課題は?副反応は?ワクチン接種を受けた医師に聞く(2021年2月17日)

新型コロナウイルスのワクチン先行接種が始まりました。対象となる医療従事者4万人のうち、17日に接種を受けたのは125人でした。

接種を受けた関東労災病院・並木淳郎副院長に話を聞きました。

並木淳郎副院長:「(Q.接種をしてから何分後くらい?)今30分ちょっと経っています。(Q.体調は?)まったくなんともない。刺した所にも痛みを感じていないのは、打った直後と同じです」

ただ、自分の病院で接種を経験したことで課題を感じとっていました。

並木淳郎副院長:「多人数で接種を行った場合にどうなるか。特にバイアル(1瓶)から薬を6人に分けるのが、非常にわずかな量で難しいことが分かりましたので、そこに少し人数を増やさないといけない」

関東労災病院では、17日に接種したのは6人だけでしたが、18日からは一日数十人単位で進めていく予定だといいます。

厚生労働省に報告された日本国内での臨床試験はまだ116例にとどまります。有効性もさることながら、副反応の有無については、この先行接種で得られるデータが1つの基準となります。

そのため、先行接種4万人のうちの2万人に日誌をつけて提出してもらう計画で、並木副院長は日誌の提出を引き受けたといいます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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