出典:EPGの番組情報
BACKSTAGE[解][字]「家具の病院」100年前の高級革ソファを全解体“大手術”!
壊れてしまった愛用の「家具」を修理してくれる「家具の病院」。病院に倣いさまざまな“科”で、専門医が壊れた家具を“治療”してくれる。今回は革ソファの修理に挑戦!
番組内容
壊れてしまった愛用の「家具」を修理してくれる「家具の病院」 病院に倣いさまざまな“科”で、専門医が壊れた家具を“治療”してくれる。 今回は「椅子張り」技術の“専門医”が高級革ソファの修理に挑戦! 依頼品は100年ほど前に海外で作られたアンティークの革ソファ・・・革・クッション材・骨組みなど全て解体し、一から組み立て直す“大手術”に!
番組内容2
1枚の革で、シワ一つ残さないように「張る」・・・熟練の技術は必見です!
番組内容3
◆傷の修理は“外科”、全面改造は“整形外科”!?「家具の病院」に潜入!! ◆椅子治療の“専門医”がアンティーク革ソファの“大手術”に挑む! ◆100年前のソファを全解体・・・ソファの中から出てきた意外なモノとは? ◆1枚の革でどうやって・・・シワ一つ残さない熟練の「椅子張り」技術 ◆思い出の「着物」を「椅子」にリメイク!椅子張り職人のこだわりが随所に!
番組内容4
◆前職を辞め“家具の学校”へ・・・人生を変えた大学時代の思い出とは・・・
主な出演者
【MC】武井壮 【ゲスト】高田秋 【ナレーター】花澤香菜 ほか
みどころ
番組の主役は「仕事」を愛するすべての人たち! 世の中の最先端のお仕事から、ちょっと変わったニッチなお仕事まで、さまざまな“働く人”たちに密着! 働く人たちにさまざま企画に“挑戦”してもらい、その道のプロならではの「こだわり」や「仕事愛」を描き出す、“お仕事エンターテインメント”!
キーワード
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番組HP
https://hicbc.com/tv/backstage/
おことわり
番組内容や出演者、放送時間などは都合により変更となる場合があります。ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
福祉 – 音声解説
テキストマイニング結果
ワードクラウド
キーワード出現数ベスト20
- 山之口
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- 年前
- 部分
- 補強
- ノリ
- バネ
- 解体
- 今回
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
<私達の生活の
BACKSTAGEには>
<いつも懸命に働く人達が>
<革がひび割れ
ガムテープで補修>
<こんな長年 使い込まれた椅子が>
<同じものとは思えないほど>
<きれいな姿に
生まれ変わりました>
<こんなふうに
長年 愛されてきた家具を>
<直してくれる場所があるんです>
<それが>
<そこには 心を込めて
大切な家具を治療する>
<家具職人さんがいました>
<今回の依頼品は なんと>
<100年前に作られたと思われる
ソファの修理>
<あまりにひどいソファを全て分解>
<一から作り直す
大手術に!>
<さらに
依頼者 思い出の着物を使って>
<椅子をリメイク>
≪すご~い
<家具に 新たな命を吹き込む>
<達人の仕事に迫ります>
<地球に ずっと住み続けるため>
<世界が掲げた17の目標に>
<今 多くの企業が
取り組んでいます>
<今回のBACKSTAGEは その12番目>
<「つくる責任 つかう責任」を
体現する>
<すご腕修理職人のお仕事に
密着しました>
「地球を笑顔にするWEEK」
ということなんですけど
実際
コンビニ 行ったりするときとか
やっぱり エコバッグ持って
ビニール袋 出さないようにと
そういうの 気をつけてる
ってことですか?
エコバッグ持ってないときは
普通に 牛乳とか買って
「袋 いらないです」って そのまま
素手?
素手
秋ちゃんらしいね
持って帰ったりしてます
<これまで 割れた食器から>
<ブランドバッグまで>
<様々な「修理のプロ」を扱ってきた
この番組>
<今回は…>
<私達の生活に欠かせない
家具です>
<長年 使い続けていると
どうしても…>
<穴が開いたり
傷だらけになったり>
<こんな ソファやテーブルを…>
<まるで 新品のように
直してくれる人がいるんです>
かなと思いますんで
<家具の病院の
山之口博明さん>
<でも 家具の病院って
何なんでしょう?>
<実は 家具のメーカー
ダニエルの中で>
<修理を専門に行っている
工房のことなんです>
<ホームページには
修理の内容が>
<病院で使われるような言葉で
書かれています>
<依頼の種類によって
担当も違うようで…>
<傷や破損を直すのは 家具の外科>
<全面的に改造するときは
家具の整形外科など>
<しかも どのメーカーの家具でも
修理してくれます>
いいです これは
何か オファーしたくなるね
したくなる
<医者である職人さんの中には>
<50年のキャリアを誇る
大ベテランも>
<山之口さんの職人歴は16年>
<家具製作技術の中でも>
<いす張り技能士
という資格の>
<1級を取得した達人です>
<そんな椅子のエキスパート山之口さんに
新たな依頼が>
<100年前に作られたソファを
修理する>
<直すのは
海外製の1人掛けソファ>
<依頼者の方は
この美しいフォルムが>
<とても気に入っていて>
<日々 大切に使っていました>
<ただ 買ったときには すでに>
<使い込まれたヴィンテージ物
だったため>
<徐々に傷みが
目立ち始めたそうです>
<山之口さんの診断が
始まります>
(山之口)革の状態も
だいぶ硬くなってしまってるし
(山之口)バネ自体も ちょっと
緩くなってきてますかね
ここは もう
切れてきてしまってますね
ここも ステッチ 外れちゃって
開いてきてますね
(山之口)この
ひじの部分とかが
グラグラになって
しまってるんで
中のフレームの方で
緩んでると思いますね
<そもそも このソファ
いつ頃 作られたのか?>
<革を留めるため 今は使わない>
<釘やリベットなどが
使用されていることから>
<100年ほど前に
作られたものではないかと>
<山之口さんは診断しました>
<設計図など
もちろんありません>
<大事なヴィンテージのソファ>
<どうやって
修理するんでしょうか?>
(山之口)今 釘で留まってますね
こういうの全部剥がしていって
きれは
<なんと 革を全て剥がし>
<骨組みの状態にして修理>
<かなりの大手術になりそうです>
大手術でございますよ
ゴッドハンドの見せどころでございます
<達人の修理がスタート>
<まずは
底張りと呼ばれる>
<ソファの下の布を
外します>
<釘を一つずつ叩いて
浮かせていく作業>
<山之口さん ちょっと変わった
道具を使っていますが>
<それは何ですか?>
(山之口)ドライバーです
(スタッフ)自作してるんですか? これ
(山之口)はい
先を
こういう感じで グラインダーで削って
釘とかタッカーとか 剥がし用ですね
へえ~
自分で作るんだ 道具まで
(山之口)日用品っていう感じでは
あんまり売ってないですかね
道具屋さんから買うか
こうやって
自分で作っちゃうかですね
<丁寧に留められた釘を抜き>
<いよいよ 底張りを外します>
<中は…>
こうなってるんだ
<これは 麻テープと呼ばれるもの>
<今 私達が使っている
ソファのほとんどは>
<クッション部分が
ウレタンになっています>
<その前は
中にバネを入れて>
<ソファのやわらかさを
作っていました>
<そのバネを支えていたのが>
<柔軟で丈夫な
麻のテープなんです>
<山之口さん
今度は 革を留めてある針や>
<細かく打ち込まれたリベットを
一つ一つ 外していきます>
<その数 300以上>
<ソファを解体していると
中に>
ビー玉でもないですね
<鉛の玉です>
(山之口)鉛玉 何でしょう?
<さらに 髪の毛>
<赤毛もまざっていたので>
<海外で使っていたときに
落ちたものかもしれません>
<こうして 修理の最中>
<使っていた人の痕跡が
見えることもあるといいます>
(山之口)一度
(高田・武井)通帳!?
<留め金を外したら
いよいよ 革を剥がします>
<ソファの中身が見えてきました>
<こちらは
クッションの代わりとなる綿>
<そして その下に
黒っぽい毛が現れました>
<実は この毛は>
<クッション性が強く
長持ちするので>
<以前は よく
ソファに使われていました>
<今は あまり見られないそうです>
<さて ここでクイズ>
<この黒い毛 一体 何でしょう?>
馬の毛?
こんな チリチリにならないか
ゴム?
違う?
確かに
弾力はあるものだもんね
俺は
かんぴょうの削りかすとか
何か そういうのの 再生利用
お~
あ~ ここへつながる
そういう はい
<正解は…>
(スタッフ)これは何ですか?
あ~ 当たってた
当たってたじゃん 俺 馬で
すご~い
当たってたじゃないですか
当たってたやん 最初の予感で
<馬毛は 弾力性が高く>
<適度に油を含んでいて
長持ちするため>
<こういったクッション材として
重宝されていたそうです>
いいものに使う感じ
じゃないですか
安いものにまでは さすがに
使ってなかったと思いますね
これもまた そのまま再利用して
あげようかとは思います
<さらに 座る部分にのっていた>
<わらの詰め物を外すと…>
<ようやく 体を支えるバネが
見えてきました>
ここが切れてしまっているから
上に跳ね上がっちゃってますけど
他は ちゃんとつながった状態で
もってますね
<補強すれば
十分 再利用できそうです>
<使えるものは使う>
<なので 丁寧に解体します>
<そして ついに…>
<木のフレームだけになりました>
意外と こういうところとかも
真っすぐじゃなくて
カーブさせてたりとか
<解体すると 100年前の
職人さんの仕事が垣間見えます>
すごい技術なんだね
椅子1個作るのもね
<最初に診断したとおり
木のフレームに不安が>
まあ もう これだけ
舟こいでますからね
ここも 全部外れてますし
<この骨組み自体を
直す必要があります>
<そこで…>
<山之口さん フレームを抱えて>
<どこに行くんでしょう?>
<こちらは
木工作業を行う整形外科です>
<あれ?
さらに 解体していますが>
<なぜなんでしょう?>
まあ バラせるところは
もう バラして
<ぐらつきの原因は>
<接合部に使われた
ノリの劣化だと判断>
<ただし 残っているノリの上に
ノリを重ねると>
<しっかりくっつかないので>
<一度 ノリを全て剥がしてから
組み直すんです>
<ここから 再び 組み直しますが>
<ただ 元どおりにするだけでは
ありません>
(白鳥)で この位置ぐらいでいい?
そうだね ここ…
(白鳥)
もっと内側入った方がいい?
(白鳥)いい?
(山之口)うん
<山之口さんと
何か相談しています>
<何を決めていたんですか?>
こことここでしか
ひじが つながってないんで
ここに 桟入れてあげれば
補強にもなるし
張るときにも張りやすくなる
<元々 ひじ掛けは>
<1本の針金で補強していただけ>
<ここに
新たな木材をはめ込むことで>
<壊れにくくなるといいます>
<依頼者の思いが詰まった家具>
<元の形を生かしつつ
長く使ってもらえるよう>
<工夫を凝らしているんです>
ただ 直すだけじゃないんだね
さらに 長もちするように
(白鳥)生活の やっぱ
一部になってると思うので
家具なんかは
<そして フレームの修理が完了>
しっかり くっついてますし
ちゃんと 補強も入りましたし
これで なんとか
耐えられると思います
<グラグラ揺れていた
ひじ掛けの部分が…>
<このとおり
しっかり固定されました>
<フレームを組み直したら>
<いよいよ ここから
元の形に修復します>
昔の技術とさ 今のものが
融合した形になってたわけよね
あっ そうか そういうことですね
<そして 家具の病院には
こんな依頼も>
<依頼者は こちらのご家族>
<まず 見せられたのが…>
<「道行」という
着物の上に羽織るコート>
<持ち主は こちらの女性>
<昔よく着ていた
思い出の品だといいます>
(男性)あれ着て どこ行ったの?
(一同)あ~
うわ~
あ~ そうね
思い出のある品ですね
<若き日の
思い出が詰まった道行を>
<どうするんでしょう?>
出来上がると こういうスタイルで
<そう これを 椅子のカバーに
リメイクしてほしいというんです>
今 またね
<依頼者の思い出が詰まった道行>
<どうやって 椅子へと
変身させるんでしょうか?>
へえ~ どんな感じ…
うまいことできるんだ
どこで取るのが
一番きれいかなと思って
見ているんですけど
<まずは 元の座面から
型を取ります>
<形を合わせるだけではなく
こんな心配りも>
(山之口)座のところは
こういう感じですね
両側に端を入れるような形で
この
<見栄えを考えて 切る位置を決定>
<その後 山之口さん>
<なぜか 生地をほどき始めました>
<元々の縫い目の部分の柄が>
<少しズレていたので>
<一度 ほどいて 柄を合わせ>
<再び 縫製するんです>
えっ マジで?
すごい 丁寧にやってくれる
<縫い目をほどいたら
裁断に取りかかります>
もう ホントに
失敗できないですよね これ
ミスったとかできないもんね
できない できない
<続いて 縫製作業です>
少しずつ 少しずつ縫ってます
<元の布と比べてみると…>
<縫い目の柄が
きれいに合っています>
こういう感じですかね
真っすぐになってると思います
<これを座面に取り付けて
完成です>
<もう 着ることがなくなった
思い出の道行に>
<椅子という新たな命が
吹き込まれました>
かわいい~!
かわいい
へえ~ これ
おばあちゃん 喜ぶね これ
<縫い目の柄もきれいに揃い>
<生地も
真っすぐに張られています>
<まるで
元からこの柄の椅子のようです>
いや ホントそうね
<見事 生まれ変わった
思い出の道行>
<喜んでくれるでしょうか?>
お~!
あ~!
あっ すごい
すご~い!
(女性)あっ 何か 姿勢も…
真っすぐに 真っすぐ
よかった よかった
(山之口)あっ ホントですか?
うん すごい
これ
ええ… 見えなくなっちゃう
本末転倒だけど
でも 気持ち分かりますね
<皆さん 大満足です>
<そして…>
<再び 家具病院で
100年前のソファの修理へ>
<補強した骨組みの上に>
<一つ一つ パーツを取り付けます>
<バネを下から支えていた
麻テープは>
<捨てずにそのまま使う>
<できるだけ
使えるものは再利用するのが>
<家具病院としてのこだわり>
あ~ 再利用 再利用
でも 言われてみれば
わけだよな
っていうのになりますよね
最初やったときは
ホントに 訳も分からず
ただ引っ張るだけで
形が整うわけもないんですけど
<家具の修理を
心から楽しんでいる山之口さん>
<一体 なぜなんでしょうか?>
<元々は ホームセンターで
働いていた山之口さんですが>
<ある体験が忘れられず>
<職人の道を志します>
<それが
大学時代の演劇サークルでした>
とか そういった作業ですね
<そのとき知った
物作りの楽しさを>
<再び 追い求めたい>
<そして 見つけたのが
修復技術を学べる>
<家具の学校でした>
っていうのが
きっかけですかね
<卒業した山之口さんは
椅子張り職人の道へ>
<今では その学校で>
<教える立場にまで
なっているんです>
なるほどね
へえ~
<さあ 椅子の修復は いよいよ>
<椅子張り職人の真骨頂>
<ソファ全体を新しい革で包む>
<革張りです>
<革張りで大事なこととは?>
(山之口)どうしても こう
(山之口)こちら側の この
(山之口)うまく引っ張れないと
ここに シワが
寄ってしまったりするんで
そこら辺ですかね
<シワがつかないように
とにかく張る>
<これが 何よりのポイント>
<ペタッと貼るのではなく>
<ピシッと張る>
<いかに シワを伸ばすかが
重要なんです>
<しかも 今回は>
<ソファの背の部分から
ひじ掛けまでを>
<一枚の革で張っていきます>
<かなり難しい作業です>
どうやって あんな曲線に
合わせるんだろうね?
全然 想像つかないね
うん
<革をよく張った状態にして…>
<仮留めです>
地道な作業だ
すごい時間かかりますね
これは
<色々な方向に
力強く引っ張りますが>
<なかなか シワは消えません>
こうやって
みたいな感じですね
<ひたすら引っ張り続ける
山之口さん>
<このシワをなくすことが
できるんでしょうか?>
<100年前のソファを修理>
<シワは なくなるんでしょうか?>
<そして…>
<シワが消えています!>
わあ きれい!
へえ~ こんななるんだ
ピッシーってなってる
社長が座れそうな感じに
なってきたね
<革を張る作業にかけたのは>
<およそ6時間>
<ついに
ソファの修理が終わりました>
はい
すばらしい
いい笑顔
<100年という時の中で>
<傷つき ゆがんでいた姿が>
<大手術によって…>
<見違えるほど 美しくなりました>
もう 何か 最近 買ってきた
みたいな感じに直ってるね
想像以上
青山の家具屋に置いてあっても
おかしくない感じの仕上がり
ホントにありそう
あ~ いいね
かっこいいね リベット
高級感がすごい
うん
結構
ホントに 若い頃の好きが
そのまんまお仕事になって
今 その技術が より高まって
需要があるっていうね
人生ですよね これね もう
一つの出会いから
こういう プロのお仕事が
生まれてんだなっていうの
よく分かりましたね
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