出典:EPGの番組情報
[字]吉田類の酒場放浪記▼日本橋「ふくべ」昭和14年創業。ヒノキ一枚板のカウンター奥に日本酒が並ぶ古き良き昭和の面影を残す酒場。焼き魚からおでんまでどれも酒に合うつまみを肴に大衆酒場の王道に触れる。
詳細情報
出演者
【出演】吉田類【ナレーター】河本邦弘
番組内容
東京駅の八重洲口で昭和14年に創業。ヒノキ一枚板のカウンター奥の棚に41銘柄の日本酒が並ぶ古き良き昭和の面影を残す酒場。カウンター奥に鎮座する菊正宗の四斗樽が一番人気。着席するとサービスのお通しを乗せた盆が客の前に出される。角の丸くなった一合升に酒を注がれ、それを、漏斗で徳利に移すルーティンが繰り返される。焼き魚からおでんまでどれも酒に合うつまみを肴に大衆酒場の王道に触れてみよう。制作
2021年ジャンル :
情報/ワイドショー – グルメ・料理
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
テキストマイニング結果
ワードクラウド
キーワード出現数ベスト20
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- 春美
- 早舩
- 美栄
- 祐樹
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
吉田類です いや~ 久しぶりに
東京 お江戸のど真ん中
日本橋駅に来てます
きっと ねっ
昭和の香りを残した場所
あると思います
じゃあ その辺をね
探索しようと思います
では 行ってまいります
<♬~お江戸日本橋>
<…の日本橋>
<全国から商人や職人が集まる
城下町として発展>
<近代化著しい日本橋で
酒場探しはかなうのか>
ここは ギャラリーなんですが
おっ 何かすごいですね
金魚の絵がいっぱい
こんにちはー
こんにちは
何か金魚だっていうことしか
分からなかったんですが
生命の宿る美術館
というのをコンセプトに
美しく舞う金魚を 光・音・香りの
オリジナル演出で魅せる
アート展になっています
<ここは
最新の演出技術を使って>
<舞い泳ぐ金魚と
日本の伝統文化を競演させた>
<水中アート美術館>
ここが
しだれ桜をイメージして
こんなにたくさんの金魚を
見ることってないと思うんです
ないですね
(荒木)会場内は約3万匹
あっ そんなに
約60種類ぐらいの金魚が泳いでます
<これより 江戸の花街を表現した
幻想的な世界が広がる>
これが アートアクアリウムの代表作の
花魁という作品になるんですけれども
これが 花魁という作品
何となく 金魚鉢が
花魁の髷のようなイメージもありますもんね
(荒木)この花魁が
大小様々な大きさで構成されていて
花魁道中という作品になって
この管理は
どういうふうにしてるんですか?
この辺り全て
ここが ろ過装置になってまして 下の
24時間で稼働していて
水をキレイにしていたり
エサを自社開発したり
じゃあ その辺で水質も
ずっと保たれてるわけですか
いや ここまで徹すれば
面白いですよ
(荒木)で こちらが
金魚の杜というエリアになってます
水柱と上の映像と
ご覧いただいて
いや~ 何かもう
ホントに花が咲いてるみたいですね
(荒木)新感覚のお花見を
楽しんでいただける場所になってますね
これは?
(荒木)桜和金という
期間限定のドリンクになってます
ほんのりピンクの桜の木を
イメージしてます
<四季折々の趣向を
めでつつ>
<一人花見にふける>
ご覧のとおりね オフィス街
八重洲口の方なんですが
今日はですね
酒通の通人の酒席という
お店に行きます
ふくべさんですね
大昔 お邪魔したことあるんですが
お邪魔します
(北島)いらっしゃいませ
じゃあ あれですね ここだね
うわ~ 何か懐かしい
そうですね 昭和の雰囲気ですね
いやいや これもう
まず 日本酒がずらっとある中から
選びたいんですが
今 何種類ぐらい置いてあります?
(北島)今 41種類になります
41種類
一番人気は
あちらの樽酒になります
いらっしゃいませ
こんにちは お邪魔します
はーい はいはい
<客人には
お通しを乗せた盆が出されるしきたり>
<箸袋に初代の名残が>
(光子)趣味だったんです 父が
趣味で
とってもステキな川柳なんで
これは のれんと箸置きに
こういう
風流を解する主人だったということです
一口 先に
喉をビールで湿らせてもいいですか?
はい 大瓶と小瓶がありますけど
じゃあ 小瓶で
(北島)はい 少々お待ちください
<東京駅の八重洲側で
昭和14年に創業したふくべは>
<出張族にも
その名が知られた大衆酒場>
<ふくべとは 酒などを入れる
ひょうたんのこと>
<一升瓶が並んだ壁の裏側にも
古き良き昭和の面影が残り>
<その中で
ひょうたんと酒樽に囲まれた初代が>
<のんべえ達に
ほほえみかけている>
ちょっと
喉を潤してからということで
しみますね ツーッと
千福 賀茂泉もありますよね
結構 目の前にあるの
広島のお酒で ずらっと
賀茂泉をお願いします
はい
<日本酒の注ぎ方に
この店独自の美学がある>
<年季で角が取れた一合升すれすれに
酒を注ぎ>
<それを漏斗で とっくりに移すルーティンが
代々受け継がれている>
飲み方はどうなさいますか?
ぬる燗で
いいですね これがね 何とも
<お通しは昔から
北海道昆布の佃煮>
<ぬる燗のタイミングは
絶妙な間合い>
<とっくりは
一合一勺分入る特注品>
はい 賀茂泉です
はい ありがとうございます
<一割増しの心遣いが嬉しい>
<広島・西条の酒 賀茂泉は>
<純米酒を熟成させた純米吟醸>
うわ~ ちょうどいい
(北島)ありがとうございます
というところで おつまみが
そういえば お願いするのを忘れてましたが
(北島)ウチの看板は
鰺と かますとハラスになりますね
他に人気がありますのが
おでんと たらこのちょい焼きと しめ鯖
あと くさやがありますね
じゃあ 最初
しめ鯖 いただいてもいいですか
何かいつも
しめ鯖食べてる気がするけど
(北島)しめ鯖 1です
<全国の名だたる銘酒は
東京へ出稼ぎに来た働き手に>
<ふるさとの酒を飲んでもらうことで>
><せめて 寂しい思いをさせたくないと気遣った
初代の親心>
今でも じゃあ
結構 出張のお客さんが多いんですかね
カウンターに時計を置いて
時間を確認しながら 皆様 飲まれてます
列車 新幹線まで飲んで
で ギリギリで飲んで 走って帰るっていうか
お待たせいたしました しめ鯖です
はい ありがとうございます
<吉田さんの好物 しめ鯖>
<しめ具合が肝心>
絶妙
これだけしめて
ほんのり甘みが出てくる
ちょっと 独りよがりですけど
しめ鯖 ぬる燗
これは のんべえの王道だと思ってます
うわ~
うわっ 菊正の樽が
堂々とありますね
<忘れもしない 吉田さんも
年末年始の鏡開きでお世話になっている>
<菊正宗の樽酒>
<減るに従い
酒に移る木の香りも変化していくという>
樽酒は
木の香りが立ちますので
一番 ぬる燗がオススメになります
はい 失礼します
はい
<生づくりで醸した辛口酒に>
<吉野杉の香りが
ほどよく加味されている>
焼き魚 何かありますか?
くさやもありますね
くさやあります
じゃあ すいません
いただきたいと思います
はい ありがとうございます
いや~
いいですね この樽の香りが
ふわ~っと 喉から上がってきて
お待たせしました
ウチの看板のくさやです
(北島)こちら
新島産のくさやになってますね
身もしっかりしてて
香りもいいですので 人気がありますね
<新島伝統 青ムロアジのくさやは
やみつきになる>
濃厚な香りも旨みも
このまろやかさが
何とも言えないですね
このうまさ 分かりますかね
もう これだけで 一升いけますね
ありがとうございます
くさやの脂とニオイを
樽酒の杉の香りで洗い流してくれますので
そうですね
おっ
吉田さん ウチ おでんも人気なんですけど
よろしかったら いかがでしょう
もう ぜひ お願いします
はい
<老舗ならではの威厳を感じつつも
穏やかなひととき>
はい おでんですね
うわ~
<おでんも
昔から変わらない東京の味>
(北島)お酒は何になさいますか?
じゃあ 菊姫
菊姫で
菊姫です
はい
<菊姫は石川の酒>
酒の色が金ですね
金色ですね
辛いんですが
全然このね ぬる燗にすることで
ふわ~っと 舌の上に
ランディングします
<まずは 焼き豆腐>
<続いて 大根>
すごい
もう 色んな
味がしみこんでます
それに
菊姫のぬる燗
のんべえにとったら
言うことありません
<これぞ 大衆酒場の神髄>
これですね
いや~ ふくべ
何かホントに
幸せになるお店ですよね
こういうお店がある以上
ずっと お邪魔したい
飲み続けたいと思います
じゃあ もうちょっと
さまよって帰ろうと思います
では 行ってまいります
<ありがたや ありがたや>
<酒場という聖地へ>
<酒を求め 肴を求め さまよう…>
吉田 類です 今日はですね
東武 とうきょうスカイツリー駅というね
ここ… 4~5年前に来たんですがね
まだまだね 残ってるような気がするんですね
古いお店
そういうね レトロな懐かしいお店を探して
一杯 やろうかなと思ってます
たぶん こっちの方向でしょうね
では いってまいります
<本日は
東京スカイツリーの華やかさとは対照的に>
<下町風情が色濃く残る向島エリアで
酒場探訪>
路地の奥にね スカイツリーが見えるという
僕達には ちょっと珍しいんですけれど
日常なんですね
で ここにも 何か変わったお店がありますね
あっ 何か
すごいちっちゃいミニチュアのおひな様とか
たこ焼き屋さんとかラーメン屋さん
お邪魔してみましょう どうも こんにちは
あっ 何か思いっきり
趣味のお店みたいな感じもします
そうですね 半分そうですね
あ~ そうなんですね
これが街道シリーズというものでして
上が 昭和シリーズですね
あ~ そうか
ここに懐かしいとこがありましたな へえ~
でも このカゴなんかも…
(伸隆)そうですね
カゴは付いてるんですけども
(千恵子)これがカゴなんですね
あ~ はあはあ
これを こうチョキチョキと こう切って
ちょっと短くすると
おせんべいが入るカゴになって…
これが全部キットになって入っているので
あ~ なるほど
はい あとはボンドとか
はさみがあればできるっていう
<奥のワークスペースを拝見>
これね すごいっすね これ本物だから へえ~
(伸隆)屋根だけで3日 4日かかりますね
えっ 3~4日?
何となく 1軒を建てたような気分になって
楽しむということですね これね
<細かい手作業が得意な吉田さんも
やってみる>
はい できました~
これ でも 本物に貼るほうが楽ですよ
<キットを組み立てた完成品を
購入することもできる>
おっ すごい看板が見えてます
<店主の粋な計らい>
<専用の看板が付いた>
おっ アハハハ…
(拍手)
いらっしゃいませ
いらっしゃいませ
<ノスタルジックな大人の遊びを 楽しもう>
スカイツリーから降りてきたみたいでしょ?
で ここなんですがね…
すごく なかなか風情がありますね
これ 一軒家で
あっ ここか~
かずさやということで
え~っと お邪魔してみましょう
(美栄)いらっしゃいませ~
はい こんばんは~
(美栄)こちらどうぞお座りください
あっ ここですね はい
(美栄)どうぞ いらっしゃいませ
あ~ いや いいですね~
(美栄)ありがとうございます
<上総国 千葉から上京した先代が>
<言問橋のたもとで
昭和9年に創業した 下町割烹 上総屋>
<昼から飲める食堂酒場の
古き良き伝統を受け継いでいる>
<隅田川の散歩がてらに立ち寄り
名物のまぐろ料理を肴に一杯といきたい>
<厨房にこもる二代目の大将は
詩吟歴30年の達人とか>
すいませ~ん
じゃあ 僕ね 生いただいていいですか?
生 はい 承知しました
いや~ これはもう
いきなり 生 飲みたくなっちゃった
はい 失礼いたします
<こちらは 三代目となる娘さん>
(美栄)大将手作り 塩らっきょと
まぐろのはらす煮ですね
よかったら
召し上がってください
失礼します どうぞ~
はいはい~ はい ありがとうございます
<生ビールがうまい季節となった>
これ 大好物の塩らっきょですね
<大将自家製の塩らっきょ>
何か はらすのとこみたいですね まぐろのね
はらす独特の食感…
これも きっちり残ってます
<築地から大量に仕入れるまぐろが>
<上総屋の看板メニューとなっている>
まずは ちょっとお刺身系 いかがですか?
それで… それだったら
ちょっと 日本酒 欲しいんですが
はい かしこまりました
<日本酒の品揃えは いかに?>
<三代目のご主人>
これ先一杯という… ねえ
菊姫ですと 常温やぬるかんで作ることが
多いんですけども
こちらは 最近冷やが はやっておりますんで
特別に造られたものでございます
色もですね 薄いこはく色で
あ~ そうですね
見た目からも楽しめて…
<菊姫の先一杯は
兵庫産の山田錦を使った純米酒>
当店名物 まぐろブツ刺です
は~い うわ~ おいしそうですね
<上総屋名物のまぐろブツ刺は
ランチ定食でも一番人気>
<やわらかな旨味と口当たりの先一杯
杯が進みそう>
これはもう 思いっきり山田錦のいいとこが…
まあ いいとこ取りっていうか
そんな感じでしょうね
もう風味感といい 香りといい
<ブツ刺>
何かちょっと脳天っぽいね 中トロのようなね
ブツ切りといっても 豪快です
幅が厚いし 食べ応えがあります
もうホントに 赤身のお手本みたいな
あの~ あとまぐろで もう一つあったら
あっ ありがとうございます
<ご常連に聞いてみよう>
生姜! ああ 生姜焼?
生姜焼
あっ まぐろの生姜焼 いかがですか?
もう ひょっとしたら
それも初めてのチャレンジですね
じゃあ お願いします
はい ありがとうございます
<おすすめの生姜焼に使うのは
まぐろの尾に近い筋がある部位>
<それを秘伝のタレで
時間をかけて焼くことで>
<筋が溶け
やわらかくジューシーに仕上がるとか>
こちらが当店名物
まぐろの生姜焼になります
これが! もう これ見た目では
まぐろに見えませんけど
すごい いい香りがします
<地域ブランド すみだモダンにも認証された
上総屋の一押し>
含むと やっぱり魚ですから
うわ~っと消えていきます
<飲み干す>
ラベルは 非常にかわいいんですけども
何か全然イメージが ちょっと違いましたが
<にごり酒か~>
<ついでに おすすめを伺う>
おすすめの料理?
はい
じゃんぼ焼とり
当店の これも名物料理になっておりますんで
じゃあ お願いします
かしこまりました ありがとうございます
<仙禽の雪だるまは 和三盆のような
豊満な甘さを追求した にごり酒>
もう 含み感はソフトなんですが
お酒のセレクトも
なかなかのもんやと思います
<大将が焼く じゃんぼ焼とり>
1度だとタレが入んないんだよね
2度つけないと
で 2度焼いて
最後に もう一回タレつけて出すと
お待たせいたしました じゃんぼ焼とりで~す
うわっ!
はい どうぞ
これ おっきいですね
(美栄)そうなんです
手作りで一つ一つお作りしてます
これはすごいね
これ 肉はとってもジューシーです
タレは甘み いや~ これ びっくりやね
<さすが上総屋名物>
<大将が キーボードを抱えて参上>
二代目は詩吟…
詩吟をおやりになるんですね
♬~春の海
<与謝蕪村だ>
♬~終日のたり のたり…
あ~ ごめんなさい え~っと 今どこ…
<ありがとうございます>
いやいやいや~ すばらしいですよ
すばらしい
これが結構ね 音楽的というか
もう音楽そのものですよね
(光男)音楽ですよ
最高!
いや もうね
下町にはこんな美人が揃ってるんです
とりあえず ちょっと宣伝しなきゃいけない
乾杯~
乾杯~
いや これが下町パワーの源なんですね
<シメは 下町の焼おにぎり>
<醤油を5度塗りして 中まで味がしみている>
ほいじゃあ お待たせいたしました
焼おにぎり
いや 何かでも この盛りつけそのものが
クリをいただいてるような感じ
しませんかね? これ
カリッカリッ 噛めば噛むほど
こうばしい香りが口の中に広がります
とっても洗練された焼おにぎりだと思います
うん
<下町の名物酒場>
<ランチ時でも
酒と肴が楽しめる>
上総屋でした っていうか
屋号も もう忘れそうだったんですが
こんなにくつろげておいしいところ
で ですね
下町の やっぱり調理人の腕
これはすごいですね
すべてを魔法のように
おいしいものに変えてしまいます
で もっともっと ねっ
調理人の魔法にかかりたいと思いますので
もうちょっと行ってみてもいいかなと
思います
え~ では いってまいります
<次の酒場で駆けつけ三杯>
<酒場という聖地へ>
<酒を求め 肴を求め さまよう…>
吉田 類です 今日はですね
獨協大学前に来てるんですが
大学の入り口はですね
あと40~50メートルでしょうかね
ここをまっすぐ行くとあります
学園都市だと思うんですが
その中の飲み屋さん
どんなんでしょうね
ちょっと 楽しみに
散策を交えて行ってみたいと思います
では いってまいります
<埼玉県草加市 東武伊勢崎線の
獨協大学前>
<かつて
東洋最大規模の松原団地があった>
<駅の東側は 日光街道の松並木に通じ>
<名勝 草加松原は松尾芭蕉も歩いた
奥の細道のルート>
この松並木 相当 ねっ
風光明美だったような気がしますね
これはね
あ~
ここが 草加せんべい
あっ 真っ正面で焼いてますね
草加せんべい
ああ
これ ちょっと お邪魔してみましょう
<旧日光街道沿いにある
明治34年創業の>
お邪魔します
(早舩)あっ いらっしゃいませ
<草加せんべいの由来は
この街道沿いにあった>
<おせんばあさんの茶店が始まりとか>
茶店で おだんごとか出してたんですけど
その日 残っちゃっただんごを
平らに伸ばして 乾かして焼いたと
で おせんさんの作ったお餅だから
おせんべいということになったと
いわれてますよね
よかったら焼いてみてください
あっ そうですか?
はい
え~ できるかな?
(早舩)最初は押さずに
ひっくり返すのを何回かやってくと
このおせんべいが
やわらかくなってくるんですね
はあ はあ はいはいはい
少しやわらかくなりましたですね
(早舩)
そしたら 今度 押していってください
(早舩)膨らみ終わって
押して ミシミシっていうようだったら
今度は 押すのやめて
ひっくり返すだけにしてください
これは このペースでやったら
1日 何枚もできませんね
1枚ずつだと そんなできませんよね
これ もう大丈夫ですかね?
(早舩)あっ もう はい
もう大丈夫です はい
では…
(早舩)じゃあ…
<醤油を塗って マイせんべいをいただく>
ということで…
でも 醤油の すごい こうばしい香りが…
うん ちょっと 曲がってるからって
味そのものは変わらないですね
同じおいしさだと思います
うん 味はおいしいです
<街道の名物
草加せんべい>
<芭蕉さんも
食べたに違いない>
ここは 飲み屋街
というわけではないのでですね
目の前に 串焼 ひろ
というのがね目立ちますし
もう ここしかないでしょうね
目指すとしたらね はいはいはい
まだ 時間 ちょっと早い…
あっ 明るいだけかな?
お邪魔しま~す
(春美)あら いらっしゃいませ!
こんにちは
(春美)あら どうも こんばんは
これ こっちのほうですね?
(春美)あっ こっちのほうです
いらっしゃいませ どうもです
はい どうも お邪魔しま~す
何なさいますか?
いや 僕もね
生を1つ いただきたいなと思います
生 はい
<獨協大学前
東口の駅前通りから1本入った場所で>
<およそ30年>
<親子二代で営む 串焼 ひろは>
<老若男女のご常連が足しげく通う
くつろぎの酒場>
<串焼は 今も先代となる大将の役目>
<こだわりの醤油を使ったタレ焼が
この店の定番>
<一品料理も外せない>
は~い お待ちどおさまでした
はい どうぞで~す
はい どうぞ
あ~ ありがとうございます
お~
冷えっ冷えですね
いや そこがいいんですが
お待たせでした はい どうぞです
えっ?
お召し上がりください
これ… これは何ですか?
(春美)これはね
今日 お豆腐とひき割り納豆の…
納豆を上にかけまして はい
<ダブルでヘルシー>
これ 納豆のみじん切り
<それを ひき割り納豆と呼ぶ>
うんっ
<まずは 串焼から>
何か 串焼…
はい 串焼
お願いしていいですか?
はい
とりレバを
あっ とりレバいいですね
1本で?
はい
<串焼を担当する先代は
九州がルーツ>
<タレのこだわりも そこから>
<串が焼けるまで モツ煮込みを>
はい すいません 煮込みで~す
はい ありがとうございます
何か すごい こう ヘルシーですよね
<煮込みは 豆腐も入った味噌仕立て>
<フーフーして いただく>
これは もう 東京の下町の煮込みの味
ほぼ同じですね
うんうん うん う~ん うん
とりとレバーです
あっ はい はい
ああ ありがとうございます
召し上がってください
<先代自慢のタレで焼いた>
<とりレバと もも正肉>
<まずは 吉田さんも大好きなレバーから>
うん
これ ちょっと
ひと味違うタレの感じがするんですが
これは どういうタレなんですか?
これはね
九州の久留米ってとこあるんですが
はいはいはい
そこから 取ってくるんです
醤油をね
じゃあ 九州の出身なんですか?
あっ 私は 九州なんですよ 福岡です
<もも肉もいただいてみる>
うんうん うんうん う~ん うん
甘いタレだと思うんですが
その妙な甘ったるさが
全然ないんですね
そういう意味では
都会的なタレ味かな… ねえ
うん
<この店の串焼は 鳥だけで終わらない>
じゃあ 牛のハラミと
牛のハラミ
あと 豚トロと
(祐樹)豚トロと
それとラムを
(祐樹)ラムを はい
塩焼でお願いします
<新メニューとある>
その まるごとレモンサワーというのを
いただけますか?
はい 分かりました
<レモンが丸ごと入ったグラスに
サワーを注ぐ>
はい お待たせでした
はい どうぞ まるごとレモンで~す
うわっ こんなたくさん入ってんの?
(春美)はい
1個分 たっぷり入ってます
あっ…
レモンがきいてます
うん うん
はい 今度 塩焼で
はい
(定)牛ハラミ…
ラムに 豚トロとね はい
(定)これ うちの特製の味噌でございます
特製の辛味噌ダレということで
うん
この辛味噌 あれですね
旨味を含んでるんですね
単に辛いというよりは
(祐樹)はい
いや これも 独特の…
そうですね うちで作ってます はい
はあ~
ちょっと じゃあ ラムもいってみましょう
うんうん うんうん
これは ラムにも
この旨辛味噌 合いますね
うん
はい 豚トロ
このタレの演出は…
脂身の塊の豚トロ
このタレを付けると
フルーティーなんですよ 味が
当然 合いますね このレモンもね
あ~
<続いて 日本酒をいただく>
ああ すいません 何か ヒレ酒を
(祐樹)ヒレ酒
いただけますか?
(祐樹)はい
<つまみは?>
ブリ大根とか…
あっ じゃあ それお願いします
<ブリ大根は 日替わりメニュー>
は~い お待たせでした ヒレ酒で~す
はいはいはい ありがとうございます
ちょっと 火をつけましょうか
あっ 燃えました
(春美)はい 燃えました
これで あとちょっと 蒸らしましょう
すいません ブリ大根です
あ~ はい ブリ大根をいただいて
<脂がのったブリは 大根と相性抜群>
<お酒のあてに 申し分ない>
うわ~ 香りが もう すごい
フグヒレのこうばしさも混じってですね
逆に 甘~くなるんですね
この甘さが 深みに通じるという
はい ブリの煮たとこ
うん
おなかの芯まで あったまります
うん
うん
この 何か 目の前にトマトがあるんですが
これは?
(祐樹)地元の越谷のトマトなんですよ
あ~ はあ はあ はあ…
スライスして
あっ それだけで?
はい
ねっ 地元のトマトということで
うん
すいません
何か もう 新しいメンバーも入ったんで
ちょっと
乾杯してもらっても いいでしょうかね?
乾杯
<年齢を超えて この店にはご常連が集う>
はい すいません お待ちどおさまで~す
はい ありがとうございます
わあ でも すごいきれいですね
<草加の隣町 越谷産>
<品種は 完熟トマトの代名詞 桃太郎>
甘いんですね
まあ でも 野性味があって
甘いということなんで
うんっ
ピッタリですね
<初めての町で
ご常連と酌み交わす>
<くつろぎの酒場>
<たまには 足を
のばしてみるのもいい>
あ~
ひろさんでした
やっぱり ねっ
地元の方が集まれる そういう酒場
これは もう 必携といいますか
それなかったら 町が成り立ちませんね
そんな思いを 今日はですね
非常に こう 強くしたところで
探してみましょうかね
ないかもしれませんね
でも 行ってみます
<まだまだ飲み足りない>
<酒場という聖地へ>
<酒を求め>
<肴を求め さまよう…>
吉田類です 今日はですね
八王子に来てるんですが
八王子は八王子でも
私鉄の方なんですね
JRの八王子駅の方はね
もう 何回か来てるんですが
この京王線
私鉄の方は初めてです
でもね 結構これがね 広くて
奥が深いっていうのが
八王子なんですよ
古い町ですから という意味で
今日も期待を込めて
回ってみたいと思います
では 行ってまいります
<JR八王子駅とは
少し離れた場所にある>
<京王八王子駅から出発>
「あきかわ」街道と思ったら
「あきがわ」と読むんですね これはね
何か結構
懐かしいパン屋さんがありますね ここ
ちょっと
のぞかしていただきましょうかね
こんにちは
いらっしゃいませー
すっごい いい香りがしますね
ありがとうございます
あっ こんにちは
ここは 普通のパン屋さんと
ちょっと違いますよね
いや あの
調理パン等あったんですけど
お昼で出てしまったり
ただ コッペパンがメインなので
あっ コッペパンなんですね
はい
<昭和13年創業の山田製パン>
<秋川通り沿いに店を構えて82年>
<昼には
売り切れてしまうものも多いという>
<地元の人気店だ>
<名物は18種類あるコッペパン>
人気があるのが
どれが一番人気ですか?
上からなんですけど
カスタードクリームと
チョコレートとか
あんこ ポテトサラダは自家製です
じゃあ その自家製の
カスタードクリーム系を
いただけますでしょうかね コッペパン
<コッペパンは注文があってから
あっという間に作ってくれる>
<手際よくパンをカットし>
<自家製の
カスタードクリームを塗り塗り>
<注文から およそ30秒で
はい できあがり>
あっ フカフカですね これ
いただきます
懐かしいお味ですね
そうですか
昭和の味なんですね
<昭和といえば
こんなものも発見>
<あげパンも
揚げたてを提供してくれるのだ>
何か ご家族で やってらっしゃるんですね
はい そうです
じゃあ 創業は…
一代目 で 二代目
で 娘が三代目になります
お待たせしました
ありがとうございます
これなんですね あげパン
これもね
フワッフワなんですよ
何か入り口に
イラストありましたけど
(今村)はい あれは私の父で
お父さんに似てますね
みんな メガネなので
似てるのかもしれないですね
<ここは みんなが
笑顔になれるパン屋さん>
<今日も いい酒が飲めそうだ>
いや~ もう
こんな満月を見たら
もう飲めよと
いわんばかりのお月さんですね
ということで
今日は この地酒のお店
浜千鳥って
岩手県のお酒の銘柄なんですが
これが ひょっとして ここの
このお店の屋号も浜千鳥なんですね
<いや いけすって書いてある>
じゃあ 浜千鳥
当然 飲むしかないですが 行ってみましょう
<浜千鳥が飲みたいだけか>
こんばんは~
こんばんは~ お邪魔します
おお~ すごいね いっぱい
うわ~ お邪魔しまーす
<日本酒通の間でも>
<一目置かれる酒場があると聞いて
訪れた吉田さん>
<屋号は ここにあるとおり いけす>
浜千鳥ののれんを見たんで
屋号は浜千鳥かなと思って
入ったら そうじゃなかったんですね
浜千鳥は岩手・釜石のお酒で
ウチ いけすといえば
もう浜千鳥
今の社長と
30年来ぐらいのつきあいで
特別な 詰めたのが来てますから
それを今日 最初に
じゃあ すいません じゃあ その
浜千鳥からお願いします
<ホールを担当する女将さんが
名人の技を披露>
ああ~ ありがとう
いや もうベテランですね
お母さん つぎ方が
ちゃんとこれ 山盛りに
(百合)はい
まあ ときどき失敗しますけど
そうですか いやいや ありがとうございます
(篠崎)南部杜氏の中でも奥村康太郎って
すごい優秀な杜氏さんです
あっ これは
これ マスターじゃないですか
この人が奥村康太郎さんかなと思ったら
これは マスターでした
<いけす別注で
ここでしか飲めない酒なのだ>
これですよ もう
皆さん お邪魔します
ちょっと乾杯してもらってもいいでしょうか
かんぱーい!
すいません お邪魔しまーす
かんぱーい
どうも~ お邪魔します
はい かんぱーい
かんぱーい!
お邪魔します
お疲れさまです
はい どうもどうも
乾杯です
<お通しは スモークサーモンと
菜の花の塩昆布和え>
これは 菜の花和えですね
シャケの
<日本酒に合うつまみで
心地よいスタート>
<大将に オススメを聞いてみる>
(篠崎)生のほたるいかの
わたを抜いてありますんで
あっ そうか
今 そういう時期なんですね
<毎年 のんべえに
春を告げてくれる ほたるいか>
何か 甘みが
旨みが違いますね
ちょっと甘みがありますよね
はい
<蔵の味を
堪能してほしいという理由で>
<およそ9割は 搾りたての生原酒>
<中には
地域限定や店頭販売禁止など>
<マスターが
直接仕入れている酒がゴロゴロ>
<そして 一升瓶は全て>
<ワインの真空キャップで
保存するという徹底ぶり>
<吉田さんは 2杯目に突入>
<滋賀県今津の銘酒 琵琶の長寿>
<米の旨みが強く
ワインのような酸味が特徴の酒だ>
前からごめんなさい
はい ありがとうございます
(篠崎)
女性のお客さん達が必ず来ると頼む
キュウリの生のたたきなんですけど
これ いく前に ちょっといきます
う~ん
お米の旨み 十分まだ残ってます
いただきます
この蔵人飲むなら
これがですね 絶妙に合います
恐れ入ります
この蔵人 最高じゃないですか
先代の社長から
こう受け継いできてるから
非常に苦労してると思います
でも この味が分かる ねっ
そのマスターがいて
供給していただけるという
日本酒ファンにとったら
すごい ありがたいことです
<その日本酒ファンが
ここには わんさか>
マスター そのTシャツのあれは
どういう意味なんですか?
ウチのね お酒のね
愛好会なんですけど
でも
色んなイベントやってきました
ずっと その日本酒のために
相当 色々頑張ってこられたということですね
やってきましたね
もう武酒会は ご存じなんですね
副会長をやってまして
あっ そうなんですか
はい そうなんです
後ろを見てもらうと
分かるんですけども
銘柄だけにね
こだわっちゃいけないんです
ここじゃないと飲めない酒あります
ぜひ 楽しんでもらいたいんですが
はーい 分かりました
<ご常連の一人に
脱サラして杜氏になった方がいるとか>
<それが この千葉県富津の酒
聖泉>
<この店だけにしぼった限定品だ>
<それに合わせ
春の天ぷらをオーダー>
う~ん
親しみやすい味なんですね
角のないお酒とでも言いましょうか
うん
<これには タラの芽が合いそうだ>
山菜の…
何で こんな
すばらしい日本酒
ちょっと珍しいといいますか
こういうの 集められるんですか?
もう北海道から九州まで
もう非常に 旅しました
みんな 知り合いになった酒屋さん
そこから今 現在 酒が来てるんですね
ああ~ なるほどね
<長いつきあいだという
浜千鳥から もう一つ>
<蔵元が いけすのためだけに
しぼっているという超限定酒>
<その名も 杜流寧土>
<それには
この店の一番人気 肉どうふを>
これは すごいですね
浜千鳥の杜流寧土ですから
これ飲んだら 完璧に
トルネードでしょうね
まいりますが
うまさだけが 回ってます
<ちょっと 酔いも回ってるような>
言うことないです
ものすごい こう贅沢な気分を味わいました
<これほどまで
うまい酒に囲まれたら>
<吉田さんでなくとも
抜けられなくなる>
<こんなに
楽しいいけすなら>
<それもよいかと酒を飲む>
いやー すごいですね
このいけす
この日本酒に ねっ
関する この
店主の思惑が半端じゃない
僕もね
まんまとハマリましたが
まだ あるんでしょうね 八王子
もうちょっと
のぞいていこうと思います
では 行ってまいります
<ふらり ふらりと
泳いでいこう>
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