出典:EPGの番組情報
幸せ!ボンビーガール開業ガールズGP開催!田村淳のボンビー時代旅で奇跡の結末![字]
開業ガールズGP開催!経営は大ピンチだけど味と情熱はすごいお店が集結!優勝は!?▽ロンブー淳がボンビー時代の住居を巡る!衝撃結末!出会った今の住人が○○だった!
出演者
【進行】劇団ひとり、水卜麻美(日本テレビアナウンサー)
【ボンビーファミリー】DAIGO、植松晃士、杉村太蔵、森泉、ハリセンボン、鈴木砂羽
【スタジオゲスト】TAKAHIRO、佐藤大樹
【VTR】朝日奈央、おかずクラブ、カミナリ、フワちゃん
【審査員】犬養裕美子、内山正宏、木下威征
番組内容
開業ガールズGP開催!コロナや借金で大ピンチだけど味と情熱はすごいお店が集結!借金1200万円の蕎麦店、シングルマザーの自宅改装ピザ店、コロナで休業の納豆料理店、ボンビーガールお馴染みのミニ割烹料理店…カリスマ審査員たちが選ぶナンバーワンのお店はどこ!?TAKAHIROと佐藤大樹も絶賛▽ロンブー淳がボンビー時代に住んだ家を記憶だけを頼りに巡る!水卜も衝撃の結末!出会った今の住人が○○だった!
監督・演出
【演出】新井万季
【統括プロデューサー】島田総一郎
制作
【制作協力】ランブルビー、クリエイティブ30、ザ・ワークス
おしらせ
詳しい内容はコチラへ!
http://www.ntv.co.jp/bonbi/ジャンル :
バラエティ – その他
バラエティ – 旅バラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
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キーワード出現数ベスト20
- お店
- 納豆
- 本当
- 万円
- 開業
- 場所
- 応援
- 借金
- 頑張
- 料理
- お願い
- ピザ
- 開業ガール
- 自分
- 普通
- お客さん
- お米
- 原宿
- 常連
- 当時
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
>>幸せ!ボンビーガール。
崖っぷちから一発逆転!開業ガー
ルズグランプリ。
おいしい料理を作っているのに、
この店を開業するときに背負った
借金が。
>>トータル3000万ですね。
>>こんな売り上げが伸びず、
崖っぷちに立たされている開業ガ
ールを募集したところ、
140もの応募や推薦が。
その中から、
緊急事態宣言明け一発逆転を目指
して選ばれた5組が参戦。
審査するのは、
レストラン5店舗を繁盛店へと導
いているオーナーシェフ。
でも彼は。
>>もう本当に食べるのがやっと
でしたし。
仕事終わったあと、さらにガソリ
ンスタンドでバイトして、1年ぐ
らい続けたこともありました。
>>さらに、
ジャンルの異なる21店舗を成功
へと導いている経営の千里眼。
>>修業時代は、
6畳1間に2段ベッド2つで、
もうお給料10万円ぐらいで18
時間ぐらいずっと働いてましたん
で。
>>そんな飲食店経営のプロが応
援したい店ナンバー1を決定。
>>これは普通の料理番組とはち
ょっと違いまして、評価の基準が
味だけではありません。
お店にかける情熱やお客さんへの
思い、
ほかにも夢への本気度ですとか、
全部ひっくるめて、
一番応援したくなるお店というの
を決めたいと思います。
>>この難しい審査をしていただ
くのがこの方々ですね。
>>そうなんです。
まずはフランスの有名店で修業を
積み、
現在は東京・恵比寿のオー・ギャ
マン・ド・トキオなど、レストラ
ン5店舗。宮古島にてホテルも経
営。世界のカリスマシェフ、
木下威征さんです。
>>よろしくお願いします。
>>よろしくお願いします。
>>でもやっぱり、
先ほどおっしゃったように、
われわれのレストランというのは、
料理だけではなくて、空間含めて、
人というのがやっぱり一番大事だ
と思いますので、
きょうはそのへんをしっかり見た
いと思います。
>>続いてご紹介します。
あらゆるジャンルの料理店をすべ
て成功に導き、現在、日本全国で
21店舗を展開する、飲食業界の
千里眼、内山正宏さんです。
>>よろしくお願いします。
わざわざお店に行きたいと思える
ような、この人に出会いたいとか、
そういうお店作りをされてる方を
応援したいなと思って来ました。
>>続いてご紹介します。
レストランジャーナリストとして、
食べ歩いた飲食店の数は実に2万
店以上、
有名シェフも恐れをなす食べ歩き
のプロフェッショナル、犬養裕美
子さんです。
>>2万店も回ってると、中でも
ああ、
やっぱこの店応援したいなってい
うのありますか?
>>いや、私、応援したいお店し
か取材しないので、やっぱり新し
いお店については、特に応援した
い部分を、
引き出してあげるっていうのが私
の仕事です。
>>なるほどね。
>>この3名が140もの中から
選ばれた5組を審査。
まず1組目を審査員の代わりに調
査へ行ったのは。
>>おはぴよー。
ちょうだいな、フワちゃんです。
眼鏡の度はゼロ。
もうなつきとゆりは、すっかり親
友ってぐらいずっと応援してる。
>>最初のエントリーは、去年
10月、
東急目黒線不動前で、
夜だけ営業していたバーの昼間の
空いている時間を間借りして。
>>お待たせしました。
>>具だくさんのおみそ汁とおに
ぎりが食べられる定食屋さんをオ
ープンして。
>>すごい並んでる。
>>常に行列が出来るほど大人気。
なのに、
お店存続のピンチに陥っている開
業ガール。
なつきさんと、ゆりさん。
>>あら。
見つけちゃった、あれじゃない?
ゆって書いてある。
かわいいお店、レトロな感じがす
ごい漂ってて、それじゃあ、
早速行っちゃうよ。
あっ、待って、レトロな入り方し
よう。
ふふふ、ブリキ。
からんころんからん。
こんにちはー。
>>こんにちは。
>>フワちゃんが来たよ。
>>フワちゃんだ。
>>えー、
内観、こんなんなってるの。
かわいい。
なんか本当に思ってたおにぎり屋
さんの感じじゃないんだね。
英語でおにぎりって感じじゃない。
すごい。今さ、開業してどのぐら
いたった?
>>今、半年ぐらい。
>>半年か。
間借り開業ってぶっちゃけどう?
>>始めやすいと思います。
>>本当?
>>普通に開業すると、
1000万くらいかかってしまう
んです、トータルで。
>>そんなにするの?
>>でも、間借りで始めると、
家賃12万とあと食材費だけで始
められるので。
>>そっか。
確かに全部お店のもの、使えるも
んね、机とかテーブルとか。
そもそも、そのかっぽう料理をや
っているというのは、
なんでだったの?
>>毎年、おじいちゃんちに行っ
た際に、おせち料理が出てくるん
ですけど、それがすごい豪華で、
それを毎年見て育ってきたので、
私もこういうの作れるようになり
たいと思ったのがきっかけで。
>>なるほど。
>>この道に進みました。
>>銀座でかっぽう料理店を営ん
でいたおじいちゃんの影響で、
なつきさんも中学生のころから、
料理の世界を目指すように。
>>じゃあ、おじいちゃん、
絶対喜んでるんじゃない?
このお店。
>>今、すごい応援してくれてま
す。
>>ゆりちゃんも、かっぽう料理
開業が夢だったの?
>>おじいちゃんが病気になっち
ゃて、食欲がないって言ってて、
私がだしからとったそうめんを出
したら、食べてくれて、それから、
なんかおじいちゃんが、ゆりちゃ
ん、料理人になったら?って言っ
て、じゃあ、
私なるわみたいな感じでなりまし
た。
>>えー、そうなんだ。だからや
っぱ、
2人のルーツにおじいちゃんだっ
たりおばあちゃんがいるからこう
いうなんかほっとした料理が出て
くるんだな。納得だね。
>>2人は料理の専門学校の同級
生。
卒業後、
なつきさんは飲食店で働いていた
のですが、
コロナの影響でお店が閉店。
そしてゆりさんも。
>>フリーで作り置きとか、
ケータリングの仕事をしていて、
それをやり始めてちょうどコロナ
になっちゃって、仕事が全くなく
なっちゃて、そのときにちょうど
なっちゃんと連絡取り合って、
タイミングが合って。
>>やっぱ最初のVTRとかすご
い大変そうだったけどさ、今、
めちゃめちゃお客さん来てるね。
>>ありがたいことに。
常連さんも増えて。
>>やっぱりすごいね、常連さん
だったり、リピーターをつかむ料
理だもんね、あれ。
>>5か月かけてようやくリピー
ターも増え。
>>本格的でおいしい。
>>やっぱ、お米がおいしいです
よね。
>>お昼どきにちょっとふらっと、
寄れる所ができてよかったな。
>>ありがとうございます。
また寄ってください。
>>また寄ります。
>>ありがとうございます。
>>地元の方にもお店を認知して
もらえるようになったのに。
>>私たち、
5月5日で移転が決まりまして。
>>えっ?
それまでにまた来ますので。
>>ぜひ、
お待ちしています。
>>というのも。
>>ビルのオーナーさんが変わり
まして、諸事情により、私たちが
引っ越し、決めました。
>>次に開くお店の場所はまだ決
まってないし、新しいお客さんが
来てくれる保証はない。
だから次の場所でやっていけるよ
うに、
このグランプリに挑戦することに。
>>じゃあ、
まずはお勧めを教えて。
>>お勧めは、きょうのおむすび
が鶏そぼろ。
あと、
鯖マヨに。
>>じゃあ、
鶏そぼろと鯖マヨパクチーでお願
いします。
>>ありがとうございます。
>>これは注文してから握ってる
の?
>>はい。
>>そうなんだ。
作り置きじゃないんだ。
>>はい。全部店内のお客さんも、
お持ち帰りの方も、ご注文いただ
いてから握ります。
>>まじで?かわいい。
いいね、
ほかほか三角だ。
あら、上にも載せてくれるの?
ありがとう。
あら、
手分けしていつの間におみそ汁、
作ってたの?
ああ、サイコー!
女子の友情まじ永遠。
うわー。超カラフルでかわいいね。
うわぁ、ほかほかだ。
>>きょうのお米が新潟のこしひ
かりで、そしておみそ汁が春キャ
ベツと豚肉、
新タマネギのおみそ汁です。
>>すごい!
油揚げも分厚いね。
>>新潟の油揚げです、栃尾揚げ
っていう。
>>ええっ?
>>ちょっと厚めの。
>>なるほど。
>>そう、ゆりさんの出身は新潟。
地元のおいしい食材をたくさんの
人に食べてもらって、
元気になってもらいたい。
それこそがこのお店のコンセプト。
オープンのとき、
常連さんが出来るようにと作った
鯖マヨパクチー。
今ではこれを目当てに来てくれる
ファンも多い。
>>パクチーは塩とごまとパクチ
ーを混ぜ込んでお米に。オイスタ
ーソースとナンプラーと、
あとサバのみそ煮缶なんですけど、
それにちょっと混ぜてるんで。
>>なるほど。
>>旬の野菜を使った小鉢をつけ
るのにも、お客さんへの思いが。
>>なんか1人暮らしのお客様が
多いので、
やっぱりこのウドとかって買わな
いと思うんですよ。
>>確かに。
>>なので、
あえてここでちょっと食べてもら
うみたいな意味が。
>>だからやっぱり、次のお店が
繁盛するためにも、
絶対なんとしてでもグランプリ取
りたいよね。
>>はい、頑張ります。
>>絶対頑張ろう。
どのおむすびで勝負する?
>>これに向けて、ちょっと新し
いメニューを考えてるので。
>>えー。ちょっと待って、
やばい、
もう相当実力あるのに、あえて新
ネタで勝負する。和牛みたいなこ
としてる。
えぐっ!
>>がっつり春の食材を使って、
季節感を感じられるプレートにし
ようかなと思ってます。
>>なるほどね。
>>それではご登場いただきまし
ょう。
地元で愛されるお店に成長したけ
れど、
5月にはお引っ越し。
それでもお客さんのためにおにぎ
りで勝負し続ける開業ガール、
なつきさんとゆりさんです。
>>さあ、
われわれはよくVTRで拝見して
いましたが、ただちょっと衝撃の
事実、
引っ越しをしなくちゃいけない。
どこ行くかはある程度目星は?
>>まだ決まってないです。
>>あらー。
>>まだ?
>>そうか、じゃあ、ぜひともそ
ういう、こんな場所どう?みたい
なアドバイスも頂きたいですから、
グランプリ取っていただきたい。
>>なつきさん、ゆりさんの勝負
飯はなんでしょうか。
>>こちらです。
春のおむすびランチです。
佐渡のサクラマスとイクラを使っ
たおむすびです。
>>なつきさん、ゆりさんの勝負
飯はなんでしょうか。
>>こちらです。
春のおむすびランチです。
佐渡のサクラマスとイクラを使っ
たおむすびです。
>>サクラマスとイクラを使った
新潟の郷土料理、
わっぱめしをおにぎりに詰め込ん
だ春の一品。
>>お米は、
越後ファームの雪室で保管した、
今摺米を使っておりまして、
春をぜいたくに感じられるプレー
トを作りました。
>>ぜひ味わってください。
>>それでは皆さん、試食をお願
いします。
>>いただきます。
>>おいしい。
お米がいいですね、やっぱり。
>>お米ね、VTRのお客さんも
褒めてましたけれども、やっぱり
お米、
相当こだわってらっしゃる?
>>そうですね。
>>ずっと同じお米使ってらっし
ゃるんですか?
>>そうなんです。
>>それはどうやって出会ったん
ですか?
最初。
>>いろんなお米を食べ比べして、
それでこしひかり、やっぱり新潟
なので、
こしひかりのお米が使いたいと思
いまして、
そこで業者さんを探して、
ここのお米が一番こだわりがあっ
ておいしいなと思ったので、
そこに。
>>ずっと使い続けて?
>>はい。
>>TAKAHIROさんの目が、
ばって開きましたね。
>>めっちゃうまい。
若いお2人が作られたとは思えな
い、
実家の母ちゃんがすごい腕上げた
みたいな。
>>母ちゃんが腕上げるって、
あんまないもんね。
>>レストランって、
人に会いにくる場所だと思うんで
すね。
味ももちろんおいしいですけれど
も、やっぱりお母さんの味という
のが最後、
散々おいしいもの食べてきても食
べたくなる味で、
お2人にはそういうその力がある
のかなと。
>>ありがとうございます。
>>僕ね、中目黒、7軒くらい店
やってるんですよ。
間借りします?
>>えっ?
>>本当ですか?
>>それぐらい気に入ってくれた
んだ?
>>本当においしいし、やっぱ2
人の思いがすごい伝わってくるな
と思いました。
>>ええっ、いや、すごい動揺し
てるじゃないですか。
大丈夫ですか?
今言っちゃったよ、
のりでみたいな。
>>さあ、ではまいりますか、
最後のアピールお願いします。
>>不動前、引っ越しすることに
なったんですが、この開業ガール
グランプリで、優勝して、自信を
つけて、
次の場所で成功できるようにたく
さんのお客様に来ていただけるよ
うに頑張りたいと思います。
>>分かりました。
なつきさん、ゆりさん、ありがと
うございました。
>>ありがとうございました。
>>そして、今回、優勝した開業
ガールには、
こちらの審査員の皆様からアドバ
イスを受けられるという権利がも
らえるそうです。
>>これ、なんだ、
たかがアドバイスかって思うかも
しれないけど、この3人にアドバ
イスしてもらえるんだったら、
100万払ってもいいって人、
ごろごろいますからね。
>>いっぱいいると思います。
>>これからご用意を。
>>めっちゃ緊張します。
やばい。気が動転しちゃう。
>>気が動転しちゃう?
でも準備はばっちりですものね。
>>はい。
>>彼女は女手一つで育ててくれ
た母の夢をかなえたい。
二人三脚でこだわりのラーメンを
作る開業ガール。
審査員の代わりに調査に行ったの
は。
>>どうも朝日奈央です。
よろしくお願いします。
>>お店があるのは、神奈川県小
田原駅から徒歩4分。
と、立地は悪くない。
>>あった。
ここですか?
もしかして。
えっ、めちゃくちゃかわいくない
ですか。
めちゃくちゃかわいいこちらの桃
の屋さん。
外観がめちゃくちゃポップですね。
>>でも。
>>ぱって横見ると、年季が入っ
てるといいますか、
なんかもう別の建物かと思っちゃ
うぐらい。
こんにちは。
>>いらっしゃいませ。
>>お願いします。すごいかわい
い、店内かわいい。
なんかラーメン屋さんとか行くと、
机とかべたべたしてたりするんで
すけど、ちょっといいですか?
きれいです。
めちゃくちゃきれい、さらさら。
こちらの物件を借りた理由とかっ
ていうのはあったんですか。
>>駅から近い所で物件をずっと
探していて、
ここがずっと古い状態で、ぼろぼ
ろだったんですけれども、大家さ
んに聞いたら、
自分で全部直すならどうぞって、
その代わりこちらは何もしないけ
ど、それでよければっていう感じ
で。
全部一からだったので、借金をし
て。
>>ああ、そうなんですね。
>>今、返済中です。
>>じゃあ、もうおいくらぐらい?
>>借金だけで言うと、全部で
700万円。
>>大変だ。
なるほど。これ、
大体月にどれくらい返済?
>>返済だけで今、15万円ぐら
いですね。
>>結構高いですね。
>>そうですね。
>>だから、外観は。
>>横は見えないからとりあえず
いいかということで、前だけ。
>>ちなみに、
あの木の穴って、あれ、何なんで
すか?かなりばりばりですよね。
>>去年はあそこに鳥が住んじゃ
って。
ことしは塞がないと、
ベニヤか何かで。
>>まさよさんが借金700万円
を背負ってまで築80年物件でラ
ーメン屋さんを開業した訳は。
そして、レストランジャーナリス
ト、犬養さんが。
>>メンマをプラスオプションに
するとか、
>>まさよさんが借金700万円
を背負ってまで、
築80年物件でラーメン屋さんを
開業した訳は。
>>きっかけは母の背中ですかね。
小さいときに父がちょっといなく
なって、
母が女手一つでずっと育ててくれ
たので。
>>長崎ちゃんぽん店でおよそ
30年働きながら、育ててくれた
お母さんの夢は、まさよさんとお
店を持つこと。
>>母が外食チェーンが、
麺系のお仕事だったっていうのと、
ラーメン屋さんだったら2人で、
小田原で、
この地元でやってできるかなとい
う感じで。
>>なので、
まさよさんはラーメンの激戦区、
環七で確固たる地位を築いている
せたが屋グループのラーメン店で
7年修業。
ノウハウを学びながら、そこでた
めた開業資金と、
借金700万円で建てたお店のち
ゅう房には。
>>お母様だったんですね。
>>はい。
まさか娘がやってくれるとは思っ
てなかったので、結構、頑張って
やってる姿を見て、
それでこう、生きがいにもなりま
す。
>>すてきですね。
じゃあもううれしいですか?やっ
ぱり。
>>うん。
>>ああ、そうなんですね。
>>涙出てきちゃう。
>>どうぞ泣いてください。
>>そんな親子二人三脚でかなえ
た夢。
だけど、
経営は崖っぷちで毎月25万円の
赤字。
>>一番割合が実は高いのは、
材料費が高くて、
肉屋さんだけで支払いが毎月30
万円なんですよ。
それに麺と野菜とか調味料系とか、
お酒とかもあるので、
材料費50万円ぐらいかかってし
まっているんですけれども。
>>お母さんと開業したお店を長
く続けていくために、リピーター
を増やしたいと、
またすぐに食べたくなる味を目指
して、
国産の丸鶏や昆布とマイタケで取
っただしなどを入れて、煮込むこ
と3時間以上。
そこに煮干しを加え、
魚介エキスもプラスしたすっきり
こくのある清湯スープ。
さらに、
爽やかにするためにお店で1か月
以上漬けた自家製の塩レモンをト
ッピング。
生まれ育った小田原でお店を出す
からにはチャーシューも。
>>やまゆりポークという、
神奈川県産の銘柄豚なんですけれ
ども。
>>7時間かけて煮込んだ大判の
チャーシューを載せた一度食べた
ら病みつきになるあっさり塩玉ら
ぁ麺900円。
お母さんと二人三脚、築80年の
物件で、
こだわりのラーメンを作る開業ガ
ール、まさよさん。
その意気込みは。
>>それはやるからには優勝です
よ。
>>きました。
>>優勝。優勝以外考えてません。
>>お母様も意気込み、お聞きし
てもいいですか?
>>絶対優勝ですね。
>>はぁ…、おなか痛い。
>>それではご登場いただきまし
ょう。
築80年の物件を改装したお店で、
70歳のお母様と二人三脚でこだ
わりのラーメンを作る開業ガール、
まさよさんです。
>>まさよさん、
絶対優勝するとおっしゃってまし
たが、きょうもやっぱりその自信
は揺るがないですか?
ちょっと揺らいでますかね。
>>ちょっと、
緊張で時差ボケが。
揺らいでません。
>>大丈夫ですね。
アピールポイントは?
>>母と、
今まで女手一つで母が育ててくれ
たんですけど、えっとー、
女手一つで育ててくれたんですけ
れども、母と二人三脚でここまで
やってきて、
母の夢をかなえるために作ったラ
ーメンになります。
私たち親子の38年間の思いがた
くさん詰まってますので、
ぜひお召し上がりください。
>>それでは皆さん、試食をお願
いします。
>>いただきます。
>>うまっ。
>>おいしい。
>>うまっ。
>>だしがすごい出てる。
>>おいしい。
>>うん。チャーシュー、うまっ。
>>おいしい。
>>とろっとろ。
>>なんか、
スープを飲んだ瞬間に感じる味わ
いと、
数秒たってから感じる風味が全然
違って、なんか努力の結晶が見え
ますね。
>>木下さん、いかがでしょうか。
>>一番印象に残ったのは、
お母さんと楽しそうに仕事をして
いる姿。
あの姿を見るだけでものすごくエ
ネルギーをもらえますので、
レストランって憩いの場っていう、
フランス語で意味があるんですけ
ど、料理だけではなくて、空間含
めて、
人っていうのがやっぱり一番大事
だと思いますので、憩いの場にな
るように、ぜひ頑張ってください。
>>ありがとうございます。
>>すばらしい味でした。
>>では、犬養さん、お願いしま
す。
>>お値段はおいくらで出してら
っしゃるんですか?
>>玉子つきで900円です。
>>やっぱりこのお店を続けてい
くには、
原価をなんとかしなければいけな
いので、だから例えばメンマをプ
ラスオプションにするとか、
それから卵ももちろんオプション
にしておくとかっていうことにし
て。
>>すみません、本当にすばらし
いご意見なんですけれども、
アドバイスするのやめてもらって
いいですか。
優勝した人の特権なんですよ。
ここでやっちゃうと、企画が倒れ
ちゃうんで。
>>応援したくなっちゃってどう
しようもなくて。
>>もうすでにね、応援したくな
る気持ちはあると思うんですが、
ちょっと黙っていただいて。
>>分かりました。すみません。
>>まさよさん、ありがとうござ
>>ほの。
ママの夢につきあって。
>>8歳の娘を育てながら、
ピザを作るシングルマザー。
審査員の代わりに調査に行ったの
は。
>>なんかすごいのどかな所に連
れてこられたけど。
>>そうだね、ちょっとね。
ナビがないと分からなくなるぐら
いの住宅街。
>>ここは、
埼玉県大宮駅からJR宇都宮線で
10分の蓮田駅。
さらにバスに乗って10分の所に
ある住宅街。
>>あっ。
えっ?
なんか国旗見えない?
>>そうね、
イタリアの国旗。
ここじゃないかな。
普通の家じゃん。
>>まじで表札が普通。
>>真っ白。
>>洗濯ばさみだよ、完全に。
>>本当だ。
まじ洗濯ばさみじゃん。
いや、まじで人んちだよ、本当に。
>>失礼します、お邪魔します。
>>いらっしゃいませ。
>>すみません。
>>どうぞ。
ちょっと狭い、狭いんですけど。
>>お邪魔します。
>>すみません。
>>普通のお部屋だ。
>>壁もそのままですし、カウン
ター作ってもらったぐらいですか
ね。
>>8歳の娘を育てるシングルマ
ザーのかおりさん。
もともとは将来を有望視されたソ
フトボール選手で、
高校時代は全国大会で準優勝。
ソフトボールで食べていくのは、
男手一つで育ててくれた父の夢で
した。
だけど。
>>会社がなくなっちゃったのも
あるんですけど、1年くらいで辞
めちゃったんですね。
父のほうが結構ショックは受けて
たんですけれども、18か19ぐ
らいで家を出て、で、いろんな所
でちょっと転々と働いて、で、
神田にあるイタリアンレストラン
で、
ナポリピッツァに出会ったんです
よ。
>>ソフトボールの代わりにかお
りさんが打ち込んだのはピザ作り。
だから。
>>父に食べてもらいたいなと思
って、連絡したんですけど、
そのときに、
マルゲリータを食べてもらったん
ですよ。
>>その当時、
お父さんからピザの感想を聞けな
かったというかおりさん。
スタッフがこっそり聞いてみると。
>>うまかったですよ。
おいしかったよって言ってあげれ
ばよかったのかもしれないですけ
れども。
>>素直に言えなかった。
お父さんが認めてくれたことが、
ピザ屋さんを始めたきっかけ。
でも、
自宅に開業したのは、一体なぜ?
>>ここのお店始めるときに、
パン屋さんで働いてたの。
>>パン屋さんで働いてらっしゃ
ったんですね。
>>朝5時、4時とかに出るから、
母親が朝いない状態の娘がいたん
ですけれども、でも、父が見てく
れてたんですよ。
でも父も病気になっちゃって、
そのときにやっぱり、家にいられ
るほうがいいなと思って、お店を
始めることにしたんですよね。
>>娘さん、きょういらっしゃる
んですか?
>>います、います。
ほのー。
>>はい。
>>かわいい声。
こんにちは。
ほのかちゃん、こんにちは。
>>ホノボーノのほのかです。
>>えっ、お店の名前ってほのか
ちゃんから来てるんですか?
>>そうですね。娘が付けました。
>>えっ?
>>そう。
>>じゃあ、なんでホノボーノに
しようと思ったの?
>>えっ?自分の名前入れたかっ
たから。
>>かわいい。
>>ちゃっかりしてますね。
>>今はこの一軒家でピザ屋さん
をやりながら、父、かおりさん、
ほのかちゃんの3人で暮らしてい
る。
道に面した部屋を改装したので。
>>初めてでしたっけ?
>>いえ。
窓から渡して。
>>すみません、本当に。
ありがとうございます。
>>お客様、直接来てましたけれ
ども。
ウーバーイーツとかってやらない
んですか?
>>やらないですね。
私、お客さんの顔も見たいんです
よ。
>>本当に人が好きなんだな。
>>3分でも5分でも、ちょっと
痩せましたね、
大丈夫ですか?とか、そういうや
り取りをしたいから、取りに来て
もらう形にしてるんですよ。
>>心遣いがすごいね。
>>先月の売り上げとかって、
聞いて大丈夫なんですかね。
>>57ですね。
>>おおっ。
>>一見、繁盛しているようです
が、食材や光熱費、
こん包材の仕入れなどで。
>>大体58万とか。
>>あれ?
超えちゃってるな。さっき57っ
て言ってなかったっけ。
エプロンぼろぼろだよ、見たこと
ないでしょ。
>>私、ああいうデザインなのか
と思ってた。
ズボン破れてる!これってデザイ
ンですか?
>>ここ、ひざつくんで、
破れてきちゃって。
>>ダメージジーンズとかじゃな
くて?
>>イタリアの旗も破けてる。
>>三角形に破れてる。
>>ちょっとね、いろいろメニュ
ー見させてもらおうか。
>>そうね。おいしそうだね、
すっごい、全部。
結構、いろんな種類あるんだね。
本日のピザだと?
>>本日のピザだと、
冷やし中華のピザと。
>>冷やし中華?
>>冷やし中華のピザ。
>>麺は載ってない?
>>麺は載ってない。
食べたら冷やし中華ですよ、
本当に。
>>えっ?
>>ほかにはかき揚げのピザなど、
リピーターが飽きないように、
変わり種ピザを毎日更新。
>>毎回、飽きずに食べれるとい
うか、
楽しませていただいてます。
とってもおいしいです。
>>お勧めは?
>>マルゲリータですね。
>>マルゲリータ700円。
>>安い。
>>そうですね。
>>安いぞ、これだけ。
>>常連さんが、たくさん来てい
ただきたかったんで、
わりと買い求めやすい価格設定っ
ていうことで。
ですけども、ちょっと安すぎです
よね。
>>延ばしてる、延ばしてる。
>>うわぁ、延ばしてるよ、
オカちゃん、見て。
優しく延ばしている。
>>お父さんが認めてくれたマル
ゲリータの味に少しでも近づけた
くて、行き着いた隠し味は。
>>牛乳が入る所はあまりないか
もしれないですね。
>>牛乳入れてるんですか?
>>はい。
>>えー。初めて聞いた。
>>パンのような甘い生地に。
これこそが厳しいお父さんが認め
てくれたこだわりの作り方。
具を載せたら、
およそ15万円で購入したピザ窯
へ。
>>うわっ、かっこいい、最後。
>>めっちゃいい香り。
すごいいい香りしてきた。
>>かおりさんが勝負する料理は、
お父さんが認めてくれたマルゲリ
ータ。
>>グランプリに向けての意気込
みとかは?
>>いつもどおり気持ちを込めて、
一つ一つ丁寧に焼いて、
食べていただけたらいいなって。
>>絶対伝わると思います。
>>そうそう、これで優勝して、
はくつけましょう。
全国区に。
>>はい、頑張ります。
>>それではご登場いただきまし
ょう。
貯金はゼロ円で、
エプロンやズボンもびりびりだけ
ど、ピザの味は絶対に負けない、
かおりさんです。
>>きょうも例のエプロンで来て
くださって。
>>いつもどおりです。
>>近くで見ると、なかなかです
ね。
>>そうですね。
>>それも天然のダメージ。
さあ、
改めてアピールポイントを。
>>さっきVTR見てたら、
うまいって言っているじいちゃん
が初めて聞いて。
それにちょっとびっくりして、
もう早くとりあえず熱々のうちに
お召し上がりください。
よろしくお願いします。
>>それでは皆さん、試食をお願
いします。
>>いただきます。
>>お願いします。
>>うまいな。
>>優しい。
>>あら、おいしいですな、
これは。
>>フレッシュ。
>>おいしい。
>>うーん、おいしい。
>>おいしい、
こっちのドライのほう。
香りがいい。
>>うーん。おいしい。
パン柔らかい。
じゅわーっとなりますね、口に入
れたときに。
>>近所にあったら、最高ですよ
ね。
>>パンみたいにしっかりおなか
にたまる食べ方ができるので、
なんかいい名前が付けられるとい
いんですけれども。
>>あー、なるほど。逆にだから、
ピザっていう名前じゃなくて、
別の。
>>そうです、そうです。
>>何かそれで広げていく方法と
してね。
>>そういう方法もあるかもしれ
ないですね。
>>なるほど。
>>言っちゃいけないんでしたっ
け?
>>そうですね。言っちゃいけな
いです。
終わるまで待っててください。
>>だいぶ終わった後に。
>>味だけではなくて、やっぱ僕
ら料理人って、清潔感というのも
非常に大事になってくると思うん
ですね。
僕らが働いてたときもここにソー
スつけたら、
もうシェフに帰される時代もあり
ましたし。
>>やっぱり、このエプロンじゃ
だめですか?
>>それはそれで味があっていい
んですけれども、愛着を持って、
だから仕込みのときはそれでオン
タイムになったら切り替えるみた
いな。
>>そっか。
>>どうでした?
>>うーん。
うーん。
>>何も言えない。
>>そう、何も言えない。
何も、なんかもっとうまいこと言
えればよかったみたいな。
勝ちたいですね。
勝ちたい?
>>勝ちたい。
>>そして。
>>これだけのすばらしいおそば
を作っていただける方がいるって
いうのは、ちょっと感動でした。
>>その借金の額1200という
数字で、今、すごい怖いと思うん
ですが、たぶんこれだったらすぐ
返せると思います。
>>うわぁ。
>>飲食店経営のプロが絶賛する
開業ガールが。
と、その前に。
>>上高田2丁目でした。
>>来ました。
>>思い出しました。
>>今夜は。
>>ここに座ってたな。
>>田村淳さんの記憶だけを頼り
に、
昔住んでた家を巡るボンビールー
ムツアー。
>>お金はないんだけど、
めちゃめちゃ楽しかったです、
毎日が。
>>住んでいた家はまだあるのか。
>>これなのかも。
>>えっ?
>>はじめまして。
>>はじめまして。
>>そして、淳さんが昔住んでい
た物件に、今住んでいたのは。
>>えー、すげぇ。
>>なんというご縁ですか。
>>いや、すごい。
>>まずはどちらに向かうんでし
ょうか?
>>えっとね、まず、
原宿に行ってもらいたいかな。
一番最初に東京来たのが原宿なん
です。
>>結構お金かかりそうなイメー
ジあるんですけど。
>>しっかりボンビーできるんで
すよ。
>>淳さんが山口県下関市から上
京したのは、今から29年前、
高校を卒業したばかりの18歳。
この年は、
米米CLUBの君がいるだけでが、
年間チャート1位を獲得。
さらには、
バルセロナオリンピックで岩崎恭
子選手が金メダルを獲得し。
>>今まで生きてた中で一番幸せ
です。
>>この名言が生まれた。
そのころ、淳さんが住んでいたの
は。
>>うわ、
もうど真ん中の原宿ですね。
>>ど真ん中ですね。
>>この辺り、お住まいもこの辺
りだったんですか?
>>この辺りですよ、お住まい。
>>でも、この辺り、家賃もかな
り。
>>一等地だからね。
木造のアパートで、風呂なしでト
イレ共同で、
5万5000円でした。
>>でも、
それならばなんとかやっていけそ
うな。
>>そう、なんとかしがみついて
生きているみたいな感じですね。
>>どうですか?様子変わってま
すか?でも。
>>でも、ビルは同じだね。
ロッテリアあったのにな。
なくなってる。
なんかね、すごい怖い、
怖い店あったんだよな。
>>なんですか?
>>タトゥーとか、
なんか怪しい小瓶を売っている。
あー、なくなってる!ここ、
VANSになってる。
ここにめちゃくちゃ怪しい店あっ
たのよ。
ちょっと悪い感じがして、うわー、
東京だなと思ったな。
>>へー。
>>この道ですよ。
>>田村淳さんの記憶だけを頼り
に、
昔住んでた家を巡るボンビールー
ムツアー。
ボンビー時代の家はあるのか。
>>どこだろう。
>>これです。
ここ。
>>えっ?
>>ここが。
>>もうここなんですか?
>>ここ。
>>本気のど真ん中ですね。
>>でしょ。すごいとこ、いきな
り住むでしょ。
で、残念ながら、もう新しいもの
になってますね。
>>へー。
>>ここー!
>>地面。
>>こうやってたのよ。
東京に来て、
このぜんそくがひどくなって、
夜眠れなくなって、
いつもここでげほげほげほげほっ
て。
>>大変だ。
>>だけど東京のど真ん中で夜中、
せきしてても、誰も助けてくれな
いから、
人は行き交うんだけれども、
なんか知り合いもいないし、
ここでうずくまってるの、あった
な。
>>結構胸がぐっと苦しくなるよ
うな思い出が。
こんな明るい原宿のど真ん中で、
ちょっと衝撃です。
>>で、
苦しみながらここの公衆電話で、
頑張っちょる?って言われて。
>>うわぁ。
>>苦しいんだけど、
頑張っちょるって、うそばっかり
ついてたな。
>>うわぁ、うわぁ。
>>虚勢を張って。
>>心配かけないように。
>>東京楽しいとかってうそつい
てたな。
>>当時は、
まだ吉本興業に入る前。
別の芸能事務所に所属して、
月給10万円。
そこから家賃を引いた4万
5000円で生活。
>>何を召し上がってたんですか、
それこそ。
>>だから、母ちゃんから送られ
てきた小包の中にあるお米を炊い
て、丸美屋の中華丼をかけて、
それがほぼ。
丸美屋さんにお世話になったな。
>>本当ですね。
>>そうなのよ。
で、
ちょっとぜいたくするかってとき
に、
お弁当屋さんがあって、まるせい
っていう。
>>あっ、行ってみたい。
あるかな。
>>これです。
ここです。
>>えっ、すごい。
>>ここです。
水卜さん。懐かしいな。
ここ、まるせいに支えられました
から。
こんにちは。
どうも、お母さん。
>>こんにちは。
>>淳です。
>>こんにちは。
>>ああ、お母さんです。
>>覚えてくださってる?
>>そうそう、お母さん、覚えて
るし、
優しくいつも。
このマカロニ玉子サラダ、これは
本当にお金に余裕があるときだけ。
ここのあれ、
残ってるのかな、そぼろ丼みたい
な。
>>やってないのよ。
>>もうやってないんだ。
そぼろ丼、うまかったよな。
>>もしよかったら、久しぶりに
作るから、
味がどうなるか分からないけど。
>>まじで。そぼろ丼?
>>作ってみましょうか?
>>いいんですか?
ちょっと泣いちゃいそうよ、
俺。胃袋が泣いちゃうよ。
>>こんな感じだけどどう?
>>あー。きたよ。
これ、それー。
懐かしい。ニンジンとかピーマン
が入っているから、18歳の僕で
も、
これは栄養のバランスが取れるな
と思ったのよ。
うわー、久々の。
変わってない。
うわー、思い出すわ。
いろんな夢抱えてきた人が原宿に
集まって、
きっと安いごはんを食べるときに、
お父さん、お母さんが、
栄養に考慮して作ってた丼なんだ
と思うね。
大人になったらそれが分かるけど
ね。
>>ありがとうございます。
>>どうぞ、
どうぞ、すみません。
>>こんにちは。
>>あっ、ここよく使うんですか?
>>来ます。よく。
>>ここ、どうやって知ったんで
すか?
>>スタッフがよく、
ここのから揚げがおいしいって。
>>そう、から揚げ。
どうぞ、どうぞ。
>>アパレルのお店ですか?
>>美容師です。
>>美容師さん。
>>美容師さん。
2人の夢は?
>>夢は、
親も美容師なので、2人とも美容
師なので。
>>じゃあ、いずれは、そのお店
を?
>>はい。
>>わー。
どうすんの?夢は。
>>私もでも。
>>両親?
>>両親じゃないですけど、
父親がやってるので、そこを。
>>そこを継ぐの?
>>いや、一緒にやりたいなって。
>>一緒にやりたい?
うわー、俺、娘にそんなこと言わ
れたら。
>>パパと一緒にお笑い芸人やり
たいって娘さんが言ったら。
>>ううぅん。
ううん。
>>それは違う?
>>それは違う。
>>違います?
>>いいよ、俺、おごってあげる
から食べなよ。
>>めちゃくちゃかっこいい。
>>いや、うーん。好きなの、
いつもの、
そのぜいたくな頼み方しなよ。
マカロニ玉子サラダ、
俺、当時ね、
よくぜいたくだなっていう日に。
>>じゃあ、これに。
>>付けな。
いいよ、いいよ。
あとひじきも食べなよ。
>>頑張ってくださいね。
>>路上?路上でコントやってた
場所があるんです。
>>路上でコントをやってたんで
すか?
>>そうそうそう、事務所入る前
に。
ああ、一番最初にこのネタを路上
でやるときに、
亮さんと2人で歩いて、
人が集まるかどうかも分かんない
不安な気持ちが今、よみがえって
きました。
>>想像つかないな。
>>そうそう、
原宿クエストホール。
この原宿クエストホールのちょう
ど向かいです。
この辺り。
この辺りで、
今からコントやるんで見ていって
くださいって言って、人を集めて、
コントやってました。
この辺りが日曜日になると、
車が通らなくなって、人が行き交
ってたんで。
>>今はなんないですよね、
ここは。
>>今、
歩行者天国、なくなっちゃったよ
ね。
>>ないですね。
>>当時のだ。
>>これがもうまんま?
>>はい。
>>びっくりだな、
こんな時代があったんですね。
>>そこが一番ピークでお金ない
とき。
>>いやぁ、すごい。
>>自然となんかうきうきしてた
んですよ、毎日。
ここでコントやりますって、
人が集まってくれて、
見てくれる人が東京にいるってい
うのを知って、小さな成功体験が
大きな自信につながっていくんで
す。
>>へぇ。
>>ここはもう、相当、
僕が東京にずっと打ち負けてたの
を、なんとかして救ってくれた場
所なんです。
>>なんかすごく日が当たって見
えます、ここ。きらきらして。
>>神々しく。で、俺がその、
さっき住んでいた原宿の家を2年、
東京って2年住むと、
更新料っていうのがかかって、
かつかつで生きてたのに、
さらに1か月分多く払わないとい
けないとなって、破産しちゃうん
ですよ。
>>へぇ。どこで生活、次のおう
ち。
>>亮さんの家の押し入れに。
ドラえもん上に寝るじゃないです
か、俺、下だったから。
天井低い。
>>そうなんですか、衝撃。
>>2000円の家賃取られてた
から。
>>亮さん、
そこはしっかり取るんですね。
>>そう。
>>原宿って、
所で何して遊ぶ場所なの?
俺、いまいち分かってない。
原宿行くと、クレープ、タレント
ショップのイメージしかないから。
>>いや、だから、夢の場所なん
ですよ。
>>21、
2ぐらいのときは週6ぐらいで原
宿行ってましたよ、もう。
>>ああ、そう。
>>あともう、とにかく僕、
目立ちたかったんで、
もうへそが出てるぴちぴちの服で、
もうアイシャドーとかして、
すごい、銀色のテンガロンハット
とかかぶって、
街歩いてましたもん。
>>へぇ、そんな時代あったの?
>>あったんですよ。
>>砂羽さんは原宿とかってタイ
プじゃないね。
>>いや、それがやっぱり、
当時、私がやっぱり18、9ぐら
いのときが一番オーディションと
か受けてたときだから、
それこそさっき淳さんがライブや
ってた所ら辺で、表参道のあの並
木と鈴木砂羽みたいな写真を撮っ
てもらって、それを送ったりして
ました。
>>どう、お嬢さん?
>>私はそれこそ、本当に通り沿
い、
表参道のオリエンタルバザーの隣
のマンションに住んでたの。
だから、
ケヤキの木とかもう普通に登って
たし。
>>あんな所で木登りするの?
>>続いては、1995年。
ダウンタウン・浜ちゃんのCDが
ダブルミリオンを記録し、
街にはルーズソックスをはいたコ
ギャルがあふれていたころ。
淳さんはやっとテレビに出演でき
たけど。
>>気力ありませんよ。
申し訳なくて。
>>MCの後ろでただ黙って立っ
てることしかできなかった。
住んでいたのは。
>>あー、懐かしい。
中野。
こんな空気だった、そうそうそう、
むき出しの駅。
>>こんな感じなんですね。
>>徒歩ね、15分ぐらいなの。
>>そうですか。
>>まあでも4万3000円だっ
たんで、家賃。
>>すごい。
4万3000円はありがたいです
ね。
>>ありがたいし、広さも結構あ
って、
4畳半が3つ連なっている家だっ
たの。
>>どういう状況なんだろう。
>>なんかちょっとあっち側、
よく通ってたな、あっちの道も。
懐かしいな。
俺がね、
悩んでいた公園があるかな。
>>将来の。
>>ここからどうやって、
作戦立てるかみたいなことを考え
てた公園が残ってればですけどね。
本当、
ちっちゃい公園。
>>街なかにふと現れるような。
>>でもなくなってんのかな。
>>かもしれないですね。
>>こんにちは。この辺、ちっち
ゃい公園ってないですか?この辺。
>>ちっちゃい公園?
あじさい公園ってちっちゃい公園
が1か所。
>>それ、どのぐらい?
>>ここからだと150メートル。
>>じゃあ、そこだと思うな。
>>ぽいですね。
>>めちゃくちゃ優しい。
なんのお仕事されてるんですか?
>>僕、解体です。
>>解体屋さん。絶対悪かったで
しょ、昔。
>>全然悪くないです。
>>ド偏見じゃないですか。
>>ド偏見、悪くたっていいじゃ
ない?って話。
>>本当、ただの野球少年です。
>>あったね。
あったよ。
ここです。
>>すごい。
>>ここ、
よく腰掛けてた。
>>へぇ。
うわー。
>>こんな感じでいたから、
たぶん通りかかった人は話しかけ
づらいよね。
今も悩みを吸ってもらってますよ。
>>すごい。
>>亮さんが、
ユーチューブ全然協力してくれな
いんだよな。
お風呂がなかったんで、コインシ
ャワー。
コインシャワー、使ったことあり
ます?
コインシャワー使ってるときが一
番うわー、
貧乏だなと思ってましたね。
>>あれ100円で何分みたいな、
決まっているやつですよね。
>>よくある、洗ってないのに切
れるみたいなの、やっぱりあるん
ですよ。
>>技が必要。
>>はいはいはい、このレンガの
やつありました。
>>あったんだ。
>>上高田2丁目でした。
思い出しました。
ここの通りか、この次の通りかの
どっちかです。
>>ええっ、
どっちだろう。
ちょっとどっちも見てみましょう。
>>こっちのような気がするな。
うーん。
>>いいですね、このリアルな感
じ。
>>何せじめじめしてた思い出。
布団ももう毎晩じめじめしてるな
と思いながら寝てたんですよ。
>>すごい思い出ですね。
>>はぁー、こういう感じです。
でも、ここ、こういう感じ。
こんななんかがたがたする道をい
つも歩いてた。
>>奥にある感じだったんですか?
>>たぶんですけど、ここですわ。
こういう感じ。
>>淳さん、よく分かりました。
>>分かります。
これが、とにかく家の周りに、
ずっとこんな感じ。
森の中にアパートがあるのかなと
思うくらいとにかく緑には囲まれ
てた。
>>みずみずしい感じ。
>>ほかに思い出の場所ってあり
ますか?
>>吉本興業の同期の、バイト先
でよくごはん食べてたんです。
>>行ってみたい。
>>喫茶店みたいな。
>>どういう?
>>残ってるかな。
>>淳さんの記憶以外、どうしよ
うもないっていう、すごいロケで
すね。
>>なんか喫茶店出てきたな。
えっ?
いや、こんなんじゃなかったな。
あっ!
>>何?
>>あ・ど・とだ。
>>えっ?
>>あ・ど・とです。
>>うそ。
>>あ・ど・とです。
>>でも。
>>あ・ど・とだ。
>>えっ?新しいですよ。
>>変わったんじゃない、
あ・ど・と。
>>えっ?えっ?えっ?
>>間違いない、あ・ど・とです。
>>ちょっと。
>>どうも。
>>いらっしゃいませ。
>>いいですか?
>>えっ、すごい。
>>お久しぶりです。
>>お久しぶりです。
>>僕、来てましたよね?
>>来てました。おいでになって
ました。
>>覚えてらっしゃる?
>>覚えています。
>>うわー、
あ・ど・とがあるとは。
アルバム?
>>淳君の誕生日。
>>そうだ、そうだ、俺の誕生日、
ここでしてもらったんだ。
うわっ、
ゴリとかいる、庄司とか。
お金はないんだけど、
めちゃめちゃ楽しかったですね、
毎日が。
>>そして1997年、
またお引っ越し。
日本がワールドカップ初出場を決
め、歓喜に包まれていたころ、
たまごっちが大流行。
淳さんは、深夜のレギュラー番組
に出演していたけど、
まだまだお給料は10万円以下だ
った23歳。
住んでいたのは。
>>俺が初めて、
風呂付きの家に。
>>とうとう。
>>しかもロフトがついてたんで
すよ。
>>あっ、ロフト。
>>家に。
駅がそうそう、ちっちゃい駅なん
ですよ。
>>あっ、かわいらしい感じの。
>>そうそう、この駅です。
変わってないですね。
>>そうなんですね。
>>あれ、俺、家どっちだろう。
>>あれ?
>>なんか、
この駅は覚えてるんだけど。
>>そうか。
>>こっちかな?
徳丸っていう住所は覚えてるんで
すよ。
>>もう一回言ってください。
>>徳丸。
>>徳丸?
>>こっちだったような気がする
んだよな。
あー、ぴんとこないな。
>>ちょっとこっち商店街って感
じですか。
>>これはその当時、あった気が
する。
>>こんな感じ。意外とこういう
もの覚えているものですね。
>>そうね。
>>ちょっとでも、地名が徳丸で
すね。
>>そうだ、じゃあ、合ってるわ。
>>徳丸の×××。
>>×××徳丸っていう。出てき
た。
×××徳丸です。
>>流れで出てきましたね。
アパート名。
>>アパート名です。
>>待ってアパート名分かるなら、
相当これは、いけそうですね。
>>ものすごい坂の途中にあるん
ですよ。
>>じゃあ、坂を探しますか。
>>なんかね、こっちのような気
がする。
よみがえってこないな。
>>へぇ。
>>方向性はこっちだと思う。
あった、この白いの。
>>えっ?
>>うわっ、あったよ。
>>おしゃれ。
>>偶然なんですけれども、
ここに、
その吉本興業の銀座7丁目劇場の
同期のやつがたまたま住んでたん
です。
>>すごい。
>>でも、同期なんだけど、
なんかあんまり興味ないやつだっ
たから、しゃべってなかったんで
すけれども、同じアパートだとい
うことをきっかけに仲よくなった
んです。
>>じゃあ、お友達になったんで
すね。
>>そこから友達になって、
今、一緒にビジュアル系バンドを
やっているようなやつなんで。
>>今でも仲がいいそうで、
連絡してみると。
>>いらっしゃったのも、久しぶ
りですか?
>>もう本当に久しぶりです。
まだあったんだと思ってびっくり
しますね。
>>へー。
>>本当、ひどかったです、
当時は。
あの窓から夜中ですよ、がんがん
がんがん、
ぱーんっていって。
土がめちゃめちゃついた木放り投
げて、どこから持ってきたんだっ
ていう話ですよ、あんなの。
都内にないですよ。
>>いいなぁ、おもしろい。
>>懐かしいですよ。
>>ここのおうちに住んでいるこ
ろはお給料としてはどうだったん
ですか?
>>給料はだから、吉本からもら
えるのが7万円とか、8万円とか
だったと思いますね。
>>でもね、
稼いでいたほうだと思いますよ。
それは。
>>それでもね。
>>僕らがその劇場1回の出番で
500円とか、そういう時代でし
たから。
>>そうか、そうですよね。
>>本当、めちゃくちゃしてたな。
でも生きてたよね。
>>まあ、そうですね。
>>生きてる実感があったよね。
>>1999年、またまたお引っ
越し。
290万枚の大ヒットを飛ばした
だんご3兄弟が鳴り響いていたこ
ろ、街にはやまんばギャルが出現。
淳さんは、
上京7年目で定期的にテレビに出
られるようになっても、
まだまだお給料は20万円以下だ
った25歳。
住んでいたのは、新宿から1駅、
初台にある閑静な住宅街。
実はここの住人さん、淳さんと意
外なご縁のある方。
>>えー。すげぇ。
>>なんというご縁ですか。
>>いや、すごい。
>>かなりいい場所ですよね、
住むにはというか。
>>そうですね。ただ、あんまり
いい思い出がないですね。
>>なんでですか?
>>やっぱ調子乗ってたんでしょ
うね、俺も。
なんかこう、
女性のトラブルというか。
女性の方と何かあったというより
かは、
おつきあいしてた人がほかに彼氏
がいて、その彼氏さんが、言った
ら、
そういう怖い団体の人だったみた
いな。
>>じゃあ、
ちょっとこう。
>>もめ事に巻き込まれるんです
よね。
出てこいって言って、
家の前に街宣車が来たんで。
>>それ、放送ぎりぎりですね。
なんか、なんでしょう、淳さん、
今でこそ本当になんて言うんでし
ょう、もう優しいお父さんという
か、
家庭的なイメージもありますけど、
そういえば、昔はそうでしたね。
>>やんちゃなイメージね、
やんちゃでしたからね。
こちらです。
>>あっ、
ここですか。
>>はい。
>>すてき。
>>そうなんですよ。
>>なんかおしゃれな。
>>新築で入りましたから、
僕のとき。
17万とかだったような気がしま
すね、家賃で言うと。
>>それも給料のかなりの割合で
すか?
>>えーと、19万とか、20万
ぐらいのときに、
もう全部入れちゃうんで、早く給
料を上げていくっていうモチベー
ションの維持のためにも、
とにかく高い、
払える所に行くっていう。生きる
のはなんとかすると。
先輩におごってもらったりとか、
誰かの家で食事を済ませるとか、
とにかく家に全部をつぎ込んでた
んですよね。
>>でもそれがモチベーションに
なって、
きっと今の淳さんを作っているん
ですね。
>>そうです。
とにかく、もっといいマンション、
もっといいマンションってなって
ます。
>>すごい、すごいです。
>>実はこの物件だけは、淳さん
はちゃんと覚えていた。
なので。
>>淳さん。
>>えっ?
>>何?
>>鍵?
>>打ち合わせでおっしゃってい
た同じ間取りの鍵です。
>>入れるの?
>>入れます。
>>まじで?
うれしい。
>>すごい。
>>行ってみよう。
うわー、懐かしい。
水漏れ修理中だ。
>>そこがちょっと時代を。
でもきれいなマンションです。
>>これですよ。
>>当時からオートロック?
>>ちょっと行ってみますか。
>>開いた。
>>うわっ、懐かしい。
>>失礼します。
>>うわぁ。
郵便受け。
>>こんな感じでしたか?
>>こんな感じですね。
>>すごい、すごい、すごい。
おしゃれ。
中、おしゃれですね、デザインが。
いい感じですね。
>>どきどきする。
うわっ、開いた。
>>どうですか?どうですか?
>>ああっ、こんな感じでしたね。
つけちゃおう。
1人暮らしっぽいですね。
お邪魔します。
>>お邪魔します。男性かな?
>>うわー、懐かしい。
あっ、この間取りだ。
>>こういうところにお住まいだ
ったんだ。
>>うわー、キッチンがそう。
>>こんな感じでしたか?
>>はい。
>>ちょっとこのなんていうんで
すか、カウンター風というか。
>>そうですね。
>>曲がっている感じで。
>>テンションすごく上がりまし
たよ、ここ、初めて住んだときに。
同期のやつら呼んでも、すっげぇ
ーみたいな。
こんなとこよく住めるね、あの給
料でって。
>>それも一個乗ってく感動があ
りますね。
>>いったもん勝ちっしょみたい
なこと言ってたね。
>>冷蔵庫ありました?
>>ありました。ただなんも入っ
てないです。
食生活全然豊かじゃない。
よく遠藤さんと山本さんにおごっ
てもらってたんで。
>>恩人ですか?やっぱり。
>>恩人ですね。
あの2人は。
ここに私もベッド置いてました。
>>ええっ、そこも一緒ですか。
>>まさに、ここで、寝っ転がっ
てたら街宣車から声が聞こえてき
たんで。
ええって、こうやって最初のぞい
てたけど、ちょっと顔が出たぐら
いですぐ反応しましたよね。
>>あいつだっていう。
>>いるじゃないかって。いや、
もうよみがえってくる、よみがえ
ってくるんで。
で、
大家さんになんかあなたの名前呼
んでるから行きなさいって。
で、行ったらそういう事情だから
っていって、ちょっと事務所に来
いよって言われて、連れていかれ
ちゃったんです。
>>行ったんですね。
>>あのね、覚えてるのが、
詰められてるとき、携帯電話鳴っ
たんです。
だけど、ポケットの中で俺、
電源切ったんですよね。
そしたら、お前なんか、
人としてちゃんとできてるなって
言われて。
あそこで電源切った俺、本当、
まじすげぇと思いました。
>>でも今はどういう方がお住ま
いなんですかね。
>>これね。
>>なぜわざわざ鍵を貸してくれ
たのか。
実はここに住人さん、淳さんとは
偶然にも深いご縁が。
>>38歳独身。
>>私、29歳。
>>なんでそう思ったんですか?
>>いや、でもなんだろう。
>>雰囲気?
>>雰囲気、いや、なんかこの、
あっ、
でも淳さんのほうかもしれないで
す。
>>でしょ?
>>タイトルが。
>>なんかね、CDの感じとか、
コンポ世代ですよ。
>>そっか。
>>もうちょい上かもしれない。
ゴジラとかそういうガメラとかが
あるんで。
PCでだいぶ仕事してる感の人、
強いですけどね。
お菓子の内容が、柿の種とかつぶ
っことかなんで、
43、
あれ?
どうぞっていうか、俺の家じゃな
いけど。
あっ。
>>どうも。
>>どうも。
>>はじめまして。
>>はじめまして。
>>ここの住人の方ですか?
すみません、
勝手に鍵をお借りして。
>>お邪魔しております。
>>あっ、
お年いいですか?
>>山本と申します。
還暦過ぎております。
>>60を超えている?
>>そうです。
>>29って言ったでしょ。
>>とんだ勘違い。
>>実は亮さんにはいつもお世話
になっていまして。
>>亮に?
えっ、田村亮ですか?
>>そうです。
あの、釣りビジョン。
>>はい、釣りビジョン。
>>私どものチャンネルです。
>>えー。すげぇ。
>>どういうこと?
>>亮さんのレギュラー番組をや
ってるそのテレビ局の方っていう
ことですよね。
>>編成担当です。
>>編成担当?
株式会社LONDONBOOTS
の代表取締役やってます。いつも、
亮さんがお世話になってます。
釣りビジョンに助けられたんです
よ。
>>すごい。
>>亮さんが復帰できたのは、
いろんな方の力もありますけれど
も、
釣りビジョンさんがいち早く亮さ
んを使ってもいいっていう。
>>なんというご縁ですか。
>>いや、すごい。
>>すごいですね。
これからもよろしくお願いします。
>>そしていよいよ、
開業ガールズグランプリ優勝者が
決定。
売り上げが伸びず、
崖っぷちに立たされている開業ガ
ール5組の中から、
応援したい店ナンバー1が決まる。
審査するのは、
激戦区のレストラン5店舗を繁盛
店へと導くオーナーシェフ、
木下威征さん。
>>われわれのレストランってい
うのは、料理だけではなくて、
空間を含めて人っていうのがやっ
ぱり、一番大事だと思いますので。
>>ジャンルの違う21店舗をす
べて繁盛店に。
飲食店経営の千里眼、内山正宏さ
ん。
>>わざわざお店に行きたいって
思えるような、この人に出会いた
いとか、そういうお店作りをされ
ている方を応援したいな。
>>2万店以上取材、レストラン
ジャーナリスト、犬養裕美子さん。
>>応援したい部分をPRしてあ
げるっていうか、そこを引き出し
てあげるというのが私の仕事です。
>>これまで3組がエントリー。
続いては。
>>緊張してきました。
>>海外からの外国人がほぼゼロ
になってしまった京都・祇園で開
業。
しかも、
関西の人になじみのない納豆料理。
逆境に挑む崖っぷち開業ガール。
審査員の代わりに調査に行ったの
は。
>>納豆料理開業ガール。
>>キャスティングの理由が分か
りました。
そうですね、納豆なんですね。
だからカミナリ来てんだ。
>>お店は京都の人気観光スポッ
ト、
祇園の花見小路通りから1本入っ
た所。
本来は観光客でにぎわう場所だけ
ど、今はコロナでがらがら。
しかも。
>>関西の人、
納豆苦手なイメージがあるんで。
開業するには結構チャレンジとい
うか。
>>ハードル高そうだよね。
>>納豆嫌いが多いといわれる関
西地方。
納豆料理のお店を出す場所として
は、かなり逆境だけど大丈夫?
>>あっ、ここだ!ほら、納豆と
酒。
思い切りちょうちんに納豆って書
いてある。
>>うわー。
>>英語。
>>英語だ。
>>キープ・カーム・ノー・トラ
イ・ナットウ。冷静にとかってい
う意味ですよね。
>>まあ、そうです。
>>京都だから、外国人の方、
多いから、一回落ち着けと。
♬~
(主婦・男性) えっ!
(新津) 「バスタブクレンジング」!
≪シューーーと まんべんなく≫
60秒後 流すだけ
(主婦)ラク~!
♬~こすらず洗える
「バスタブクレンジング」
(ちせ)あの くり返し生える大変な
黒カビ掃除はもうやりません!
(聴衆)ウオー
《防カビは水を入れてポン!》
《銀イオンで丸ごと
防カビコーティング!》
2ヶ月に1度でキレイが続く!
♬~「お風呂の防カビくん煙剤」
>>あっ、どうも、
失礼します。
>>いらっしゃいませ。
>>お客さんです。
>>どうも、こんにちは、お客さ
んです。
>>お客さんです。
すげぇ。おしゃれ。
>>なんかすごい納豆、ぴったり。
やっぱり納豆って和の食べ物じゃ
ん。
和って感じの。
>>Tシャツも作っている。
>>Tシャツもね。
>>ノー・ナットウ・ノー・ライ
フです。
>>ねえ、ノー・ナットウ・ノー
・ライフ。
値段設定、絶妙っすね。3500
円。
>>高いとも思わないし、安いと
も思わない。
>>メニュー見てみます?
まず納豆一つでこの1ページ埋ま
るのがすごくない?
>>全部納豆か、これ。
>>そうだよ。2ページ目あった。
2ページ目も納豆。
>>納豆好きお一人様限定。
おまかせ盛り合わせって。
>>納豆の盛り合わせ?
>>納豆アイス最中、納豆アイス
最中のノーマルとかがあるけど、
もうノーマルじゃねぇ。
>>そもそもノーマルじゃない。
>>そもそもノーマルじゃないの
に。もともと納豆はお好きだった
んですか?
>>もともとは大っ嫌いでした。
>>大っ嫌い?納豆嫌いだったん
ですか?
>>納豆大嫌いなんです。
私、和歌山出身なんですけど、
和歌山って一番食べない県なんで
すよ。
>>どこから納豆好きになったん
ですか?
>>母親が栄養にいいから食べな
さいと、
1粒ずつごはんの上に載せていく
からって。
きょうは1粒、あしたは2粒、
あさって3粒って、地道に繰り返
されて。私も嫌で嫌で、
うずめて食べ、
かき込んで食べてたんですけど、
なんかある日、
なんかもっと載せてよみたいにな
ってきて、そこからもう、ごはん
にかけ、みそ汁に入れ、納豆がな
いともう震えてくるぐらい、
納豆依存症になってしまって。
1日5パックは絶対食べます。
>>5パック?
>>だから、食べたことのない納
豆は必ず食べて研究。
お店にはその中でも、特にお気に
入りのものを取りそろえているそ
うで。
>>珍しいので言うと、カラフル
ナットウ。
>>うわっ、すげぇ。
何これ?
>>7種の大豆使ってて、それぞ
れ豆の食感、味、大きさも全く違
うんですけど、ちゃんとこう、
納豆になってるんですよ。
>>初めて見た。
>>これはね、
本当にお酒のあてに最高です。
すごいかわいい納豆もいて。
>>かわいい納豆。
かわいい納豆ってどういうことで
すか?
>>これ見てください。
めっちゃかわいくないですか?
>>普通の納豆だわ。
>>ころころころとしてて、
食べるのもったいないぐらい。
>>それを食べたいっていったお
客さんには、泣く泣くあげてる?
>>泣く泣く。かわいいんで、
かわいがってあげてください。
>>そんななおこさんがお店を開
こうと意識したのは、今から8年
前の大学生のころ。
>>学生のころから絶対納豆料理、
いつかやりたいなというのだけは
あって、
いろんな案を書いてました。
これ、
夢ノート。
>>これ、その大学生のときに?
>>そうですね。
>>お店を始めるうえで、必要に
なりそうと思ったことを記録して
いて。
>>効果的ワード?
>>限定、生、濃厚、とろ。
>>納豆っていうよりも、濃厚納
豆っていったほうが、
注文率が上がるっていうのを本で
見て、メニュー作ったときに全部
に当てはめていって。
>>入ってんの?
究極とかさ。
>>そうそう究極の。
>>究極も書いてあるね。
あと限定。なんかお一人様限定。
>>あった、あった、なるほどね。
>>ほかにも、8年前に考えたこ
のデザインは、
実際に今のお店の看板に。
夢ノートで構想を練るだけでなく、
福岡にある納豆料理の名店、
粘ランドに修業へ。
効率的な仕込みのしかたなど、
お店をオープンしたときに使える、
さまざまなノウハウを吸収。
そして、
納豆になじみのない外国人にもた
くさん来てもらえるように、
お店の場所を京都・祇園に決め、
2020年の2月、7年越しの夢
だった念願のお店をオープン。
しかし。
>>自分がずっと思ってた納豆料
理の店をようやく出せたと思った
とたん、
コロナ来ちゃったっていうことで
すよね。
>>2か月後に緊急事態宣言が出
ました。
>>2月にお店をオープンし、
さあ、
これからと思っていた4月17日
に、
緊急事態宣言で休業せざるをえな
い状況に。
翌月、
緊急事態宣言が明けても。
>>お客さんもついてないですか
ら、皆さん、結構、
常連さんに助けられてなんとか乗
り切ったっていうお店も多いんや
けど、うちはもう全くゼロだった
んで、
テイクアウト始めたところで誰が
来ることもなく、ほぼ売り上げは
ゼロでしたね。
>>へぇ。
>>さらに、
日本を訪れる外国人が激減したた
め、
外国人観光客の集客が期待できな
くなってしまった。
そんな逆境の中、
なおこさんがグランプリに挑む納
豆料理とは。
>>お待たせしました。
>>おっ、これ、なんすか?
>>外国人観光客を狙って開業し
たものの、
京都・祇園には人がいないし、
そもそも納豆にあまりなじみのな
い関西。
そんな逆境の中、
なおこさんがグランプリに挑む納
豆料理とは。
>>お待たせしました。
>>これ、なんすか?
>>ねばボナーラです。
>>ねばボナーラ?
>>パスタになります。
>>パスタ?
ええっ。本当、納豆載ってる。
大粒の納豆載ってますね。
>>カルボナーラと納豆のかけ算。
>>はい。
>>こだわりとかってどんなとこ
ろですか?
>>まずそれ、
チーズ使ってなくって。
>>チーズ使ってないんですか?
>>はい。
カルボナーラの独特のとろみみた
いなものを納豆で代用してまして。
>>普通のカルボナーラのソース
は生クリームにチーズを混ぜるの
が一般的。
でも、なおこさんは、
生クリームにしょうゆなどを混ぜ
た和風ソースに。
>>京都の大粒大豆使った納豆で
す。
>>京都の納豆。
>>スーパーでよく見る納豆のお
よそ2倍。
なので、
大豆の味を感じることができ、
カルボナーラソースに混ぜるのに
ぴったり。
>>大粒はすごいクリーミーなの
で、クリーム、生クリームのクリ
ームと、クリーミーな豆との相性
がすごくマッチして、すごいこう、
麺を上げたときにソースが持ち上
がってくるようなとろみがつきま
す。
>>確かに。
>>チーズ抜いたけど、
同じ発酵食品ですものね、納豆は
ね。
>>そうですね。
>>そっか。
>>さらに、
フライパンで混ぜるときも納豆の
よさを生かすこだわりが。
>>実は炒めてなくて、火を止め
てから加えてあげると、
すごく納豆のよさを生かすことが
できるんですよ。
>>そう、
ベーコンとタマネギを炒め、
麺を混ぜ合わせたら、火を止めて、
先ほどの納豆ソースを。
実は、
ねばねばのもとである納豆菌は、
熱に弱いので、
高速でかき混ぜて納豆に熱が伝わ
りにくくすることで、納豆菌を守
りつつ、より粘りを。
>>粘りを出すために、
うわぁぁぁぁ!って。
>>激しかったね。
>>全身全霊使ってやってました。
>>あの行動が一番好きですね、
私。
ゾーンに入ってるんで。
周りの音とかも聞こえない。
>>意気込みも最後にお願いして
いいですか。
>>競合がいないので、比較はす
ごくしにくいとは思うんですけど、
もう唯一無二のものとして、
見ていただきたいです。
>>オンリーワン。
>>オンリーワンです。
>>コロナ禍でも、粘り強く頑張
ったわけですもんね。
>>そうです。
>>ねばーギブアップということ
ですよね。
>>うまい。
>>V明け1分前。
>>ぎりぎりです。
>>ご登場いただきましょう。
コロナで35日連続休業したけれ
ども、納豆があればなんでもでき
る。
納豆専門店開業ガール、なおこさ
んです。
>>アピールポイントは?
>>普通のカルボナーラってチー
ズを使うと思うんですけれども、
チーズを使ってなくて、
納豆の粘りを調味料のように使っ
ています。
なので、麺を持ち上げると、
ソースが全部からみつくような感
覚を楽しんでいただければなと思
います。
>>それでは皆さん、試食をお願
いします。
>>いただきます。
>>すごいですね、あの夢ノート。
かなりが実現している。
>>そうですね。
もう有言実行、モットーとしてい
るので。
>>本来のカルボナーラより好き
かもしれないです、僕。
>>カルボナーラ超え?
>>超えですね。
>>これはうれしいですね。
>>うれしいですね。
>>すごいおいしいです。
>>臭みが全くなくて、納豆のよ
さしか出てこない。
>>僕もやっぱり、ヨーロッパで
修業してたときに、
なんとかしてフランス人に納豆を
食べさせようと試みたんですけれ
ども、やっぱり臭いとか、
糸をばんと引くのが結構抵抗があ
って、
これだとあんまり糸を引かないで
すし、かめばかむほど豆乳のよう
な香りがしてきて、非常においし
いと思います。
>>納豆がこんなにね、上品にな
るのはびっくりしました。
あまりにもおいしいので、
なんかこう、
もうこの方はお一人でやっていけ
るんではないかなと思って、
応援し忘れちゃうような気がしま
す。
>>そうか。
>>もう私は応援する必要はない
んじゃないかと。
ちょっとだめです。弱い部分見せ
ていかないと。
>>なんかあったかなぁ。
>>続いてのエントリーは、
赤い髪にピアス姿の開業ガール。
でも、本格手打ちそばのギャップ
に。
>>借金の額1200という数字
>>5組目のエントリーは、
赤髪にピアス、30歳にして借金
1200万円。
でも。
>>たぶんこれだとすぐ返せると
思います。
>>うわ。
>>赤い髪をやめないで、
そのままずっと赤い髪のおそば屋
さんでいてください。
>>審査員の代わりに開業ガール
のもとに調査に行ったのは。
>>どうも、
杉村太蔵でございます。
ここは鳥取県の倉吉市という所に
お邪魔しております。
>>倉吉市は、
鳥取県中部に位置するのどかーな
町。
>>ここですね。
つなぎやさん。
どうですか、
すごいすてきな店構えといいます
か。
>>高級店のようなたたずまい。
なのにボンビーなのは一体なぜ。
>>おしゃれ。
お邪魔いたします。
よろしくお願いします。
小上がりになってるんですね。
ここで靴を脱いで。
きょうはどうぞよろしくお願いし
ます。
>>よろしくお願いします。
>>女性のおそば屋さんって珍し
いじゃないですか。
なぜそば職人になろうと思ったん
ですか?
>>20歳のころまではそば嫌い
で。
>>そば嫌いだった?
>>そうです。大っ嫌いで、
年越しも1人だけうどん食べてま
した。
>>ええっ。
>>高校を卒業後、就職したもの
の、
1年で退職。
>>1年ちょっと頑張ったんです
けれども、ちょっと疲れてしまっ
て、
一度実家の鳥取のほうにまた戻っ
てきました。
>>そんなみさとさんが、
友達の紹介で始めたのは、お寺の
お手伝い。
そこで人生をかける夢に出会いま
した。
>>私がおそばが好きなもんです
から、
おそば屋さんに行ってみる?とい
うことで、おそば屋さんに行って、
で、どうだった?って言ったら、
おいしかったですということで。
>>そのときに、
本当のそばに初めて巡り合ったと
いいますか、今まで食べていたの
はそばじゃなかったんだなと思う
ぐらい。
>>そして。
>>そば打ちを見せてもらったと
きに、その技術にすごい感動して、
ぜひ学びたいと思って。
>>職人気質な師匠に弟子入り。
修業すること5年。
そばの作り方は学んだけれども、
開業するお金はなかったので、
お試しで開業できる場所を借りて
営業していると。
>>毎週のように通ってくださる
常連さんがいらっしゃいまして、
このそばの味にほれ込んだと言っ
ていただいて、
倉吉のほうでやるんだったら、
自分がサポートしてあげるよと。
>>実はその常連さん、
鳥取で飲食店を2店舗開業させた
経営者。
>>もともと僕がそばが大好きな
んですけど、
彼女のそばを食べたときに、
ちょっと衝撃を受けまして、
もっとたくさんの人に食べてもら
わんと、
ちょっともったいないぐらいのそ
ばでして、それでちょっと応援し
ようと思いました。
>>常連さんが無利子で開業資金
を貸すよと言ってくれたので、
2019年に開業。
>>もともと、ここ、本当コンク
リートで何もなかったんですよ、
ちゅう房機器も何一つ。
なので、
一から作り上げまして。
>>何もないこの場所に、
40万円かけてひのきのカウンタ
ーを作ったり、
キッチンも水回りを整えたり、
ゆでがまや冷蔵庫を設置したりし
て、ちゅう房機器に250万円だ
けじゃなく、
雨漏りすることが分かったので、
改修費用200万円がプラスされ。
>>借金はいくらでしたか?
>>1200万ですね。
>>1200万円。
>>毎月10万円ずつ返さないと
いけない。
>>ちょっと気になったこと言っ
ていいですか?
失礼ながら。
>>どうぞ。
>>ヘアスタイルというか、
髪形はこだわりがあるんですか?
>>バリカンでがーってやってま
す。
>>自分でやってるんですか?
これ。
>>そうですね、自分で。
セルフカットで。
>>セルフカットですよね。
>>はい。
>>ちょっと、
刈り込み過ぎじゃないかという所
もありますもんね、一部ね。
>>そうですね。自分だと正面か
らしか見えないんで。
>>後ろ見てないでしょ?
>>後ろ見てないです。
>>一部ちょっと、
ちょっと踏み込んだなっていうき
らいがありますよ。
まあそれは全然。
>>でも、このヘアスタイルには
こだわりがあって。
>>この辺りでこういう髪色の方、
少ないので、一目でお客さんに覚
えていただけるというのもあって、
恐らく世界で唯一の赤髪のそば職
人だろうと思って名乗っています、
自称。
>>すばらしい。
>>お店を続けていくため、
1か月に必要な売り上げは借金の
返済額を含めて110万円。
>>だいぶ売り上げ減りました?
コロナで。
>>そうですね。
4月、5月は休業にも入ったので、
もう半分ですね。
赤字でしたね。
>>1200万抱えてこのお店作
ってね、半年でコロナで休業って
いったらね。
>>自分の生活費はほぼ枯渇しま
した。
>>うーわー。
>>なので1200万円の借金は。
>>ほとんどまだ返せていない状
態で。
>>けど。
>>倉吉ではなかなか食べれない。
おいしかったです。
>>すごくおいしいです。
>>細くて角が立ってて。
>>これは、ざるそばだけなんで
すね。
かけそばとかもりそばではなくて。
>>そうですね、うちは冷たいそ
ばだけでやってまして。
>>みさとさんがそばを打ち始め
るのは毎朝7時。
>>粉は信頼できる製粉業者さん
に頼んでいて、こういうそばを作
りたいんだと相談して、アドバイ
スを頂いて、試行錯誤しながら、
今の粉を仕入れてまして、なので、
ものすごく香りや風味の強いもの
を選んでます。
>>さらに、
つるっとしたそばののど越しを左
右するそば切りは、5年間の修業
で習得。
そば粉と小麦粉の割合が9対1の、
9割そば1000円。
食べ方にもこだわりが。
>>これは?
>>こちら、お塩ですね。
五島列島のほうのお塩を使ってま
して。
>>お塩でそばを。
>>そうですね。
風味がより強く感じられますので、
いろんなものを試した結果、
今のものにたどりつきましたね。
>>最後はつゆ。
>>2週間以上かけて作ったそば
つゆ。
一番のこだわりは。
>>これ、おいしいぞって、
すごく気に入ったしょうゆがあり
まして、
それでそばつゆを仕込んでみたら、
すごくおいしくて。
>>広島県で作られた、
すべて手造りの熟成しょうゆ。
>>感動したので、
そこのしょうゆ屋さんに連絡を取
って、見学させていただいて。
そしたらもう、
すごいこだわりを持って作ってら
っしゃるしょうゆ屋さんだったと
いうことを知って。
>>現地まで足を運び、材料すべ
てにこだわったおそば。
借金1200万円を抱えながら、
本格手打ちそばを作るみさとさん
の意気込みは。
>>これを見た方たちに、そばの
魅力が少しでも広まって、そば好
き女子とか、
若者にそばの魅力がもっとたくさ
ん伝わればいいなと思います。
>>それではご登場いただきまし
ょう。
借金1200万円を抱えながら、
髪は自分で刈り上げ、ただそば作
りに人生をかける開業ガール、
みさとさんです。
>>アピールポイントは。
>>まず素材、原料を厳選して、
手間や暇をしっかりとかけて、
時間を惜しまず。
えー、
それで。
>>とにかく早く食えと。
>>そうですね。伸びる前に召し
上がっていただきたいですね。
>>それでは皆さん、試食をお願
いします。
>>いただきます。
>>まずそのまま2、3本召し上
がっていただいて。
>>そのまま食べていただいたあ
とは。
>>次は、塩をちょっと振りかけ
て、
その部分をまた召し上がっていた
だいて。
>>うん。
全然違う。
>>佐藤さん、違う?
>>全然違う!初めて食べました
そばを、お塩だけで。
>>ああ、そう。
>>おいしい、本当、
いい香りだし、
本当に何もつけないでそのまま食
べて、そばってこういう味なんだ
が、改めて分かりますね。
>>かむとそばのいい香りが広が
ってって、この辺までそばが通っ
てるのが分かります。
>>それはもうちょっとちゃんと
かんだほうがいいんじゃないか。
>>まあその借金の額1200と
いう数字で、今、すごい怖いと思
うんですが、たぶんこれだとすぐ
返せると思います。
>>うわ、すごい。
>>近所にこのおそば屋さんがあ
ったら、僕は毎週行くだろうなと
いうぐらい。
>>これはうれしいですね。
>>やっぱり、このそば切りのね、
この細さがすばらしいですね。
エッジが立ってて、もう本当にき
りっとしたそばで、彼女を見てて、
最初、
こうちょっと突っ張ってる感じな
のかなと思って、恐れていたんで
すけれども、でも、こうやって実
際、
すごく礼儀正しく接することをし
てらっしゃって、やっぱりそれが
そばにも出るんですね。
やっぱりそういうところが、
食って一番大切なところなんだな
と思ったので、赤い髪をやめない
で、
そのままずっと赤い髪のおそば屋
さんでいてください。
>>なんか僕も最初、この髪形ど
うなのかなと思ったけど、おそば
がおいしいと、
かっこよく見えてくるんだよね。
>>でもすごいいいコメントたく
さん頂けたんで、よかったです。
いやー、ほっとした、終わった、
よし。
>>開業ガールズグランプリ、
優勝は、味はもちろん、お客さん
への思い、
夢への本気度などから審査。
>>一番なんか応援したくなる気
持ちになりました。
>>非常に伸びしろを感じるのに、
ここで終わってしまったらもった
いないというのが。
>>彼女で。
>>よろしいですか。
>>飲食店経営のプロが選ぶ一番
応援したくなるお店ナンバー1に
選ばれるのは、
お店の移転を余儀なくされたおに
ぎり屋さんか。
>>いけますかね?怖いです。
>>いけます!
>>母と二人三脚で作った店を続
けたいラーメン屋さんか。
>>最後はもう神頼み。
>>8歳の娘を育てながらピザを
作るシングルマザーか。
>>勝ちたいですね。
勝ちたい?
>>勝ちたい。
>>観光客の減った京都、納豆料
理で逆境に挑む開業ガールか。
>>自信は?
>>あります。
>>それでは、
開業ガールズグランプリ、優勝者
を発表していただきましょう。
>>それでは、発表いたします。
優勝は、京都、納豆専門店、
なおこさんです。
>>ありがとうございます。
>>おめでとうございました。
>>うれしい。
>>やりましたよ、なおこさん。
>>うれしい。
めっちゃびっくりしました。
>>さあ、何が決め手だったんで
しょうか。
>>納豆ってかなり突いた食材に
こだわった部分だと思うんですよ
ね、ただそれをね、あの京都とい
う場所で、あえてチャレンジして
る姿に、ぜひ頑張ってもらいたい
な。
>>そのコロナの明けたあとの外
国人のお客さんがいっぱいあの納
豆を食べる瞬間という、
光景を見せていただきたいなと思
います。
>>その将来に期待をしています
ので、頑張ってください。
>>ありがとうございます。
>>よかったですね、なおこさん
ね。
>>夢みたいです。
>>見事優勝したなおこさんには、
依頼したら100万円以上の価値
がある、
審査員3人からの経営指導を。
そのもようは、近日公開。
>>さあそしてここでTAKAH
IROさん、佐藤さんからもお知
らせ、お願いします。
>>本日、4月27日にEXIL
Eのニューシングル、PARAD
OXが発売になりました。
>>ことしEXILE結集20周
年を迎えるアニバーサリーイヤー
に、第1弾シングルとなっており
ます。ぜひたくさん聴いてくださ
い、お願いします。
>>おいしいのに売り上げが上が
らない。
そんな飲食店の経営を頑張る開業
ガール大募集。
詳しくは番組ホームページへ。
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