開運!なんでも鑑定団【秦の始皇帝<兵馬俑>&美麗<貝秘宝>にド級艦定額】[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

開運!なんでも鑑定団【秦の始皇帝<兵馬俑>&美麗<貝秘宝>にド級艦定額】[字]

■中国2200年前…秦の始皇帝の<兵馬俑>!?幻の3体に衝撃鑑定額■驚異の技術…美麗<貝秘宝>に超絶値■出張鑑定は山形・上山市…<織田信長>&<西郷隆盛>の宝■

詳細情報
番組内容
お宝は亡き父が6年前に購入した自慢の品。歴史の教科書に載るほど有名な中国の大珍品と言っていたが、最初は話半分だった。しかし改めて調べてみると、それぞれ同じ格好をした本物が存在していることがわかり、とても期待している。果たして鑑定結果は!?
出演者
【MC】今田耕司、福澤朗
【ゲスト】川合俊一
【アシスタント】片渕茜(テレビ東京アナウンサー)
【出張鑑定】出張鑑定 in 山形県上山市
【出張リポーター】松尾伴内
【ナレーター】銀河万丈、冨永みーな
鑑定士軍団
中島誠之助(古美術鑑定家)
北原照久(「ブリキのおもちゃ博物館」館長)
安河内眞美(「ギャラリーやすこうち」店主)
田中健(「那須オルゴール美術館」館長)
大熊敏之(日本大学芸術学部教授)
増田孝(愛知東邦大学客員教授)
森由美(陶磁研究家)
関連情報
【番組公式ホームページ】
https://www.tv-tokyo.co.jp/kantei/

【見逃し配信】
https://video.tv-tokyo.co.jp/kantei/

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
バラエティ – その他
趣味/教育 – 音楽・美術・工芸

テキストマイニング結果

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キーワード出現数ベスト20

  1. 万円
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  5. 鑑定団
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  10. 兵馬俑
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  12. 結果
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  14. 社長
  15. 本物
  16. お願い
  17. ジャカジャン
  18. 中国
  19. 依頼人
  20. 会社

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

いや 強烈!

<甘いマスクと キレのあるアタックで
世の女性たちをメロメロにした…>

<当時160cmと
比較的大柄ではあったものの

もっと身長が伸びるようにと

毎朝 牛乳1リットルを飲んでから
登校していたため

お腹を下しながら
授業を受けるのは

日常茶飯事でした。

その努力のかいがあってか
どんどん身長が伸び

高校3年生のときは 193cmに。

もちろん毎日
猛練習にも励んだため

春の高校バレーでは
チームをベスト8に導き

全日本高校選抜のメンバーにも
選ばれました。

名門 日本体育大学に進むと

大学4年生で迎えた
ロサンゼルスオリンピックでは

学生で唯一の代表入り。

その後 実業団の富士フイルムに入り

エースとして
3度の日本リーグ優勝を成し遂げ

1988年のソウルオリンピックにも

2大会連続の出場を
果たしました>

左から井上 右から川合。

<当時のバレーボール選手としては
珍しく

オシャレには人一倍 気を遣い

前髪を垂らした
こだわりの髪形は

どんなに激しい試合でも 一切
乱れることがなかったため

プリンスと呼ばれ
女性ファンの心をわしづかみ。

1990年に引退すると

今度は日本人初の
プロビーチバレーボール選手となり

世界各地のツアーに参戦しました。

現在は
日本ビーチバレーボール連盟会長として

競技の普及 強化に奮闘中です。

そんな川合さん 人気占い師
ゲッターズ飯田さんから

芸能界で3本の指に入る
強運の持ち主と

言われたのをきっかけに

女子高生の間で
スマホの待ち受け画面にすると

運気が上がると話題に。

最近では芸能人からも

一緒に写真を撮ってほしいと
頼まれるそうです。

ということは
お宝も期待が持てそう>

依頼人の登場です。

東京都から お越しの…。

ようこそ 「鑑定団」へ。
よろしくどうぞ お願いします。

いやぁ やっぱり
相変わらず大きい。

見て この画面 ウソみたい。

今 何cmですか?

今ね 196に…。
えっ 伸びた!?

40歳すぎたくらいにね
1cm伸びたんですよ。

え~っ!? アクリル板が
180cmしかないんで

川合さんのために箱馬を。

どこの局 行っても
アクリル板の上に顔出ちゃって…。

日本で3本の指に入る
強運の持ち主?

あとの2本は
ちなみに誰やった?

SMAPの中居くん。
あと村上信五くん。

関ジャニ∞の?
ジャニーズがきて…。

俺が入ってるっていう。

とりあえず今日 「鑑定団」で
数秒 アップにしていただいて

今 女子高生が
グーッと食いつくかも…。

これを写真に撮ってください。

まずは この番組
女子高生が見てるかどうか…。

さあ それでは お宝オープン!

きました!
ガレのランプです。

もともと これ出すつもりじゃ
なかったんです。

僕 絵が好きで

いいなと思った絵を買って
実家に置いといたんです。

この番組 出るって決まって
じゃあ あの絵

ちょっと出してもらおうかなと
思って

業者の方に
取りに行ってもらったら

絵だと思って中身 見たら
違うものが入ってた。

それで そこらじゅう
探したんですよ。

どこにもないんです。
どういうことですか?

わからない。
わからない!

番組 決まってたんで
穴あけるわけにはいかないな

と思って 知り合いの社長に
そこらじゅう電話して

一発目の社長が
「なんか誰だか ガレだか」。

「誰だか ガレだか」。

そんなような人の…。
ランプあるぞと。

「あるよ」と。
取りにいったんです。

「これ いいですよ」って言ったら
「それ あげる」ってなって。

その社長は 20年前くらいに
パリの骨董品屋まで行って

20~30万くらいで買ったらしい。

ミスター・ガレが ちょっと
拝見させていただきましょう。

あまり見たことない形ですね。
かさの部分とか。

だいたい丸くないですか?

ガレは もっと細かいかな。

ガレじゃないな このサイン。
Nanaって書いてある。

誰や?

(川合)不安になってきたな。

川合さんは ガレは知らなかった…。
(川合)知らないです。

誰だか ガレだかわかんない。
そうでしょ?

それ 10年前の
今田さんのセリフですよ。
(笑い声)

本人評価額です 川合さん
いくらでしょう?

20~30万って言ってたんで 30万。

20~30万で 30とるのが
川合さんですね。

30だったらいいな…。
わかりました まいりましょう

オープン ザ プライス!

100いった~! 150万!

すげぇ! すごい!
150万!

すげぇ!
やっぱ 強運の持ち主だわ。

ホントだわ。
社長!

その社長 紹介してもらっていい?
(笑い声)

これは ガレではなく
ガレの双璧であった

ドームのランプです。
あっ ドーム。

俺は ガレ専門なんで すみません。
(笑い声)

DAUM NANCYっていうサインが
そこにありますよね。

あっ… DAUM NANCY。

1910年くらいに この作品は
作られてるんですけども

パリに電気が通ったのは 1900年。

そのあと こういうスタンドが
増えていくわけですよね。

明かりはつくんですか? これ。
はい。

あっ ついた きれい。
ああ きれい きれい…。

(片渕)きれいですね。 ちょうど
ランプが夕日に見えますよね。

夕日だ!
いいですね。

アルザス地方の湖畔風景。

きせガラス なおかつ そこへ
カメオ彫りという技法を

使ってます。
光を入れることによって

より陰影が出るわけですね。

とても品のいい作品だと思います。

強運やわ やっぱ。 絵があったら
これ手に入ってないですから。

めちゃ運いいじゃないですか。
めっちゃ運いいですよ。

大事になさってください
ありがとうございました。

<続いては 東京都 狛江市から。

あら かわいい~ こんにちは。

次なる依頼人は 父親の
菅野祐さん>

<2年後の…>

<昨年 無事 1歳になりました>

ミルクをあげたりとか
オムツを換えたりとか

子育てをすることの
楽しみのほうが大きくて…。

< どんな表情や仕草も
愛おしすぎて 片時も

<確かに どれもかわいいですね。

まさに 子は宝ですが 今回の

< えっ 曾祖父?>

そこで 今回…。

鑑定 よろしくお願いします。

< いったい どんなお宝なのか
スタジオで拝見しましょう>

依頼人の登場です。

東京都からお越しの

ようこそ 「鑑定団」へ
よろしくどうぞ お願いします。

かわいらしいですね。
たまんないですか?

たまらないですね もうホント
待望の子どもでしたんで。

スマホがパンパンになる言うたら
よっぽどですよ。

もう産まれたときから
毎日のように。

それが 三男くらいになったら
すんげぇ減るんですよね。

わかる わかる。
俺 3人目やったから。

アルバム1冊 埋まってないです。
(笑い声)

さあ そして
今回のお宝なんですけども

曾祖父が作ったものという。
そうです。

さあ どういったお宝なんで
しょうか拝見します お宝オープン!

うわっ さあ これは。

片岡華江の螺鈿作品です。
螺鈿?

貝の装飾を使った
細工なんですけど。

あっ 貝殻ね。
そうですね。
あら きれい!

(片渕)きれいですね
すごい細かいですよね 細工も。

いい職人さんだったなっていうの
わかります これで。

私が気に入ってますのは トンボの
装飾しているものなんですけど

羽の部分が繊細な形で
きれいでいいかなと思ってます。

羽がこう 曲線ですよ 貝で。

よっぽど細かくしてこう
なめらかに。

あとは 桃が上から見たり
横から見たり

角度によって
色が変わったりして…。

やっぱ 貝殻のね。
反射が。

ホントに みずみずしい
桃みたいですもんね。

そういったことも
言えるんだね。
(笑い声)

お上品に。

<螺鈿とは 夜光貝や
鮑貝などの貝を切り取り

漆地にはめ込む
漆芸装飾技法のひとつである>

<日本の螺鈿は
平安時代に急速に発展し

繊細な模様を施した調度品が
数多く作られた。

宝石のごとく輝く貝と

漆黒の漆の組み合わせが
実に美しいが

制作には 気の遠くなるような
労力を要する。

どのように作るかというと

まず

< そこに

<漆は
空気中の水分と反応して固まり

酸にもアルカリにも溶けない
性質のため

強力な接着剤となる。

<漆が固まったら
全体に黒漆を塗り込み

チリひとつない場所に数日置く。

それを 炭で研ぎ出すと

美しい螺鈿が現れる。

しかし これで終わりではなく

漆を塗って研ぎ出す工程を
3回ほど繰り返し

貝と漆の高さが
平面になるよう揃える。

更に 生漆を表面に吸わせたのち

丁寧に磨いて ようやく仕上がる。

これを 薄貝螺鈿技法という。

一方 こちらは

その際 貝がピタリと密着するよう

底は水平 側面は垂直。

更に 仕上がりを計算し

貝の厚みより
0.5ミリほど浅く彫り込む。

これらは
寸分の狂いも許されない。

そこに 小麦粉と生漆を
混ぜ合わせた 麦漆を塗り

貝を嵌め込む。

最後に

<漆が固まると
ようやく完成となる>

<片岡華江は

大正から昭和にかけて
活躍した 螺鈿師である。

名手と謳われたその作品は

端麗にして優美であった。

1889年
浅草の螺鈿師の家に生まれる>

<2年後 東京美術学校漆工科
螺鈿彫鏤技術の講師を委託され

後進の育成に励んだ。

現在 東京藝術大学には

華江が制作した螺鈿見本が
残されているが

その なんと精緻なことか。

あらゆる技術が
凝縮・網羅されており

漆工芸を志す若者たちの
貴重なバイブルとなっている。

しかし なんといっても
華江最大の功績は

文化財の保存修復。

とりわけ
中尊寺金色堂においてであろう。

当時 金色堂の柱部分の螺鈿は

大部分が
剥がれ
落ちており

見るも無残な
状態であった。

そこで華江は 建立された
当時の螺鈿を再現すべく

貝をひとつひとつ
丁寧にかたどっていった。

柱の曲面に
ピタリと合う

文様を
作るのは

至難の業だが

見事
これを成し遂げたのであった>

< と語った華江は

自身の作品を発表することは
ほとんどなかった。

そのため
残された作品はごくわずかだが

それらは いずれも
気品に満ちている>

<改めて依頼品を見てみよう。

片岡華江作
茶道具の棗3点と 卓である。

桃と菊が施された棗は

厚貝の技法が用いられており

トンボの羽は 細かい貝片を
一つ一つ組み合わせた

精緻なつくりとなっている。

卓は いたるところに
紋様が施された優雅な仕上がり>

<華江の作品は 数が少ないため

極めて貴重だが…>

こんなに
詳しく教えていただきまして

ホントに ありがとうございます。

これは ホントに
「鑑定団」に感謝してくださいね。

何があっても手放すな
っていうもの…。

暮らしに困ったら手放しても
いいよって意味じゃない。

ないない どれだけ
暮らしに困っても手放すな。

本人評価額です
おいくらでしょう。

期待を込めて
100万円でお願いします。

わかりました まいりしょう
オープン ザ プライス!

800万!
800万!

うわぁ すご…。
そんな…。

800万!
ホントに すごい作品だと思います。

螺鈿を知り尽くしてないと
これ作れません。

いちばんお好きだと
おっしゃったトンボですね。

非常に 細かい貝辺をですね

組み合わせて
羽を作ってるんですよ。

これは 恐るべき技術です。

300万と… ひょっとしたら
300でも安いかもしれない。

厚貝の桃と菊なんですけれども

これは 150万と150万と。

卓ですけれども
古代文様ですね。

宝相華の花
これが用いられています。

片岡華江っていうのは
皇室の刀 それから

国会議事堂の 陛下が
お出ましになる

ときの特別な扉が
ありますけれども

そこの螺鈿もおやりに
なってるんですね。

ほとんど
売り物は

お作りになってないはずなんです。

じっくり拝見しましたら

やっぱり
すごい技術だったんだなと。

< お宝列島 日本縦断>

<今回の舞台は 山形県 上山市。

蔵王連峰に抱かれた
風光明美な町である。

江戸時代 上山藩の城下町として
栄えた一方

温泉宿場町としても
名が知られ…>

<足を痛めた1羽の鶴が

沼地に湧く湯で傷を癒やし
飛び立つのを 旅の僧が発見。

以来 鶴脛の湯と呼ばれ
親しまれた。

今なお 湯治客は引きも切らず

旅館はもちろんのこと

昔ながらの共同浴場や足湯でも

その効果を
存分に堪能することができる。

特産品は 果物。

肥沃な土壌で育った
ラ・フランスやサクランボは

まさに絶品。

果物をふんだんに使った
パフェやプリンは

SNS映えすると大人気で

地元のカフェには
大勢の若者が押し寄せる。

また ワイン葡萄の栽培も盛んで

芳醇な味と香りを持つ
上山産ワインは

国内外で高く評価され
ワインの郷ととしても

注目されている。

本日の

<会場は

早速いってみよう!>

「出張! なんでも鑑定団」
in 上山!

< まずは 卓球が趣味の

もう長いこと
やってるんですか? 卓球は。

4年目。
元同僚から 卓球やってるから

来ないか? って誘われまして

<現在 週4日
練習に励んでいる>

得意技とかあるんですか?
自分の好きな。

(笑い声)

< お宝は こちら>

えっ!?

<幕末 江戸へのぼり
人力車夫をしていた

先祖が手に入れたもの。

これまで門外不出の家宝として
タンスの奥にしまい込んでいたが>

< そこで 30年ぶりに
広げてみたところ…>

ちょっとね 結構

(笑い声)

<本人評価額は
保存状態を考慮して 50万円。

まさか こんなに傷んでいるとは
思いもしなかった。

大事にしすぎて しまいっぱなしに
したのが悔やまれる。

果たして 結果は!?>

ジャカジャン! 3, 000円!

< あちゃ~!>

ニセモノでございますね。

天正十年 織田信長と
書いてありますが

名前が曲がってるん
ですよね。

こういう書では
まったくございません。

菅原道真を祀った
天神様なんですよね。

江戸時代の後期に作られて
長いこと 神棚か何かに

掛けられていたんだと
思いますね。

下に 菅原道真の歌が
書かれておりまして

織田信長が死んでから
200年くらい経ってから

見つかった歌なんです。
ですから

信長 知らないはずなんです
この歌。

<続いては
とっても礼儀正しい

どうも お願いします。

はい。

庄司さん 今 お仕事は…
悠々の自適な暮らしで?

はい もう83になりました。
庄司さん。

仕事の初めから…。
庄司さん。
はい。

< お宝は…>

<10年ほど前 なじみの画廊に
行ったところ 店員が…>

別室に招かれた?
はい。

< そこで 谷文晁の珍品だと
この絵を見せられた。

ひと目で気に入ってしまったが

値段を聞くと
80万円と高額だったため…>

< どうにか
手に入れることができた。

いちばん気に入っているのは落款。

なんと 寿老人が持つ巻物の中に

さりげなく記されている。

これまで 床の間に飾り

家に来る友人・知人に
自慢してきたが…>

おっ。

<本人評価額は
買ったときと同じ60万円。

しかし 庄司さん
これを鑑定額と勘違い>

庄司さん!

<気が急いてしまった。

60万円もの大金を
文句も言わず出してくれた

妻のためにも
どうか本物であってほしい。

果たして 結果は!?>

ジャカジャン はい!

< やった~!>

<今回 本人評価額より
鑑定額がアップした方には

カセ坊から…>

< おめでとうございます>

70万円です。

ということは
本物ということでございます。

お~!

たいへんおめでたい図柄
寿老人が

手に持っている絵巻物に
文晁筆と書いて

印が押されてあります。

絵の中の絵に書く。
ちょっと しゃれた感じで

おもしろいと思います。

巻物には 松の絵が描かれ
おめでたい。

いい図柄だと思います。
本物に出会えて

たいへんうれしいです。
ありがとうございます。

<続いては
草野球チームのキャプテン

上山 上山みたいな…。
はい。

成績は どうなんですか?

<成績は いまいちだが
キャプテンとして 日々奮闘している>

仲間からの
信頼とかあるんですか?

< お宝は

<去年 急逝した
義理の兄から受け継いだもの>

< その遺志を叶えるべく
今回 応募した。

この書は
西郷が山形を訪れた際に

書き残したものと聞いているが

なんと書いてあるか
さっぱりわからない。

そのうえ…>

<兄には悪いが それほど
高値がつくとは思えない。

本人評価額は
これくらいかなぁと 50万円。

きっと兄は今頃
天国で手に汗握り

ドキドキしているに違いない。

果たして 結果は!?>

ジャカジャン はい!

< よかった~>

(松尾)お~!

自筆の書 間違いございません。
うわ…。

中国の羅という人が作った
句なんですね。

「雪の中で道に迷ったら

乗っている馬を放して 翌朝

馬の足跡をたよりに
ついていけば

陣地に帰れるんだ。
雲の上に

鳴いているカリの声を聞けば

夜でも それを射落とすことが

できるんだ」と…
なかなか いいできで

たとえばですね
「雪中」というふうに書いてある。

非常に筆圧が強くて 力のままに
こう 引いていくという特徴は

西郷以外では書けない。

いちばんいいのはね
名前の部分なんですよ。

のびやかで
なおかつ味がある…。

大切にしていただきたいと
思います。

<続いては
焼き物収集歴30年の佐藤さん>

もう 何点くらいあるんですか?

200点!
お使いになりましたでしょう

お金も…。

アハハじゃなしに。

はあ!

< しかし何年経っても

焼き物の真贋を見極めるのは
難しく

半分は勉強代だと諦めている>

そんな お買いになって
奥様とかって

なんか言わない…。
えぇ いや…。

じゃ 一緒に そういうお店とかに
奥様と一緒に…。

あぁ しょっちゅう行きます。
あっ。

あら! あららら…。

< お宝は 初期伊万里の皿である。

25年ほど前 デパートの骨董即売会で
一目ぼれしたもの。

いくらだったかというと…>

<購入後 いろいろ調べてみたが

本物の可能性は50%>

ただね…。

<更に 番組の流れも不安。

前の2人が…>

ドン ドンっていって…。

いやいや…。

<本人評価額は
購入金額と同じ 50万円。

もし偽物なら
妻から大目玉を食らうのは必至。

喧嘩どころか
家に帰れなくなってしまう。

果たして どうなるのか!?>

<25年ほど前
50万円で買った初期伊万里の皿。

果たして 結果は!?>

ジャカジャン 150万円!

< これはすごい!>

ありがとうございます。

<奥様も満足げ>

うん そうね。

江戸時代の初期伊万里で
間違いございません。

形も 大きさ 模様もいいですね。

焼かれたのは 1630年代くらい。

磁器というのは
高い温度で焼いて

透明の薬を
しっかりかけていますから

焼いたときのままの艶やかさ
っていうのを持っている。

吹墨という技法ですね。

文様のところ 型紙を置きまして

呉須を吹きつけて
白抜きの模様ができると…。

裏側ですけれども
口径の3分の1とか

ちいちゃい高台がついている
それも初期伊万里の特徴です。

これからも
大切になさってください。

今日は…。

(松尾)米沢牛 いっちゃいますか!

<続いては
実家で果樹園を営む佐藤さん>

代々やってて…。

ほお!

<実家の果樹園では
サクランボ 桃 ラ・フランスなど

10種類ほどを栽培している>

いちばん好きなもの
あるんですか?

私は…。

はい。

<お宝は
松野奏風の掛け軸である。

奏風は 戦後

能の絵を専門に描き続けた
異色の日本画家である。

お宝を手に入れたのは
母方の曾祖父で…>

おっ いいねぇ!

<曾祖父が
生前に形見分けをした際

母が この絵を

母の姉は
古伊万里の大徳利をいただいた。

実は24年前 母の姉は

その古伊万里で 「鑑定団」に出場。

鑑定結果は…。

なんと 300万円だった>

まぁ そうね。

<価値を明らかにすべく
今回 母が応募した>

<今日は 母とともに
姉も興味津々で駆けつけた。

本人評価額は 母の希望で300万円。

もしも 300万円以下だったら

母と姉の仲が
険悪になりそうで 少々不安。

果たして 結果は?>

ジャカジャン はい! 5万円。

< まさか!>

< お母さん ガッカリ!>

本物に間違いございません。

松野奏風さんは
能画を専門に描いてらした方。

『橋弁慶』という画題が
ついていますけれども

弁慶と牛若丸の動き
というんでしょうか。

弁慶の ちょっと
腰を落としたような感覚とか

能の精神を理解して

技能が備わってないと
なかなか描けないんだろうなと。

毎週のように 能を観に行かれて
膨大なスケッチを残してらっしゃる。

やはり それの凝縮されたものが
あるのであろうと。

ただ お能という
限られた世界での

需要ということに
なってしまいますので

お値段としては このくらい。

ひいおじいさまにとっては
とても大切な一幅。

愛情にかわりはなかったんだろう
と思いますので

仲よくしていただければ
と思います。

<続いては 渓流釣りの最中

怖い体験をした吉田さん>

橋の上で
釣りをやっておったんです。

おっ!
そうしたら…。

って言ったらね…。

カーッ! って言ったの?
カーッ! って。

ほう!

< そこで
独自の熊対策を編み出した>

考えたのが…。

ほう!
それで…。

< おかめのお面のおかげか

熊と出会わずに済んでいる。

お宝は 九谷焼の壺である。

50年ほど前
骨董の入札会で一目ぼれし

落札したもの>

結構お高かったんですか?
たしかね…。

6, 000円。

<買った値段こそ安いが

名品と ひそかに期待している>

どの辺がいいですかね?
やはり…。

ちょっと わかりませんね。

『なんでも鑑定団』は
もう欠かさず観てる…。

< うまく説明できないが

とにかく
ただものではないオーラを感じる。

本人評価額は
これくらいはするはずと 30万円。

現在 床の間に飾っているが

本来なら 美術館に陳列すべき
逸品のような気がしてならない。

果たして 結果は?>

ジャカジャン! はい 1万円。

< う~ん 残念!>

九谷焼ではない…。

古いものでもありませんし

作家の作品でもない
いわゆる調度品。

非常に丁寧に
絵付けはされています。

4面にね
模様が描いてありまして

それぞれ人物だとか
花とか 鳥とか

古典的な九谷焼に多く見られる
文様を写しています。

形がね おもしろいですから

ご自宅で楽しんでいただければな
というふうに思います。

<出張鑑定 IN 上山は
これにて無事閉幕。

「鑑定団」は

<続いては 長野県長野市から。

こちらの会社に
おうかがいしました。

ごめんくださ~い>

ようこそ
お越しくださいました。

<次なる依頼人は

建築関連会社
ウッドビルド社長の…>

<実は この会社 1997年に

画期的な建築工法を開発し
特許を取得。

大きな話題となりました。

それが…>

<外壁と内壁の間に

空気の通り道を作ることで

家自体の通気性をよくし

更に壁紙には日本の伝統的な

土壁の作用を応用。

余分な湿気が屋外に

排除されるそうです>

父が生み出した
この工法の最大の特徴は

この通気口です。

あら あら すごい。
あら!

あら! そうか電動じゃないんだ
形状記憶やから。

<会社の隣には
WB工法で建てたモデルハウスがあり…>

快適ですよ。

< だそうです。

ところで

< それは6年前

今は亡き父
今朝成さんが購入したもの。

来客があるたび

このお宝を披露し
自慢していたそうで…>

私も そう思います。

鑑定 よろしくお願いします。

< いったい どんなお宝か
スタジオで拝見しましょう>

依頼人の登場です。

(片渕)長野県からお越しの
寺島聡剛さんです。

ようこそ 「鑑定団」へ。
よろしくお願いします。

お願いします。
よろしくお願いします。

あのシステムは すごいですね。
自動みたいなもんですよね

感知して…。
省エネですね。

長野って 夏 盆地だから
暑いじゃないですか。

暑いんです。
冬は寒いから…。

京都にも ピッタリじゃないですか。
今 おかげさまで

北海道から沖縄まで
1, 000社くらいの工務店さんが

採用していただいてます。
そうか 採用なったんだ

このシステムを。
とにかく 親父作ったものの

普及に一生懸命 まい進してる
っていうような状態です。

いや そうですね。
そして そんなお父様が

1億はくだらないと…。

さぁ それでは お宝オープン!

ほら このでかさ。
あぁ…。

うわぁ!
うわぁ これは…。

あぁ あぁ…。
えぇ!?

うわ よく持ってきたな これ。

さぁ これはなんでしょう?

兵馬俑ですね。
中国の秦の始皇帝のお墓に

埋葬されていたものですね。
秦の始皇帝 すごいな。

こんなに大きいんですか?
兵馬俑って。

私も正直 最初見たときは
ホントに これはでかいなと

思ったんですけども…。
まず 手に入るもんなんですか?

これって。
たまたま ホントに…。

いや たまたまで…。
(笑い声)

たまたまで入るもんじゃ
ないですよ。

長野に でっかい
ドライブインがあったんですよね。

そこの社長さんが
中国に旅行に行ったときに

600万くらいで
買ったみたいなんですけどね。

ドライブインに これを飾りたいっていう
目的で

その社長さん
買ってきたと思うんですけども

うちの親父は
たたき上げの大工なんで

ケースを作ってほしいっていう
依頼が来たんですよ。

なるほど。
兵馬俑が 工場に届いたときに

まぁ 親父も とにかく
感動しちゃってですね。

いいもの作って お引渡し
したんですけどもね

そのドライブインさん
閉じるようになって

誰か 引き取り手
いないかなってことで

ケース作った寺島さんにね
ちょっと声かけてみるか

ってことで
25年ぶりに戻ってきたんですよね。

はぁ。
これは今 会社の玄関に

置かれてるんですか?
あんまり表に飾ると

一般のお客さんから
怖がられると…。

これ 玄関にあったら
すごいですね。

怖い 怖い。
まぁ ヤリかなんか

持ってたんでしょうね。
そうでしょうね。

あれがない分
なんか イエーイみたいで…。

<中国 陝西省の片田舎で

井戸を掘っていた農夫が
偶然 奇妙なものを発見した。

いったい 何か?

本格的な発掘を行うと

おびただしい数の兵士や馬の人形
いわゆる 兵馬俑が出土。

調査の結果
これらは紀元前210年に

秦の始皇帝を埋葬した際の
副葬品と判明し

これは
二十世紀最大の発見として

世界中を驚嘆させた。

紀元前221年

秦の王 えい政は
中国史上初の統一国家を樹立。

王を超える存在
となったことを

世に示すため

自ら皇帝という称号を
作り出し

初代の皇帝 すなわち
始皇帝と名乗った>

<始皇帝は 貨幣や文字
度量衡などを統一し

強力な中央集権体制を確立。

更に 万里の長城の建設や

長く信仰されてきた
儒教思想を弾圧する

焚書坑儒を行うなど

絶大な権力をふるった。

また

<38年の歳月をかけ

およそ60平方キロメートルに
及ぶ

広大な始皇帝陵を
築いたのである。

兵馬俑が
発見されたのは

始皇帝の眠る陵墓から
東に1.5キロの地。

3つの坑の中に
戦車100台

馬俑600体

そして 兵士俑8, 000体が
副葬されていた。

古代中国では

<死後の世界も 生前同様
つつがなく暮らせるようにと

しもべや家畜を象った焼物

いわゆる 陶俑を副葬する習慣が
存在した。

それは ごくごく小さく
素朴なものであった>

< これに対し
始皇帝が作らせた兵馬俑は

等身大より大きめで
実に写実的である。

兵士たちの身長は

<服装や装身具は
身分によって異なり

なかには将軍もいる。

驚くべきことに
兵士の容貌や髪形は

すべて異なり
一つとして同じものはない。

これは 実際の兵士たちを
モデルにしたためであり

そのポーズも

立って 剣を持つ者

立て膝で弩を構える者など

さまざまである。

武器自体は すべて
実際の戦闘用で

木製でできた部分は
朽ち果ててしまったが

先端の金属部分のみが
出土している。

それにしても
すさまじいまでの数である。

これは 実際に
宮殿を警護していた軍隊を

忠実に再現したためで

死後も国家を
支配し続けたいとの

始皇帝のきょうじと
願望といえよう。

更に 色彩が残る
兵馬俑が発見されたことで

当時 色づけされていたことも
明らかに。

これほど大きく 大量の焼き物を

どこで
どのくらいの期間で作ったかは

いまだ 不明である。

しかし その圧倒的な数量の中に
施された

たしかな造形と写実表現は
迫力に満ち

古代ローマやギリシャ彫刻に
勝るとも劣らない。

改めて依頼品を見てみよう>

<2体は 最も身分が高い

冠をかぶった将軍俑で

自信に満ちた
りりしい表情をしている。

よろいには 立派な
8つの房飾りがついており

重ねた両手の下には

剣を立てていたと思われる。

もう1体は

よろいはまとわず
動きやすさを重視した軽装で

右手には 弩を持っていたと
考えられる>

本人評価額です
おいくらでしょう?

1億で お願いします。
1億円。

それでは まいりましょう
オープン ザ プライス。

さあ どうだ 1億円!

あ~ 60万!
60万円!

何でしょう。

3体とも
近現代の中国で作られた

複製品ですね。

もし 本物の
兵馬俑でしたらね

1体 10億として
30億以上すると思いますね。

全体に 生命力がないんですよ。

顔が いちばん
よく わかりますね。

表情がね 硬くて能面のようです。

組んでいる手が 本物はね
筋肉の筋の一つ一つが

脈打ってるように
見えるんですよね。

着ているものを そっくりに
写してるけども 雑ですね。

まあ これだけの大きなものをね
中国から運んできたんですから

大切に 会社の一つの語り部と
なすってください。

いかがですか? ちょっと
残念でしたけども。

きっと 天国のおやじもね
喜んでると思います。

表舞台に出そうと思います。
ねっ そうですね。

ガンガン 看板ぶら下げましょう
ここに ねっ。

どうも ありがとうございました。
どうも ありがとうございました。

< お宝鑑定希望の方

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詳しくは番組ホームページを
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