全然わかんないでしょ。
うん。 こんにちは!
こんにちは~! はい!
どうも すみません。
どうもです。
ああ こんにちは!
いや こんな感じで たたずんでたんですね
お店がね。 そうですね。
一体ここは 何のお店なのか?
でも お店として
おいなりさんが並んでるとか
そういうのは ないんですよね?
確かに。
前の日までのご予約だけになるんです。
お電話して行かないと。 はい。
一見 普通の民家にしか見えませんが
伏見稲荷大社 御用達。
南座の楽屋見舞いや
祇園の芸舞妓さんの
お弁当としても愛されてきた
知る人ぞ知る 名店です。
創業66年 中村一郎さんがつくる
いなり寿司。
多い日は…。
2, 000とか…
私が。
ご主人が! この手で。
まあ ステキなお手々。 え~!
うわ~!
この手ぇ 食べたいですもん。
おいしないです。
自宅の台所で
黙々とつくり続ける いなり寿司。
手伝うのは 妻の都茂子さんと
長男の健太さん。
家族だけで
伝統の味を紡いでいます。
どうぞ。
通をうならせてきた いなり寿司が
こちら。
独特の濃い色
町家の奥で
こっそりと つくられる
少し小ぶりな いなり寿司です。
あっ すみません。 (都茂子)優しい!
優しい。
キュンってしました 今。
そうですか。
さあ そのお味は…。
うん! メッチャおいしいです!
ホントですか!
う~ん! おいしい!
うまみ強いですし
この揚げさんの甘みと
うまいこと…。 甘みがスゴクおいしい!
後から ゴマの香りがしてきて。
プチプチして ゴマが。
濃いのに さっぱりしてるんですよ。
そうそう さっぱりして。
いっくらでも入りますね。
いっくらでも…。
驚きのおいしさの秘密は
普通 お湯をかけるだけで済ます 油抜きを
中村さんは…
2日も!
はい。
砂糖と醤油を 油揚げに加え
2日かけて 炊くことで
じっくりと 味が染み込み
この上ない おいしさになるのです。
ありがとうございます。
ひっそりとつくる こだわりの味が
京都の食通に知られるようになったのは
先代の母のおかげだといいます。
これが 母なんですけど。
キレイ!
ねえ!
うわ~ ステキ!
そうなんですか? はい。
舞妓を辞めたあと つくりだした
いなり寿司。
苦労も多かったといいます。
なるほどね。
つながりを大切にしてきた
母の言葉があります。
昔から言われるように…
あ~ なるほどね。
大きく店を出さないかという誘いも
全て断ってきました。
一人前だけでも注文を受けるのが
中村家のやり方。
その心を受け継ぐ 健太さんは
去年 会社を辞め 手伝う決心をしました。
でも プレッシャーすごくないですか。
う~ん でも なんとか…。
お母さんの顔が…。
(笑い声)
お母さん
本音が こぼれてます。 (笑い声)
何か 頼もしいですね じゃあ お母さん。
息子さん こんな感じだと。
気のせいです。
(笑い声)
スゴイ厳しいお母さん。
人とのつながりが生んだ いなり寿司。
親から子へ そして その子供へ。
ひっそりと しっかりと受け継いでいく。
秘密の京都で輝く宝物です。
♬~
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