出典:EPGの番組情報
開運!なんでも鑑定団【江戸<与謝蕪村>掛軸に衝撃値&外国人お宝大会】[字]
■本物?ニセ物?…江戸時代<与謝蕪村>の掛け軸に衝撃鑑定額■エッ3枚サービス!?…幻の1893年<金・銀貨13枚セット>に驚き値■<外国人のお宝>鑑定大会!■
詳細情報
番組内容
お宝は、祖父が手に入れたとんでもない代物。佐賀県で炭鉱を経営し、一代で財を成した祖父は、美術品の収集に熱心で、かなりの金額を注ぎ込んでいた。中でもこのお宝のことを一番自慢し、「国宝級に違いない」と豪語していたらしい。実はもうじき引越しを予定しているが、新居にはこのお宝を飾るスペースがないので、本当に価値があるなら売り払いたい。果たして結果は!?
出演者
【MC】今田耕司、福澤朗
【ゲスト】加地亮(元サッカー日本代表)
【アシスタント】片渕茜(テレビ東京アナウンサー)
【出張鑑定】外国人のお宝鑑定大会
【出張リポーター】原口あきまさ
【出張コメンテーター】モーリー・ロバートソン
【ナレーター】銀河万丈、冨永みーな
鑑定士軍団
中島誠之助(古美術鑑定家)
北原照久(「ブリキのおもちゃ博物館」館長)
安河内眞美(「ギャラリーやすこうち」店主)
竹内俊夫(「銀座コイン」会長)
大熊敏之(日本大学芸術学部教授)
関連情報
【番組公式ホームページ】
www.tv-tokyo.co.jp/kantei/ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
バラエティ – その他
趣味/教育 – 音楽・美術・工芸
テキストマイニング結果
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キーワード出現数ベスト20
- 万円
- 日本
- お宝
- 原口
- 社長
- イギリス
- 蕪村
- 本物
- 女王
- お願い
- お父さん
- 活躍
- 今日
- 残念
- 時代
- 年前
- 発行
- オープン
- ジャカジャン
- 鑑定団
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
~
こんばんは。
こんばんは。
こんばんは。
さあ 「鑑定団」始まりました。
今週も よろしくお願いします。
収録前に ささやかな
福澤さんの誕生日。
はい このたび 58歳を
迎えましてですね。
58。
あと2年で還暦で。
ちゃんちゃんこ でも
着ないほうがいいですよ。
この間ね リットン調査団の
水野さんっていう人が あの方
還暦になったんですけどね。
ふだんは ジーパンとか そんなの
穿いてはるんですけど
もう ちゃんちゃんこ着て
帽子被ったとたんに
おじいちゃんになりました。
(笑い声)
< うわっ イケメン!>
<小学1年生のとき 親友が
サッカー部に入ったのを機に
なんとなく始めると
すっかり のめり込みました。
サッカーの名門
サイドアタッカーとして力を伸ばし…>
<翌年
<ミッドフィルターを追い越して
繰り返し 全力で駆け上がる
果敢なオーバーラップが評価され 以後
日本代表に定着。
ドイツ ワールドカップに出場するなど
中心選手として
活躍していましたが
2008年 クラブチームに専念したいと
代表を引退。
その後は ガンバ大阪
アメリカのチーヴァス・USA
ファジアーノ岡山と渡り歩き…>
<現在は サッカー解説者として
活躍していますが
本業は こちら…>
<高校時代 サッカー部のマネージャーだった
妻の那智さんと
10年前に始めたそうです>
奥さんがオーナーで 僕 バイトのような
形で入っているので…。
営業始まったら…。
サッカー選手やってたときは
ピッチの上で戦いながら
アドレナリン バンバン出してましたけども
<コロナ禍の現在は テイクアウトの
お弁当に力を入れているそうです。
色々おかず弁当 おいしそう>
今日は
依頼人の登場です。
大阪府からお越しの
ようこそ 「鑑定団」へ。
よろしくどうぞ お願いします。
カフェやってるんですね 今。
そうなんですよ。
皿洗いしてるんですか?
はい 皿洗いしてます。
足を使った職業から
ずっと手作業。
はい。
奥様は サッカー部時代の
マネージャーの方
だったんですか?
はい そうです。
うわぁ。
うまくいかないときに
励ましてくれたりするんですよ。
そうですね。
そんなの加地くんじゃないよ!
みたいな。
なんか 古いドラマのような…。
じゃあ その頃からもう ずっと?
いっとき 切れたとき
ありましたけどね。
あるあるですね。 Jリーグでモテて
ちょっと おかしなったんでしょ。
違うますよ そっちじゃないです
そっちじゃない。
絶対そうでしょ。
やっぱ サッカーに集中したい
ということで。
(笑い声)
Jリーグのとき
サッカー集中してる選手いました?
(笑い声)
さあ そして今田さん
あちらにいらっしゃる方
気づきませんか?
あっ あっ!
今日 なんで来たんですか?
マネージャーとして。
えっ!?
事務所の代表です。
えっ 代表? 社長ですか?
社長です 社長です。
お二人はもう 相当
仲いいんですって?
もう 高校時代からですね。
兵庫県で 一応ライバル校で。
そっか そっか…。
こういうお仕事するときに
どこの事務所やって
いちばん信用できますもんね。
あんまり信用ないんですけどね。
社長…。
(笑い声)
あれ 前回は?
徳利です。
そうです。
徳利 いくらでしたっけ?
5, 000円です はい。
これはちょっと
社長のリベンジですよ でも今日。
そう言われてきました。
まずは拝見したいと思います。
お宝オープン!
えっ!? 意外なものが。
印籠です。
奥さんのおばさんが
骨董品とか集めるのが好きで
譲ってもらった。
なんで手に入れたんですか?
おばさんは。
適当なんで
どこから手に入れたかも
よくわかってないんです。
小さいほうには 鶴か なんか
鳥をあしらったような…。
いやでも めちゃくちゃ
両方 細かいです 細工が。
もし 江戸時代とか
そういうもんやとしたら
庶民が持つやつじゃ
ないんじゃないですか?
カフェに似合いますやん
額に入れて…。
そうですね テレビで放送されると
見たい方もいるし。
ただ まあね… 社長が
5, 000円ですからね。
(笑い声)
持った感じとか 軽かったんで。
京都とかで 修学旅行で
買えそうな なんか…。
(笑い声)
ご本人の評価額です
おいくらでしょう。
50万くらいですかね。
2つ合わせて 50万くらい。
社長 どうですか?
事務所の名前が ミスター12と。
ミスター12。
はい。 120万円でお願いします。
12万じゃない。
事務所の旅行に
行きたいと思います。
こらこら… 人のもんや。
さあ それでは オープン ザ プライス。
出た~! 120万!
社長 ジャストミート!
マジで!?
社長!
社長 すごい!
すげぇ!
えっ ウソ!?
ホント。
えっ マジすか? 今ちょっと
鳥肌立ちました。
ハワイ行けるんじゃないですか。
(笑い声)
2点ともですね
江戸後期で間違いありません。
左側 90万。
これ 超名品です。
博物館や美術館にですね
収められていて
おかしくないものなんです。
稲川仲春 19世紀にですね
活躍していた
名工なんですけれども
実は 稲川家ってのは
本当に いいものを
わずかに作っていくという
家なので
残ってる数も少ない。
これ
研出蒔絵というですね
青金と赤金
それから銀を使って
見事に重なりを作ってる。
めちゃくちゃに作るの
手間かかるんですね。
で 右側です。 柄にしても
作り方にしても
わりと多くあるものなんですよ。
こちらのほうは 饅頭根付
なんですけども
おそらくは セイウチの牙。
セイウチの牙。
ホントに 左側は 世界的に見ても
そう見つからないものなので
とにかく大事になさってください。
改めて いかがですか? 加地さん。
いや ちょっと ビックリしましたね。
収録終わったら たぶん社長が
ちょっと見せて 言うから
くれぐれも見せないように。
(笑い声)
見せないです。
どうも ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
<続いては 神奈川県 川崎市から。
早速 ご自宅にお伺いすると
パソコンを食い入るように
見つめていました。
次なる…>
< どうやら
ゴルフの動画のようです。
あらっ>
< これは ナイスショット!
これって
宮下さんじゃないですか?>
頑張って 思いっきり
飛ばそうとしすぎて
高く上げすぎて
コントロールできてない。
実は まだ
っていうふうに誘われて
始めました。
< ところで
< それは
コインコレクターの父が イギリスの
アンティークショップで買ったもの>
って言ってたんです。
私には
価値がわからなかったので
ネットで調べてみたら
それで ちょっと
いずれ 私が受け継ぐと思うので
本当の価値を知りたいです。
鑑定 よろしくお願いします。
<果たして そのお宝とは。
スタジオで拝見しましょう>
依頼人の登場です。
神奈川県からお越しの
ようこそ 「鑑定団」へ。
よろしくどうぞお願いします。
さすがに 今日は言うて
きたんですか? お父さんに。
そうですね 父には伝えました。
よかった。 俺もう
ちいちゃい声で
やらなアカンのかなと。
お父さんの反応はどうでした?
最初は すごい
自信を持っていたのに
テレビに出るよって言ったら
なんか やっぱ
偽物かもしれないみたいな
急に弱気になっちゃって。
弱気になった。
ゆくゆくは 自分のものに
なるものなのでって…。
一人っ子ですか?
姉がいるので
2人で こう
ちゃんと分け合えるように。
売るってことは もう
お父さんオッケーなんですか?
まぁ いいと思います。
思います?
姉妹に言われたら
そりゃあ お父さん弱いですよ。
お父さんと一緒に
ゴルフをされたことはありますか?
いえ 1回もなくて。
それ1回やれば
話が通りやすくなると
思いますよ。
あのお宝だけどさ
売ってもいいかな? みたいな。
じゃあ ちょっとそのお宝
見てみますか。
はい 楽しみ。
オープン。
ほほう。
1893年にイギリスで発行された
ヴィクトリアコイン13枚です。
金貨と銀貨があって すべてに
ヴィクトリア女王の肖像が
刻まれています。
えっ!
30年くらい前に その頃父が
イギリスで働いていたんですけども
そこのイギリスのアンティークショップで
30万円くらいで。
店員さんが言うには その年に
特別な功績をあげた人にだけ
贈られるコインっていうふうで。
非売品なものですね。
そうですね。
もし高額がついたら
どうされますか?
広い家に引っ越して
ワンちゃんとか
ペットをいっぱい飼いたいなと。
お父さんも一緒に住める?
一人の?
自分のはい。 家を欲しいなと。
いずれ自分のものにと思ったら
近々 自分のものにする気ですね。
(笑い声)
お姉ちゃん なんて言ってました?
お姉ちゃんにはまだ言ってなくて。
(笑い声)
悪い妹。
すぐにお父さんゴルフに誘わないと。
お姉ちゃんには
ないしょでいいよね~ みたいな。
<ヴィクトリア女王は
1837年 18歳で即位し
1901年に他界するまで
64年もの長きにわたり在位。
この間 イギリスは7つの海を支配し
全盛期を築き上げたこともあり
もとより容貌麗しく
聡明な女王は
国民から帝国の母と呼ばれ
絶大な支持を受けた。
その在位中
発行されたコインの表には
女王の肖像が刻まれたが
デザインは 4つに分類される。
女王に即位し 最初に
発行されたのがこのヤングタイプ。
髪を結い上げ
凛とした美しさを誇る
若き日の相貌である。
ヤングタイプのなかでも
マニア垂ぜんの品といわれるのが
< その裏面には
<…との銘文と
ウナとライオンの姿が 刻まれている。
ウナとは 16世紀のイギリスの叙事詩
『妖精の女王』の登場人物で
真理を司る存在である。
このウナをヴィクトリア女王に
ウナを守る ライオンをイギリスに見立て
国家繁栄を願い
デザインされたものだが
この金貨の発行枚数は
わずか400枚のみで
<今年8月には なんと日本円で
およそ1億6, 000万円で
落札された。
こちらは ゴチックタイプ>
<文字が ゴシック体であることから
こう呼ばれる。
ドレスには イギリスを構成する
3つの王国の
シンボルが
あしらわれており
その高い
デザイン性から
世界で最も美しい
銀貨とうたわれている>
<王冠をかぶった威厳ある姿で
その胸元には イギリスの最高勲章
ガーター勲章と
初代インドの女帝に
即位したことを表す
インド皇帝勲章が刻まれている。
そして 1893年から
女王が亡くなる1901年まで
発行されたのが このオールドタイプ。
肖像を手がけたのは
バッキンガム宮殿の前に立つ
ヴィクトリア記念碑を手がけた
彫刻家 トーマス・ブロックである。
女王は ヴェールをかぶり
沈痛な面持ちだが
これは 1861年に
夫 アルバート殿下を亡くし
30年以上たってもなお
喪に服している
慈悲深い女王の姿を
刻んだためである。
オールドタイプのなかでも 1893年
773セットのみ発行された
10枚組プルーフは人気が高く
現在 1, 000万円以上の
高値がついている。
改めて依頼品を見てみよう。
1893年発行の
ヴィクトリアコイン13枚である。
すべてヴェールをかぶった
肖像が刻まれた オールドタイプで
金貨が4枚 銀貨が9枚
1, 000万円以上で取り引き
されているのは 10枚セットだが
依頼品は13枚。
これは いったいどういうことか>
えっ 多い。
(片渕)3枚。
ちょっとサービスしちゃった…。
でも あの
レプリカで お土産用に
買えるようなものとかね。
もうちょっと
輝いててもええような。 金なら。
お父さん今
ドキドキしてるでしょうね。
そうですね たぶん私以上に。
今日は もう収録終わったら
すぐ電話する?
はい。
ご本人の評価額です。
おいくらでしょう?
700万円で。
ちょっとキズもあるので。
700万でまいりましょうか。
オープン ザ プライス!
140万 いった!
100万は超えた!
なんでしょう この値段は。
もちろん本物ですよ。
本物!
プルーフ仕立てっていうのが
あるんですけども
残念ながらね
通常貨のほうなんですね。
これは プルーフ貨にない
4ペンス それから2ペンス
1ペニーを加えたセットなんですね。
プルーフというのは
通常貨と同じデザインですけども
造幣の段階から違いまして
美しく見せるためにですね
刻印を丁寧に磨いて
打ち方もですね
2度 施すんですね。
非常に発行数が少ない。
合計でも773セット。
昨年のね オークションで
状態のよろしいプルーフセットが
1, 500万円の値段をつけてます。
通常貨の場合は
5ポンド金貨だけとってもですね
2万枚 発行されてるんですよ。
しかしながら英国のコインの
相場っていうのは
非常に上がっているんです。
そのなかでも ヴィクトリアコイン
30年間で 5倍近く
なっているわけですけども…。
<日本に暮らし
日本を愛してやまない
外国人の
皆さんが こよい
自慢のお宝を
持って大集合>
(拍手)
<本日の鑑定士は…>
<ゲストコメンテーターは
ニューヨーク生まれ広島育ち
モーリー・ロバートソンさん>
日本のお好きなところ
いっぱいあると思いますけども
モーリーさんが譲れない日本のよさ。
世界で
日本は そのいちばん
上のほうにあるんですね。
あっ なるほど。
あとなんか…。
これ世界でも類がないですね。
(笑い声)
< まずはインド出身。 二十歳の時
外務省の招待で来日した
ヨゲンドラさん>
なぜ外務省から
招待がきたわけですか?
ちょっと
(笑い声)
外務省が
各国で成績優秀者という
試験を実施するんですけれども。
< その時は
ひと月の滞在だったが
日本こそ 我が理想郷と移住し
今…。
今 ドタバタじゃないですか。
ドタバタです。
<自ら政治に参加すべく
(原口)アジア出身 初めて!
有権者に問うて
実際に当選された方というのは
まだ数えるほどしかおられません。
マジですか!?
応援する 応援する!
< お宝は 本橋勤のビアマグである。
本橋は 昭和から平成にかけて
活躍した陶芸家で
人間国宝 田村耕一に師事。
これを手に入れたのは 6年前。
当時バツイチで 13歳の息子を
男手一つで育てていたのだが…>
集中力を高めるために…。
(原口)陶芸教室に。
2~3か月くらい通ったら
ある日 帰ってきて…。
< そこで
一度 お茶に誘ったところ
とても気が合ったため…>
先生 つきあってくれませんかと。
えっ? 言ったんですか?
はい。
そしたら先生が
早速 わかりましたと。
<実は その先生は
本橋勤の弟子で
おつきあいすることを
墓前に報告に行ったところ
本橋の妻が とても喜び
これをプレゼントしてくれた。
以来 家宝にしている>
ミルク ターメリック ショウガを入れて…。
毎朝 使ってらっしゃるんですか。
毎朝 使ってます。
器っていうのは やっぱり
使い続けることで
生命が宿るという
側面は感じますね。
その器から…。
うまい!
<本人評価額は
あてずっぽうで2万円。
残念ながら その後
彼女とは別れてしまったが
思い出の品として どうか
よい物であってほしい。
果たして結果は?>
(原口)ジャカジャン! 7万円!
< よかった!>
すげぇ!
(原口)アップしました!
私も欲しいね これね。
本橋勤っていう人は
秩父に窯を築いて
活躍したんですけども
それほど知られてない人なんです。
ですからね 評価がしにくい。
私が欲しい値段をつけましたよ。
お~っ!
だいたいが色絵磁器の
作者なんですね。
こういう土物はないんですよ。
自分で使うために
作ったものだろう
というふうに思う。
てらいが一切ない。
取っ手の付け根のとこに
太鼓の文様。
口づくりのところに帯を入れて
メリハリを利かせてる。
メダルでとった花の文様を
ペタッと貼りつけ
そして花クルスを描いてる。
全体に藁灰釉をドロッとかけてね
まとめてますね。
高台を見ますとね
糸切り高台に
Tsutomuって書いてあって
高台だけでね
文様になってるんですよ。
他にないと思います。
大切になさってください。
<続いては 今年
日本クロアチア協会を設立した
トゥリプコヴィッチさん>
どんな活動をされてるんですか?
それができたら…。
(原口)当たる?
だって もう
ヨーロッパの人たちの
<実は クロアチアでは他にも
日本文化が深く浸透しており…>
俳句!
そうなんですか!
あとは…。
忍術の学校
クロアチアにあるんですか?
忍者が!?
< お宝は…。
今年 協会を設立した お祝いに
友人から
寄付していただいたもの>
今回は この
400あるんだ ホントは!
< すべて
1960年 ザグレブに設立された
ディズニーのおもちゃ工場で
作られたもの。
1992年に その工場が閉鎖した際
友人が 残されていた
おもちゃを買い取った>
おもしろいのは 例えば
体が真っ黒なミッキー。
裸なのか 黒い服を着てるのか
わからないんですけど。
(原口)確かに!
ドナルド 袋 入ってる。
そうです。
(原口)これも7人の小人か これ。
はい。
(モーリー)その白雪姫の…。
1960年代というとですね
アメリカは ソ連を中心とした
共産圏と敵対して
そのあと核ミサイルの
危機なんかあったんですよ。
そんな緊張した時代に いわゆる
<本人評価額は
1体1万円として20万円。
もし よい物であれば
全部まとめて協会に展示し
ぜひ 日本の皆さんに
見てもらいたい。
果たして結果は?>
(原口)ジャカジャン! ピッタリ20万円!
< やった~!>
ユーゴスラビアの時代に作られた
ディズニーのキャラクター。
なかなか日本ではね
見ないものが多いですね。
素材は ソフトビニール。
高いものっていうのは
ドナルドダックの紙のヘッダーが
付いてるもの。 それで
だいたい3万円くらいです。
あとのものは
大きいものというのは
評価が高くて
1万5, 000円から2万円くらい。
小さいものは ヘッダーが付いてるので
5, 000円くらいかな。
これが 400くらいあるんですか?
(原口)400個くらいある…。
それを並べたら それは壮観で
とてもいいと思います。
<続いては 中国出身
長年 日本に
憧れを抱いていた白さん>
< その技術を学びたいと
29歳のとき 日本に留学。
すると
すっかり気に入ってしまった>
< お宝は こちら>
(原口)あぁ 立派!
<5年ほど前 中国に住む友人が
仕事で大阪に来るというので
東京から会いに行った。
その際 ふらっと立ち寄った
骨董店で この壺を発見>
(原口)えっ!?
<衝動買いにしては
高いと思ったが
オーラに抗えず買ってしまった>
そうか。
< その後 詳しく調べたところ
メトロポリタン美術館に
そっくりな壺が
所蔵されていることが判明。
そのため…>
明の時代って
いったい何百年前。
すごいですよね。
そんな昔のものが…。
<本人評価額は堂々の500万円。
実は 20代の頃から
骨董を収集しており
審美眼には絶対の自信あり。
果たして結果は?>
(原口)ジャカジャン ほい 1万円!>
< あちゃ~!>
お顔が見られない。
もし これが本物だったらね
50億だね。
肩のとこに
宣徳年製って書いてあります。
その時代はね
景徳鎮の染付の
大作というものは
朝貢貿易としての輸出品なんです。
朝貢貿易というのは
あくまでも臣下に与える品物
というスタイルをとってるわけです。
ですからね 皇帝だけが使える
5本の爪は ありえない。
メトロポリタン美術館に
本物がございますけども
3つ爪です。
壺として見ると
なかなか立派な大作です。
よく描けてるよ。
おそらく製作者はね
偽物として
扱われるようになるとは
思ってなかったんじゃないかな。
調度品としては格好の
品物じゃないですか。
<続いては カナダ出身
世界で活躍する音楽家
ラフォンテーヌさん>
どういう活動するんですか?
指揮もされて…。
< なかでも得意なのは クラシックギター。
今日は その美しい音色を
ちょっとだけ披露>
いや すごい!
すごい!
いや~ これは 癒やされる!
<コンサートで世界各地を
転々としているが
日本が気に入り 4年前移住した>
日本の いいところって
どういうところですか?
例えば…。
1年…。
入って 出る…。
全部 書類もらってる。
同じ書類…。
<お宝は 1770年に
製作されたヴァイオリンである。
作者は ドイツを代表する名工
アエギディウス・クロッツ。
15年前 ノルウェーの
交響楽団に所属していた際
ある老夫婦から
ぜひ あなたに買ってもらいたいと
見せられたもの。
聞けば アメリカの天才ヴァイオリニスト
カミラ・ウィックスが 若い頃
使っていた名器とのことで
興味が湧き 即購入を決意した>
おいくらで?
<本人評価額は
買ったときと同じ 150万円。
プロの音楽家として
活動している以上
万が一 偽物だったら
とんだ赤っ恥!
果たして どうなるのか?>
<15年前 150万円で購入した
1770年製のヴァイオリン。
果たして 結果は?
ジャカジャン! こい!
300万円!
<大幅アップ!>
きました!
1770年に
ドイツの有名なヴァイオリン製作者
アエギディウス・クロッツが作ったヴァイオリンに
間違いありません。
きれいなラベルが貼ってありました。
クロッツファミリーというのは28人。
300年にわたっている。
伝統がすごいですね。
そうなんです。
アエギディウス・クロッツは 初代のお孫さんに
あたるんですけれども
クロッツファミリーを完成させたと
いってもいいと思います。
250年経ってますから
傷があっても
不思議ではないですね。
そのなかで この楽器は
健康状態 最高に近いと思います。
カミラ・ウィックスさんが
使っていたかどうか
断定することは
難しいんですけれども
ドイツのオールドヴァイオリンの
名器だと思います。
お使いになったほうがいいですよ。
<最後は
日本人男性との結婚を機に
日本名をつけた 小林みなみさん>
なぜ みなみって
つけたんですか?
『ロングバケーション』!
そこから いただいたんですか?
そうです。
<残念ながら
優しい男性いる。
でも 私は…。
<来日当初は 文化の違いに
戸惑うことも多かった。
例えば…>
中国人は…。
縁起 悪いです。
日本人はね 時計を
プレゼントしたりとかしますけども。
欲しい…。
< お宝は 乾隆年製の鉢である。
埼玉で中華料理店を
営んでいた弟が手に入れたもの>
< この鉢は
10年前に 川越の骨董市で
3万円で手に入れたと聞いている。
弟は 「鑑定団」の大ファンで…>
7年前は 弟は…。
< しかし 採用の連絡がないまま
弟は 去年 中国に帰国。
その際 もし採用になったら
代わりに番組に出てほしいと
お宝を託された。
本人評価額は
買ったときの10倍 30万円。
弟は 絶対に名品だから
姉さんに恥はかかせないと
豪語していたが
果たして 結果は?>
ジャカジャン! ほい!
5万円!
< う~ん 残念!>
今から 100年あまり前の
清王朝末期から
中華民国時代にかけて作られた
景徳鎮の色絵粉彩の鉢です。
おそらく 上流階級でもって
使った食器だろうと。
裏に 乾隆年製の
判子がございますね。
これね 偽物っていう
意味ではない。
それになぞらえて作った
ブランドマークのようなものですよね。
スタンプが押してありますよね。
文化大革命時代
紅衛兵が富裕階層から
多くの器とか じゅう器を
強奪したわけですよ。
それをね
外国人に売ったわけです。
そのときに 100年より
こちらのものは売っていいと
樹脂でもって
判子を押したんです。
その判子なんですよね。
文革を生き残った
文革のマークが残っている。
これと向き合うだけでも
たいへんな価値があると思います。
<外国人のお宝鑑定大会…>
<続いては 東京都 文京区から。
この方が 依頼人の…>
< うれしそうに
眺めているのは お城の写真>
<15年ほど前 大阪に
単身赴任となったのを機に
休日の一人旅で
城巡りを始めたそうです。
その魅力は?>
< お気に入りは 16世紀に
甲斐武田家が居住した 武田氏館>
住民たちの信頼を得て…。
武力ではなくて…。
とても好きです。
<長崎県対馬市にある金田城は
1300年以上前に
防人が守っていました>
< やがて 日本100名城の
スタンプラリーを始めると
コツコツと10年かけて 完全制覇。
認定証まで ゲットしました。
ところが…>
終わったと思ったら…。
< なんと! 新たに
続 日本100名城のスタンプ帳が登場。
もちろん こちらもチャレンジし…>
<頑張ってください。
ところで…>
<坂本さんの祖父 丹一さんは
佐賀県で炭鉱を経営し
一代で 財を成しました。
美術品の収集に かなりの金額を
つぎこんだそうで
今回のお宝は その中でも
いちばん大切にしていたもの>
祖父は 周りの人に よく…。
…と自慢していたそうなので
かなり期待しています。
鑑定 よろしくお願いします。
<果たして どんなお宝なのか
スタジオで拝見しましょう>
依頼人の登場です。
東京都から お越しの…。
ようこそ 「鑑定団」へ。
お願いします。
お城ってね… あんなに
たくさんあるんですね まだ。
そうなんですよ。
そもそも 日本に お城って
いくつくらい あるんですか?
城跡みたいなのを含めると
今 3, 000くらいはある…。
そんなに残ってんの!?
そんなにですか!?
石垣だけ ちょっと残ってても
お城跡みたいなんで…。
1つの城を見て そこに1泊して
周りも楽しんで ってことですか。
そうしたいんですけどね…。
スタンプもらうところが だいたい
朝の9時から
夕方の5時くらいまでしか
開いてない…。
まだ見たいけど
次 行かなきゃ… みたいなんねや。
スタンプのために。
結構あります はい。
本末転倒な気がするんだけど…。
(笑い声)
そして今回は 国宝級ですか?
国宝級ですって。
なかなかの
ハードルが高いですけども
どんな お宝なんでしょうか?
拝見しましょう。 オープン!
どなたの作品ですか?
与謝蕪村。
与謝蕪村…。
きましたね ビッグネームが。
ほぼ ニセモンですよね?
(笑い声)
祖父がいろいろ… お宝を
集めていたらしいんですけど
遺品の整理みたいな なかで
これが 私のところに回ってきた。
しぜんと これが回ってきたと?
そうですね。
めちゃ ラッキーっすね
これ 本物やったら。
昔ばなしみたいな…。
欲のない人が…。
蕪村の絵とかを
ちょっと見たんですけど
人間の描き方とか
似てるんじゃないかなと
ちょっと思ってまして…。
なんとも 味のあるというか。
本物じゃないかな と
思うんですよね。
この棒 描けないよ。 まっすぐ!
(片渕)これ 難しいんですか?
この1本が描けないんすよ。
たしかに!
この 木の… 点々 点々…
これがね すごく丁寧なような。
本物だな!
(笑い声)
<夜の京都に
しんしんと 雪が降り積もる。
ただ それだけ…>
<作者は 与謝蕪村。
江戸時代中期
一世を風靡した絵師であり…>
<名句を残した俳人でもある。
蕪村こそ
究極の文人画家といえよう>
<二十歳の頃 江戸に下り
芭蕉門下の俳人
夜半亭宋阿の
弟子となった。
しかし 27歳のとき
宋阿が没すると
その後は雲水となり
10年あまり 放浪することになる。
その足跡は 奥羽にまでおよび
敬愛してやまない 松尾芭蕉の
旅の追体験でもあった。
その合間に 大和絵を手本に
見よう見まねで風俗図や
梅花図を描き 生活の糧としたが
やがて 絵で詩情を表現することに
興味を抱き
36歳のとき
本格的に絵を学ぶべく 上洛した。
狩野派や沈南蘋の名品を
ひたすら模写するなか
とりわけ傾倒したのが
中国 元・明時代の山水画で
やがて蕪村は
まったく独自の画境を切り開き
より透明感のある色彩を用い
日本的情感を漂わせた作品を
生み出した。
中国と日本の絵画が融合した
この様式は 南画と呼ばれ
その 自由な表現に 蕪村の名声は
一気に高まっていく。
たとえば こちら。
現在 重要文化財に指定されている
『山野行楽図屏風』。
山道をすっかり酩酊した文人が
童子や友人に
肩を抱きかかえられながら
登っていく。
その様子は なんともユーモラスだが
画面全体は気品に満ち
格調が高い。
一方 軽妙洒脱な俳画も
得意とした。
薙刀を構え 睨みをきかせるのは
武蔵坊弁慶だが
上に添えられた句には…>
< つまり 女性には
無縁の弁慶に対し
風になびく 花すすきのごとく
一夜くらいは
女性に心を動かしたらどうだ…
というほどの意味である。
そのまなざしは
生きとし生けるもの
すべてに向けられた。
風雪に耐える トビとカラス。
厳しい自然を生きる姿に
蕪村の深い共感が見てとれる。
国宝 『夜色楼台図』は
晩年の傑作である。
日本美術史上 初めて描かれた
都市の夜景であろう。
墨の上にちりばめた胡粉が
雪夜の明るさを。
家々にほんのりのせた代赭が
ひっそりと暮らす
人々の温もりを感じさせる。
蕪村の絵は
たんなる写実ではなく
心象風景であり
絵筆で描いた 五七五。
俳諧の妙といえよう。
こんな句を残している>
<改めて 依頼品を見てみよう。
与謝蕪村の山水画である。
もやがかかった 山あいの道を
子どもに背を押されながら
老人がゆっくり
歩みを進めている。
従者らしき男は 美しい景色に
心を奪われたような表情である。
落款には
謝長庚とあるが
これは 蕪村が
40代後半から
50代前半に使用した号で
まさに 円熟期の作か?>
いいんじゃないの これ…。
さっきの人物にも
表情がちゃんとありましたね。
ありますよね。
ちなみに 茜ちゃんは?
違う気がしてきました。
それは 何ゆえ?
すごい 深さが
あったじゃないですか。
家ひとつにしても…
なんか 浅いかなって。
いやいや…。
(笑い声)
こんなに
簡単に描いたように見せといて
心情が出てるっていう 深さ…。
私が その深さをわかる人間に
まだなってないって
ことなんですかね?
たしかにな…。
(笑い声)
おじい様は 他にも
骨董のたぐいは…。
日本刀とか…。
日本刀とか。
この時代の方…
パッと財を成した方は
骨董 バーッと
いいものを買うんでしょうね。
さぁ ご本人の評価額です。
おいくらでしょう?
500万円で お願いします。
500万円で。
じゃ 俺 700万。
私は 3, 000円。
(笑い声)
勝負ですよ みんな。
(笑い声)
まいりましょう!
オープン ザ プライス!
あぁ 2万円!
茜ちゃんの勝ち!
全然 アカン…。
すみません なんか 勝っちゃった。
最悪や…。
残念でございますが
偽物でございます。
謝長庚というのは
だいたい 40代後半から
50代前半に使った号です。
で その時代の蕪村の
絵の特徴というのは
非常に透明感のある
豊かな色彩なんですね。
これを見ますと やはり
すごく 色遣いが平坦というか
風が吹くような感覚はない。
手前の木の描き方なんかが
すごく 荒っぽい。
むちゃくちゃ褒めたとこやん 俺。
(笑い声)
右側の山が霞んでるというか
遠くの山を そういうふうに
影だけであらわすっていうのは
あると思うんですけども
同列なんですね。
奥行きがない。
本物であれば 500から
1, 000万はいくと思います。
いかがでしょう? 改めて…。
はっきりして よかったです。
そうですね。 これで
スタンプ巡りに集中できますね。
どうも ありがとうございました。
ありがとうございました。
どうも ありがとうございました。
いや~ 残念…。
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